みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
9.《ネタバレ》 まさか主人公からボスキャラまで全員で観客を笑わせにかかってくるとは思いませんでした。 あれ、私アメコミ映画観に来たんだよね。コメディじゃないよね? そんな感じ。 ビヨンセ事件の辺りから怪しい気配は感じました。 怪しい魔法グッズを手に睨み合ってからのボスキャラ突っ込み。 マントを着てカッコよく飛んだと思ったら主導権奪われてモタモタ。 主人公の幽体離脱オペ応援~ヒロインがパニックの間は劇場の周囲はみんなクスクス。 キメ顔の主人公にマントがぺちぺちしたときなんかもう、みんな爆笑してました。 最後の俺様神様さんと飲んでアベンジャーズを匂わすときですらも笑いを忘れない、意外なくらい楽しいアメコミ体験でした。 ラスボスはきちんと約束を守るジェントルマンですし、この映画の真の敵は脇見運転ですね。 「コンスタンティン」の真の敵が煙草だったように。(そういえばあのティルダ様も強かった) それにしても、空飛ぶヒーローの添え物には定番のマントですが、なんかこのマントは強すぎて、そのうち喋りだすんじゃないかと冷や冷やしました。 【kiryu】さん [映画館(字幕)] 7点(2017-02-05 01:40:48)(良:1票) (笑:1票) 8.《ネタバレ》 けっこう難しいストーリーだとは思いますが、映像がすごいので、見る価値ありだと思います。この映画に限った話ではありませんが、主人公がいて、その味方と敵が出てきます。味方も敵も同じ結末を望んでいるのに、その方法によって見方が敵に、敵が味方になってしまう。最近のアメリカ映画はそんな物語が多く、この映画もその1つといえます。日本では仲が悪くなることはあっても、味方が敵になることは、あまりないようの思えます。また、大の虫を生かして小の虫を殺す、という考え方も日本人にはあまりなじめないんではないでしょうか。せめて映画くらいお伽噺のままでいてほしいと思いました。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 7点(2017-02-04 00:01:29) 7.《ネタバレ》 世界をねじ曲げる驚愕のバトルシーンに鼻息荒くなり、久しぶりに3Dで観ればよかったかなと少し後悔した。それにしてもカンババさんの風貌が原作キャラとベストマッチ。そしてそれまでの勝ち続けてきた人生に別れを告げ、負け続けることで相手を追い詰めるドクター・ストレンジの前代未聞な戦い方にはラスボス同様戦慄を覚えた。どことなく根負けする感じがさようならドラえもんでのび太に負けたジャイアンみたいで笑える。ドクターは当然これから他のマーベルヒーロー達と合流するわけだが、魔法とは真逆の存在、科学の申し子たるトニー・スタークとどんな絡みを見せてくれるのか、今から楽しみでしょうがない。 【けんじマン】さん [映画館(字幕)] 7点(2017-02-03 20:02:18)(良:1票) 6.《ネタバレ》 マーベル物苦手なんですが、なかなかどうして楽しめました。 脚本のあら探しはいくらでもできそうだけど、未体験の映像表現がたくさん出てきて飽きませんでした。 案の定続編を匂わす終わり方でしたが、面白くできんのかな? 【おとばん】さん [映画館(吹替)] 8点(2017-01-29 21:58:31) 5.《ネタバレ》 この作品を観て一番大事な事を学びました。 車の運転中はけして「わき見」をしてはいけない。 おお、怖い怖い。 ドクター・ストレンジの辛さが私にもこたえました。 さて感想ですが、印象的なのは万華鏡のような背景の動きとビルなどがゴロゴロ動き回る映像でしょうか。 ビルの地面だったところから空の雲が見えた時は綺麗だなと感動。 同時に空中を浮遊して、ぐるぐると回っているような錯覚におちいりました。 ワクワクしてフワフワして気持ち良かったです。 ストーリーについては、上手く考えがまとまっていません。 ストレンジが成長していって良いなと思いつつ、そんなじゃ、ちょっとと否定的に思ったり。 主人公ストレンジを好きになれたかどうか、ちょっと微妙です。 ストレンジが自分で疑問点を解決しようとする、やる気は良かったと思います。 それと、素敵なマッツ・ミケルセンさんが悪役メイクでちょっとがっかり。 カッコいい衣装と素顔の悪役が良かったな~。 個人的な好みですが。 エンドロールの前と後の映像もあり、次回ドクター・ストレンジのマーベルでの使われ方はどんなだろう?と興味が湧きました。 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 8点(2017-01-29 15:42:43) 4.《ネタバレ》 IMAX3Dにて鑑賞。正直意外なくらい面白かった。IMAXで観る価値もあると思う。まるで魔法のような世界。って魔法なんだから当たり前だけど。本作は悪役が平板で魅力もない、敵のボスなんて名前も覚えてないくらいだけど、個人的にはそれは許容できた。本作は主役のストレンジが物質世界の頂点である天才外科医から精神世界の頂点である魔術師に開眼するドラマである。敵は付け足しに過ぎない。ひとたび魔術の世界に目覚めた彼の前には敵のボスとてザコキャラに過ぎない。この男に目をつけられたら「まいった」と言うまで一生嫌がらせを受けそうだ。 【ぴのづか】さん [映画館(字幕)] 7点(2017-01-29 15:15:32)(良:1票) 3.《ネタバレ》 原作未読。ビルや街が歪んだりパタパタと畳まれていったりと戦闘中の映像は万華鏡を見ているかのようで面白い。でもそれも冒頭のエンシェント・ワンとカエシリウス一派の戦いくらいで、後は同じようなパターンなのと格闘が見づらく何をしているか分かりにくいので驚きはなかったな。全体的に物語が性急で進むし敵に魅力が無く最後の戦いも盛り上がりに欠けた。傲慢だが神の手を持つ元天才外科医の魔術師ドクター・ストレンジ役のカンバーバッチは品があってハマってましたね。ティルダ・スウィントン演じるワンは見た目や立ち居振る舞いも良いし冒頭の戦闘を見る限り相当有能なのかと思いきや、ストレンジの能力を読めないわ、弟子には続々と裏切られるわ、最後にはあっさり逝くわで最高の魔術師?という感じだった。長く闇の勢力と戦ってきて疲れがあったのならそこら辺も描いた方が良かったな。曲がったことが嫌いな兄弟子が急激に闇落ちするのも違和感あったしイロイロと説得力が無かった。「アガモットの目」と呼ばれる時間を自由に操れるアイテムや闇の力を使ったリスクもあるようだけど描写が薄くて分かり辛い。調べてみたら原作とはかなり変えているようだけどマーベルならもうちょっとどうにかできた気がする。 しかしまあ数多くいるマーベルヒーローですがついに時空をも操るタイプが登場しましたね。超自然の脅威に対抗する裏の存在とはいえ明らかに異質な能力でチートといって良いレベルのスピリチュアル魔術師ドクター・ストレンジ。それだけ強大な敵が多く出てくるんでしょうけど他のメンバーとどう絡んでいくのか楽しみです。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 6点(2017-01-29 01:18:56)(良:1票) 2.《ネタバレ》 少々理屈っぽいところが難点ではあるが、圧倒的な映像体験はやはり映画ならではの醍醐味です。ただ昨今のネット社会のせいなのか、細かなとこの説明を簡略化しすぎていて、気になったところは帰ってからご自分で調べてください、という姿勢はどうにかしてほしいものです。例えば浮遊するマント。このマントはなんなのか?どうして主人公を選んだのか?なぜあそこに飾ってあたのか?それから闇の世界とこの世界をつなぐための儀式が書かれた書物。そんな大事なものがなんでゆるゆるの管理下にあったのか?その儀式のやり方を盗みとられてなぜ放っておいたのか?その儀式のやり方を知ってから、主人公が修行している間一体何をしていたのか?時間を操れる力を手に入れた主人公。なぜ師匠が敵の攻撃を食らった時時間を戻さなかったのか?時間が操れるんなら自動車事故を起こす前に戻そうとは考えなかったのか?そこまでは出来ないシステムなのか?とにかく分からないこと、疑問に思うことが多すぎて多すぎて、意地悪な映画だな~、というのもまた正直な感想です。 今後アベンジャーズと絡んでいくそうだけど、ある意味反則的な魔術をどうやって戦いの中で正当化していくのか?そこは楽しみでもあり不安でもあります。 頭空っぽで楽しみたいのは山々なんですが、単純なアクション映画の枠を超えちゃってるんでどうしても理屈っぽく観ちゃうんですよね。まあそれでも好きなジャンルだし、それなりの高揚感は得られたので良かったです。 【Dream kerokero】さん [映画館(字幕)] 6点(2017-01-28 14:48:37) 1.IMAX-3Dにて鑑賞。 ひたすらに強く大きくという方向性での進化を遂げ、そろそろお腹いっぱいになりそうなMCUですが、ここに来て従来の作品群とは異なる趣の本作を登場させたことには驚かされました。というか、MCUという枠を超えてアクション映画全般を眺めてもこれほど独創的な作品は珍しく、娯楽映画史におけるベンチマークのひとつになるのではないかとすら思いました。それほど本作のビジュアルは革新的で強烈なのです。発想力の逞しさ、そして、これほど複雑な見せ場をよくぞ作り込んだものだと感心するほどの緻密さであり、もはや芸術の域にまで達しています。今までボンクラだと思っていたスコット・デリクソン監督が、まさかここまで出来る奴だとは思ってもみませんでした。 一方、物語はヒーロー誕生編としてはかなりオーソドックスなものです。ビジュアルこそがメインの作品なのでお話は観客の目を邪魔しない程度でいいという判断があったのでしょうが、それでも、ここ10年ヒーローものを作り続けているマーベルはちゃんと成功方程式に落とし込んで手堅く仕上げています。適度に笑わせ、適度にハラハラさせ、適度に感動させる、娯楽作として過不足なしです。パワーの源や、世界を滅ぼしかねない脅威の説明、長ったらしい固有名詞の羅列に入ると「MCU内に世界の脅威はどれだけ大勢いるんだよ」と少々退屈になるものの、この辺りにも深入りしすぎないのでストレスは感じませんでした。 華と演技力を兼ね備えた豪華俳優陣は、それぞれ説得力のあるパフォーマンスを見せています。作品全体のスピード感を落とさないよう、主人公以外の背景はほとんど語られないのですが、それぞれに演技のできる役者を配置したことで、そのキャラクターの歴史が透けて見えてくるのです。この辺りの塩梅も見事なものだと思いました。 ある程度の割り切りの下に作られているため傑作とは言えませんが、見せ場の独創性で引っ張るかなり印象深い作品でした。 【ザ・チャンバラ】さん [映画館(字幕)] 8点(2017-01-28 00:19:50)(良:2票)
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