みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
87.《ネタバレ》 男女の心模様を描いた本作は、数々の映像手法が工夫された見事な発想です。また、アルビーの怒涛の喋りが印象に残りますが、何を語っていたかは殆ど心に残りません。自己の狭い世界から物事を捉え常に他人を見下して否定し、「人生は惨めだ・・・」と自己をも否定している彼が発する無数の言葉は、アニーの「貴方は人生を楽しめない人」の一言にかき消されてしまいます。お友達止まりも止む無しでしょう。始終癇に障り、鑑賞後は肩が凝ってしまいました。一息入れて、彼を冷ややかな視点で捉えた作品であるのかもしれないと思い点数を上乗せしました。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-05-20 03:35:08) 86.テクニックは大変に面白く、だけどアレンのキャラがもうウザくて生理的に気持ち悪いとしか言い様がなく。理屈っぽく、小うるさく、極端に神経質で、自己主張ばかりしていて、物事をシニカルに眺めていて、ニューヨーカーって生き物に特別な意識を持っていて、っていうのは本人そのものを表していて、そしてそれを自分で笑ってみせてる映画なんでしょうけれど、笑えねーよ、というのが正直なところで。映画のウンチクをタレる男にゲンナリするアレン、こちらはアレンからあれを映画一本分やられてるワケですからタチ悪いです。「自分の人生にとって最大の幸運、それは近くにウディ・アレンが存在していない事である。」byあにやん 【あにやん🌈】さん [DVD(字幕)] 3点(2009-04-28 00:43:15)(良:1票) 85.《ネタバレ》 実験的な手法を取り入れたアレンの初期の代表作であり、半自伝的な映画。登場人物の思いが活字になったり、突然観客にしゃべりかけたり、挙句は劇がアニメになったりとハチャメチャで斬新な演出だが、それが全くスベっていないという驚異的な映画。「アリーmyラブ」を最初に見た時、この映画を思い出した。 アレン演じるアルビー・シンガーとダイアン・キートン演じるアニー・ホールの恋愛模様が話の焦点なのだが、この頃からアレンの「独善的なインテリ」という自虐ネタは冴え渡っており、アニーを大学に行かせるエピソードや自分好みの本を執拗に押し付けるところなどからもそれが窺える。それが馬鹿馬鹿しいと薄々気づいていながらもやめられないところが身につまされる。世の中全てを笑いのめすコメディアンでありながら、自らのエゴに苦しめられる彼の気持ちは痛いほどよく分かる。精神分析を15年受け続けているという彼の台詞からも彼自身が一個の悩める人間に過ぎないことが分かろうというものだ。 ラストの卵の小話は、恋愛って本当にそのとおりだと共感し、感心した。同じ夢を共に見るのが恋愛なら、それは儚いし、傍から見れば馬鹿げているかもしれないが、本人たちは至って本気。夢だからこそ余計に美しくなるのであればそれはそれでよいではないか?アレンの気持ちの良い恋愛肯定には、毎度微笑ましくなる。 【枕流】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-04-19 10:15:00) 84.こういうメタ的な表現って笑えない人には全く笑えないよね 【デフォルトモード】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-01-23 20:00:37) 83.《ネタバレ》 「僕を入れるようなクラブには入りたくない」 ↑自己否定の極みのような台詞です。でも、共感してしまえる自分にビックリ。 恋愛中の濃密な時間、すれ違い、仲直り、別れの予感、別れの後に襲ってくるどうしようもない寂しさetc。地味な会話が延々々々続いていくだけなのですが、突然登場人物が観客に話しかけてきたり、会話の本心が字幕で出たり、空想や過去が紛れ込んだりだとか、次に何が起こるか全く読めない演出で楽しませてくれます。(そして同時に生臭さも緩和してくれる。) 誰にでも、忘れられない人がいると思う。特にドラマチックなことがあったわけじゃない。世の中半数は異性だというのに、どうしてこの人じゃなきゃ駄目だったのか?何度思い返してみてもさっぱり分からないけど、私たちはとても"お似合い"だったと思う。未練と言うわけじゃないけれど、思い出すとチクッとくるような想い。10数年ぶりに見たこの映画は、そんな切なさによく似ていました。 【kika】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-10-05 21:47:03)(良:1票) 82.ウディ・アレンのギャグがよくわかりませんでした。 【花守湖】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-04-22 18:44:27) 81.ストーリーがほとんどなく、会話主体の映画ですが、自分にはその会話が理解しがたく、退屈で冗長にしか感じられず、まったく肌にあいませんでした。吹き替えで見たほうがいいのかな?好きな人は好きそうな映画。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-02-25 18:39:00) 80.シリアスにふざけているのが笑えます。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-01-24 01:10:31) 79.冒頭いきなり始まる漫談や複雑な時間軸の構成、台詞、アルビーのキャラクターなども含め、良くも悪くもウディ・アレンの「オレ様」映画といったところ。そういった奇抜な演出自体は楽しかったものの、お話自体は特にどうということもなかった気がする。あのように延々と屈折したエゴや屁理屈を捲し立てられると、正直シンドイです。90分という絶妙な尺に救われた感じです。 【とかげ12号】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-09-08 19:36:32) 78.ウディ・アレン色全開の作品。キャラクターも彼の十八番の性格で非常に上手い。だが、制作から30年経っているため斬新さが無く、語り継がれる作品かと問われると、?マークが付きそう。当時の人が見ると非常に面白かったのかもしれないが・・・。 【wood】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-08-05 10:53:50) 77.《ネタバレ》 何度観ても飽きない。アニメを差し込んだり、心の中で思っていることを字幕で表示するなど、演出が巧い。マーシャル・マクルーハン本人やカポーティ本人も出演しているところなんか面白すぎ。約90分という長さも中だるみせず丁度良い。 【dee】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-07-24 22:59:06) 76.ウディ・アレンの語りが面白い・・・だけ。嫌いじゃないですけど。 今でもあまり見掛けませんが、当時としてもこんな風にやかましい作品は物珍しかったから評価が上がったのではないでしょうか。 【カラバ侯爵】さん [DVD(吹替)] 3点(2007-06-25 17:00:16) 75.いろんな演出の方法が観れておもしろかった。しかし、ウディ・アレンはよくもてるね。 【アルテマ温泉】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-04-22 16:22:06) 74.《ネタバレ》 自分に自信のなかった女が、年上の男とつきあっていろいろ影響を受けていい感じになって最後に男を捨てる話です。映画の中とはいえ別れのシーンは見ていて心が痛みます。最後のほうに二人が楽しくつきあっていた頃の映像がポンポンって流れて、「でも楽しいこともたくさんあったじゃん」「よかったじゃん」としみじみした私はオバサンですね。 【キュウリと蜂蜜】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-04-06 01:37:21) 73.観たのは随分昔です。それぞれの語るエピソード(男の言い分・女の言い分)、ウディ・アレンのあの表情、キュートなダイアン・キートン。いい味だしてる映画だったなぁという記憶。 【longsleeper21】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-03-20 15:59:11) 72.アルビー・シンガーの偏屈な性格が、おれ自身と重なり過ぎて、観ていてつらかった…。 【しまうまん】さん [DVD(吹替)] 6点(2007-03-11 13:44:40) 71.《ネタバレ》 面白い構成の実験的?趣味的?な作品みたいですね。ちょっとしたエピソードが面白かった、お話し的には「うんうん」とうなずくことは出来ないけど「まあ、そういうもんだろな」といったところです。 しゃべりまくり系の映画なのですが、英語力の無い私にとっては半分ぐらいしか楽しめていない気がします。あとアルビーがうざったいキャラなだけに観ていてちょっとしんどい。 【ないとれいん】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-01-29 13:39:17) 70.さすが代表作だけあって、これまで観たウディ・アレン作品の中では一番バランスが取れていると思う。非常にテンポがよく、ジョークはいつも以上に冴えているし、常識に捕われないユニークな表現は目を惹く。これだけ好き放題やっているのに違和感を感じさせないという力加減の上手さは天才的。 また、あくの強い作風が薄れて、全体的に整ったわかりやすい作品となっている。ウディ・アレンが苦手だという人でもこれならいけるんじゃないか――と思ったけど、みなさんのレビューを読むとそうでもないみたいですね…。 ほろ苦い結末がウディ・アレンのシビアな恋愛観を窺わせる。タマゴの比喩は、憎らしいくらいに的を射ていると思った。 しかしあれだけしゃべりまくれば、そりゃふられるわなあ。 【no one】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-01 14:22:58) 69.とにかくウディアレンがしゃべるしゃべる。しかも絶妙な嫌味と知識を入り交えて。これはアメリカの歴史や文化を多少把握していないと楽しめない作品なのでは。映像などのアイデアには感心したけど。 【あしたかこ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-10-18 07:52:18) 68.有名なラブコメなのですが、意外とあっけなかったですねえ。ラブコメ観るとたいてい最後は泣けるんだけど、この作品では涙は出なかったです。でもまあ、男女の心の機微なんていつの時代でも同じようなものなので、共感できる部分も多いです。後で惜しくなって撚りを戻そうとしても、一回ダメって言ったらダメなもんだしね、女の子は。作品もテンポ良く面白いと思います。ただ、明るい顔してマリファナ・コカイン(だったかなあ?)でセックスといわれると、どうしても時代感がでてしまいます。公開当時に観ていれば、もうちょっと高い点数になるのかなと思います。 【ひよりん】さん [DVD(吹替)] 6点(2006-05-20 23:01:05)
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