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ブラック・ダリア

The Black Dahlia
2006年【米・独】 上映時間:121分
ドラマサスペンス犯罪ものミステリー実話もの小説の映画化
[ブラックダリア]
新規登録(2006-06-04)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2018-04-04)【イニシャルK】さん
公開開始日(2006-10-14)
公開終了日(2007-05-18)


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監督ブライアン・デ・パルマ
助監督マーク・エガートン
演出ゲイリー・ハイムズ(スタント・コーディネーター)
キャストジョシュ・ハートネット(男優)バッキー・ブライカート
スカーレット・ヨハンソン(女優)ケイ・レイク
ヒラリー・スワンク(女優)マデリン・リンスコット
アーロン・エッカート(男優)リー・ブランチャード
ミア・カーシュナー(女優)エリザベス・ショート
リチャード・ブレイク〔男優〕(男優)ボビー・ドゥウィット
ローズ・マッゴーワン(女優)シェリル・サッドン
フィオナ・ショウ(女優)ラモナ・リンスコット
マイク・スター(男優)ラス・ミラード
グレッグ・ヘンリー(男優)ピート
ジェミマ・ルーパー(女優)ローラ
イアン・マクニース(男優)検死官
ウィリアム・フィンレイ(男優)ジョージ・ティルドン
ケヴィン・ダン(男優)ショート氏(ノンクレジット)
ブライアン・デ・パルマスクリーンテストの監督(ノンクレジット)
森川智之バッキー・ブライカート(日本語吹き替え版)
高橋理恵子ケイ・レイク(日本語吹き替え版)
本田貴子マデリン・リンスコット(日本語吹き替え版)
大塚芳忠リー・ブランチャード(日本語吹き替え版)
岡寛恵エリザベス・ショート(日本語吹き替え版)
朴璐美シェリル・サッドン(日本語吹き替え版)
高島雅羅ラモナ・リンスコット(日本語吹き替え版)
廣田行生ラス・ミラード(日本語吹き替え版)
原作ジェームズ・エルロイ「ブラック・ダリア」(文藝春秋文庫刊)
脚本ジョシュ・フリードマン
音楽マーク・アイシャム
作詞コール・ポーター挿入曲“Love for Sale”Performed by k.d. lang
作曲コール・ポーター挿入曲“Love for Sale”Performed by k.d. lang
撮影ヴィルモス・ジグモンド
製作ルディ・コーエン
ミレニアム・フィルムズ
モシュ・ディアマント
アート・リンソン
Nu-Image
製作総指揮ダニー・ディムボート
マンフレッド・D・ヘイド(共同製作総指揮)
ジェームズ・B・ハリス
アヴィ・ラーナー
トレヴァー・ショート
ジョン・トンプソン〔製作・(I)〕
アンドレアス・ティースマイヤー
ジョセフ・ローテンシュレイガー
ゲルト・コーチリン(共同製作総指揮)
配給東宝東和
特殊メイクヴィットリオ・ソダーノ
美術ダンテ・フェレッティ(プロダクション・デザイン)
衣装ジェニー・ビーヴァン
編集ビル・パンコウ
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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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27.《ネタバレ》 映画の雰囲気自体は好きな部類に入ります。特に導入部のボクシングシーン
などは、エルロイの原作の持つ「ネクラだけど熱いゼ!」な
感じがよく現れていて、渋くてなかなかいいじゃんと思いました。
ただ、この話、もともとが込み入った話なだけに、映画化したところで、
話の焦点をあわせていくのは、やはり難しかったようです。
デパルマ監督が撮ったことで、話は更に拡散してしまった?ような
印象でした。

話が進むにつれ、肝心の「ブラックダリア事件」については
ど~~でもよくなっていくのが、やっぱりちょっと残念。
見終わった後も、印象に残るのはスカーレットのお色気と、ジョシュの
なかなかの好演っぷりくらいで、「あれ?犯人って結局誰だったっけ?」と
一分後には忘れてしまうくらいの事件の陰の薄さよ。同じエルロイの
「LAコンフィデンシャル」と比べての失敗点はやはりそこで、いろいろ
大人な話を突っ込みつつも、最後は大きな事件を一応鮮やかにまとめる、、というのが
原作のよさだったはずなのですが、この映画の場合、なにもかもが、中途半端
なままで終わってしまったような印象です。
3角関係といい、ブラックダリア事件といい、描きようによってはとっても
面白くなりそうな雰囲気だったのに・・残念ですね。
そして、一番の大きなミスはやっぱり、例のあの人の美人役です。しかも「今まで
あった女優志望の女の中で一番美しい」って・・・・(汗)無理ありすぎですよ。
演技力は確かに認めるし、好きな女優さんなんですが、この役は無理!!
だいたい「そっくり」という設定なんだから、一人二役で誰か違う人をもって
くればよかったのに。。。。。





やわらか戦車さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-13 00:52:13)

26.《ネタバレ》 とても集中力が続かなくて途切れ途切れに見たら最後で人物関係はよくわからなくなってしまった。最後を見てはじめから見直すとなるほどなというところもありはしたが、筋がわかっただけで映画として繰り返し見るほどのものでもなかった。 HKさん [DVD(字幕)] 5点(2007-07-01 14:56:30)

25.《ネタバレ》 デパルマというのは、ムラのある監督さんだ。
「カリートの道」の完成度を思うと、同じ監督さんの作品とは、にわかに信じ難いものがある。
しかし、「カリート」という金字塔(あくまで私の中での)があるデパルマだが、多くの失敗作も同時に有する。…ファジー(これ死語かな)な人だデパルマって。
で、「ブラックダリア」を見ていると、次のような言葉がずっと頭にこびりついて離れない。「…何か、だまされてる?何か、ごまかしてる?」
なんだかわからないが、「何かを意図的に省略してる」の感じがつきまとった。何だかわからないが。
でまあ、簡単にいうと「みんなウソをついてる」映画で、「特に女のウソは二重三重ですごいよね」であり、しかし、正義漢ぶっているブライカートだって、八百長試合をしているのだから、同じ穴のむじななのであった。
リンスコット家の異常さが印象に残る。一歩踏み込むと、そこは遊園地の「びっくりハウス」状態であり、完全に「常識が通用しない」その空気、相当に息苦しい。それをデパルマは速いテンポでサラッと見せる。うまい。
ヒラリー・スワンクがエロく見えないのは当然だが、不思議なことに、ウッディ・アレンの「マッチポイント」では、あれほどエロかったスカーレット・ヨハンセンが、全くエロく見えなかった。…やっぱり、料理して家で待ってたりすると、エロさが失われるのではないだろうか。ヨハンセンに料理。有り得ない。
ヒラリー・スワンクのマデリンというのが、登場した瞬間から「年増のスキモノ女」としか思われないのであるが、なんだなんだ、お嬢なうえ美女だったのか?言われないとわからないが、そんなでいいのかな。相当無理している感じはあるが、妙な妖気は感じた。
どうにかしてほしいのは、アーロン・エッカートだ。…なんか、本人はデニーロさんが入ってると勘違いしているのじゃないか?確かに遠目に見れば、見えないこともないが…私はこの俳優さんはダメだ。これぽっちも興味を持てない。なんか、「薄い」んだよなあ。
最後に、ジョシュ・ハートネットだ。「尻」だ。いやー、よく披露したよなあ、後姿の思いっきり無防備な尻を。ジョシュ・ハートネットの尻解禁が、最も収穫だったかもしれぬ。 パブロン中毒さん [DVD(字幕)] 6点(2007-06-08 22:42:40)(笑:1票)

24.監督があのデ・パルマということで観てはみましたが、なんかとても微妙な感じでした。
アメリカでは有名な事件でも日本ではブラックダリア事件と言われても馴染みがないことがこの映画に入って行けない一番の原因と思われるけど、ジョシュ・ハートネット扮する主人公も訳が分からないんだよね、強い正義感が突き動かしているんだか、強い下半身の衝動が突き動かしているんだか、見終わってちょっと疲れました(笑)。 眼力王さん [DVD(字幕)] 4点(2007-06-07 21:27:39)

23.《ネタバレ》 コマーシャルにつられて見たが、意味するところがよく理解できず退屈だった。 たこげるげさん [DVD(吹替)] 3点(2007-06-01 00:56:33)

22.題材に興味があったのでかなり期待していたのに、これはどういえばいいのか…。まぁ、ショックだった。結局ブラックダリア事件はあまりメインではないような…。ましてやヒラリースワンクの美女役はないだろう。この方はおとこ姉ちゃんのイメージしかない。 おっちょさん [DVD(字幕)] 3点(2007-05-31 02:24:16)

21.デ・パルマ流フィルム・ノワールといったところですな。DVDのメニューに「人物相関図」なるものが付随してたので、ま~たややこしい映画なんだろうなと思ったら案の定(笑)。いやほんと、クレイジーだよな~、デ・パルマの映画って。なんでこの人の作品はこうもイカレてるのかなと考えると、やっぱり彼は生粋の映画狂で、そのせいか「映画のための映画」になってるんですよねぇ。まあ、それが彼の独特の作風となって一部の熱狂的なデ・パルマニアを生み出すわけですが。 あろえりーなさん [DVD(字幕)] 5点(2007-05-27 23:06:39)

20.《ネタバレ》 つかみは上々!何かノワールな「L.A.コンフィデンシャル」な感じで期待を煽られる。だが、少しずつ、少しずつ、あれれ?な感じになってくる。色々なことが起こっているようで、実際はあまり起こっていない。つまり、話が進展しない。ブランチャードがなぜダリア事件にあそこまで執着したのかもよく分からない。ブランチャードの妹が行方不明とか言ってたけど、それも本筋と何の関係があるのかよく分からない。終盤は、何かもうどうでもよくなっていた。あと、日本人的な意見で申し訳ないが、ブライカートとブランチャードって苗字が似すぎだと思う。 枕流さん [DVD(字幕)] 3点(2007-05-20 14:14:18)

19.ブライアン・デ・パルマ監督らしい作り込まれたフィルム・ノワールの映像世界に引き込まれる。

一人の女性の惨殺死体にまつわる数奇な運命たちが複雑に絡み合い、謎が謎を増幅させる展開力は、この監督ならではだろう。
が、同時に、「結局何だったのだろう?」という払拭されない“モヤモヤ感”が残るのも、デ・パルマ監督作品ならではで、ストーリー自体は理解できるが、映画として一抹の「消化不良」が残ってしまったことも事実ではある。
まあ、もはやそれすらも“味”としてしまえば、問題ではないと思ったりもする。

出演俳優がそれぞれしっかりしているので、彼らのやり取りだけでも結構見せる。
個人的に最近「良い」と思わされることが続いているのは、ジョシュ・ハートネットだ。甘い風貌に反した、こもった声とどこか屈折した感じが漂う存在感が、良い味を出し始めていると思う。そういった彼の特徴に合った役柄が続いていることも、彼の俳優としての存在価値を高めていると思う。

本当は昨夜(土曜の深夜)に観たかったのだが、眠たくて叶わず、結局日曜の寝起きに観てしまった。もちろん日曜の朝っぱらから観るような映画ではない。
晴れ渡る青空がイヤに眩しい。 鉄腕麗人さん [DVD(字幕)] 7点(2007-05-20 12:44:32)

18.・・・ジョシュ、大丈夫か?ヒラリー・スワンクが珍しく女・女している。でも横で見てたまったく映画を見ない友人が「この人グリーンゴブリンの人?」ってボソッといいやがってからは、もう私の中で彼女は女性でも人間でもなかった。 マミゴスチンさん [DVD(字幕)] 3点(2007-05-20 07:52:15)(笑:1票)

17.虐げられる女、鮮血、ダーク。テーマはひじょーにブライアン・デ・パルマっぽかったけど、なんだか俳優陣の空気がモダンでモダンで。ヒラリースワンクの美女役はマチガイでしょ?アーロンは刑事役だけど、タバコ会社の利益守ってるよな気がしてたまらなかった。決して正統の美人とは言い難い、スカーレットヨハンソンはあいかわらず裏山しいくらいの色気ふりまいてたネ。ジョシュは、どーも好みじゃないんです。 SAEKOさん [映画館(字幕)] 4点(2007-02-19 22:56:33)

16.《ネタバレ》 同じくデ・パルマ監督の「ファム・ファタール」と同じような、雅なエロスと裏切りを期待していたが、ちょっと字幕だけではストーリーが分りづらい。ラストシーンの死体のフラッシュバックは、夢に出てきそうに気味悪かった。最後の屋敷での種明かしも細かな台詞のやりとりについていけず、いまいち「あっ」と言わせてもらえた感が少ない。英語が完璧に分かれば、ちょっとは奥深く見える映画なのかな。 six-coinさん [映画館(字幕)] 4点(2007-01-01 01:32:24)

15.もっと面白くなるはずだ、これから大どんでん返しがあるんだ、と思って見ていたら、映画が終わりました。 ジャッカルの目さん [映画館(字幕)] 4点(2006-12-29 19:17:50)

14.わかんねぇ マジでわかんねぇ! くまさんさん [映画館(字幕)] 3点(2006-12-23 10:31:25)

13.全体に漂う「浅い感」が最後までぬぐいきれなかった。ストーリーも非常にわかりずらく単調なので退屈してしまう。テレビCMとポスターにすっかり騙されたという気分です。。。 civiさん [映画館(字幕)] 0点(2006-12-07 16:40:26)

12.ハリウッドスターを夢見て惨殺された女性。上半身と下半身を切断されたその死体は、世界一美しい死体という。その事件解決に乗り出す二人の刑事だが、死体似の女に翻弄されていく。まさにブライアン・デ・パルマのためにあるような原作。しかし前作『ファム・ファタール』に比べると、デ・パルマ度はかなり薄く、やや肩透かしを受ける印象。名作ノワールが原作だけに、職人に徹した感がある。 カイル・枕クランさん [映画館(字幕)] 6点(2006-11-05 22:38:43)

11.みんなタバコ吸いすぎ。 えいざっくさん [映画館(字幕)] 3点(2006-11-04 23:37:55)(笑:1票)

10.ひさびさにエンドクレジットの最中に退出しました。 アスモデウスさん [映画館(字幕)] 3点(2006-11-01 22:40:57)

9.《ネタバレ》 ん~‥。全体的に漂う古臭い感じがとてもヨカッタと思う。役者さんもその世界にどっぷりはまってたし。ただ,ストーリーはどうかというと,あんまよくわかれへんかったってゆうのが本音やな‥。それが少し残念やヮ↓誰一人として感情移入できんかったしな。1つ言わせてもらうなら,最後らへんジョッシュがヒラリーに「ここ最近,俺は何回銃をぬいたかわからない。」(ごめん!ちゃんと覚えてへん!)ってゆうやん。んでヒラリーを撃つんやケド。そこで小星はすかさずつっこんだ!!大阪の血が騒いだ!!「いやっ、ズボンを何回脱いだか、そっちの方がわかれへんからーっ!!」 小星さん [映画館(字幕)] 4点(2006-10-29 01:12:53)(笑:1票)

8.この話にデ・パルマというのは最高の組み合わせではないでしょうか。性と殺人が密接に絡み合うというテーマはこれまでのデ・パルマが執拗に描いてきたものだし、残酷でドロドロしてるんだけどなぜか上品という風格もデ・パルマでこそ出せる独特の味わい。この話をもっともうまく見せられる監督はデ・パルマであり、またデ・パルマの才能をもっとも発揮できるのはこの話であり、両者にとって理想的な出会いであったと思います。正直、この映画の脚本自体はそれほどクォリティが高くありません。まず話が入り組みすぎてわかりにくすぎ。かなり映画を見慣れており、映画文法やデ・パルマの手法を正確に把握できる者ですら、最初から最後まで集中していなければ理解できないほどわかりづらいというのは映画の脚本としては致命的。一般の観客では到底理解不能な話になっているのはさすがに問題だと思います。また、それほどわかりづらい話でありながら、謎解きの興奮が薄いのも映画の脚本としては失格。見ている人間の頭をさんざん悩ませながら、結局謎のほとんどはセリフで語られてしまいます。もっと動きのある謎解きにしてくれないと、映画でやっている意味が半減します。そんな完璧とは言えない脚本なのですが、かなり良いメンバーが集まったおかげで謎解き以外にも見るべき要素が加わった結果、映画としては救われたと思います。時に過剰に感じられるデ・パルマのテクニックがこの映画の雰囲気には良く馴染んでいて、饒舌なテクニックにより業の深い話を効果的に見せると同時に、テクニックにはある意味機械的な感触があるおかげで、必要以上に陰惨さを感じさせず話の風格を妨げさせないという、相反するふたつの効果を挙げているのは驚きです。また、ジョシュ・ハートネットとスカーレット・ヨハンソンのふたりが期待以上に良く、このふたりが出ているだけで画面が引き締まっていました。ヒラリー・スワンクに絶世の美人の資産家令嬢をやらせたのはミスキャストでしたが、確かに彼女の演技力にも見るものはあり、そこに期待してのキャスティングだったのだろうなと思います。そんなわけで決して完成された映画ではなく、見る者がどの要素に重きを置くかで評価の大きく変わる映画ではありますが、私としては大いに評価したいと思います。 ザ・チャンバラさん [映画館(字幕)] 8点(2006-10-28 15:22:31)(良:3票)

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【点数情報】

Review人数 67人
平均点数 4.42点
011.49% line
111.49% line
234.48% line
31217.91% line
42435.82% line
51319.40% line
645.97% line
768.96% line
822.99% line
900.00% line
1011.49% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.66点 Review6人
2 ストーリー評価 4.71点 Review7人
3 鑑賞後の後味 4.28点 Review7人
4 音楽評価 6.33点 Review6人
5 感泣評価 1.80点 Review5人

【アカデミー賞 情報】

2006年 79回
撮影賞ヴィルモス・ジグモンド候補(ノミネート) 

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