みんなのシネマレビュー

キング・コング(2005)

KING KONG
2005年【ニュージーランド・米】 上映時間:188分
SFアドベンチャーファンタジーパニックもの特撮ものリメイクモンスター映画
[キングコング]
新規登録(2004-11-13)【すぺるま】さん
タイトル情報更新(2023-12-02)【イニシャルK】さん
公開開始日(2005-12-17)


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監督ピーター・ジャクソン
キャストナオミ・ワッツ(女優)アン・ダロウ
ジャック・ブラック(男優)カール・デナム
エイドリアン・ブロディ(男優)ジャック・ドリスコル
ジェイミー・ベル(男優)ジミー
カイル・チャンドラー(男優)ブルース・バクスター
トーマス・クレッチマン(男優)エンガーホーン船長
コリン・ハンクス(男優)プレストン
エヴァン・パーク(男優)ヘイズ
リック・ベイカー[メイク](男優)複葉機のパイロット
ピーター・ジャクソン(男優)砲手
フランク・ダラボン(男優)砲手
ハワード・ショア(男優)オーケストラ指揮者(ノン・クレジット)
アンディ・サーキス(男優)のろまなコック
安藤麻吹アン・ダロウ(日本語吹き替え版)
後藤敦カール・デナム(日本語吹き替え版)
宮本充ジャック・ドリスコル(日本語吹き替え版)
坪井智浩プレストン(日本語吹き替え版)
木下浩之ブルース・バクスター(日本語吹き替え版)
楠大典ヘイズ(日本語吹き替え版)
後藤哲夫のろまなコック(日本語吹き替え版)
宮内敦士エンガーホーン船長(日本語吹き替え版)
楠見尚己(日本語吹き替え版)
さとうあい(日本語吹き替え版)
西村知道(日本語吹き替え版)
小形満(日本語吹き替え版)
水内清光(日本語吹き替え版)
中博史(日本語吹き替え版)
星野充昭(日本語吹き替え版)
小宮和枝(日本語吹き替え版)
寺田はるひ(日本語吹き替え版)
佐々木敏(日本語吹き替え版)
横島亘(日本語吹き替え版)
廣田行生(日本語吹き替え版)
山田美穂(日本語吹き替え版)
原作エドガー・ウォレス(原案)
メリアン・C・クーパー(原案)
脚本フラン・ウォルシュ
フィリッパ・ボウエン
ピーター・ジャクソン
音楽ジェームズ・ニュートン・ハワード
ブレイク・ニーリー(追加音楽)
編曲ピート・アンソニー
ブラッド・デクター
ジェフ・アトマジアン(編曲スーパーバイザー)
ジョン・キュール
ブレイク・ニーリー
コンラッド・ポープ
挿入曲アル・ジョルソン"I'm Sitting on Top of the World"
ペギー・リー"Bye Bye Blackbird"
撮影アンドリュー・レスニー
製作フラン・ウォルシュ
ピーター・ジャクソン
フィリッパ・ボウエン(共同製作)
配給UIP
特撮リチャード・テイラー〔特撮〕(特殊ミニチュア効果&特殊クリーチャー効果)
ウェタ・デジタル社(デジタル特殊効果)
美術グラント・メイジャー(プロダクション・デザイン)
アラン・リー〔美術〕(コンセプチュアル・デザイン)
ダン・ヘナ(美術監督スーパーバイザー&セット装飾)
振付アンディ・サーキスキング・コング(モーションアクター)
編集ジェイミー・セルカーク
録音クリストファー・ボーイズ
イーサン・バン・ダーリン
マイク・ホプキンス[録音]
その他フェイ・レイ(dedicated to the memory of )
ピート・アンソニー(指揮)
あらすじ
1930年代のアメリカ大恐慌。無名女優のアン・ダロウも劇場の閉鎖でついに路頭に迷う身となったが、偶然出会った男に映画出演を依頼される。男の名はカール・デナム。無茶なロケを強行するので有名な、ジャングル専門の映画監督だ。彼の大勝負に乗ったアンは、海図にもない未知の海域に向けて出発した。そこには、まだ西欧文明が知らないジャングルの神秘、「コング」と呼ばれる何かがいるという…怪獣映画の原点がCGワークで復活。オリジナルの名シーンが3倍に増量されて観客をスペクタクる。

エスねこ】さん(2007-09-27)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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176.オリジナルのキングコングが古典的名作としてすでに存在し、しかも1級のエンターテイメント作品であった為に、それを忠実にさらに現代のCG技術を加えて作ればまさに鬼に金棒、文句なしに10点です。オリジナルを深く愛し、テーマをきちんと理解している監督だからこそ出来たリメイクでしょうね。興行収入を考えれば2時間ちょっとの長さにして上映回数を増やせば良いいのでしょうけど、細かい所まできっちりと3時間もの長さにしちゃうのは監督のこだわりが見えて嬉しいですね。指輪物語もそうですよね。最近のハリウッド映画はまず利益ありきっていうのが見え見えなのでこういう姿勢は立派だなぁと感心してしまいます。全くの別物なんでしょうが、日本人としては是非見習って世界に誇るゴジラをリメイクしてくれないですかね~。オリジナルのテーマを完全に理解している事が条件ですけど。20年くらい前にリメイクした奴は終わってましたから(笑。 三毛たまさん [映画館(字幕)] 10点(2006-01-21 01:00:58)(良:1票)

175.ピーター・ジャクソン熱いよ!今、ハリウッドでこれだけの作品を撮れる監督が他に何人いるかな?彼の場合、映像はモチロン、映画全体に暑苦しいぐらいの愛情を感じる。3時間10分が長いという意見も多いが、これを短くしてしまうと彼の愛情は激減してしまうのだ。むしろ、よく3時間にまとめたなぁという感じさえする。 こばやんさん [映画館(字幕)] 8点(2006-01-14 23:45:32)(良:1票)

174.※日本語吹き替えでみてしまったのが悔やまれます。間違っちゃったんです・・・うう。※ んで。PJかんとく。泣かせてもらいましたぁ~マジありがとう。ここの高評価なレビューみてからいったから、すごい期待!してたんですけど、その期待を裏切らない映画でした。じぶんの気持ちが伝わなくて暴れるキングコング。でも彼も愛に関して、愛するという感情については人間となんらかわらない。ただ、それを不器用にしか表現できない。そして、見た目は凶暴な野獣。これって、なにかに似てる・・・と思って思い浮かんだのはオペラ座の怪人のファントムです。ちょっと共通点あるよね?みなさんも行ってるけど、CGのほうもすごいです!恐竜と戦うシーンの迫力!!そしてアンを守ろうとして、わざと腕を噛まれるシーン!!(まだ中盤)そっからもう号泣でしたね。。ナオミワッツをアン役にしてほんとよかったね。あたしてきに文句ナシに彼女はかなりの美女だとおもうし、ほんとスキです(≧ω≦)♪あとは、船長さん。彼、戦場のピアニストで大佐役やってたみたいで!!!!!しぶ~くてかっこよすぎです。要チェック!!!!!! こんだけ言いまくって、なんで8点なのか?というと・・・ね。あの原住民!あのかたたちに、出演?の必要性を見出せなかったのです。だって、白目がほんきでこわくて、ほんとあせったんだよー。まじこわかった。あのひとたち、気のせいかディズニーランドのウエスタンリバー鉄道ってアトラクションにいるきがするんだけど?あとあの物体Xみたいななんてゆーか虫みたいなパラサイトみたいなのもニガテ。怖すぎる。あのキャラたちすばらしいCGだけどLTRにはださなくて正解だよ!PJかんとくっ!まあ、最後にはもう号泣しまくってたのでキモイ虫のことも忘れてたけどねー。最後のコングとの最後のお別れのとこ・・・そして、「beautiful」のやつ。や~ば~い。もうマスカラ落ちて落ちてでもそんなのどうだっていいくらい泣けます。となりにすわってた少年はじぶんのお父さんに「これって泣く場面?」とかたずねてました。きみもいまにわかるよ。へへへ ギニュー隊長★さん [映画館(吹替)] 8点(2006-01-11 17:10:04)(良:1票)

173.『キングコング』を観て映画監督になろうと決意したピーター・ジャンクソンだけあって本作での彼の入魂ぶりには本当に驚かされた。ストーリーは一緒ではあるものの、CGを多用した映像はオリジナルに余裕で勝るほどの迫力だ(できれば映画館で見て欲しい!家では何しても迫力不足かも?)。『ジュラシックパーク』を連想させる恐竜との激闘シーン、髑髏島でのキモすぎる虫の襲撃シーン、ラストの泣けるキングコングの最期のシーンなど目が離せないシーンばかり。3時間という時間も飽きる余裕すらない。ただナオミ・ワッツの絶叫で耳が少し痛くなったし、ジャック・ブラックは何をしてもジャック・ブラックなのが残念!役者としての幅が狭いような気がします。キングコングの方も倒れ方がKO後の曙みたいであっけないし、世界貿易センターでの暴れ方も足りない。アジャコングを見習って欲しいものです・・・とはいえ点数は大満足の9点! ピルグリムさん [映画館(字幕)] 9点(2006-01-09 23:04:49)(良:1票)

172.「キング・コング」これには特別な響きを感じます。76年版のそれは小学校低学年の時、初めて映画館で観た洋画の作品だからです。(それまでは「東映マンガ祭り」ばかりだったから)小学生の低学年を映画館へと駆り立てたものは巨大な猿がNYの街を暴れまわるという、ウルトラマンの延長線上にある興奮と期待です。30年経過した今でも、当時の映画ポスター(コングが飛行機を鷲掴みするやつ)は脳裏に焼きついています。そうこれは子供向けの娯楽映画だったはず。だが、どうしても気になる。中年だけどみてみたい。私のように少年時代を懐かしんで見いく中年も多いのではと思います。さて05年版ですが、コングがちっちゃい。これじゃキングじゃないよ。島では、恐竜や虫が暴れまわり、映像に圧倒されるものの「んーこれはキングコングじゃなくてジュラシックパークだよ」。76年版でイチバン印象に残っている、ヒロインが船のタンクに落っこちるシーンも無いじゃん。ヒロインのコングへの愛情も何か薄いなあ。と色々と突っ込みが入る。でもコレで洋画デビューする子供達もいるのかなあ、で30年後にまたリメイクされるのかなあと思うと、感慨深くなります。是非、息子・娘の映画館デビュー作品にして下さい。で、次回のリメイクでその子供達がここにレビューを・・・。 ※<中年の感想>映画はソフト開発の領域に入り込んできたなあというのをコレをみて痛感しました。これだけCGが多用されるともう特撮(私のイメージは模型での撮影です)ではなく画像の設計・開発作業と貼り合わせだし、映画人というよりも、SE・プログラマの工数仕事になりつつあると思います。(莫大な予算の多くは彼らの人月費用なのでは???) 東京50km圏道路地図さん [映画館(字幕)] 7点(2006-01-07 03:29:03)(良:1票)

171.《ネタバレ》 「リング三部作」では優等生的ともいえる映画作りをしていたピーター・ジャクソンが、本作ではオスカー俳優を端役に使ったり悪趣味ともいえる生物の群れといいやりたい放題である。(筆者は虫の類が苦手)B級テイストを盛り込んでおきながら監督の細部へのこだわりがうかがえる。ジョゼフ・コンラッドの「闇の奥」が途中で出てきた時は「大袈裟な」と思わず苦笑してしまった。ラストにおいてついに力尽きたコングが、エンパイアステートビルの頂上から落ちていく場面を凋落しつつある超大国アメリカの姿と重ね合わせたのは私だけだろうか。少なくとも入場料分は満足させてくれる映画。 Copperfieldさん [映画館(字幕)] 7点(2005-12-31 08:05:16)(良:1票)

170.ただのアニマルパニックアクションだな、別にどうでもいいや。と思いつつも、見に行ってみますと…!序盤は何かが起こるぞ、というおどろおどろしさに引き付けられ、中盤これでもかこれでもかと出現する敵キャラとコングのカリスマ性に引き付けられ、NYに連れて来られてからは、人間の勝手さに憤りを感じ、コングの純粋さに胸を締め付けられ、3時間あまりの時間はむしろ短く感じるくらい怒涛のような映像と感情のふり幅を体感させてもらいました。これぞエンターテインメント、上質の娯楽映画と言えるのではないでしょうか。良い意味で裏切られた最高の作品だと思います。でも、DVDが発売されると同時に評価が下がってしまうんでしょうね、きっと。それがまた悲しいです。 ちゃかさん [映画館(字幕)] 10点(2005-12-29 21:28:11)(良:1票)

169.《ネタバレ》 大満足の3時間でした。確かにキングコングが登場するまでの1時間はじれったいですが、その後はエンドロールまであっという間の凄まじい映像の洪水。しかし1930年代のNY、髑髏島、恐竜や巨大昆虫達、どんな些細なシーンでも全く隙が無い豪華絢爛な映像です。映画だから、きっと予算が・・・などと想像させるカットがただのひとつも無い。完璧に世界を作り上げています。監督が痩せるのもわかる。大変な労力だったでしょう。しかしこの映画はそれだけのCGアトラクション映画では終わらない。この物語の肝であるアンとコングの「愛」も大変美しく描かれていました。ナオミ・ワッツはこの映画で本物のスーパースターになったと思いました。 ロイ・ニアリーさん [映画館(字幕)] 9点(2005-12-28 08:34:41)(良:1票)

168.1933年のオリジナルにとても忠実に描かれていてとてもよかったです。ジャングルでの恐竜や巨大な虫、ブロードウェイの街を暴れまくる姿やエンパイヤステイトビルによじ登る姿、どれも忠実でオリジナルで興奮した僕の心としてはとても嬉しかったです。オリジナルの良さをそのままに、現代のVFXを駆使し、リアルに再現する。どれも観てみたいと思っていたものばかりでした。ピーターのオリジナルへの愛情や尊敬を見て取ることが出来ました。全てがリアルで、キングコングのサイズを等身大で感じることが出来たのもとても大きかったです。キングコングの感情やアンの想いをストレートに表現し、キングコングにさえも感情移入してしまいました。映像の素晴らしさだけでなく、ストーリーの面でもとてもリアルで、世界恐慌の時代の映写までもリアルで、とにかくリアリティーを追求したのが素晴らしかったです。本当にピーターのリアルを追求し、求める姿勢に心を強く打たれました。そして、ラストでキングコングが胸に手を当てた姿には、思わず込み上げてくるものありました。個人的にはオリジナルと同じくらいの評価と点をつけたいと思います。 ボビーさん [映画館(字幕)] 9点(2005-12-25 23:39:37)(良:1票)

167.《ネタバレ》 え?ヒロインにナオミ・ワッツ…?彼女がジェシカ・ラングのようにお色気攻撃をするのか!!??あの地味さで…などと心配していましたが、彼女の地味さが逆に時代背景の雰囲気にマッチしておりました。   あまりに有名な作品をあのPJがリメイクということで楽しみにしていたのですが、案の定バクハツしちゃってますね。「ROTR」ではえらく優等生ぶっていたPJ監督ですが、今回は莫大な制作費ももらって好き勝手やり放題、大暴走のハチャメチャ映画になっております。もう「ハムナプトラ」も顔負けの好き勝手CGてんこ盛りでお腹いっぱいになりますね。   こういう映画は突っ込んじゃいけません。素直に監督のオタクぶりと映画に対する「偏愛」を楽しむべきでしょう。髑髏島のオークそのまんまの原住民はホラー全開!徐々に盛り上げていきます。そして中盤の山場のコングVS恐竜戦は早すぎるカット割でもはや状況把握不能。勢いで突っ走りますが気づいたら17人もご臨終されてました(T_T)/~おそろしや。   全体的にリアルよりは雰囲気を重視した特撮映像は地味ですが、よくこれだけの長時間映画をデジタル処理したなって思います。それだけに、クオリティの劣る場面はとても目立ちます(笑)。もはやスタッフもやっつけ仕事だったのでしょうか。   クライマックスお約束、あのエンパイアステートビルで孤高の雄叫びをあげるシーンを見ると、「ああ、キングコングを見てるんだ」とようやく実感しました。   ドリスコルとよりも、もう少しアンがコングに話しかけるシーンがあったら良いなって思いましたが、充分に感情移入できるコングに仕上がっていると思います。セントラルパークで遊ぶ最後のひとときのコングに胸が熱くなりました。PJにはぜひ「GODZILLA」を製作していただきたいなって日本人として思います。偉大なるオタク監督PJに7点。減点したのはちょっと長すぎたのと、あまりにはっちゃけすぎたことに対してです(笑)。 トトさん [映画館(字幕)] 7点(2005-12-23 23:29:12)(笑:1票)

166.《ネタバレ》 「・・・・なんなんだ、これは。」 これが観終わってからの率直な感想です。 P・ジャクソンやりたい放題の大暴走。 まさに「キング・コング」。 ユー・アー・ザ・チャンピオン。 どちらかと言うとCG肯定派のほうですが、これはカナリの重症です。 まあいいのは島に行き着くまでで、そこから先は何とも凄まじいシーケンスが繰り広げられるわけですが、とてもスペクタクルなどと呼べる代物ではなく、いわば、「鍋に菜ばし突っ込んで引っ掻き回した」ような無意味で品の無い大騒ぎで、必要以上に動き回るカメラアングルもCGの粗をごまかす為のものにしか見えず、演出、脚本、編集までもがカナリ強引でした。 だいたい蟲や恐竜、自然そのものの野生というものをナメ過ぎでしょう。 ・・どう考えてもやり過ぎです。 ニューヨークでキングの手錠がはずれたのを意外な顔して呆然と見上げるJ・ブラックのシーンでは、変な笑いがこみ上げてしまいました。 「大きくて悲しい愛の物語」というきらびやかな衣を纏ってはいるものの、刹那的な好きか嫌いかで評価が分かれる、トイレの震えをこらえながら見た冬の花火のような、ただ々長く派手なだけの作品でした。 Berettaさん [映画館(字幕)] 4点(2005-12-21 02:16:16)(良:1票)

165.思い入れの強い作品のリメイクは、得てして残念な感想が多い私です。
本作もそうでした。
私も1933年版「キングコング」のファンなので、ミスター・グレイさんのご意見、ごもっともと感じています。
「ロード・オブ・ザ・リング」は複雑なお話しなのであの長さが必要でしたが、本作は短くさっぱりとしたほうが向くお話しでは?と思います。
登場人物の背景などは雰囲気から、イマジネーションを働かせて推測する、思いを巡らす。
お話しに語られない部分も楽しむのは、私だけでしょうか?
2005年版はあまりにも微にいり細にいり語られるので、観客のほうは受け手になってしまう。
観たそのままではなく、自分の心を使って作品を消化し、うるうるとした気持ちになりたかったです。

しかし同時に、これだけの作品を作ったキャストやスタッフを高く評価しています。
裸足、薄物であれだけのアクションを見せたナオミ・ワッツさんに拍手!
日本の女優さんも綺麗ばかりに拘らないで、ナオミさんの女優根性を見習って欲しいと思いました。 たんぽぽさん [映画館(字幕)] 7点(2005-12-20 16:24:46)(良:1票)

164.《ネタバレ》 言いたいことは沢山あるが、まずは一言。ブラボー!ジャクソン監督、よくやった。いろいろ異論はあるだろうけど、とりあえず名作映画のリメイクでここまでやれれば十分なんじゃないですかね。自分としてはもうコングとティラノの戦闘シーンで早くも「これは8点付けちゃる!」と決意してしまいましたが(笑)。何だか微妙にCGと役者が噛み合っていないように見える(気のせい気のせい!)カーチェイスならぬ"恐竜チェイス"も迫力があったし、伝説の"クモガニ"らしき物体も観られたので個人的には満足です。映画バカのカール・デナム役のジャック・ブラックが、途中で一瞬改心するのかと思いきや最後までバカを突き通してくれたのもGOOD。そして今回何より驚いたのがコングの表情豊かな感情表現。アンを苛めて悦に入るコング、黄昏に思いを馳せるコング。アンディ・サーキス、ゴラムから更に精進しています。ウィリス・H・オブライエンのコングがスクリーンに姿を現してから約70年、特撮技術が極限にまで進化した今、もはや映画に不可能なことは無いんだということを実感しました。最後にこれはエンドロールが始まっても最後の最後まで見なければなりません、理由はとにかく観れば分かります。 かんたーたさん [映画館(字幕)] 8点(2005-12-19 13:59:18)(良:1票)

163.長い!長すぎる(怒)。筋書きに新しさは望めないのだから、リメイクするならその意味を考えて作れと言いたい。大人の男が面白いと思う映画ではない。女性向きだね、「私を守ってくれる王子様、それがコングよっ!」ってところに共感できない人にとってはきつい3時間になる、忠告まで。それから映像と流れは安っぽいよ、とっても。
恐竜が追ってくるシーンなど、CGは大量に投入されているがアーケードのゲーム機じゃないんだから、もう見慣れすぎて全然感動と驚きは無い。 小鮒さん [映画館(字幕)] 3点(2005-12-18 17:37:22)(良:1票)

162.《ネタバレ》 凄かったです、映像と効果音、身震いがしましたよ。
見る前は、「ヒロインがナオミ・ワッツ?いまいちパッとしねーなぁー、ジャック・ブラック?コメディアンなんか使ってんのかよ・・・、エイドリアン・ブロディー?うわ!戦場のピアニストじゃん、ま~しぶといからね、顔に似合わず・・・」と全然期待ゼロだったんですけど、これが予想に反して素晴らしい演技でした、しかしなんと言っても、キング・コングでしょう、暴れっぷりも見事なら、表情が素晴らしいアンに対して、すねてるところなんか微笑ましい映像でした。
高所恐怖症、昆虫嫌いの方は要注意です。 みんてんさん [映画館(字幕)] 9点(2005-12-18 01:47:43)(笑:1票)

161.《ネタバレ》 ストーリーは誰でも知っていると思います。私も1976年版キングコングを映画館で見たし、それ以降テレビでも見てました。なのでこの映画をどのように演出するのかなという気持ちで見に行きました。冒頭の髑髏島に行くまでは『長いけど、この部分は必要だよな…』と思いながら見てましたが髑髏島についてからグイグイ引き寄せられました。コングと恐竜の戦いのみならず、でっかいムカデやカマドウマ(便所コウロギね)見たいなやつ。『あんなでっかい蚊に刺されたくないなぁ…』等とストーリーと関係ないところに感動してました。コングがブロードウェイから逃げ出してアンと2人?で氷の上で遊んでいるシーンは楽しげで、でももう島には帰れないしと思うともう目がウルウルです。最後のエンパイヤステートビルは髑髏島での頂かと思うとまたウルウルです。上映時間3時間はやはり長かったのかエンドロールが始まると多くのお客さんが席を立っていきました。でも最後にP・ジャクソン監督の、この映画に対する思い入れを感じました。
まにさん [映画館(字幕)] 8点(2005-12-17 19:59:32)(良:1票)

160.《ネタバレ》 今年最後の方でやっと到着した最強の主役キングコング!。髑髏島でのブラキオサウルスの激走シーンやV-REXとの戦いのシーンは鳥肌が立ちました。そしてエンパイヤ・ステート・ビルでの最後に涙しました。オリジナルは未見なのですがいつか見たいと思います。あと字幕版でもう一度みたいです。 途中にFFのサンドワームでてなかった?・・・気のせいか。 ストライダーさん [映画館(吹替)] 10点(2005-12-16 20:24:43)(良:1票)

159.ブラキオサウルスの疾走シーンは本当に息が止まるかと思った。後半のアクションシーンに比べて不釣合いに感じるほどあのシーンの迫力と臨場感は並じゃなかった。ハリウッド映画が世界に誇ってきた大作アクション映画のダイナミズムをジャクソン監督は見事に自分のものにしたと思う。この映画の前ではもう「ブレインデッドの頃に戻って欲しい」などというボヤキは無用だろう。アドベンチャー映画の緊張感と興奮を十二分に再認識させてくれる映画である。船出シーンから見受けられるスティーブン・スピルバーグ風のぼやけた光はロマンチックな雰囲気を作り出し、ファンタジーだということをまず実感させる。その後、不気味なスカル島をカメラが執拗なまでに捉え、コング登場、ブラキオサウルス疾走シーンで一気に観客を画面に取り込むのだ。とにかく、スカル島の造形といい、3頭のV-REXとの格闘シーンといい、監督のオリジナルへの熱意は半端ではなく、小ネタに至るまで独特の味付けで再現している。フェイ・レイネタはもちろん、オリジナル版原住民もショーのシーンに顔を出し(音楽で判る)、中国人まで登場する徹底振り(原住民虐殺シーンと市電襲撃シーンはカットしてある)。味付けと言えば、アクションシーン並みの変化を見せたのは登場人物。ジャック・ドリスコルは最初は冴えないのにいざとなると勇敢なキャラ、に変わっているし、デナム監督は卑劣な部分が強調されている。個人的にはオリジナルのカリスマ性があって妙に憎めないキャラが好きだったのだが、人間のエゴを象徴するという意味ではこちらのほうが判りやすいのだろう。アンディ・サーキスもコング役ではもちろんのこと、コック役としてもなかなかカッコいい(一番得した俳優かも)。とにかく、この映画ほど大スクリーン、大音響で見ることの素晴らしさを実感した映画は無かった。今年は面白い映画が多いとは常々思ってはいたが、1年の終わりを正しく想像を絶する映画で締めくくることが出来て感激である。これまで見たことの無いものを見せてくれたピーター・ジャクソン監督には敬意を表して満点。 追記:おかげでナルニア~は完全な3日天下でしたね(笑)。 マイカルシネマさん [映画館(字幕)] 10点(2005-12-16 11:16:52)(良:1票)

158.《ネタバレ》 “KING KONG”と大文字になりました。
'76年版は現代劇として制作されていましたが、本作は'33年版オリジナルを、時代そのままに踏襲しています。
この辺りからでしょうか、ハリウッドが送り出す大作映画が、美麗なCGがウリなだけのリメイク作品やシリーズものばっかりになってきて、個人的にちょっと、食傷気味になってきたんですよ…。本作もそんなイメージで、美麗なCG以外のウリが、'76年版と違ってオリジナルのリメイク…くらいなんですよね。
でもけっこう高評価の作品のようですので、そういう意見もあるんだぁ~程度に読み流してください。

33年当時のニューヨークの街の再現度。オリジナルキャストの名前を出すお遊び。不気味な巨大昆虫。静まり返った公園の池で滑って遊ぶコングとアンなど、良かったシーンは結構あります。…ほとんどCGしか褒めてませんが。
エンパイヤステートビルの創り込みは、'33年版のビルの再現度の高さを再認識させてくれました。
ジュラシック・パークで見慣れたCG恐竜ですが、キングコングの恐竜はどこかヌメヌメした印象で、制作チームが違うと表現方法も変わるんだなって、勉強になりました。そしてオリジナルでは割愛されたらしい、巨大昆虫が気持ち悪いです。とても気持ち悪いです。次々襲われる船員。あんな島で、あんな虫に殺されるのは勘弁してほしいですね。
オリジナルと違い、アンとコングが相思相愛となっていて、この辺'76年版の影響かなぁ?'76年版を見慣れた私には、こちらの方がしっくりします。でも言い方を変えると、恐竜や昆虫以外、あまり代わり映えのない内容だなぁ…って思ってしまいました。
アンを握ったままジャングルを疾走するコングに、アンが潰れたり頚椎損傷しないか心配になりました。当時USJのアトラクションでも作ろうしたんでしょうか?そんなスピード感演出でしたね。(※アトラクションあったみたいです)
プロントサウルスがゴロゴロと坂を転げ落ちるシーンは、まるでAIが造った、動く肉の塊の映像みたいです。そもそも、あのシーンの必要性が判りません。ラプトルみたいな肉食恐竜も一緒に走ってますが、別に踏まれる危険を犯して並走しなくても、一番足の遅いプロントサウルスを捕食すれば良いだけでは?って、冷めた目で観てしまいました。こちらもアトラクション化を意識しての演出かな?

一番の欠点は、上映時間が長いんですよ。オリジナルが100分のキングコングに188分も掛けるのは、時間管理と映像の取捨選択が下手だからだと思います。
例えば船の衝突の場面。見張りのジミーが前方に壁を見つけて叫ぶ。で船長が壁を目視して機関停止を命じるまで、何と20秒も掛かってます。長すぎです。壁を見つけてから座礁するまで4分近く使ってます。時間取りすぎです。キングコングを観に来たお客さんは、貨物船の座礁なんて、別にじっくり観たい訳じゃないんです。きっと他の監督なら30秒で終わらせたでしょう。
キングコングの前で起死回生のパントマイムするアンは予想外の動きで可愛いんですが、序盤の舞台で踊る映像は酷いもので、放り投げた帽子のキャッチは観客の背中や別カット割りで誤魔化す。アンが倒れ込むアクションすら別カット。何か「役者が頑張ってないなぁ」って印象を持ちました。
ジミー少年と育ての親ヘイズにも時間を割いていますが、2人で本の解釈を語り合う場面って必要?どんな裏設定でも構わないけど、2人のシーンは全カットしても全く問題なかったですね。
コングの最後を見たデナムの「美女が野獣を死なせたんだ」のセリフ。これオリジナルではコングの片想いだったから、意味があったと思うんですよ。相思相愛にしちゃった本作では、やっぱり飛行機がとどめを刺したって事になると思います。デナムは知らないけど、本作のアンは体張ってコング守ろうとしたし。
良いシーンもあったし、CGはお金掛かって綺麗。本作の出来に腹は立ちませんが、もう50分短ければ、もう1点追加しても良かったです。

個人的な見解ですが、ピーター・ジャクソンって何故か大御所感がありますが、ブレインデッドのカルト的高評価で、実力以上の仕事を任されてしまった感が拭えません。彼をメジャーに押し上げたロード・オブ・ザ・リングって、あれだけメジャーな原作で、上映時間と制作時間、制作費と宣伝費を掛けたら、誰が創っても、アレくらいはゴージャスになるような気がします。そんな流れで、メジャーなオリジナルがあって、同じように時間と費用を掛けた本作。その後はまたロード・オブ・シリーズの尻尾のホビット…身の丈にあった上映時間と制作費の、オリジナル作品を観てみたいものです。 K&Kさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2024-10-02 18:51:41)

157.ナオミ・ワッツ美しい afoijwさん [映画館(字幕)] 5点(2023-03-17 20:09:40)

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【点数情報】

Review人数 236人
平均点数 6.92点
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252.12% line
372.97% line
4104.24% line
53012.71% line
63715.68% line
75222.03% line
84418.64% line
93615.25% line
10156.36% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review19人
2 ストーリー評価 6.66点 Review30人
3 鑑賞後の後味 6.65点 Review29人
4 音楽評価 6.28点 Review28人
5 感泣評価 6.00点 Review27人

【アカデミー賞 情報】

2005年 78回
視覚効果賞リチャード・テイラー〔特撮〕受賞 
音響効果賞マイク・ホプキンス[録音]受賞(音響編集賞として)
音響効果賞イーサン・バン・ダーリン受賞(音響編集賞として)
音響賞クリストファー・ボーイズ受賞 
美術賞グラント・メイジャー候補(ノミネート) 
美術賞ダン・ヘナ候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2005年 63回
監督賞ピーター・ジャクソン候補(ノミネート) 
作曲賞ジェームズ・ニュートン・ハワード候補(ノミネート) 

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