みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
2.《ネタバレ》 奥さんを悪い男にとれちゃったしょぼくれ男が神のお告げを受け、 ヒーローに扮し、悪い奴らをスパナで殴りまくる!!何と言ってもブチ切れエレン・ペイジが堪らない!その上、ナイスビッチで、かなり笑わされた。エレンが暴れすぎるからベーコン兄貴の存在感が薄くなったじゃないか! クリムゾンボルトは、列に横入りした人を許さない!頭をスパナでぼっこぼこ。直接的な表現はかなりエグい。 そして、結論が意外だった。 暴力のせいで色々な物を失い、「暴力は空しい」という結論ではないのだ。最終的に暴力を肯定した形で終わる。大切なものを失いながらも、以前より幸福になったかのように描かれるのである。冴えない男の、そんな無理矢理に自分を正当化するささやかなラストシーンに胸が熱くなってしまった。 ダメ人間にこそ響いてしまうラストだと思う。 生々しくハードでクレイジーな描写と内容に眉をひそめる人も多そう。 欲を言えば、触手VSエレンが観たかった! 【すべから】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-08-03 23:02:53)(良:1票) (笑:1票) 1.《ネタバレ》 『キック・アス』によく似た設定ですが、予告編を見た限りではアレよりは面白そう、って思いました。でも、結局はアレと同じ。『ウォッチメン』や『ダークナイト』とも同じ。いやいや、全然違うダロ!ってツッコミ入れられるかもしれませんが、ヒーローものに姿を借りて正義と悪と暴力についてグダグダこねくりまわす映画って点ではどれも一緒ですわ。エレン・ペイジ扮する無自覚な残虐ヒロイン、ボルティに訪れる結末は『キック・アス』のヒット・ガールに対する皮肉のようにも映ります。だけど「やってる事、一緒だって!」ってツッコミ入れたくなるような感じで。自分達の嗜虐趣味を正当化するように理屈付けて言い訳してるような映画、もうウンザリ。いや、言い訳してるだけならまだしも、露悪的に観客側にぐいぐいと押し付けてる状態ですから始末に負えません。全くイケてない状態のエレン・ペイジだからこその魅力を見せておいた上で、思いっきり落としてみせて「どうだ」って、そういう悪趣味につきあう気はないんですってば。まあ、どういう劇場で上映されるかを知った時点で色々と感づくべきではありました。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 0点(2011-07-31 14:44:04)(良:1票)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS