みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
13.《ネタバレ》 ひたすら絶望感がただよう。クローバーフィールド同様ひたすら意味がわからず ただ恐怖の中主人公たちとドキドキしっぱなし。 ただラストは期待してただけにちとものたりない。 まあ切なさを引き立たせるラストも悪くないけど 衝撃を期待しただけにこの点数。でも空気感はとてもうまい。 【とま】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-06-02 01:46:47) 12.スティーヴン・キング原作の映画だしR-15指定だし絶対それなりにエグいシーンがあるはずだ、と割り切ってみれば全然大丈夫でした。まぁラスト15分の衝撃はすごいエグかったですけど密室の中で狂った人間ほどエグいものはないもんですね。。。霧の正体がすっごいアッサリしてたのがちょっとショックでしたが、映画館のでかいスクリーンであんなクリーチャーを見るはもう嫌だっ!!(笑)「ペット・セメタリー」や「デッドゾーン」のように悲しいラストを迎えたときに残る絶望の果ては後悔だけなんですね、やっぱ。 【M・R・サイケデリコン】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-31 10:32:39) 11.《ネタバレ》 私の中では久々のキング映画の当たりで「ペットセメタリーやデッドゾーン」(古いけど他はあんまり・・)と同じ位好きかも。時間もあっという間に過ぎて画面に魅入りますが、逆に言えばちょっと贅沢でしょうがもう少しスピードを落として貰って、あとほんの数カットでも主人公の内面の弱さなどを写して頂ければ良かったかと。狂信おばさんは化物に殺されたほうが良かったのに撃った彼のことが気になって仕方なかった。 【すんくじら】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-28 03:36:35) 10.《ネタバレ》 内容的には所詮B級映画なんだから、ここまで人間ドラマとして楽しませてくれれば、もう十分! 子供のために店を出た母親のように最後まで希望を捨ててはいけなかったのに、息子との約束を果たすため最後の最後で「絶望」してしまった主人公が迎える、あの結末。アメリカじゃ無理でも日本なら受け入れられなくもないエンディング…かなぁ。 【チャップリ君】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-23 18:30:49) 9.《ネタバレ》 主人公達だけが救われないチョ~バッドエンディング、あの女の言ったとおりスーパーに残った人達が助かり(助かったんだよね)冒頭で見捨てた母親が止めを刺した。超悲惨な結果ですが、あそこでは行動に移すのも道理。数々の伏線が効いて見ごたえあるラストでした。人を救うのも殺すのも人間なんですね。 【ハチロク】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-22 17:12:14) 8.《ネタバレ》 ありきたりの「モンスターパニック映画」やヒッチコックの「鳥」現代風アレンジかと思わせつつ、極限状態での人間ドラマを狙った秀逸な作品に仕上がっていると思います。本当に気の置けない友人何人かと観れば、鑑賞後の会話は大いに盛り上がるはず。総勢およそ2クラス分位の人数の中、お前なら一体あの中のどの登場人物に比する行動を取るかという議論で。自分に限りなく近いキャラクターの人間は、絶対あの中に一人は居るはず。心から息子を愛し、果敢に行動する主人公タイプか?目の前の現実に耐え切れず毒を呷って自滅するタイプか?呆然自失に陥った輩を扇動し、場の状況を更に悪化させる困ったちゃんか?冴えない外見ながら、実は意外と潜在能力発揮型なのか、それとも最初から最後まで、単なる傍観者のまんまただ「いるだけ」の人間なのか・・・。私は皆から当然主人公タイプではないかと言われるのを暗に期待してたんですが、即座に却下されてしまい(泣)更衣室で幼馴染にモーションかけてみたり、ちょっとだけ義憤にかられ英雄的行動を取ってみたりするけど、最期は生贄扱いにされ涎をたらしながら許しを乞いつつ魔物に殺られる若い軍人さんタイプだと決め付けられてしまいました。・・・・う~ん、俺って一体他人からどういう風に見られているんだろ・・・?気になる・・・。なかなか自身の客観的な判断っていうのは難しいモンです。狂信的扇動者マーシャ・ゲイ・ハーデンの怪演がこの作品の迫力を一層強めていましたね。彼女が要所要所で暴れてくれたおかげで、この手の映画で途中緩みがちになる手綱が大いに引き締まった印象。ラストの処理の判断は賛否分かれるでしょうが、直前に「巨大生物」を横断させる事で彼らの絶望感を更に煽るシーンがうまく効いて、あの主人公ならああいう行動に出るだろうな・・・と充分納得させてくれたんで自分は支持します! 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-18 11:00:45)(笑:1票) 7.《ネタバレ》 予告編から「霧たちこめるだけでどうやって2時間以上話をもたせる気なんだ?」と思ってたら虫やら糸やら触手やらが出てきてクローバーフィールド状態であせった。クローバーフィールドとまではいかないが序盤からカットが長く臨場感やシンクロ感を盛り上げる演出が巧く十分機能していた。しかしなんといっても突然極限の絶望感に放り込まれた人々のドラマがこの映画の面白いところだったと思う。狂信者を演じたマーシャ・ゲイ・ハーデンの存在が秀逸で、危ないのは異次元から来た奴等だけでなく人間の精神もそうであると感じた。仲間において行かれ、仲間となるはずの人間から殺された軍人がその結末である。色々な意見もあると思うが、ラストは凄まじいものとなっている。スーパーからの脱出に成功し希望を得た一団だが超巨大生物との遭遇やガス欠から死を余儀なくされる究極の絶望を味わい、一転し軍隊の攻撃によって霧は晴れる。知人だけでなく守ると約束した息子まで殺すしかなかった主人公にとって霧が晴れる事は死よりもつらい経験となり非常にやるせない気もする衝撃的な終焉だった。 【サムサッカー・サム】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-17 21:37:07) 6.《ネタバレ》 映画をみて、これほど“絶望”という想いを感じられたことはなかったと思う。 この点において、本作は評価されるべきだろう。 最後に巨大生物を登場させることによって、微かな“希望”にも完全なピリオドを打ったところも上手い。 ラストの行動に繋げるだけの決め手や動機付けにもなっている。 彼らにはもはや抗う姿勢すら見せていないほどの“絶望”を与えている。 問題はラストのオチだろう。 自ら死を選び、全滅するくらいならば、誰でも予想はできるオチだ。 まさか“死”よりも過酷な責苦を主人公に負わせるとは思わなかった。 なぜ、主人公にこれほどの責苦を負わせたのかが、最大のポイントではないか。 キングやダラボンの宗教観など実際には分からないが、個人的には本作を見て、彼らは「神はいない」ということを描くよりも、逆に「神はいる」と描いたような気がする。 人類が神に逆らうようなことばかり行っていると、“死”よりも恐ろしい“地獄”を味わうことになるという警鐘を描いたように感じてしまった。 庭に木を植えるというような人間の業にすら、罰があるというのは行きすぎな話だが、自然を破壊し、自然の摂理に逆らっていれば・・・という想いがあるのではないか。 「神はいない」ということを描きたいのならば、全滅させればいい話だ。 ホラーとしても面白い作品だが、この点の仕上がりはそれほど良くはない。 制作費18百万ドル(このラストで大金を使えるはずはない)と超低予算映画なので、CGの出来が非常に悪く、蜘蛛の糸の勢いのなさには苦笑してしまうほどだ。 ただ、本作のメインテーマはホラーというよりも、パニック時における人間模様だったのではないか。 “恐怖”に襲われた際の集団心理や陥りやすいワナを上手く描いている。 人々の恐怖を利用し、神を悪用することによってマインドコントロールされ、狂信的・暴力的なカルト集団の誕生の過程までをも描いてしまっている。 また、人々は協力し合えば助かったかもしれないのに、最後まで争いやプライド、己の信念を捨て去ることはできないというのも面白い。 こういった点についても、ダラボンは描きたかったはずだ。 その意味では、影の主役は間違いなく、狂信的な宗教家ミセス・カーモディを演じたマーシャ・ゲイ・ハーデンだろう。 彼女の怪演がなければ、この映画の魅力は激減してしまう。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-17 14:40:33) 5.《ネタバレ》 少年時代のトラウマ小説「漂流教室」を思い出しました。 見事な密室パニックぷり。現実にありえそうで、面白かったです。 ラストはあまりにも救いようが無くて驚いた。これがあの「ショーシャンクの空に」とはまるで正反対。凄い監督さんですね。 【ふくちゃん】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-16 00:29:00) 4.《ネタバレ》 あまりに悲痛なラストですが、そこに至るまでの伏線が丁寧に描かれていたので違和感はありませんでした。息子との約束、スーパー内で霧に囲まれていて分からない外の状況、極限状態での人間同士の対立……しっかりとしたドラマに目が離せませんでした。様々な異世界のクリーチャーも、中盤から違和感がなくなり幻想的なものに感じました。 【カワウソの聞耳】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-15 21:50:46) 3.《ネタバレ》 スティーブン・キングの小説作品では、長らく映画化が望まれた作品である。当初、フランク・ダラボンが監督と聞いて、正直「大丈夫かいな?」と思った。これまで、『ショーシャンクの空に』や『グリーンマイル』といった感動作を発表しているが、『ミスト』は、異次元のモンスターが大挙して押し寄せるB級パニックホラー。ちょっと畑違いなのでは?と勘繰ったが、いらぬ心配だったようだ。キングの原作を余すところなく忠実に描き、2時間ノンストップに緊張感を持続させる、確かな手腕。極限状況における人間ドラマを描き切り、ただのホラー映画で終わらせていないのが凄い。また、原作の「続き」とも言える衝撃のラストシーン(途中で伏線が用意されているので、ある程度の予想はつく)は、思わず言葉を失う程。しばらく気分が滅入ります。この結末に賛否両論はあるだろうが、アンチハリウッドの姿勢には共感する。 【フライボーイ】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-14 16:17:28) 2.《ネタバレ》 あの無情なラストでなければ8点。でも、悪い作品ではない。 主人公に限らず、最後まで正しく生きようとして死んでいった者がいることを考えれば、主人公を含む5人だけ助かるというのも虫の良い話しではある。 少なくとも「この世に神など存在しないのだ」というメッセージ(制作者がそこまで考えているかどうかは知らないが)は強く伝わってきた。 もしくは簡単に死を選んでしまった者への戒めとも取れる。もっとも、あのような状況で失望せずに生き続けろというのは無茶な話で、個人的には主人公の気持ちはとても理解できるのだ。 それでもやはり少しは希望の持てるラストが良かったなあ。 【へろへろ】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-14 14:36:37)(良:2票) 1.《ネタバレ》 スティーブンキングワールド全開でしたね(笑)初めて観る映画やのにその辺はとても親しみを感じた映画です。ちなみに原作は未読ですが、あの衝撃のラストはどうやら原作とは異なるそうですbyオフィシャルwebサイト。 内容ですが、やっぱりキングの小説から来てるだけあって一人ひとりのキャストがとても作りこまれてます。B級映画とかひどいパニック映画なら、キャラの描写なんてほとんどせず最初から最後までドタバタ劇が続いて終わってく、ってパターンですが、この映画はそれぞれのキャストがすっごくキャラがたってる。「こいつはこんなやつ」って印象が観てる人間に強く刻み込まれて、感情移入がしやすいっていうかせざるをえない。その証拠に、多分あの狂信おばちゃんが撃たれた時、間違いなく観てる人の胸はスッとしたはず。いや不謹慎ですがね(笑)そこが違うだけでこうも映画に対する印象も変わるんだなと実感させてくれた作品でした。 『ランゴリアーズ』とか『ドリームキャッチャー』もそうですが、キング映画に「こんな化け物ありえねーだろ」的な突っ込みは厳禁ですよね(笑) そしてそういう突っ込み放題の映画にもかかわらず、人物描写がとてもリアルなのがキング映画の好きなところです☆ 【TANTO】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-14 00:10:04)
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