みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
7.宮崎作品にしては、珍しく急いで作り過ぎたのかな?城内外の細部に渡る描き方や最期に板一枚になる姿には、作者のハウル城に対するなみなみならぬ愛着とこだわりを非常に感じるが、その一方で、人間の善悪やソフィーの恋心が描ききれていない。バランスが残念。海外ではたとえ評価されても、ジブリ作品に馴れ親しんだ日本では厳しいかも。待ち焦がれた4番打者には、観客は常にホームランを期待するから。 【つむじ風】さん 7点(2004-11-25 02:33:28) 6.《ネタバレ》 この作品のキーワード「心臓」。原作の英語では多分「heart・ハート」のはず。「ハート」には心・魂・愛・情熱・やさしさ、あたたかみいった意味がある。それがわかれば、この作品のメッセージも見えてくる様な気がします。 炎つまり、魔法使いにとっての勉強や仕事にしか情熱を注ぐ以外に生き方を知らない男。 その男をあたたかな暮らしや愛でつつんで勉強や仕事以外の世界を教えた女。それでもそんな女を守るため、自分が男(漢?)であるため男は戦いつづける。 男の心をを虜にすること夢中な女は年老いた。しかし、本当に男を心配して時にやさしくときに厳しく自分の情熱を注いだ少女の心をもった女は若返った。 荒地の魔女とハウルは「顔なし」を同じように現代人の鏡なのでしょう。 キャッチコピーも結構大所帯なのだから「二人で暮らした」はやめて、「若いとはこういうことさ」にすべきでしょう。 それにしても、「それがなければ死んでしまう」という意味では確かにハウルの「心臓」なのですが、もう少し他の言葉はなかったものでしょうか? 【y_osuka】さん 7点(2004-11-24 21:49:14)(良:1票) 5.《ネタバレ》 強い少女は健在。やっぱりワルツと美しい映像、特に冒頭近く、空を歩くシーンが素敵。この時点で恋に落ちたってことじゃないでしょうか。美しい自然を旅したあと、ちっぽけな下町の帽子屋に帰ってくるところも良い。ただ城を壊すあたりから、意味がよくわからなくなったけれど。老女の包容力が妙に印象に残りました。 【coco2】さん 7点(2004-11-24 00:49:08) 4.ナウシカやラピュタといった偉大過ぎる兄がいたために過度な期待をかけられ、険しい運命を余儀なくされた数々の作品達。彼らの弟がまた一人増えようとしている。老若男女大勢の注目が集まる中、宮崎駿監督最新作「ハウルの動く城」の誕生だ。しかし大きな産声と共に姿を現したのは、美しい外見とは裏腹に人間らしい感情を全く持ち合わせていない――まるで『彼』のような――それはそれは奇妙な映画だった。そう、外見は美しいのだ。それこそ震え上がるような美しさである。表情豊かなキャラクター。卓越した映像美。宮崎節全開のファンタジックな世界観と、胸を躍らせる粋な演出。否応無しに涙腺を刺激するワルツのメインテーマ。公開前は不安材料だとばかり思われていたが、見終わってみれば拍手を贈らずにはいられない見事な声優キャスティング。どれもこれも満点だ。これだけ良い素材が揃っていたのに、なぜこうなってしまうんだろう?中身が破綻している。登場人物の行動理念や感情の動き、そしてストーリー展開が余りに荒唐無稽で理解不能なのだ。これは「説明をあまりしない映画」「観客に考えさせる余地を残している映画」という表現で許されるレベルであろうか?俺はこの点において0点を付けざるを得ない。だから俺のこの7点という結論は10点と0点が複雑に入り混じった結果としての7点であり、なかなか良いという意味の7点とは明らかに異なる。よって他のどの7点よりも見る価値のある7点だということは主張しておこう。さて上述した通り、美しい外見を持ちながら心をなくしてしまったこの映画は、自身の登場人物「ハウル」とそっくりだ。俺は彼にどんな態度で接すれば良いのだろう?ソフィーのように理由もなくいつの間にかこの映画を好きになっているなんてことは、俺には有り得ない。ただ、映画の中のハウルは不思議な魅力に溢れ、多くの人々に愛されていた。ならばこの映画もまた多くの人々に愛される存在へと成長するのでは、と考えたくなってしまうのは果たして単なる酔狂なのか?俺はそれを確かめるため、彼の成長をゆっくり見守ろうと思う。そしてこの映画が90歳になる頃、人々の記憶にハウルは残っているのか、それとも忘れ去られているのか。生きている限り、あのカカシのようにずっとこの映画の後を追いかけて行ってみようじゃないか。そんな決心をしてしまう俺は、きっともうハウルの魅力に取り憑かれてしまったのかも知れない。 【コバ香具師】さん 7点(2004-11-22 10:02:57)(良:3票) 3.カカシの正体は、何か伏線があるのかと思っていろいろ注意してみていたのにまったく関係がなかったのには「なんじゃそりゃ」って感じでした。 ベネチア映画祭では金獅子賞ではなくオゼッラ賞(技術貢献賞)でしたが、なんとなく分かるような気がします。期待が大きすぎたのかなぁ。 【_| ̄|○】さん 7点(2004-11-21 16:59:03) 2.見る前はキムタクが声優かよ~と思ってましたが、割と良かったですね。まぁたまにあ、キムタクが出てきたってとこもありましたが・・・。しかしハウルかっこよすぎですよ。今までの宮崎アニメのキャラで一番の美形だと思います。映画の中身はちょっと期待しすぎました。よくわからない所もあったし。わくわく感が足りんかったかな。 【ぼんてん】さん 7点(2004-11-20 23:28:11) 1.今までの宮崎アニメと違って恋愛色の強い映画でした。その分「もののけ姫」についていけなかった私にも親しみやすくてよかったです。ハウル役の木村拓哉はキャラクターの雰囲気にとても合っていました。相変わらず「どの作品に出ても木村拓哉は木村拓哉」だったけど・・。火のカルシファーがやたらかわいかったです。 【ジョナサン★】さん 7点(2004-11-09 16:54:18)
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