みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
139.ジーン・ハックマンのセリフで「大ダコでも襲ってこない限り~」というのがあって、しかも確か、本作が以前金曜ロードショーか何かで放送されたとき、これに相前後して日曜洋画劇場で『オクトパス』が放送されてたりして。親分、出番ですぜ。さて本作、外部との通信が中途半端に途切れてしまった原潜内を舞台に、核ミサイルの発射を主張する艦長と、これに反対する副官が対立する、というサスペンス。潜水艦という限られた舞台を最大限に活用して、むしろ映画の製作者たちも楽しんで映画を作ったんじゃあ、ないでしょうか。おそらく、潜水艦の見取り図なんぞ作ってみて、このシーンはこの場所でこう撮ろうぜ、とか、登場人物をこの経路でこう移動させてみようぜ、とか言いつつ。一方ストーリーはと言いますと、少々、段取りクサい印象もありまして。敵潜水艦の襲撃⇒艦長の指揮下、見事に危機を脱出⇒艦長と副官が対立、副官が艦を指揮することに⇒ここで実にタイミング良く、また敵の襲撃⇒さて副官は、艦長みたいに危機を乗り越えられるだろうか~、という展開。絵に描いたような展開で、ちとワカリ易過ぎませんかね~。というわけで結局、本作のテーマは、「さてアナタは、どっちの上司を選びますか?」というコトなんですね。性格分析か適正検査みたいなもんですね。うーむ。どっちもヤだなあ。どうしよう。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-13 13:57:09)(笑:2票) 138.面白い!リアル感あって緊張感あるし。なんせジーンハックマンDワシントンのキャラにバッチシ合った熱演。素晴らしいの一言。でも艦長の性格の前振りが効かせ過ぎかGハックマンが傲慢キャラが行き過ぎていたのは少し残念。Dワシントンはこんな役やらせたら天下一品だよねえ。自分的な二人の行動に関する結論は最後の海軍本部の委員長が言ってくれた。誰にでも勧められる万人受けする良作だよね。 【タッチッチ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-01-30 22:02:37)(良:1票) 137.《ネタバレ》 傑作。潜水艦ものでコレに勝つには、戦闘描写を押し出すしかないと思わせるほど緻密。正直、演技の細かさにはうんざりするほどだ。 ジーン・ハックマンが、いい人だか悪い人だかよく分からない演技をするときは、ヤバい。その場面は異空間になり、こっちが悪いことをしたような気持ちになりドキドキしてしまう。そこにいい人に決まってるデンゼル・ワシントンを持ってくるんだからすれ違いは決定的になるに決まってる。そこを囲む脇役陣の手堅さときたら、配役が悪魔的に巧い。 95年当時の世界の不安定さときたら、今考えると病的妄想的な世界観が現実を包んでいて、それを払拭する情勢確認手段の少なさはちょっとスリル満点だ。それが日常だった。そこにきて、ロシアのクーデターという設定。当時ならあり得すぎる、ゴルバチョフが武力行使による拘束をされてしまう世界だからだ。 こうした空間の中で、権限委譲の不備を突いた事件が起きてしまうが、その処理のあまりの巧さにはぐうの音も出ない。ハンターと同調すれば密室の中の組織が崩壊してしまうことを誰よりも知る艦長と、ラムジーが副長に同調して必ずしもそこにいる全員が同調できないことを理解できないハンターのパワーバランスがすばらしい。 ラムジーが越権行為をすることで、解任され確認までの時間を作った訳だが、誤算は敵艦の攻撃だった。これにより部下を謀反に引きずり込んでしまうことになる。その苦悩の表現も秀逸だ。暗号を知るミサイル発射将校のウェップスに銃口を向けたが、これが開けさせるためではなく命令に従わせるためだった。彼を部下を救う上官にすることで謀反人になることから救った。同調した部下達の心理とは違うところに真意があった。 中止命令では、様々に反応する部下に複雑な内心を見せる。最後、ハンターは、委員会の聴取でラムジーの越権は、自作自演であったと知るわけだ。謀反が起こったと言うことがオフレコになって、クルーが不問に付され誰かが犠牲になるに違いない自分の聴取が行われなかった。 もちろんそう解釈をしない見方もアリだろうが、いかにも何でこんなことになったのかという表情をするハックマンを見ると、その方が面白い。ラムジーを悪役として据えるのも痛快だが、単純にそうしないところに妙がある。 【黒猫クック】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-12-31 12:53:20)(良:1票) 136.まぁこの二人が主演ですから、それなりのものを期待してしまいます。短尺でしたが見応えは十分でした。ただ、変に皮肉っぽさが匂っていたのが少々残念でした。 【色鉛筆】さん [地上波(字幕)] 5点(2009-11-07 19:09:08) 135.トニー・スコット映画の毎度のアゴ切れどアップと暗くツブれちゃう逆光はカンベンして欲しいところですが、これは彼の監督作品の中ではまあまあ楽しめる映画でした。艦長と副艦長の対立の構図は、単なる意見の相違だけじゃなくって、その背景にお互いの立場や人種や経験、そして人間性の対立があって、それは潜水艦という小さな閉ざされた世界で起こる戦争。いかにして戦争は回避されるのか。結末は最初から約束されたかのように判っていても、そこに至る展開には絶えず緊張感が持続されます。ハックマンのそれまでの芸歴が、そのまま役柄に反映されているかのような、ひとクセもふたクセもあるギラギラ感が光る(そりゃもうねっとりと)映画でした。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-06-26 00:01:23) 134.前編に漂う緊張感がいいですね。デンゼル・ワシントンもジーン・ハックマンもどちらも自分の任務を忠実に遂行しようとした結果の衝突で二人のそれぞれの熱い思いが伝わってきた。女の人が一人もでないという硬派なところがなんとも言えず良い。最後のジーン・ハックマンにも男らしさを感じた。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-05-03 23:08:22) 133.《ネタバレ》 内容は典型的なアメリカ映画という感じで、ラストもお決まりの展開。それでも役者の演技の素晴らしさと、物語の核となる対立模様を序盤から上手く描いていたこと、そして決定権を持った人間が担う責任の重さを見事に表現していたことで、息詰まる緊迫感が味わえました。ジーン・ハックマンのいつも犬を連れてるという設定も、叩き上げの艦長の絶妙な性格付けになっていて面白かったです。 【Trunk】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-10-17 01:14:00) 132.潜水艦モノに外れなし とはよくいったものです。 ジーン・ハックマンに比べればデンゼルもまだ青く見える。 凄みがあった。 大筋に少し説明不足を感じたので、もっと性格を描き込めば更に良かったと思う。 【祥子】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-06-26 18:55:36) 131.潜水艦ものN01。 デンゼルの中でも特にお気に入りの映画。 潜水艦の主権争いが緊迫感があっていい。 【花守湖】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-05-17 20:12:44) 130.ジーン・ハックマンが如何にもな艦長で、こんな男に核ミサイルの鍵を任せられないだろ、と思ったが、ストーリーは分かりやすくそれなりに楽しめた。ただ、同じ潜水艦映画でも、ショーン・コネリーの「レッドオクトーバを追え」の重厚感には遠く及ばず、逆に「レッドオクトーバー」の凄さを改めて感じた。 【珈琲時間】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-05-03 11:36:46) 129.潜水艦映画はやっぱり面白いね。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-12-01 00:32:31) 128.何度見ても臨場感が楽しめます。有能な上司になりたいものです。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 8点(2007-10-06 11:08:54) 127.つい最近再見しました。結末がわかっていてもあの緊迫感はいいですね、ヴィゴ・モーテンセンはかっこいい!俳優全員のテンションの高い演技が作品全体を盛り上げてる感じ。 しかしジーン・ハックマンてほんとに凄い俳優だなぁ、善人のようでもあれば嫌なヤツでもある、職場では優秀であり人望もあって尊敬され慕う人もたくさんいる、けれどプライベートはけっこう寂しい人、こういった人物像を完璧に表現できるのね。 話のほうはですね、この艦長と副艦長どっちも正しいのね、タイプが違うだけ。初見時でもたぶんデンゼル・ワシントンが当たりなんだろうなぁと予測はできちゃうわけですけどもね。そんな中冷静で立派だったのはジョージ・ズンザじゃなかったでしょうか?そのジョージ・ズンザなんですがこの作品では殉職せずに済んだことがなによりでしたwラストの会話がなかなか粋だわね。見事な引き際という展開でハックマンに華を持たせたって感じでした。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-08-23 18:18:54)(良:1票) 126.当時の原子力潜水艦の艦長の肩にのしかかる責任とプレッシャーは尋常じゃなかっただろう。デンゼル・ワシントンの好演も光る。 【あるまーぬ】さん [地上波(吹替)] 8点(2007-08-01 01:34:04) 125.《ネタバレ》 戦争が常にあることを前提にいかに国家を守るかという思想と、戦争そのものが真の敵と捉える思想のぶつかり合い、、ではなく、異なる思想によって軍規の捉え方が変わってしまうその危うさを、対立する二人が見せる。そこが面白くもあり、面白くなくもある。二人の行動規範はあくまで軍規であることに変わりない。それはアメリカ海軍のしかも潜水艦の艦長と副艦長なのだから当然なことなのだが、あそこまで切羽詰った状況で感情的にも対立してしまった様を見せるのなら、もっと軍規を超えた思想の吐露があったほうが面白い。それは極めて不自然ではあるけども、そこには軍人ではなく一人の男が描かれたに違いないから。阪本順治の『亡国のイージス』はそこだけを評価してます。軍人ではなくあくまで一人の人間としての感情の吐露が唯一箇所あります。原爆ミサイルを撃たずにすんだ瞬間の艦内に響く歓声の嵐。このシーンにホッとした。まあ、このシーンに至る通信装置のタイムリミットぎりぎりの修理完了にしても、耐艦深度ぎりぎりのエンジン修理完了にしてもその展開の凡庸さには呆れるが。 監禁脱出を繰り返す二人が狭い艦内を移動する様、なかでも何度も階段を上り下りする様を上から下から捉えた画は、動きの少ない潜水艦映画の中に慌しい動きを効果的に見せたトニー・スコットの面目躍如。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-07-31 17:20:27) 124.《ネタバレ》 ただでさえ潜水艦モノにハズレ無しなところに、ハト派とタカ派が原子力潜水艦の中に同居するという練り込まれたシナリオと、ジーーン・ハックマンを代表とする上質の役者の演技が加わって、現時点では、これ以上緊張感のある潜水艦を舞台にした映画を自分は知らない。終盤の謀反合戦みたいなのはイマイチに思えたが、エンディングで汚れ役である艦長の名誉を回復させてやり、犬を連れて振り返りもせずに去って行く老兵の後姿に、それまでの緊張が一気に弛緩するのが心地良い。 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-07-22 20:24:23)(良:1票) 123.多くの方がおっしゃる通り、双方が正しく、強い信念を持っているのが嫌というほど伝わってくる。相容れない信念が徐々にこじれていく見せ方がとても上手い。潜水艦という舞台設定も手伝って終始緊迫感が張りつめており真剣に観られる。緊迫感のある作品は大好き。キャスティングも絶妙。 【えいざっく】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-03-26 15:06:37)(良:1票) 122.《ネタバレ》 これは非常に面白い映画です。全編に緊迫感が漂い、25年間潜水艦しか知らない艦長と、エリートで現場経験の少ない副長との対立を軸に、よくここまで引っ張れるなあと感心しました。今ではすっかり大物扱いのヴィゴ・モーテンセンが、デンゼルと旧友でありながら艦長側に付いた時のあの戸惑いと申し訳なさそうな目の表情!そしてデンゼルの正義感溢れる行動に男惚れしました。でも皆さん仰るように、これは一歩違えばジーン・ハックマンの言ってる事が正しく全面戦争だったかもしれないんだよなと後々考えるとぞっとしましたが、どっちみち発射すれば戦争になる場面を、回避を信じて艦長を更迭し部下をまとめるデンゼルのあの男っぽさに鳥肌が立ちました。2大スターとハンス・ジマーの音楽も相まって、密室劇でありながら全く安っぽさを感じさせなかったのも良かったです。期待しないで見るといい方に裏切られます。期待して見るとやっぱりハマります。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [地上波(吹替)] 8点(2007-01-24 13:44:58) 121.《ネタバレ》 外部から絶たれた潜水艦内での上層官の意見相違などなかなか設定も面白かったです。 ただ、愛犬を危険な艦内に持ち込むのは正しい飼い主のやることでない。 【甘口おすぎ】さん [地上波(吹替)] 5点(2007-01-21 15:24:41)(笑:1票) 120.デンゼルワシントンがかっこよかった。最後のまとまりも良く、すっきり観賞できた。 【あしたかこ】さん [地上波(吹替)] 6点(2007-01-19 09:47:28)
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