みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
3.IMAXで鑑賞。間違いなく面白いです!そこは疑いの余地はありません。でも、1作目の様な新鮮な感動をどうしても期待してしまう。仕方ないのですが既視感で満足できない自分がいることも確かです。 【はりねずみ】さん [映画館(字幕)] 6点(2019-07-13 19:06:33) 2.1~3までは純粋にオモチャとしてどうあるべきかというのを描いていたと思うが、今作ではさらに踏み込んでオモチャ達のアイデンティティに迫るというか、それぞれがどう生きるか(オモチャだけど)という深いテーマ性、さらにはどこからがオモチャでどこからがゴミなのかという境界線すらも描いていてとても深い作品だなぁと考えさせられた。 あと、毎度のことだけどいい加減人間に見つかりそうでハラハラした。 特に新キャラのフォークの奴が勝手に動きまくるのでそれを制さなくてはいけないウッディの動きが神がかっていた。 だけども、今回はそこがちょっとやり過ぎていて、人間界にオモチャが少々干渉し過ぎではないか?という所が気になったかな…。 【余談】上映前に時間があったので劇場売店を覗いていたら、前作に出てきた憎き苺味のピンク色の熊のぬいぐるみが売られていて、もしや再登場するのか?と楽しみにしていたけど結局出てこなくて残念。 まさか…、3の時の売れ残り? だとしたら可哀想だな。顔がめっちゃ買ってくれとこちらに訴えかけて来てる気がするし。 でも憎らしいので買わなかったが。 【ヴレア】さん [映画館(吹替)] 7点(2019-07-12 18:30:53)(良:1票) (笑:1票) 1.《ネタバレ》 これ以上ない形で幕を下ろした「トイ・ストーリー」、まさかの続編。 なぜ今更かとも思いつつ、しかし実際に見てると、今だからこそのメッセージが詰め込まれた素晴らしい傑作だ。 まず、本作はファミリー映画として、とても良質。 トイの性質を活かした見せ場は目を見張るものがあり、洗練された脚本と相まって異次元の面白さに昇華している。 大人の観客にとってはドラマパートも骨太で見ごたえがある。 様々なキャラが、おもちゃの人生(?)の多様さを浮き彫りにし、ウッディの「内なる声」に影響を与えていく。 おもちゃの一般的な幸せを改めて提示するギャビー。さらには、価値観のまるで違う新入り・フォーキー、そしてワイルドな変貌を遂げたボー。 奇しくもシリーズと一緒に成長してきた僕は、今では平々凡々と仕事をこなしてきたわけだが、本作の彼らには見覚えがあるような気もした。 世の中にはいろんな人がいて、色んな道がある。 会社の主力として実直に頑張る人もいるし、世代の異なる新人が風変りに見えたこともある。 独立したり、まったく別のことを始めたりした人もいた。 ときおり、別の生き方が頭をよぎることもある。 自分は、自分が思うよりももっと別の人生を送れたり、思いもよらないような別の生き方もあるのではないか。 今まさに人生の岐路に立っているわけではないけども、人にもおもちゃにも選択の瞬間は訪れるものなのだと思う。 だからこそ最後のウッディの決断は、胸にこみ上げるものがあった。 今度は離さないと、最愛のボーの手を取ることがウッディの答えなのである。 「好きな人といたい」。小さな子供にもわかるようなアプローチだが、シンプルで、優しくて、感動的だ。 その決断に戸惑いながらも、ウッディの背中を押して送り出したギャングたち(ウッディの仲間たち)の一幕も心に残る。 悲しい別れもあるが、人生には、希望と幸福に満ちた「旅立ち」という別れもあるということだろうか。 さらにギャビーが見せるドラマも、大人のお友だちにとっては勇気づけられるメッセージとなっているのも良い。 おもちゃにとっての普通に焦がれること。 「普通」と言うとなんだか当たり前なこととして受け取られがちだが、おもちゃにとっての「普通」とは何だろうか。 もしそれが、子供たちを楽しませ、心に寄り添い、勇気づけてあげることだとしたら、「普通」でいることはどれだけ素晴らしく、素敵なことなのだろうか。 この物語は、特別とは違う皆に向けた優しさをも内包しているのだ。 普通でもいい、できることをやっていけばいい。 自分が何者かは置いといて、何になりたいのかに耳を済ませればいい。 「何で生きてるの?」なんてその時まで分からないのだから。 繰り返しになるが、本作はシリーズの例に漏れない最高に楽しいファミリー映画だ。 そして、あの素晴らしい前作から数年を経た今だからこそ、僕にとって本当に観て良かったと思える作品になっていた。 【サムサッカー・サム】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 9点(2019-07-10 18:13:53)
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