みんなのシネマレビュー

リトル・ダンサー

Billy Elliot
2000年【英】 上映時間:111分
ドラマファミリー青春もの
[リトルダンサー]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-10-08)【Olias】さん
公開開始日(2001-01-27)


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監督スティーヴン・ダルドリー
キャストジェイミー・ベル(男優)ビリー
ゲイリー・ルイス〔1958年生〕(男優)ビリーの父親
ジュリー・ウォルターズ(女優)ウィルキンソン先生
イモージェン・クレア(女優)指導教師
進藤一宏ビリー(日本語吹き替え版【DVD】)
池田勝ビリーの父親(日本語吹き替え版【DVD】)
立石凉子ウィルキンソン先生(日本語吹き替え版【DVD】)
天田益男(日本語吹き替え版【DVD】)
水原リン(日本語吹き替え版【DVD】)
仲野裕(日本語吹き替え版【DVD】)
矢島晶子ビリー(日本語吹き替え版【BD】)
稲葉実ビリーの父親(日本語吹き替え版【BD】)
川島得愛(日本語吹き替え版【BD】)
高乃麗(日本語吹き替え版【BD】)
音楽スティーヴン・ウォーベック
作曲ピョートル・チャイコフスキーバレエ音楽「白鳥の湖」より
編曲スティーヴン・ウォーベック
挿入曲T-REX”Get It On"他
ザ・クラッシュ"London Calling"
撮影ブライアン・テュファーノ
配給日本ヘラルド
特撮ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
美術マリア・ジャーコヴィク(プロダクション・デザイン)
字幕翻訳戸田奈津子
スタントデレク・リー
あらすじ
イングランド北部の炭鉱町。炭鉱労働者の一家に育ったビリー(ジェイミー・ベル)はある日、偶然目にしたバレエ教室に強く惹かれ夢中になっていくが父はそれを知って激怒する。男がバレエとは何事か!しかしクリスマスの夜、ビリーが踊っている姿を、偶然父がみてしまった。そのとき父親はある決意をする・・少年の成長と家族の再生を描いたイギリス史上最高のヒューマンドラマ。

花守湖】さん(2006-06-27)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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325.《ネタバレ》 ◆物語はサクセスストーリーの王道。炭坑町の貧しい少年がクラッシック・バレエを目指すという視点は興味深い。
◆最大の見せ場はビリー少年の踊り。気迫とパワーは感じる。でも体は固いし、足は上がってない、高度な業はなし、軸もぶれている。バレアは体の柔軟性を求められるので、あれでは不合格か。「特別な素養」は感じられず。吹替えでよかったのに。
◆違和感のあったのは音楽。T・レックスのブギー、クラッシュのパンク、ジャムのロック。少年の目指していたのは何か。ロックに陶酔してバレエを目指す人はいないと思う。
◆あの旧弊で頑固な親爺はバレエなんか絶対理解しないと思う。町を出たこともなく、炭坑のことしか知らない。文化には無関心の男。ラストの男だけの白鳥の湖なんて反吐が出るのじゃないかな。妻のピアノを薪にする男だ。普通売るよね。その親爺が息子のダンスを見て急変し、性格も手の平返しの家族愛、自己犠牲モード全開。こういうのは徐々に変わっていかなきゃ不自然。兄も同様。弟なんかと馬鹿にしきっていたのに、「Imiss you」。二人が偏見を捨てて少しずつ理解を示してゆく様子が人間ドラマの見せ場も筈。周囲の偏見もあっという間に無くなり、資金援助。
◆父のスト破りが感動場面。兄に咎められて男泣き。これはよかった。史実としてストの暴動で死者が出たし、スト破りには凄惨なリンチがあった。
◆師弟愛が中途半端。最大の功労者の女教師は、何故ショーに招待されないのか?ビリーが「あなたは負け犬だ」と詰った罪は償われていない。両者の関係は最後までよく解らないままでしたね。普通は合格目指して猛特訓とか、強い絆が出来る場面があるのですが。
◆ビリーは本当にバレエを目指していのか。ダンスが好きとは言うけど、バレエが好きとは言わない。自ら臨んで試験を受けたいという場面がなかったような。試験に臨んでもやる気ない態度だし、話しかけてきた少年は殴る。どこでバレエに目覚めたのかあやふやです。
◆ホモの少年マイケルは、ビリーと同じ異端者、アウトサイダーとして登場。でもお互い理解しあっているのか。マイケルはビリーに惚れていたのですけど。大人になって女装して、恋人が黒人、それで幸せなのかな。
◆祖母は痴呆症と思うんだけど、直るんですね。
◆最大の謎、開始15:10のところで車の影になった教師の娘の姿が消える。 よしのぶさん [DVD(字幕)] 7点(2010-07-23 22:20:59)

324.《ネタバレ》 前半は淡々と感じたけど、後半は感動の応酬で、事あるごとに涙しながら見ました。父親の設定が凄く良くて。兄ちゃんも良いし、オカマな友達もいい。幼馴染っぽい女の子とはどうなったのかが、心残りです。 VNTSさん [DVD(字幕)] 8点(2010-06-22 19:07:33)

323.「遠い空の向こうに」を鑑賞後、続けた観たのが悪かったのか・・・。どうしても比較してしまう内容・・・。どうせならもっと彼のダンスを見たかったかな。 あるまーぬさん [DVD(字幕)] 6点(2010-05-06 19:42:20)

322.大胆というか斬新というか独特な演出には、はっ、とさせられるのだけれど、うまく、気持ちが映画に入り込めなかった。少年の震える魂を伝えようとして、何か邪魔するものが、この映画にはあると思った。単に、スティーブン・ダルドリーがやろうとしていることが、うまく理解できていない、というか感じられていないだけかもしれないが。 みんな嫌いさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-01-01 18:47:15)

321.炭坑町を背景に、大人たちの都合、思惑の中に翻弄されながらも前だけを見て進む少年の姿が輝きます。イギリスの階級社会、いじめ、組合という組織のいやらしさなどもひしひしと伝わってきます。お父さん役のゲイリー・ルイスは頑固で人情味あふれる男を演じると絶品です! きのう来た人さん [DVD(字幕)] 7点(2009-09-02 06:00:21)

320.《ネタバレ》 父親のまなざしが少しずつ主人公に寄り添っていく様が、とても丁寧に描かれていた。ストをやめ炭鉱へ向かうシーンも良かったが、質に入れるため、妻の形見を握り締める手のシーンが一番じーんときた。表情が目に浮かぶよう。 kakiさん [DVD(吹替)] 9点(2009-08-04 01:25:29)

319. なんか前に観たことあるような気がするなーと思ってたけど最後まで思い出せませんでした。この種の典型的なサクセスストーリーだったからかも知れません。
 とにかく主人公の男の子が素晴らしい。あと父親。ストライキ中の炭坑が出た時点で感動ポイントは読めてしまいましたが、わかっていてもあの感動。危うく泣くところでした。別に我慢してたわけじゃないけど。
 このタイプの映画にしては出色ですが、その要素は主人公の周辺の屈折というか、変態ちっくな所かな。女装趣味のある友達や「わたしのアソコ見たい?」と誘惑してくるバレエの先生の娘、「私はダンサーになれた」と連呼する祖母など、普通じゃないです。
 それが逆にストーリーのアクセントになっていて、「またこのパターンかよ」と視聴者を落胆させていないのだと思います。ただ冷静に振り返れば「またこのパターンか」と思うようなストーリーですね。
 クラッシュなどセンスの良い音楽が光りました。でもやっぱりこのテのストーリーはあんまり好みじゃない。変態要素は良かったけど。 Balrogさん [DVD(字幕)] 6点(2009-06-21 22:14:13)

318.《ネタバレ》 好きなものを好きと言うのはとても勇気のいることだ。その信念を貫くことも。なぜなら、そう表現することで、大事な人が傷ついたり、時代や場所によっては、法律で罰せられたりもするからだ。好きなものを好きと胸を張って言う事は、個人的に素晴らしいことだと思う。誰にも「嫌いになれ」と強制はできない。だが、その行為は代償と犠牲が付き纏うことを理解しなければならない。ビリーはバレエに対する燻る情熱を時々垣間見せることで、周囲を変えていく。そこはすごく好感がもてる。途中までは、父の理解が得られなかったり、オカマと間違えられたりと、ちゃんと負の側面も描かれている。しかしビリーは、オーディションが上手くいかなかったことで、こともあろうか衝動的に暴力に走る。このシーンは盛り上げの為の枷として、安易に挿入されているのだと思うが、これは全く納得がいかない。そもそも、あんな場所で暴力沙汰を起こしても合格してしまうならば(謝罪や和解や反省のシーンすらない)、「好きなことへの情熱さえあれば、何をやっても許される」ということになってしまうのではないだろうか。それならば、最後まで成長のない只の自己中心的子供なだけである。それまで許せてきた、万引きも、バレエ教師に弾みで吐いた暴言も、全く許せなくなる。結末に向かっては、結果ありきで人物を動かしただけの代物。 Nujabestさん [DVD(字幕)] 4点(2009-05-27 21:21:21)

317.オヤジ、どんだけいい味出してんだよ。ビリーにはダンスが救いだったんだね。救いとなりえるものとの出会いって確かに貴重なんだけど、大事なのは歳を重ねてもそれを見失わずに持っていられることだと思う。才能を自らが投げ出さないことだと思う。「そう、電気のようだ」って言葉が心に残る。どんな気分だろう?羨ましい。 マリモ125ccさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-05-14 16:11:49)

316.《ネタバレ》 以前から気になっていたが、「リトルダンサー」というタイトルに乗れなかった。が、「めぐりあう時間たち」のスティーブン・ダルトリーの監督作品だと今更知り、早速観た。期待に違わず好きな作品だった。イギリス映画だからあたりまえかもしれないが、ハリウッド映画とは明らかに違う空気や匂いがいい。決して大げさでない感情表現や洒落たセリフがいい。おばあちゃんと、いつも家の前にいる女の子がかわいい。バレエの先生のベタベタしない優しさがいい。そして、私も人の親の端くれとして、おやじの心情がストレートに響いてきた。賛否両論の15年後のシーン。私は断然、『賛』だ。電車の中のおやじの顔を見た時から、感動の波がひたひたと寄せてくる。そしてアダム・クーパーのもの凄いオーラと一体になって映画は終わる。ただ、他にも書いておられる方がいたか、タイトルは、原題の「ビリー・エリオット」にして欲しかった。

ブタノケ2さん [DVD(字幕)] 9点(2009-04-29 15:46:51)

315.《ネタバレ》 抑圧と衝動の映画。ビリーはビリーという個であると同時に、おばあちゃんであり、お父さんであり、兄であり、母の遺志であり、先生であり、友であり、労働者達であり、そしてこの映画を見ている観客であるのです。それぞれの衝動がビリーという存在に反映され昇華されてゆく、1本の映画が1つの人格であると同時に全ての人格。だからこそ、ラストはちょっと先走り過ぎちゃいましたか。あれは既に固まった未来。一歩前へ踏み出し、開かれた無限の未来へ向って全力で踊りが爆発すれば、それで良かったと思うのですが。 あにやん‍🌈さん [DVD(字幕)] 8点(2009-03-28 16:08:48)

314.《ネタバレ》 バレエに魅了された少年の成長を描いたイギリスヒューマンドラマ。バレエに熱中し成長していく少年が先生や父親など周囲を変えていく様子が語られていて爽やかな作品ですね。 獅子-平常心さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-01-19 01:10:35)

313.炭鉱+父子のドラマというイギリス映画の王道パターン。ダンスの爽快感がいいですね。 色鉛筆さん [DVD(字幕)] 6点(2008-11-21 20:49:57)

312.《ネタバレ》 とても良かったです。よくあるサクセスストーリーで、遠い空の向こうに等のサクセス炭鉱モノなどとたいして変わりませんが、見せ方が良いですね。何故かダンスがタップ風だったり、音楽もクラッシュや、ジャム、T-REXを使っちゃったりと、ひねりのきいたセンスが好きです。 すべからさん [ビデオ(字幕)] 8点(2008-11-11 18:23:35)

311.《ネタバレ》 行き詰まった世界を粉々に打ち砕くような情熱―パッション。彼の踊りはそれ以外のなにものでもない。何よりすごいのはそのすべてが無意識のうちに形作られていくところ。
彼は踊りが好きなのではない。ただ踊らずにはいられないだけなのだ。その渇望を閉じ込めようとすればするほどそれは爆発のようなエネルギーをもって外の世界に弾け出る。
そのエネルギーをこれほどまでに巧みに描いた映画があったであろうか。この弾け出るようなエネルギーのほとばしりに触れられたということだけで、私は十分この映画に出会えたことを感謝したいと思う。
男のバレエ?不遇な環境に置かれた才能ある少年のサクセス・ストーリー?「鳶が鷹を生んだ」かのような凡庸なる父と非凡な子の葛藤と愛?衰え行く炭鉱産業の悲哀?そんなものたちは所詮脇役にしか過ぎない。
理屈じゃない。自分にすらコントロール不能の情熱を天から突然授かってしまった少年の一挙手一投足の全て。それこそがこの映画の肝である。
ぞふぃさん [CS・衛星(字幕)] 10点(2008-11-11 18:11:34)

310.とても重い時代と保守的な地域が舞台でありながら、その雰囲気を損なわずに明るく楽しく観れる作品でした。切ないシーンもあって、素直に家族や周りの人々との繋がりって大事なんだなぁと、考えさせられました。フラガールはこれの真似ですかねぇ。 ラジェンドラさん [DVD(字幕)] 8点(2008-06-26 14:33:48)

309.炭鉱夫のストを破って、子供の夢に思いをかける父親の姿が感動的でした。

ノマドさん [DVD(字幕)] 8点(2008-06-12 14:59:26)

308.本日2回目を鑑賞しました。炭坑という環境、少年が自分の夢に向きあうこと――といった要素が「遠い空の向こうに」とかぶっていますかね。本作もいい出来の映画ではあるのですが、「遠い~」のほうが自分は好みですね。 Kさん [DVD(吹替)] 7点(2008-04-20 21:51:16)

307.親子の会話がよかった。 Yoshiさん [ビデオ(字幕)] 4点(2008-03-28 11:26:59)

306.とても良い映画。
お父さんの愛情に感動しました。
やっぱり親の愛情は偉大です。
男がバレエをするなんて!って思うのは
やっぱりジェンダーです。性差別です!
やりたいものをやるのがやっぱり一番。 momoさん [DVD(字幕なし「原語」)] 10点(2008-02-23 11:56:48)

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【点数情報】

Review人数 385人
平均点数 7.82点
010.26% line
110.26% line
220.52% line
320.52% line
4133.38% line
5164.16% line
64010.39% line
76516.88% line
810326.75% line
97318.96% line
106917.92% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.33点 Review15人
2 ストーリー評価 8.12点 Review24人
3 鑑賞後の後味 8.50点 Review28人
4 音楽評価 8.40点 Review22人
5 感泣評価 7.78点 Review19人

【アカデミー賞 情報】

2000年 73回
助演女優賞ジュリー・ウォルターズ候補(ノミネート) 
監督賞スティーヴン・ダルドリー候補(ノミネート) 
脚本賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2000年 58回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
助演女優賞ジュリー・ウォルターズ候補(ノミネート) 

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