みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
2.《ネタバレ》 内容は小学生姉妹殺人犯の家族の保護とそれを担当する刑事の過去のトラウマとの葛藤と言うかなり重いテーマですが、序盤のたたみ掛けるようなストーリー展開とテンポの良さ、演技派の出演陣によるなかなか上手いセリフ回しと間の取り方、手持ちカメラによる臨場感の出し方等々、社会派ドラマというよりも一級のエンターテイメントに仕上がっていると感じました。 それと同時に(東野圭吾の「手紙」もそうですが)こういった犯罪者の家族の境遇を扱った良作によって社会に対して一種の犯罪抑止効果も期待できるかな?という感じがしました。 私の中では駄作の部類に入る「踊る走査線スピンオフ・シリーズ」の君塚良一作品のため、あまり期待しないで観ましたが、意外と高い評価になりました。 【ライアー】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-01-25 15:19:16) 1.《ネタバレ》 長男が殺人事件の容疑者として逮捕されたある一家。容疑者家族の保護を一人の刑事が命じられる・・という話。 「それでもボクはやってない」と同ジャンルの社会の裏側を引き出した作品ですね。監督・脚本は「容疑者 室井慎次」の君塚良一。殺人者の妹となって状況が一変してしまう沙織役に志田未来。それを保護する刑事役に佐藤浩市。 家族に殺人者が出てしまった場合の状況変化と身の処し方を描いているんですが、寝耳に水な話に一家が戸惑う中、いきなり警察やら弁護士やらがやってきて、事務的作業で離婚、苗字変更、転校などの手続きが目の前で淡々と進められていく、というのはさもありそうで勉強になります。刑事が保護するというのも米国辺りでは普通にあるみたいですしね。でもマスコミ攻撃は分かるけど、あれほどオタク攻撃が身を隠さずに波状的に来るというのはあまりに大袈裟に描き過ぎかと。一応身近な国家権力である警察があんなに軽くあしらわれちゃ、公安委員会も文句言ってくるんじゃないでしょうか^^; そんな中で飄々とふてぶてしくしている松田龍平が、警察の威厳のように錯覚してしまいますw ストーリー仕立てにちょっと脚色が多すぎで、社会派な切り込みからどんどんと離れていってしまう感じが残念でしたが、こういったニュースの裏側を抉ったような作品はこれからも作られていくべきですよね^^ 【尻軽娘♪】さん [試写会(邦画)] 6点(2008-12-24 11:18:33)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS