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猿の惑星:新世紀(ライジング)

Dawn of the Planet of the Apes
2014年【米】 上映時間:130分
アクションSFアドベンチャーシリーズもの小説の映画化3D映画
[サルノワクセイライジング]
新規登録(2014-08-04)【しぇんみん】さん
タイトル情報更新(2024-05-22)【M・R・サイケデリコン】さん
公開開始日(2014-09-19)


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監督マット・リーヴス
助監督ゲイリー・カポ(第二班監督)
キャストアンディ・サーキス(男優)シーザー
ジェイソン・クラーク〔男優・1969年生〕(男優)マルコム
ゲイリー・オールドマン(男優)ドレイファス
ケリー・ラッセル(女優)エリー
トビー・ケベル(男優)コバ
ジュディ・グリア(女優)シーザーの妻 コーネリア
コディ・スミット=マクフィー(男優)マルコムの息子 アレキサンダー
カーク・アセヴェド(男優)カーヴァー
トーマス・ロサレス・Jr(男優)老人
小原雅人シーザー(日本語吹き替え版)
宮内敦士マルコム(日本語吹き替え版)
安原義人ドレイファス(日本語吹き替え版)
佐古真弓エリー(日本語吹き替え版)
三宅健太コバ(日本語吹き替え版)
河西健吾アレキサンダー(日本語吹き替え版)
咲野俊介カーヴァー / バラク・オバマ(日本語吹き替え版)
綾部祐二マクベイ(日本語吹き替え版)
江川央生フォスター(日本語吹き替え版)
白熊寛嗣ワーナー(日本語吹き替え版)
志村知幸テリー(日本語吹き替え版)
関智一ウィル・ロッドマン(日本語吹き替え版)
又吉直樹警官(日本語吹き替え版)
出演ジェームズ・フランコウィル・ロッドマン(アーカイヴ映像)
原作リック・ジャッファ(キャラクター創造)
アマンダ・シルヴァー(キャラクター創造)
ピエール・ブール(ノンクレジット)
脚本マーク・ボンバック
リック・ジャッファ
アマンダ・シルヴァー
音楽マイケル・ジアッキノ
作詞ロビー・ロバートソン”The Weight”
編曲ティム・シモネック
挿入曲ザ・バンド”The Weight”
撮影マイケル・セレシン
ゲイリー・カポ(第二班撮影監督)
製作リック・ジャッファ
アマンダ・シルヴァー
製作総指揮マーク・ボンバック
ジェンノ・トッピング
制作ACクリエイト(日本語吹き替え版)
配給20世紀フォックス
特殊メイクビル・テレツァキス
特撮ウェタ・デジタル社(視覚効果)
編集ウィリアム・ホイ
録音アンディ・ネルソン[録音]
その他ティム・シモネック(指揮)
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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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14.《ネタバレ》  これまで108本見た3D映画の中でもワースト10に入るレベルの3Dの意味の無さ。暗い画面が殆どなので3Dの効果が出てる映像がちっともないんですよね。枝が手前にあります、みたいなモノばかり。映画自体の真面目な作りゆえに3Dに合うハデな移動撮影なんて映像が無かったのでしょうけれど、じゃあ、なんでわざわざ3Dにしちゃったんだろ?

 そう、今回の『猿の惑星』はとても真面目な映画。人と猿に姿を借りて、対立する民族が戦争に至るまでの過程を描いてゆきます。悪いのは血や国や生まれではなくて、無理解による差別意識や猜疑心や恐怖心であり、内なる悪にこそ目を向けるべきである、と。

 で、その真面目さゆえに映画としては今一つ面白くない気がしました。
 なるべく公平に平等に描こうとしているのでしょうか、結果的にキャラクターの誰にも気持ちが向いてゆきません。人間側の主役は常に善き人間である事に努め、ブレがありません。お猿側の主役シーザーはいつもご機嫌ナナメで悩める王みたいな状態です。それぞれの側の悪は、悪としての役割を要所できっちり果たしますという状態であり、それぞれの主人公の息子は狭窄な視野からの脱却の象徴の担当者。
 キャラクターがあまりにキッチリと真面目に役割設計されていて、そこからは類型的な、読みやすいドラマばかりが生まれてゆく状態ですから、刺激の強い娯楽映画を求めてしまうと辛いなぁ、と。
 ゾンビ映画的な終末世界もテーマや物語のための設定であり、不謹慎な刺激的欲求を回避し続ける器用な映画という感じ。唯一、突入シーンでのコバが「圧倒的な殺戮者が見せる不謹慎な刺激」を醸しておりましたが。

 あんまり真面目だと、じゃああの猿達は一体どこの誰の象徴よ?ってな感じになってきちゃいますよね。「人間が英語を話す猿に支配されてる!」ってところの恐さからは離れてきちゃったかな。つーか、この作品世界だとタイムスリップなんて出すのも憚れるんじゃないかな。 あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 6点(2014-10-15 22:24:14)(良:1票)

13.《ネタバレ》 「エイリアン2」じゃないけど、「今度は戦争だ!」って感じの内容です。「銃を持ち、撃つこと」がいかにショッキングで、後戻りできない行為であるか、まざまざと見せつけられました。コバはコバなりの理由で行動していましたが、それでも銃を持つ姿は背筋が冷たくなります。ハリウッド映画は銃を撃つシーンがあたりまえのように沢山ある中で、この「銃描写」は久々に印象に残りました。
あと、ゲイリーオールドマンの「人類を救う」という言葉のむなしさ。一昔前の映画なら、圧倒的に正しい主人公のセリフだったはず。それが視点を変えればまったく違う印象になってしまう。もう、こんな台詞は嘘くさい時代になったんでしょうね。 ゆうろうさん [映画館(字幕)] 8点(2014-10-07 12:33:00)(良:1票)

12.《ネタバレ》 広い森の中であっという間に目的のものが見つかったり、混乱状態の街中で偶然出会って欲しいもの同士が出会ったり、たまたま通りかかった道の横に思い出の場所があったり、絶妙のタイミングで言葉を発することができるようになったり、、、
ストーリーの都合上、そうせざるを得ないとはわかっていても、やっぱりつくり手の都合が見え隠れするたびに、冷めてしまって映画に集中できない。
aimihcimuimさん [DVD(吹替)] 4点(2014-09-28 00:48:01)(良:1票)

11.猿も人間も、文明社会のなんと脆いことか…「知性とは神様からの贈り物である。正しい行いをしようと思ったら常に相手の事を想いやって、時には自分の夢でさえ諦めなくてはならない。」こんな時こそスパイダーマンの名言が思い出されました。仲間のため、人類のためとそれぞれが一本筋の通った登場人物ばかりだったので複雑な気持ちでの鑑賞になりました。「面白い」作品では無いかもしれませんが傑作ですよ。シーザーに漢を感じること間違いなし。 Kの紅茶さん [映画館(字幕)] 7点(2014-09-27 16:26:01)

10.《ネタバレ》 非常に面白かった。前作『猿の惑星:創世記』は、人類並の知性を得た猿<シーザー>が、仲間とともに人類からの自立を目指し戦う物語だったが、本作『猿の惑星:新世紀』は、個としての自立から、集団(社会)として自立し成長した猿たちが、その過程で権力をめぐる暴走をしてしまう様を描き出している。物語は猿側の葛藤・闘争を主に描き、人類は猿たちの先駆的な社会存在として扱われているが、その猿の姿は人類の投影であることは言わずもがなであり、身につまされる思いがする。本作では人間と猿の対立構造は、単純な種族間の反感によるものではなく、個の思惟によって表されており、よりメッセージ性が強くなっている。また「電気」と「銃」が人類の象徴として描かれ、キーアイテムとして機能している。特に「銃」については、その麻薬的な威力に憑りつかれた猿たちの姿も描き、知性と高度な社会性を得た猿たちの行く末を暗示しているかのようだ。ただ、本作でもまだまだ人類の版図の方が猿の縄張りより圧倒的に大きく、その小規模な社会ですら満足に統率できない猿側の社会レベルでは、今後が思いやられるが。あと、映像的にもモーション・キャプチャによる猿たちの演技は驚くほどリアルで、喜怒哀楽や同情、憐憫などの細かな感情がしっかり表現されているのが素晴らしい。前作を凌駕するほどの内容ってことで。 しぇんみんさん [映画館(字幕)] 8点(2014-09-24 22:26:39)

9.《ネタバレ》 前作を凌駕するパワーに圧倒される作品です。
作品そのもののパワーもさることながら、シーザーの醸し出す迫力や凄味は見事の一言。
そして前作以上に考えさせられることが多い作品でした。
発電所の復旧のくだりでは猿と人間の共存が実現するのかと思いきや、終盤は思わぬ展開に。
敵対する猿と人間、猿同士、人間同士。様々な対立軸が存在する一方で芽生える猿と人間の友情。
前作でシーザーが幼少期を過ごした、今では朽ち果ててしまった家が登場します。
シーザーにとってはかつてのこの家の主人に続き、人間との間に芽生えた2度目の友情に胸が熱くなった。
様々な局面で展開を左右するアイテムとして登場する銃。
銃で殺し合う猿と人間。そして猿が猿を銃で殺害しようとするシーンは衝撃的。
その一方で銃に頼ろうとしないシーザーの姿からは、彼の真の強さを感じました。
この先猿と人間は共存の道を進むのか、それとも対立はさらにエスカレートしていくのかは分かりません。
出来れば対立の果てに共存の道を模索する両者の姿が見られるような、本作の更なる続きが見たいと思います。 とらやさん [映画館(字幕)] 9点(2014-09-24 22:07:03)(良:1票)

8.《ネタバレ》 まずVFXの凄さに驚かされる。今ではSFやアクションなどでは当たり前になっていますが、動物園やTVで見たことが誰でもありよく知っている猿を、ここまでリアルで繊細で感情豊かに描いているのは本物の猿に演技させてるのかと思えるほど凄かった。WETA社の技術とパフォーマンス・キャプチャーでシーザーを演じていたアンディ・サーキスをはじめとした演者の成せる業か。 多くの猿が手話やたどたどしくも会話を出来るようになっており、創世記から10年でだいぶ人類に近づいているという世界。舞台のサンフランシスコにおいては、知能の発達した猿たちは壮大な自然の公園内で大きなコミュニティを作り社会を築き始め進化の過程を辿っている。かたや人類はウィルスにより激減し、免疫のある人間だけが残り少ない資源で細々と廃墟で生き永らえている。それぞれを交互に対比して問題点も描かれ、それらの小さな火種が徐々に大きくなっていく過程は前作同様に上手かった。アレだけの感染力を誇るウィルスなだけに世界各国で猿の下剋上が起きているんだろうな。次回が前日譚三部作の最後で、人類と猿がどういう結末を迎えるか誰もが分かっていますが、今作を担当して最後も任されている『猿の惑星』の大ファンというマット・リーヴス監督なら納得できる作りにしてくれそうです。それにしても、指導力も行動力もあり圧倒的なカリスマ性を感じさせるシーザーは存在感が凄かったな。 ロカホリさん [映画館(字幕)] 8点(2014-09-23 22:19:05)

7.《ネタバレ》 あ~、泣いた泣いた。劇場でこれだけグズグズ鼻に来てしまったのは久し振りです。泣ける映画=良い映画という訳では勿論ないですが、素晴らしく、また悲しき映画であったと思いました。
恐らく方向性はキューブリックの『2001年宇宙の旅』を目指したのだと思います。オープニングのシークエンスの音楽が、同作の猿人がモノリスに触れ進化するシーンや、ボーマン船長がスターゲートをくぐり、より高次の存在=スターチャイルドに進化するシーンの音楽と似ていますし、なにより猿が人間へと進化することの罪を描いた作品でもあるのですから。
本作で猿たちは自らに不可侵のルールを設定しており、それは“Apes do not kill apes”というフレーズとして度々挿入されます。人間と動物の違いは何か?という問いに対し、一つの意見として、“人間だけが同族同士で殺しあう。他の動物は同族を意味無く殺さない”という意見は良く耳にしますね(実際には一部の動物は同族殺しもします)。少なくともこの映画では、人間性を得るということは、「同族を殺すこと」=「戦争をすること」として捉えられている。
大変悲しかったのが、最後にシーザーが、猿たちの集団でファシストになってしまったコバを殺す場面です。コバも味方の猿を殺してしまいますが、それは人間たちを殺られる前に殺るという非常にラジカルな思想に基づくものでしたが、シーザーは人間との共存を望んだのにも関わらず、同族を殺さなければならなかった。
リーダーのシーザーが同族を殺し、猿が人間と対等になったことで、このシリーズは新たな局面を迎えることでしょう。最早、猿たちは「コミュニティは皆家族」と言う様な、本作のオープニングに描かれる平和な理想郷は恐らく二度と築けない。
猿たちは最後に夜明けの前に立つ。その夜明けは明るいが、それは血塗られた猿たちの歴史の始まりに過ぎないのだと思います。そして全ての争いは他者への無理解・他者とのすれ違いによって生じることまでも丁寧に描いている。猿の進化を、人間が大地に生まれてから連綿と続いてきた戦争の歴史に喩えて描いた、新しい戦争映画の傑作だったと断言します。 民朗さん [映画館(字幕)] 9点(2014-09-22 16:13:03)(良:1票)

6.《ネタバレ》 傷ついたシーザーは街中に運び込まれるが、特徴的な窓を持った家の前で
車を止めさせる。
手術後、ソファを抜け出した彼は屋根裏部屋で通電しているホームヴィデオを見つけ
その再生画面に見入る。
それまでの展開にしても、前作を踏まえずとも物語の流れを理解できるような
最小限の補足がされているが、ここで映し出される小さな一つの画面は、それだけで
彼の生い立ちと思想形成の背景の雄弁な描写となる。

この小さな画面が感動的なのは、無論そこに彼のノスタルジアに対する共感があり、
エイプたちが不要としていた電気の生み出す肯定的な光の感動があり、
かつ幾度も繰り返されてきた「HOME」の語の響きがあり、
『そして父になる』のデジタルカメラのような「他者が撮ってくれた自分」が
映し出されるエモーションがあるからなのだが、
加えて、ここではそれが再生装置たるムーヴィー(映画)に対する
ささやかな讃歌ともなっているからだ。

『カイロの紫のバラ』のような、『ニューシネマパラダイス』のような、
映画の映写光の反射を受けながら画面を見つめる者の表情が生み出す情感という
美しい細部がそこにある。

そして、映画はその画面をラストに反復する。モニターが映し出していた
ジェームズ・フランコとシーザーの抱擁は、その位置を置き換えて
ジェイソン・クラークとの間に交わされる。
この小道具の活用法は見事だ。

そして人間は暗闇の中に消え、エイプたちは陽光の中に出て行く。
このシーンも光と闇の画面によって物語を語っている。

前半の露出アンダー気味の曇天や薄闇が、怒りの炎や爆発、夜明けの光を活かす
後半のためにあったことがわかる。




ユーカラさん [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2014-09-21 21:17:17)

5.《ネタバレ》 電力が復旧して、CDをセットしたら、ザ・バンドのエバーグリーンが流れたときに、なんか、感動しました。今回の隠しテーマは、↓「ザ・チャンバラ」さんが指摘されているように、私も戦争をしかけてしまった米国の苦渋だと思います。シリーズ全作に通底している世相反映や社会批判が今作にも、脈々と受け継がれていて、製作者たちの志の高さとインテリジェンスを感じた次第です。 大通り・ヘップバーンさん [映画館(字幕)] 6点(2014-09-21 11:43:53)(良:2票)

4.《ネタバレ》 面白かった。ゲイリーオールドマンがいつもどおり死んで笑えた。 黒ネコさん [映画館(字幕)] 7点(2014-09-20 21:34:37)(笑:1票)

3.《ネタバレ》 人間側も猿側も、危険な爆弾野郎を抱えたまま話が進んでいくため、終始緊張しっぱなし。なので最後まで集中力が途切れなかった。ただ人間側のその爆弾野郎を連れて行く理由が、彼しかダムの場所を知らないから、なはずなのに主人公があっさりと一人でダムまでシーザーを案内しちゃうもんだから、あれ?って拍子抜けにも。てか地図でも書かせれば済むじゃん、な~んてことも。でもそれじゃあ盛り上がらなくなっちゃうんから致し方なし、ですよね。まあでも決してつまらなくはなかったです。猿の領地=ダム。ダム=電気。電気=無線。無線=外部とのコンタクト。てな感じで無理のない設定は気持ちいいです。ただ最終決戦に向けての中継ぎ的な内容なので、どうしても予定調和を崩すことが出来ない点が悔やまれます。あと、人間サイドの主人公にもうちょっと魅力が欲しかったかな。それと私は字幕で鑑賞したんですが、シーザーが自分たちのことを、エイプってよんでたんですね。発音も字幕もエイプでした。で、吹替はどうなのかが気になっちゃいました。なんでっかて?だって「サル」と「エイプ」じゃあだいぶ印象変わりますから。DVDを待つしかないか・・・。 Dream kerokeroさん [映画館(字幕)] 6点(2014-09-20 14:32:52)

2.前作の視聴は必須、大きく話に絡むわけではないが、キャラクターの把握のために見た方がいい。 
こういう人類と別種族が争うような内容の作品は、
どこかで無理な展開があって別にこれ争わないで済んだんじゃ…となってしまいがちだが、 
今作は無理のない感じで丁寧に理詰めで話が進んでいき、違和感なく展開していく。 
ストーリーは予想を覆すような驚きがあるものではないが、期待通りのものを高クオリティでやってくれている。 

基本的に猿側の視点が多く、猿はキャラが立っているが人間が演じるキャラは少し物足りない印象。
人間側に感情移入すると肩透かしを食らうのかもしれない。 ポトフさん [映画館(字幕)] 8点(2014-09-20 02:42:49)

1.《ネタバレ》 前半は面白かったです。人間と猿の対立はそれぞれの思惑もあって楽しめました。しかし終盤すこし冗長になり最後は肩すかしだった。結局シリーズ化するのね、これも。シリーズの最終作までオリジナルへのつじつま合わせも持ち越し、と言う事で、本作に限って言えば一点見る楽しみがなくなってます。
前半の人間側のダム発電の為に、猿側の領地に人間を入れる事に対する猿側内部の対立は興味深かった。シーザーの「ここで追い返せば彼らはすぐにまた襲ってくる」に対して、コバの「それでいい。弱っているうちに叩いて滅ぼせば良い」と言う意見は猿側としては正しい。シーザーは「戦争になれば多くの命が奪われる」とあくまで開戦には反対。その対立は人間側も同じ。結局、人間も猿も変わりませんね。
それともう一点、マルコムがシーザーに人間側が電気を必要とする事と、そのためのダム発電をさせてもらう事を訴えているシーンで、それを聞いてるシーザーの「人間って電気がないと生きられんのね。ひよわなやっちゃ」的な視線が何となく良かったです。険しい表情ばかりが板についてるシーザーだけど、こう言う時折見せる人間的な表情がいいですね。 ぴのづかさん [映画館(字幕)] 6点(2014-09-13 21:40:24)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 54人
平均点数 6.43点
000.00% line
100.00% line
211.85% line
323.70% line
4611.11% line
559.26% line
61120.37% line
71527.78% line
8916.67% line
935.56% line
1023.70% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review5人
2 ストーリー評価 6.71点 Review7人
3 鑑賞後の後味 7.66点 Review6人
4 音楽評価 6.40点 Review5人
5 感泣評価 5.00点 Review5人

【アカデミー賞 情報】

2014年 87回
視覚効果賞 候補(ノミネート) 

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