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【クチコミ・感想】
2.《ネタバレ》 いわゆる「SF超大作」という娯楽大作にここのところ“当たり”が少なく、もはやネタ切れ状態なのか、“よくあるパターン”の作品が多い。
この「サンシャイン2057」にも、そういう不安はあった。真田広之が宇宙船の船長役で出演していることはとても興味深かったが。観ようか観まいかウロウロと悩みつつ、ふとポスターを見ると重要な要素を見落としていた。
「監督 ダニー・ボイル」。
さすがに一筋縄ではいかない作品に仕上がっていると思う。
脆弱化した太陽を再活性化するための決死のミッションに臨む多国籍編成の8人のクルー。ストーリーとしては何となくよくある感じもするが、出演陣の誰もが“主人公面”していないことが、この映画に用意されている“混沌”を暗示していた。
日本人としてはどうしても船長役の真田広之に注視してしまう。が、存在感と責任感のある日系船長に用意されるプロットはわりと容易に想像できるだろう。
「アルマゲドン」系の地球セービング映画でないことは、冒頭から地球でのシーンを廃し、密室の宇宙船内のみで展開されることからも明らか。映画はふとすればミッションの内容すら忘れてしまうほどに、クルーたちの“精神的”なサバイバルへと突入する。「使命」と「希望」、「生」と「死」の間で混乱していく人間模様に、主題である「太陽」に対する観念的な要素も入り混じり、殊更に映画は混沌としていく。
SF娯楽超大作を期待して観に行くと面食らってしまうことは間違いないが、宇宙での極限状態における人間たちのインサイドをさらけ出そうとした試みは面白かったと思う。
タイトルが示すとおり、ひたすらに太陽の熱に“焼かれる”映画である。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-04-15 17:33:51)(良:4票)
1.2001年宇宙の旅、地獄の黙示録のレベルまで行きかけたけど、時間切れで挫折。何を描きたかったのか謎の映画。脚本力の欠如を想像力で補うべきなんだろうけど、誰にも感情移入する暇を与えず、主人公が誰なのかもはっきりしない状況下では為す術なし。これを作った人は、アルマゲドンのヒーロー路線を潔しとしない志の高い人なんだろう。「人物が描けていない」等と思わず野暮なコメントをしてしまいたくなる映画だ。 【正義と微笑】さん [映画館(字幕)] 4点(2007-04-15 01:08:13)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
62人 |
平均点数 |
5.71点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 2 | 3.23% |
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2 | 2 | 3.23% |
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3 | 5 | 8.06% |
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4 | 3 | 4.84% |
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5 | 18 | 29.03% |
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6 | 12 | 19.35% |
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7 | 8 | 12.90% |
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8 | 7 | 11.29% |
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9 | 3 | 4.84% |
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10 | 2 | 3.23% |
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【その他点数情報】
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