みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
63.《ネタバレ》 お国に命を捧げて死ぬことが美徳とされていた時代。そんな時代へのアンチテーゼみたいな映画でした。主人公が神風特攻隊のパイロットで、命大事さに虚言で特攻から逃れ、さらに突然出現したゴジラに怯えて攻撃することが出来ずに多くの犠牲者を出してしまう。そのことがいつまでも主人公にとって悪夢となり、終わらない戦争として取り付いてしまう。そしてゴジラ討伐の作戦に参加し、その命で自分自身の戦争に決着を付けようとする。「ゴジラ-1.0」のこの「-1.0」は「戦後」ともう一つ、この主人公の「終わらない戦争」のことも表しているのかも。 命を捨てる覚悟の強さももちろんあると思う。しかし、生きることへの執着心の強さもあると思う。ゴジラ映画でこんなにも人間ドラマが上質で、ゴジラが脇役みたくなった作品も珍しい。本当に良く出来た作品でした。 熱線の発射の仕方が格好良かった。その熱線を発射した後の二次災害の描き方が非常に素晴らしかった。赤の他人の子供をわが子のように育てる件はなんか三丁目の夕日ぽかった。木製の小型船になかなか追いつけないゴジラ...(;´∀`) 1作目のゴジラへのオマージュも散りばめられててニンマリ。あの橋爪さんは「東京家族」の橋爪さん?(笑) ただ本当に素晴らしい作品ではあったのですが、最後のあの実はまだ・・・みたいなのは正直言ってこの作品の作風には蛇足でしかなく、いらないと思えた。はい。 【Dream kerokero】さん [映画館(邦画)] 8点(2023-11-06 14:43:49)(良:1票) 62.《ネタバレ》 『ユア・ストーリー』で山崎貴監督許さん!状態なのだけど、それはそれとして『シン・ゴジラ』よりずっと楽しませて頂いたわ。モブ以外は政治家と役人と自衛隊員だけな『シン・ゴジラ』よりも民間人視点で怪獣を描いたこちらの方が好み、それはもう子供の頃から一貫した嗜好だしね。まあ主役は特攻隊の生き残りの復員兵だけれども。 今回のゴジラは基本『もののけ姫』よね。ゴジラは巨大生物と言うよりも化け物、妖怪、もののけ、タタリ神のような感じ。背びれを立てながら海をやってくるその顔、その目は微妙に生物感に欠けていて、大入道とかダイダラボッチみたいなイメージ。戦争を起こす人間に怒る破壊神ね。 一方で怪獣映画にしては妙にたっぷり描かれる生活描写。戦後の焼け跡のミニマムな地点から再スタートする人の営み。 それぞれに戦争を引きずるゴジラと一人の男の、戦争を終わらせるための戦い。怪獣よりも人間に寄った分、エンタメ感は不足気味かもしれないけれどレビューに毎度書いてる「怪獣と人間ドラマは水と油」って難点をそれでも両立させた怪獣映画としてこれまでで最高レベルだったと思うわ。 ドラマ部分の演技や映像の昭和感も時代を映してる感じで良かったと思うのだけどX見てると今風じゃないのが不満らしい人が多くてなかなか難しいわね。アタシには『シン・ゴジラ』のあの大量早口セリフの方がよっぽどヘンに思うのだけど。 で、ここからは難点を。山崎貴監督って節操の無さゆえの問題ってのがいつも付きまとう気がするのね。その最悪の結果が『ユア・ストーリー』ではあるのだけど。 連想される作品はいっぱい。『ジョーズ』『ターミネーター2』『ジュラシック・パーク』『インデペンデンス・デイ』『この世界の片隅に』『ファイナル・デスティネーション』『ダンケルク』。そして『すずめの戸締まり』。これは製作時期的に影響された訳ではなくて今の日本に生きる者が持つ共通の感覚から来てるのかしらね。 今回のゴジラはそれまでの自作の要素がたっぷりで(『三丁目の夕日』や『永遠の0』『アルキメデスの大戦』等々)、そこは上手くいってる面もあるけれど、でも『ヤマト』とはラストで決定的に矛盾するわよね? そういうのが彼の信用ならない部分なのよ。今回、自己犠牲を引っ張りながら最後に否定する、けれどそこまでに滅びの美学的なモノを漂わせちゃいませんか?って。日本大好き!っていうのは従来作から一貫してて、帝国主義や旧日本軍を否定するのは正しいとして、でもみんなで立ち上がってこの日本を守りましょう!みたいなナショナリズムの喚起みたいな面はアタシ的にはイヤなのね。もっと外向いていて欲しいわ。 あと多くの怪獣って歩いて移動するのだから「線」なのだけれども多くの怪獣映画が製作費やら脚本やらの問題で「点」になっていて、この映画はその怪獣映画の歴史の中でもかなりな「点」な映画で、そこが残念ね。 浜辺美波さん、以前からちょっと古風な佇まいのある、それゆえ普遍性を持った稀有な役者さんだと思っていたけれど、今回は時代設定にハマっていて彼女の魅力を生かしていたと思うわ。 でもあれこれと言いたいコトはありつつも大画面に映える骨太な、がっしりした映画を見たって感じがして満足したわ。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 7点(2023-11-05 10:41:20)(良:1票) 61.《ネタバレ》 お気に入りの名監督、山崎貴がついに「ゴジラ」を手掛けた。お得意の特撮技術を駆使した映像と音響の迫力、しっかりしたストーリー、そしてお馴染みのあのオンガク。3拍子揃って「ゴジラ」シリーズでは最高級。オトナの色気ある浜辺美波、サザエさんカットもチャーミングやな。アイツの胸で泣かせてもらえるならオイラ頑張れるぜ、神木隆之介。俳優の人選配置も素晴らしい、さすがは山崎監督。良作。 【獅子-平常心】さん [映画館(邦画)] 7点(2023-11-04 03:16:24)(良:1票) 60.《ネタバレ》 【追加】--------------------------------------------------------------------------------------- ゴジラ-1.0/Cの鑑賞後にレビュー登録したけど、翌々日に何故か作品タイトルごとレビューも削除されてしまった。。。 なので、鑑賞記録として、その時のレビュー内容を記憶をたどりこちらに追記する。 マイナスカラーということで、単にカラーを白黒にしただけではないと思われる映像の見やすさと、モノクロならではの濃淡による映像の奥深さと、画面上から伝わる情報量の制限(絞り込まれる情報)から、こちらの集中力もおのずと高まる。単に怪獣映画としない人間ドラマも良。今回再認識したが、ゴジラの手の表情が実に素晴らしい。基本的にグーとパーしかないのだが、場面場面でのその手の動きが、ゴジラの気持ちを雄弁に語っていて、そこが着ぐるみゴジラでは表現できなかったストロングポイントだ。いやー、傑作はカラーでもモノクロでも面白い。最高!点数は変更なしで10点。 ----------------------------------------------------------------------------------------------- 「シン」で上がったハードルを超えてきたぞ! ゴジラ自体(造形もろもろ)も良かったけど、テーマもストーリーも良かった。当然役者さんの熱演も素晴らしかった。 敷島のヘタレ具合に初めはイラっとしたが、帰国後の苦悩→希望→絶望→覚悟→再生が見事に演じられていた。 典子も初めは幼すぎる印象だったが、自然と敷島を包み込む母性溢れる存在になっていた。(生きているとは思ったけど、本当に生きていてよかった) 2人のわきを固める野田、秋津、水島、橘、澄子もそれぞれ役者さんがぴったり。 特に澄子はザ・近所のおばさんであり、それを演じる安藤サクラ、さすがです。(ラストで敷島をバシバシ叩く間合いは最高) 人間ドラマは、あれ以上に突っ込んで描いたら話がダレると感じる手前で止めて多くを描かず(最低限の情報のみ)、登場人物のバックグラウンドは観客の想像に任せてもらって良かった。 劇中のセリフもカッコいいというよりは、熱く心に響くものが多かった。 今回のゴジラは、随所でその動き(所作)がなんともカッコいい。 例えば、砲撃を受けて大きく後ろにのけぞるゴジラの上半身の動き、その反動に連動して大きく開く左右の腕の動き、すぐさま「なにうぉぉお!!!」と正面に向き直り、雄叫びあげて戦闘体勢を立て直しガン飛ばす動きなどなど、これまでの日本の歴代ゴジラ達が上半身がギブスで固定されて窮屈そうに硬直している感じ(あえて着ぐるみ感を意識していたのだろう)と違い、まるで人間の格闘家みたいな動き(反応というべきか)をするゴジラの躍動感が人間の恐怖と絶望を煽る。それに、なんと自然で美しい後回し蹴り(尾っぽ攻撃)でしょう。。。 また、口の中の機雷が爆発した時も、相手のパンチがクリーンヒットで顎に入って意識が刈り取られた・・・で、10カウント前に意識が戻り「ゲ、ヤバかった!」と復活したみたいな。 新しい熱線の放射スタイルとそのダメージを自分自身も受けるとか、深海に沈んだ時の「ぴきっ!」と動きが止まる瞬間とか、ああ、数え上げたら切りがない。 ゴジラを下から煽るように見せるカットは「シン」でもあったが、JAWSのように船を追いかけるゴジラの目線が人間と同じという場面も新鮮で面白かった。 当然ゴジラが可愛いわけもなく、造形はこれまでになく醜悪で狂暴になって戻って来た。だけど、動きが人ぽいところが何ともいい。 「シン」はドラマから人間味的なところは敢えて排除していたが、「ー1.0」は逆に人間を前面に出してきたけど、そこに古臭さがまったくない。 「シン」がゴジラの究極と思っていたが、まだまだ新しいゴジラが作れる可能性を感じた。楽しみが増えた。 【リニア】さん [映画館(邦画)] 10点(2023-11-04 03:09:39)(良:1票) 59.《ネタバレ》 幼少期はゴジラで育ったといっても過言ではないので、新作も初日に見入ってきました。 まず総評から、十分面白かったんだけど、ここ最近のゴジラ作品の中では【ゴジラ キング・オブ・モンスターズ】には届かなかった、というのが正直な感想です。 人間ドラマが私には全く面白く無かったんです。湿っぽく鬱鬱とした展開が続くだけならまだしも、会話劇が面白くない、のに結構比重が置かれています。これはゴジラ映画ならよくある話かもしれませんが、もうちょっとカットできなかったのかな…個人的には人間ドラマが長すぎる…観たいのはゴジラなんだよっ!って感じ。(その中で佐々木蔵之介だけは演技力が一つ抜けていたように思います) 映像美は想像以上に素晴らしく、日本を舞台に暴れてくれる感じがとっても良かったです。やっぱりゴジラは、昭和の街並みが一番マッチするんですよね(思い出補正も入ってますが)。高雄との戦闘前後なんかは、とにかく素晴らしかった。見せ方はハリウッドにも全然負けてませんでしたね!(演出は大分ハリウッドを意識している感じは受けました。) GHQは冷戦下でソ連軍を刺激しないために軍事行動は行わない云々とありましたが、現実では、この問題を口実に内政干渉してくる、と個人的には思うのでこの辺りはちょっとしっくりこなかったです。あと、ゴジラは反戦で全然良いと思うのですが、山崎貴の政治観がスッケスケで見えちゃってるレベルなので、この点も単純なエンタメ映画として楽しみきれなかったかなぁと思います。端的に言えば、「キング・オブ・モンスターズ」のドハティ監督は、もうこれでもか!ってぐらい怪獣愛に溢れていたのが心地よかった、ゴジラを描くことが目的なんだとストレートに伝わってきた。今作の山崎監督作品は、ゴジラはあくまで手段で、その裏のメッセージ性が、監督の思いが伝わってきて、あぁゴジラを描くことが一番(目的)じゃないんだな、と思ちゃったんですよね。 でも舞台設定は本当に良かったので、エンタメ全振りで、昭和の日本を舞台に、久しぶりに日本製の<VSモノ>が見たい!と切に思わせてくれた映画でした、 <地球最大の決戦>みたいな。あっ、あと伊福部昭先生の曲はもっともっとたくさん素晴らしいものがあるので、ふんだんに使って、これぞ日本のゴジラというのが観てみたいです。ゴジラと伊福部昭曲はセットなのです。(個人的は希望をつらつらと失礼しました…) 【はりねずみ】さん [映画館(邦画)] 6点(2023-11-03 20:02:33)(良:1票) 58.《ネタバレ》 期待通りの出来でした。製作費の関係でよく見えない夜間が多い 怪獣映画が多い中で、夜間が少なく好感を持てました。 SFXは洋画に比べ低予算の中、本当によく頑張ってます。 今回は、スポーツジムで鍛えたかのようなマッチョな怖いゴジラでした。 ウルトラQのぺギラのようなストーリーかなと思っていましたが、 まあ、その線でしたね。少しひねりを加えて伏線回収でした。 反戦映画で、ちょうどある意味タイムリーでした。 イスラエル、パレスチナ、ロシア、ウクライナの人にぜひ見てもらいたいです。 生きていたら何とかなるというメッセージ性も込められてます。 ともかく、日本が誇れる怪獣エンターテイメントですね。 【SHOGO】さん [映画館(邦画)] 9点(2023-11-03 18:48:33)(良:1票) 57.《ネタバレ》 見る前は舞台を戦後直後に設定したと聞き、シン・ゴジラの現代兵器でやっと倒せたのに第二次大戦の兵器でどうやってゴジラを倒すのかが気になっていましたが、今回のゴジラはシン・ゴジラとは違う(生物の)ゴジラだと感じたので、納得のいく戦法だったと思いました。シン・ゴジラとの比較ばかりで申し訳ありませんが、シン・ゴジラはストーリー(ドラマ)はあってないようなもので状況の描写がメインの映画でしたが、今回のゴジラ-1.0はドラマ部分がとてもよかったと思います。神木隆之介と浜辺美波に安藤サクラという出演者のドラマパートなので朝ドラを見ているようでした(ほめてます)。結果的にドラマ部分とアクション部分がいいバランスになっていると思いました。点数としては9点でもいいと思いましたが、シン・ゴジラを見たときほどの衝撃はなかったので8点としました。でもそれはVFXのレベルが高いからだと思います。 【MASS】さん [映画館(邦画)] 8点(2023-11-03 14:44:14)(良:1票) 56.ゴジラの大ファン。 特に一作目は幾度も観直し、尊敬しています。 そんなファンの期待どおり、音楽音響ひびく中にゴジラは現れる。 もう至福のひと時です、最高やなぁ♪ 泳ぎ暴れるスピードすごく迫力満点。 複雑な動き切れ味よく、海面の水しぶきも美しい。 ごろんとした頭、自慢の背ビレも光って印象的。 こういうゴジラを見たかった。 お話しももしっかりしており、特撮物の弱点ストーリー、今回は素晴らしかったと拍手。 人間をリアルに描いた事では一作目のゴジラを超えたと思う。 脚本に感心できるなんて、ゴジラの歴史に大きな一歩を刻んだと思う。 戦後の街並みや衣装メークのリアリティもうならされた。 空襲された家やかっぽうぎの婦人など、その時代を大いに感じられた。 神木さん演じる敷島の葛藤の演技も実に見事だった。 他の作品では女優さんが今風の美人で、浮いていて、時代に溶け込んでいない時が良くある。 本作では浜辺さんのメークや衣装、演技も昭和20年代に溶け込んで説得力があった。 そして戦闘機、軍用艦、木船、戦車、トラック、計測機器などサビてて味があってくすんでいて。 どこをとっても見応え満載。 メカ大好きな私も大満足の力作。 上映時間も長すぎず丁度良かった。 ゴジラの響きが心地よい、劇場で幾度も観たい名作。 【たんぽぽ】さん [映画館(邦画)] 10点(2023-11-03 14:20:44)(良:1票) 55.《ネタバレ》 髪型に違和感。 ラストひよったのは「んー」だけど、結果ハッピーエンドにプラス1点。 【すたーちゃいるど】さん [地上波(邦画)] 4点(2024-12-31 17:39:30) 54.《ネタバレ》 これ、アカデミー賞VFX賞を受賞したとか……ずいぶん大盤振る舞いだねぇ。 最近のSF大作とされる映画は皆、この程度のCGは使ってると思うんだけれど? まあそれはともかく、これって結局VFXだけの受賞なんだよね。つまりは特撮技術だけが評価された、と。まあ、然も在りなん。 それほど厳しい目で観てるつもりも無いんだが、どうにも褒める所が見つからない。 序盤にチョロっとゴジラと呼ばれる恐竜みたいなモンスターが出てきて整備兵の小隊を全滅させ、一応の期待を煽るわけだが、そこから後がとても退屈な話が続く。30分が過ぎたくらいで「俺は何を観てたんだっけ……?」と思わずパッケージを確かめた。 40分ほどが過ぎた頃に、ようやく吉岡秀隆や佐々木蔵之介らが登場。TVシリーズの『Dr.コトー診療所』ファンだった自分は、吉岡と神木の2ショットに「ああ、神木、大人になったなぁ。コトー先生、変わらんなぁ……」と違う意味で感慨深いモノが込み上げて来たが、それはまた別のお話。 そしてお話は、おんぼろ船に乗ってモンスターに襲われ、モンスターの口に爆発物を入れて銃で撃って爆発させ撃退するという、どこかで聞いたような話をじょーずに描いて見せ、やっとこさゴジラ映画が始まる。 結局、すったもんだ、アレやコレやの末にゴジラを倒すんだが……。 序盤に『ジュラシック・パーク』やって、それから『ジョーズ』、特攻は『ID4』(まあ、あれはあれで『宇宙戦艦ヤマト』の真田さん殉死のパクリなんだが……)、で最後は、あれだけの未曽有の大惨事の中、主人公の身内だけは誰一人欠けずに大団円という『宇宙戦争』と、スピルバーグの映画の詰め合わせを見せられた様な気分。いつ神木がゴジラと人差し指を突き合わせて見つめ合うかと、違う意味でハラハラしたわいな。 また、頂けないのは、神木がずっと真新しいG-1ジャケット着てるんだよねぇ。重箱の隅突くようで申し訳ないが、特攻から逃げ、ゴジラから逃げて多くの仲間を見殺しにして「僕の戦争はまだ終わってないんですっ!」とか叫ぶ奴がG-1? それ敵国だったアメちゃんの海軍航空隊の正式ジャケットなんですぜ? そしてラスト、ゴジラの吐く放射能炎の爆風を浴びてあれだけの勢いで吹っ飛ばされた浜辺美波が生きている。典子の首筋に残った黒い痣は……世間では「あれはゴジラ細胞だ」とか「放射能による後遺症だ」などと憶測が飛び交っているが、あれは本当に典子なのか? いや、典子にこそ、粉々に吹っ飛ばされた細胞から全身を再生する特殊能力があったに違いない! というわけで、次回作では顔と心は典子、体はゴジラ(ちょっとカワイイな……w)という『デビルマン・レディ』ならぬゴジラ・レディとして、巨大化した浜辺美波にゴジラと対峙して頂きたいものです。 【TERRA】さん [DVD(邦画)] 3点(2024-12-23 23:14:14) 53.《ネタバレ》 結局、誰かがやんなきゃいけなかったんだ! 日本で生まれたゴジラが、他国のモンスターとやりあう海外映画で 終わらせるわけには、いかなかったんだから・・ 山崎監督、お疲れさまでした。 ゴジラビヨンドを今風に言ってるとこがクール。 監督、あなたの東京オリンピックは、終わりましたか? 本当に力作だと思います。 【トント】さん [DVD(邦画)] 7点(2024-11-22 23:06:05) 52.アカデミー賞受賞など評判良かったので期待していたが、こんなもんだろうな。 【miso】さん [地上波(邦画)] 5点(2024-11-02 22:47:01) 51.ゴジラとの戦闘シーンの大迫力は、ハリウッドさながらで素晴らしいとは思う。 が、神木隆之介が主役の朝ドラと錯覚しそうなドラマシーンが長く、しかも演技が不自然でわざとらしく感じるのはマイナス点。 ゴジラが破壊者で徹底的に悪として描かれている一方、立ち向かう人間の正義が全面に出すぎてしまってるとも感じた。 お決まりのご都合主義が目立つし、ラストの再会シーンにも何だか無理矢理感が否めない。 それでも飽きさせはしないし、スタッフ総力を挙げて気合を入れて作ったであろう大作感は充分にあった。 【mhiro】さん [地上波(字幕)] 4点(2024-11-02 17:03:58) 50.《ネタバレ》 ゴジラが特段好きというわけでもないんですけど、アカデミー視覚効果賞受賞ということで今回鑑賞。世界を制しただけあって、ハリウッド映画と比べてもなんら遜色ない迫力の映像は凄かった!日本映画にありがちな生活感を必要以上に感じさせる暗くて所帯染みたところもなく、青を基調とした映像はなかなかスタイリッシュ。特にゴジラがいよいよ東京に乗り込んできて放射能をぶちかますシーンは、鳥肌立つくらいカッコよかったです!対してお話の方は……、日本映画にありがちな生活感を必要以上に感じさせる暗くて所帯染みたところがてんこ盛り(笑)。役者陣が悪いのか、監督の演出が悪いのか――恐らく後者だろうけど、なんかみんなすんごく芝居がクサいと感じたのは僕だけなのかな。ここまで全員クサいとちょっとコント感が出ちゃって、自分はいまいち物語に入り込めませんでした。最後の無理やりなハッピーエンドもなんだかなぁ~。とはいえ前述のとおり、映像はすんごく迫力があってそこは充分楽しめましたです、はい。 【かたゆき】さん [地上波(邦画)] 6点(2024-11-02 08:41:20) 49.出演者の演技は、時代背景を反映してのことだったのかな。現代としてはくどいものでした。ゴジラについては素晴らしく、熱線の迫力や、船が飛ばされていくシーンなど、とても印象的。 【noji】さん [インターネット(邦画)] 6点(2024-07-22 19:55:19) 48.《ネタバレ》 アカデミー賞のVFX賞を受賞したとの事ですが、そこまでの映像ではなかったと思います(予算のわりにという意味なのでしょうか。)。人間ドラマも可も不可もないといった感じです。 【珈琲時間】さん [インターネット(字幕)] 6点(2024-06-26 12:33:49) 47.演技が最高にキツかったけど終盤では割と気にならなくなっていた。 やっぱり死地で交わされる敬意っていいなあ… 山﨑貴は子供に大人の扉を開かせるような作品が撮りたいの?わざと誇張した演技で撮ってるの? あの厨二テイストは彼なりの傷で永遠に求め続けるものなんだろうと思った。 でも不覚にも2回泣いた。 【よこやまゆうき】さん [インターネット(邦画)] 6点(2024-06-08 11:20:47) 46.シンゴジラに続いて、2本目のゴジラ映画の鑑賞です。全体的には楽しめました。主役の二人(神木隆之介、浜辺美波)はとても良かったと思いますが、吉岡秀隆の何の役をやっても同じな演技と、佐々木蔵之介のオーバーな演技/声が気になりました。クライマックスのバトルシーンに登場する艦長さんの演技も酷かったです。また、ラストシーンの浜辺美波さんのアザには気がつきませんでした。。。 【みるちゃん】さん [インターネット(邦画)] 6点(2024-06-05 05:59:43) 45.ご都合主義的な展開でもあるが、とにかく迫力があるので映画として良い出来なのは間違いない。 作られた意義はある。 【simple】さん [インターネット(邦画)] 7点(2024-05-25 21:06:38) 44.《ネタバレ》 ゴジラ映画全般的に積極的に観ていない、最近の覚えてる所ではシンとキングコングの奴です。 日本映画を避けてるつもりは無いけど、母国語の作品は肌感の距離が近いせいで苦手なのかもしれません、芝居臭さを感じたりね(外国語映画だとそういうのを何も感じないw) 全体的には6点だけどもゴジラの描写が素晴らしかった、尻尾からガキン!ガキン!からのタメ打ちとか良いですね、これだけで加点したいぐらいでした。あと人間模様がピンポイント過ぎるのでもう少し広げて欲しかったかなと思いました。 微妙に永遠のゼロや三丁目を思い出してしまった。 初代ゴジラへの原点回帰みたいなコメントを見受ける事が多かったので、ぼちぼち初代ゴジラを観なきゃいけませんね。 日本映画&古い作品と僕の苦手要素が2つも揃ってます。 【ないとれいん】さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-05-21 10:02:11)
【点数情報】
【その他点数情報】
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