みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
164.《ネタバレ》 素人作家の書いたシナリオが、わがままな俳優のせいで変更に次ぐ変更となり、もはや別物へと変わる。鈴木京香は特別好きではなかったが、この映画の中の主婦作家、自分の作品がめちゃくちゃにされても、堪えて頑張ってる感じがとても良かった。三谷幸喜監督は役者の良さを引き出すのが上手い。そうしておかしな所だらけになってしまったラジオドラマのストーリーで笑わせるのかと思いきや、そうではなく、なんとか矛盾なく成立させようとする皆の努力や人間模様がこの映画の面白さだったんだな。まるで舞台のような演出も三谷監督の「らしさ」だし、なかなか良かった。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-06-21 18:16:19) 163.《ネタバレ》 三谷幸喜さんはやはり天才ですね。なんて脚本でしょう! ひとつのわがままから、生放送のラジオドラマの事態はどんどん悪化していきます。 どうにかこうにかその場しのぎ!?でつじつまを合わせつつ、どんどんオリジナルの脚本から遠ざかっていくといったお話なんですが、これがまたユーモアを含んでいるとはいえもうメチャクチャ! さんざんしっちゃかめっちゃかにしてもドラマとして成立させてしまう手腕は三谷脚本の真骨頂でしたね。 しかし単に脚本がウマいというか、本質的に人間を信じているところに感動です。 どんなに(脚本で)無茶しても大丈夫!といった信念が感じられるほどに人間を信じているというか、ジタバタ、あくせく働く人々を優しく見守ってくれているような…そんな優しさを感じました。 多かれ少なかれ似たような経験をした人は少なくないと思います。 日本人とはこーゆーものだと外国の人にも理解してもらえるんじゃないかとさえ思えるような素晴らしい内容でした。 もちろん喜劇としての面白さも有していることはいわずもがなです! 【ろにまさ】さん [DVD(邦画)] 9点(2012-06-20 15:32:30) 162.三谷のコメディは必然性の無い小ネタいわば笑いのための笑いも多いのだが、これはテレビドラマの脚本を担当した時に次々と脚本を書き換えられたという自身の体験に基づいている。それをラヂオという限られた予算と、逆に大きな自由度を持つ媒体に舞台を移し脱線したら止まらないノンストップのドタバタ劇をシニカルにまとめ上げた風刺ドラマの傑作。時に下手を打つ三谷もこの作品ではいい所が出ており、独特のゆる~い笑いも映えています。 【Arufu】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-03-12 12:13:08) 161.《ネタバレ》 映画館に観に行った時、館内は始めから終わりまで大爆笑でした。海外でも同じ現象が起きたとか。まさに三谷ワールド炸裂といった作品で、面白過ぎますね。この作品あたりから、鈴木京香の演技力が伸び始めたような気がします。印象深いシーンはいろいろありましたが、西村雅彦がキーボードに触ってしまって自動的に演奏してしまうシーン、五円玉が必要な時に布施明が「よかったらこれ使って」と一万円札を差し出すシーンなどは、腹の底から笑いました。最後の、布施明が歌うエンディング曲も、大爆笑でした。 【ramo】さん [映画館(邦画)] 8点(2011-09-29 20:54:28) 160.《ネタバレ》 初見はTV。でも大変気に入ったのでDVD買いました。自分勝手な都合でどんどん変わっていく脚本に終始笑いっぱなし。「NYのやり手弁護士」「マシンガンと言えばシカゴ」「宇宙だってハワイ上空」この辺がもうツボです。それに細川俊之のゆったりとしたあの感じが妙に役にあってて最高すぎる。ちょこちょこ出てくる視聴者渡辺健もいい味出してる。 クライマックスで千本のっこにひたすら間を持たせるシーンが強引すぎるのが欠点かな。 自分が三谷幸喜を好きになった決定的作品です。……ただ、こういうシチュエーションコメディに合わない人にはつまんない映画かも。人を選ぶ感じ。それにしてもあの主題歌はなんだw 【まるにゃ~ん】さん [地上波(邦画)] 10点(2011-09-29 03:00:01) 159.こういう、止めることの出来ないものをドタバタしながら持ちこたえる、「ショー・マスト・ゴーオン」的なシチュエーションを書かせると、三谷幸喜の右にでるものはいない。 事態がどんどん悪い方へ転換する、その理由が実に理不尽で、憤ってしまうが、この物語の中の待ったなしの状況が、この見る者の憤りさえも時間の流れに押し流してしまう。いつの間にか、「どうする?どうする?」と思わされている時点で、三谷の勝ち。なんだか巧くやられた感じがする。 ところで昔、学校の放送部で作ったラジオドラマで、効果音など作った経験もあって、手作り効果音の部分はちょっと感じ入る所もある。でも、あれ実際やった音と違うよね。そこんところ、少し残念。 【Tolbie】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-08-11 18:00:38) 158.いらいらしますが、話にはひきこまれます。というか、結末が気になるので途中で見るのをやめられない。これが三谷マジック。 【たきたて】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-07-06 22:13:14) 157.たたみ掛ける展開、まさに三谷幸喜の真骨頂。 【monteprince】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-03-18 23:52:42) 156.《ネタバレ》 おもしろさだけで考えれば、まさに超ウルトラ級、さすが脚本家三谷幸喜。一つのわがままをきっかけに、次々と起こる難題、切り抜けたかと思うとまた別の難題が持ち上がる。 結果は純粋の日本のメロドラマが、米国シカゴを舞台にした超スペクタクル冒険ドラマに変身するという離れ業をやってのけた。こう全編改変されては、原作者もたまったものではない。ついにスタジオ占拠と・・・。 こういった息もつかせぬ展開は、舞台劇ならではのこと。舞台劇大好きの私にとっては痛快そのものなのだが・・・。 ここまででみると、高得点をつけなければならないのだが、いやまてよと振り返ってみると、ドタバタ以外に何があったのだろうか、渡辺謙は大変感激したようだが・・・。 余談になるが、本当の物語、熱海を舞台にした平凡な主婦と漁師の恋の物語は、どんなのだったのだろうか、これもちょっと見てみたい。 (後日追加) 我を通しそれに諂う登場人物が多い中、このラジオドラマを見事にしめくくった保坂ナレーターに拍手を送りたい。彼はスタート時はアナウンサーたるこだわり(上を見上げる)を示していたが、最後は原作者夫婦の味方だった。突如ドラマの中に飛び込んできた原作者の夫をキャストの中に入れ、混ぜくったバッキーさんを外した。このエピソードを思い出し、評価点を7点から8点に訂正! 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-03-15 06:28:07)(良:1票) 155.《ネタバレ》 そんな、あ~でもない、こ~でもない、ワガママ言うなら(その流れを楽しむ映画なのでしょうが)勝手に自分等で作って、やればいいじゃん・・・ってチャブ台ひっくり返したい思いで観終わりました。 どうも私には合わなく、ひとつも笑えずイライラMAXな映画でした。 【ぐうたらパパ】さん [DVD(邦画)] 3点(2011-03-01 16:16:34) 154.テレビでやっていたので録画して久々に見ましたが、やっぱり面白い。三谷監督作品としては最も成功した作品だと思います。それと戸田恵子、彼女をスクリーンに引っ張り出した功績は大きいね。 【フラミンゴ】さん [地上波(邦画)] 6点(2011-02-21 19:20:55) 153.初めて見た三谷監督作品。 設定が最高だと思う。 放送時間が迫る生放送のラジオドラマ、なにかと難癖をつけてくる脚本家と出演者・・・。 この設定で面白くないわけがない。 ラストまで、ずっとほっこりとさせてくれる映画だった。 【Sugarbetter】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-01-21 20:45:08) 152.三谷幸喜節が見事に炸裂した一作。 「みんなのいえ」が個人的に合わなかったこともあり、最初はテンポの速い展開に「またか・・・」と 悪い予感がしたが、知らない間にどんどんのめりこんでいった。 洗練された頭脳的な笑いというものは簡単にできないはずだが、 この映画の素晴らしいところは、それぞれの俳優の体当たりの演技がピタッとはまっている点。 話がどんどんおかしな方向になっていくのに、筋書きを破綻させないところが監督の才能である。 鈴木京香の素人っぽいが妙に色っぽいのも当たり役。 【mhiro】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-12-03 22:48:33) 151.みんな良い役者さんだなあ。 密室ネタを書かせるなら、やっぱり三谷さん。 パワフルさに圧倒されました。 評判どおりの作品でした。 【ひであき】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-10-30 11:11:59) 150.《ネタバレ》 三谷作品の中では一番好き。というかとにかく笑った笑った。近藤芳正の「ハインリッヒー!!」と前半バッキーさんの暴走ぶりが最高でした。 【おーる】さん [DVD(邦画)] 10点(2010-08-13 17:47:31) 149.ストーリー設定が斬新です..映画としては普通の出来ですね..演劇を見てるって感じでの作品です... 【コナンが一番】さん [地上波(邦画)] 4点(2010-07-23 15:06:47) 148.《ネタバレ》 これを観た小学生の息子が「メアリー・ジェーン」「ドナルド・・ドナルド・マクドナルド」をクラスで流行らせたようです。三谷幸喜作品で一番好きです。鈴木みやこがコード切って籠城するシーンが大好き!(そのあとの牛島の演説はシラケるけど) 【だみお】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-12-26 00:18:05) 147.《ネタバレ》 かなり好きです。 冒頭の西村雅彦演じる牛島プロデューサーのセリフで、 「ラジオドラマには無限の可能性がある」というセリフがすべてを物語ってる。 もう、なんでも有りでやっちゃいますという宣戦布告。 出演してるすべての人に一つ一つ丁寧に見せ場があるのも、お約束といえばそれまでだけど、実際、書くとしたら大変なアイディア。 単なるドタバタコメディでは、ありません。 断固として、無限の可能性を秘めた「人間ドラマ」です。 【バニーボーイ】さん [DVD(邦画)] 10点(2009-10-13 19:03:28)(良:2票) 146.なんでこう三谷作品の登場人物って魅力のあるキャラがいないんだろう。いかにもその場に居そうなマーケティングの行き届いたキャラはたくさん出てくるけど、一人一人を見たときに、色んな意味で信用でき無さそうな人ばっかりで、単純に「この人好き!」と思える人物がいつもいない。事件が起こって、みんなで泣いて笑って大騒ぎして何とか帳尻を合わせました、ちゃんちゃん。というワンパターンな展開も見ていて疲れる。ファンの多い監督なのでいつかは自分が愛せる作品も見つかるだろうと思って機会があれば見ているが、評判の良い今作ですらこうだと、この先報われる日が来るのか不安になってきた。 【lady wolf】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2009-09-16 12:43:51) 145.《ネタバレ》 三谷作品はあまり肌に合わないのだが、これは良作。群像劇でありながら、キャラの一人一人を大切に描いています。コンパクトなまとまり具合も◎。無理やりな展開も多々ありますが、各キャラがその時々で、自分の状況と性格を踏まえ、必死に考えて行動しているので展開が読めない。近藤芳正がラヂオに参戦してくるところが特にツボ。どなたかが書かれておりましたが、生ラジオドラマの土壇場での大幅手直しというありえない(だろう)設定なので、ファンタジーとして楽しむのが良いかと。ラストの運ちゃんの登場のさせ方を工夫して欲しかった。 【Nujabest】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-08-16 15:37:37)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS