みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
156.派手な演出もないけど、しんみりと心に染み入る良作。老いることについて色々考えさせられました。 【あしたかこ】さん [地上波(字幕)] 8点(2007-01-16 11:13:37) 155.眠くなるほど単調かつ平凡な展開の中でこそ真実は存在すると 考えさせてくれる作品。 飾らないリチャード・ファーンズワースの演技、人、 雄大な自然風景そしてトラクター。 様々な偶然が重なりあって名作は生まれると思う。 痛みを堪えながら熱演したリチャード・ファーンズワースのご冥福を祈ります。 【かんたつ】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-01-02 09:22:53) 154.主役の魅力だけで2時間引っ張るってところが凄い。 【あなたのはレビオSir.】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-12-21 11:39:46) 153.心温まるロードムービー。仲違いしてしまった兄に会うため、脆弱なトラクターでゆっくりと兄のもとへ向かう。老いるとは何か。そんなこともテーマのひとつだと思うが、劇中で「老いて一番嫌なのは?」との若者の問いかけに対して「若い頃を覚えていることだよ」とリチャード・ファーンズワースの無垢な目が答える。この言葉とともに永遠に心に残る作品だろう。 【Andrej】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-12-06 06:08:21) 152.大袈裟に描く事なく、その等身大の飾らないタッチに激しく心を揺さぶられました。本当にいい映画。鹿の角のカスタム和みました。 【コン兄貴】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-07-03 06:46:55) 151.《ネタバレ》 リチャード・ファンズワースが文句なしに上手い!序盤、お兄さんが倒れたという電話が来た時、娘のローズの電話先の会話を聞いてるんだけど、その時の目の表情とか凄い自然!そわそわ落ち着かない感じとか、心配してる感じ。目の演技って凄い難しいと思うんだけど!あとは最後。570キロ離れた兄の家まで行って再会した時、兄がトラクターを見て「あれで来たのか?」と言った時の目の潤ませ方!兄弟愛というか、疎遠にあった10年間を一気に払拭する、互いを想い合ってる瞬間が感じ取れて、結構胸にぐっときますwリンチらしく、感動を押し付けないのも逆にいい(あっさり終わる)!途中からリンチの映画という事を忘れてしまうし(笑)こういう映画をまた作って欲しいんだけどなあ・・・。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-06-19 15:35:33) 150.青々と茂った芝生に囲まれた家が映し出されるがそこに耳は落ちていない。しかしどう見ても耳が落ちていそうな雰囲気だ。リンチへの偏見がそう思わせるのかもしれないが、リンチだってぜったいそう思うようにもっていってますよ、これ。おばちゃんがカメラから消えしばらくすると「ドサッ」という音。ぜったいあのおばちゃん、殺されたんだと思うようにもっていってますよ。違うかなぁ。やっぱ偏見かなぁ。そういう類の緊迫感がところどころで襲ってくるんですよ、この映画。嵐の夜の稲光と窓の水滴がじいさんの顔に映される描写なんてホラーだし、橋を渡りきろうとする瞬間の映像のぶれなんかもSFホラーだし、最後の寝床は墓地だし。その「おちょくり」が好きなんだけど、もしこれがリンチの「おちょくり」じゃなく私のたんなる思い過ごしならせいぜい5点。でもたぶん、いや、どっちにしても個人的にはおちょくられた気になって楽しめたからいっか。鹿に囲まれて鹿を食うシーンはやりすぎ。笑ったけど。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-04-26 16:09:16) 149.《ネタバレ》 自分はこの話を美談だとは思いません。老人が一人で長旅をする。それもトラクターで。結果無事にたどり着けたから良かったようなものの、そうでない可能性のほうが大きかった。その時に家族や周囲の人々に及ぶ非難や苦労を考えると、手放しでこの話を肯定する気にはなれません。しかし、それでもなお、自分はこの物語が好きです。正確には主人公のアルヴィン・ストレイトが好きなのです。アルヴィンは“自分の力で行く”ことに決めました。金銭的な制約があったにしても、もっと楽な方法が他にあったはずです。でも“自分の力でいく”ことが重要だった。そこにあったのは、自分の力を確かめたいという気持ち、兄に対する誠意、あるいは単純にトラクターの旅は楽しそう、だったかもしれません。でも最終的に決断したきっかけは、止めておけという周りの声に対する“意地”だったと思います。大人気ない。でも人間には意地がある。馬鹿げたことかもしれません。褒められた話でもありません。でも小利口な人間ばかりが得をし、意地やプライドが感じられない今の世の中を考えると、こんな意地っ張りがいてもいいと思います。頑固な爺さんが愛おしい。(実際、リチャード・ファーンズワースはすごくチャーミングです。)自分はこんなに素敵な爺さんになれる自信はないけど、こういう年の取り方をしたいと思います。あまりに美しい星空がいつまでも心に残るロードムービーでした。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-04-18 18:17:48) 148.《ネタバレ》 デヴィッドリンチ、ということより リチャードファーンズワースの目の魅力でつい借りてしまったDVD。 なんだ、この地に足の着いた安堵感と染み入る愛情は。 ラストシーンがまたこの映画を象徴するようにグッときます。 きっとつまらないと言う人のいるだろうなぁ。 でもこれはDVD買いたい一作ですなぁ。 【タッカー】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-04-18 00:41:22) 147.時速8kのトラクターから見る風景、背の高さが違うだけでこんなに違うのだと新鮮。 時速60kぐらいで車の運転をする私には、ゆっくりと進む道路もまた新たな発見でした。 おじいさんのペースで進むこのお話しは、肩の力を抜いてほっとさせ、心をほかほかにしてくれました。 とつとつと語られるアルヴィンの話しに聞き入り、さりげなく登場する脇役(それもまた老人)の味も格別。 普段見慣れない作業車、大中小とそろっていてそれも楽しめました。 【たんぽぽ】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2006-03-30 15:51:22) 146.《ネタバレ》 何百キロも離れた街にトラクターで旅に出てしまうという発想自体が感動ものだが、それを許してあげる(しかも2度も)娘や、到達したときに大騒ぎせず自然に受け入れている兄が何とも素敵。背景の説明ほとんどなしなのも潔くて良い。原題も含めて、タイトルに何も工夫がないのが残念。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-03-18 16:38:05) 145.《ネタバレ》 あの鉄の椅子に座りアルヴィンと焚き火を囲うことが出来たなら。誰にもいえないこともぽつぽつ話してしまうかも知れない。説明つかない胸のつかえもポンと取れてしまうのかもしれない。中盤、アルヴィンと娘が電話で話すシーンが大好きだ。余計なセリフを並べたてなくても、過剰な演出などなくても、あんな愛がいっぱいのシーンになる。うー、ウルウルしてしまいました。やっぱりファザコンなのかも、ワタシ。何気なく過ごしているさりげない日常にこそ、愛情が詰まっている。忘れがちなんだけどね。そんな当たり前のことに気付き、ふっと立ち止まらせてくれるような作品でした。 【タマクロ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-16 18:45:57) 144.あ た ま で も 打 っ た の か リ ン チ!!? 【8823】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-12-27 14:01:43) 143.じつにゆったりと、淡々と進んでいくんですが、それだけにリラックスして観れました。実話を基にしている、というのが驚き。 【H.S】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-12-24 16:46:45) 142.ハートウォーミングないい作品でした。人って年をとるにつれて、生きるスピードはどんどん遅くなって感受性とかも鈍っていくんだけど、逆に経験は積み重なって人間的に魅力が出てくるものなんだろうな。今の自分はアルヴィンの何倍も速く生きているんだろうけど、それでいいんだと思う。ゆくゆくは彼のようになっていくのだろうから。でも、身体的には丈夫な老人になって、経験を生かして老後を楽しみたいなあ。でも、彼のように人を諭す好々爺もいいかもしれない。人生について考えさせられる作品ですね。まったり映画を見たい人におすすめです。 【スペクター】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-12-06 03:12:31) 141.素直に感動しました。テーマソングのビヨーンってのが耳に残ります 【サイレン】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-12-01 00:01:41) 140.リンチの作品なのに、異形の者も混沌とした時間軸の交差もない。 静かな、ただ静かなロードムービー。 老いるというこは、悲しくも有り、逆に柔和にもなれるということを教えてくれる なんだか、ほわっとさせられる1本。こんな、リンチも悪くない。 【としこふ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-25 21:36:07) 139.開始10分後から涙が止まらなかった俺は変だと思うけど、名作です。 【mason】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-10-31 18:00:46) 138.フラっと入った劇場で見たのが6年前。2回連続、4時間ぶっ通しで、スクリーンに引き込まれたっけな。いまだに忘れられない作品です。 【まぐ】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-09-11 21:10:41) 137.《ネタバレ》 感動作なのですがあまりに穏やかすぎて合いませんでした・・ いけませんねぇ・・SW3、宇宙戦争と派手なSFを観たので、 テレビ観賞で静かなロードムービーについていけなくなっている・・かも!? という点を除いてもこれは私にはおとなしすぎでした。 デビッド・リンチといえば偏執的なキモイ映像美を見せる、 カルトな映画を撮る監督さんなのですが・・(ちぎれた耳とか、 あまりに想像させるキモさにホラーより怖くて観るのをやめた) そのどちらかといえばホラーよりの描写が得意な監督がこの地味な映画を撮ったことに、 フタを開けてみればなんて良質ないい映画なんだと絶賛されました。 が・・題名そのまま筋がわかっているのでサスペンス的な面白さはなく、 出会う人のほとんどがいい人なのはいいんですが、 主役の爺さんがあまり私は好きになれなかったのです。 トラクターで行き着くということにこだわりを見せるんですが、 間に合わなかったらどうするんだ?とは思いつつ、 まあ実話みたいなものだし車で行ったら映画にならないだろうと・・ 自分の力でそこに行くことに自分を試すことと兄に勇気を与えること、 色々解釈できますが老人にとってはまさに冒険物語であり、 自分探しの旅なのでしょう。 あまりに長い旅とは裏腹に再開シーンの短いこと・・ この終わり方はヨーロッパ映画のようでもありますが、 「リストランテの夜」のほうが好きで感動しました。 やはり兄弟の回想シーンとかほしかったなぁ・・ シシー・スペイシクの演技がうまいのはわかるのですが、 喋り方がこういううまい役者がやるとちょっと・・ 本編ではたいくつでたまらなかったのですが、 予告特典を見るとなかなか感動できるのは・・いったい?? 【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-07-24 12:45:49)
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