みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
192.《ネタバレ》 デニーロがシブいっ!映画長いっ!ああっ男っ! GTAをプレイしていると見える本作に対するリスペクト。でもあのゲームにはデニーロみたいなカッコいい男は出てこなかったなぁ。 登場人物が多いけれど複雑にならず、グイグイ引き寄せる展開のオンパレード、最後までどちらが勝つかわからないストーリーは圧巻ですね。 【えすえふ】さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2015-10-31 03:30:43) 191.ド派手な銃撃戦のこの作品に対して、こういう喩えをするのも妙なんですが、それでもこの映画、なんだか“線香花火”を連想しちゃうのよね。ラストの対決の場面なんて、どこか、線香花火の最後の「散り菊」のような余韻を感じさせます。この映画の物語自体も、ひとつのテーマを循環形式のごとく変奏していくような感じ、これもまた、単色ながら変容を繰り返す線香花火。警察と強盗団の対決を描いているようでいて(いや実際描いているけど)、「どのように捜査して」「どのように相手の動きを突き止めて」などといった細かい描写は大胆に省かれており、まるでお互いが相手に執拗に絡む事が当然であるかのような、まるでそのことが運命として定められているかのような。物語には何組かの男女が登場し、それが決して対照的に提示されるのではなく、むしろ、対決する男たちの間に存在する共通項をあぶりだすために提示されているようでもあります。アル・パチーノとロバート・デ・ニーロとの関係、それはライバルというよりはもはや、共犯関係とも言うべきもの。アル・パチーノがギョロ目をむき、短足に鞭打ってオッサン走りを繰り広げる姿は、なかなかにカッコよかったりもします。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2015-05-26 22:37:19) 190.《ネタバレ》 ハリウッドを代表する2大俳優を警察と犯罪グループにそれぞれ配役することで、一本の映画の中に2つの物語を通常の2倍ではなく1.5倍の尺に収めた結果、正直描ききれていない部分はあったと思います。 アル・パチーノとロバート・デ・ニーロの演技も彼等の雰囲気やモンタージュ的なアップに頼っていて、特筆する程では無かった様に感じました。 登場人物達の男女関係を中心とする人間ドラマも、浅くはないものの全体的には中途半端に映りました。 しかし、それらをあくまで付加価値と捉えて犯罪バイオレンス、アクション刑事ドラマと見ると非常に面白かったです。 裏切りと信頼、策略と報復、逃亡と追跡等を、迫力のある映像・効果音の派手な銃撃戦や、それぞれの登場人物の物語を絡めて丁寧かつダイナミックに描いていたと思います。 前述した通りそれぞれの人間ドラマは深くは無いですが、各シークエンスの伏線や説得力としては十分ですし、それによって作品自体を濃密なものにしていると思います。 犯行グループと警察がそれぞれ結構がんばって計画を立てていますが、結局はほぼ双方とも毎回上手くいかずに破綻しますが、返ってそこからの力技での展開が楽しめました。 ラストでニールが死に際にヴィンセントの手を求めるシーンは印象的でした。私も自分の死に際を無理矢理に想像すると、人のぬくもりを求める行為は普通にあると思いました。 互いに『熱気』を漲らしていた2人が、決着を着けられた相手に『ぬくもり』を求めるのに対して、決着を着けた相手に迷いなく自然に応じる姿は、極限状態を渡り合った結果の男同士には異なるものは立場だけだとでも語っている様でした。 また、ラストカットの背景に対する人物のフレーミングと光のコントラストは絶品です。 ここまでカッコ良い映像のラストカットは他に余り思い当たりません。 【しってるねこのち】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-05-01 02:20:41) 189.観たいな、観たいな、と思いながら20年も経っていた。で、ようやくちゃんと観るタイミングができた。20年分の多大なる期待をしていたのに、珍しく裏切られず凄く良かった。これからも観られるタイミングが合えば何度か観たいと思える映画だ。主要な登場人物ひとりひとりの個性を感じる丁寧な作り。そして勿論主演のお二人の対峙には気持ちが持って行かれる。でも欲を言えば長尺かな、それで1点引きました。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2015-04-27 17:42:08) 188.《ネタバレ》 『ゴッド・ファーザー』の幻影を追ってしまったのか、デニーロとアル・パチーノの共演にあまりに期待が大きくなりすぎたかも。 街中の銃撃戦が対テロ組織との戦場レベルで、なんだか大仰すぎる気がする。 犯行グループの大胆さは、警察を舐めてるかのよう。 それも仕方がないような、包囲しながらも取り逃がす警察のダメっぷり。 あれだけ銃をぶっ放せば、下手な鉄砲も当たりそうなものなのに。 警部やギャングたちがそれぞれ抱えている家族や恋人との関係をしっかり描いているので、物語に厚みが増す。 巻き込まれた女たちの人生もまたそれぞれで、哀愁を感じさせる。 ただ、ちょっと横道にそれすぎてまとまりに欠け、長くなりすぎた感はある。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 5点(2015-03-24 22:49:07) 187.T社の発掘名盤ということでレンタル視聴。テーマをざっくり言えば、悪人にも善人にもそれぞれの事情があるということですかね? 長い割には描写不足の面が散見、かつ突っ込みどころも満載です。豪華出演陣で良いのですが、ちょっと期待しすぎました。 【kaaaz】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-05-31 23:22:14) 186.古さを感じさせない完成度の高い映画です。今となってはこの手のクライム系作品の手本といわれるほど評価されています。ロードショー当時はパチーノ&デニーロの夢の初競演と話題になりましたが、いつまでたっても同じ画面に映らず「本当は別撮りなんじゃないか?」とまでいわれた映画でした。(結局レストランのシーンだけだとガッカリしましたが、今思えばこれで正解だった) 個人的にはパチーノとデニーロの役柄が反対なんじゃないか?と、思っていましたがこれも私が間違っていました。特に抑えたデニーロと弾けたパチーノの対比がメリハリを生む演出になっていて、物語に緩急がつく形になっています。(パチーノ役は演技力の無い人がやると退屈するか鬱陶しい奴になりそう) 171分と長い映画ですが、主要人物の私生活まで丁寧に描かれているので飽きさせません。反面、サイドストーリーが多く話が散漫になりがちですが、クリス(ヴァル・キルマー)と妻のシャリーン(アシュレイ・ジャッド)のエピソードにニール(ロバート・デ・ニーロ)が絡む流れはなかなか面白いです。ヴァン・ザント(ウィリアム・フィクトナー)の一件、黒人シェフ、ドナルド(デニス・ヘイスバート)の一件なども非常に印象深く、全体的にサイドストーリーも魅力的で捨てがたいです。 ローレン(ナタリー・ポートマン)の自殺未遂の件は正直いらなかったかなと思いますが、自分に懐いていた義理の娘の一大事を差し置いてヘリで駆けつけるヴィンセント・ハナ警部補(アル・パチーノ)の非情な一面を見せるには必要だったのかもしれません。とにかく、これら大量のサイドストーリーのおかげで白昼13分にもおよぶ大銃撃戦からラストまでのギリギリの攻防は感情移入がハンパない仕上りになっています。 全ての登場人物がつまらない意地と大きなプライドを持っていて、結末はある程度予見できますが、破滅に向かうロマンというものがあると感じさせる渋いラストです。男なら胸が熱くなる映画でしょう。素晴らしい作品でした。(※余談ですが、後に実生活で逮捕されたウェイングロー役のケヴィン・ゲイジは獄中でもウェイングローと呼ばれていたそうです。。劇中6分しか出演していないのに凄い印象を残していますね) 【アラジン2014】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2014-04-08 13:48:00) 185.《ネタバレ》 170分は長すぎる。要らないシーンがあまりにも多い。 レストランの黒人とか仲間に入った直後に本の少しだけ運転して死ぬので、 無駄に死ぬ為だけで出てきたとしか思えず、必要だとはとても思えない。 開始10分で銀行襲撃のシーンで始まればちょうど良いと思う。 【虎王】さん [DVD(吹替)] 5点(2013-06-13 12:20:43) 184.《ネタバレ》 『ゴットファーザーⅡ』以来の、アル・パチーノ&ロバート・デ・ニーロという世界でも最高峰に位置するであろう二大俳優の競演という奇跡のキャスティングで撮られたハードボイルド・アクションの傑作。もう冒頭からの二人の円熟の演技合戦が最高です。思えば、このころが二人の俳優としての最後の頂点だったのではないだろうか。そしてまさにどんどんと〝ヒート〟していくストーリー、徐々に高まっていく緊張感、その臨界点に達したところで唐突に暴発する白昼の銃撃戦!もう、堪らないっす!!それ以外にも、まだ若手だったころの(そして太っていなかったころの)ヴァル・キルマーなどの脇役陣も素晴らしい。もう、男の男による男のための映画!大好きです。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-04-30 17:10:00) 183.良かったのは映画ではなく役者なんじゃ。デニーロとアル・パチーノしか見所を感じませんでした。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-10-03 18:37:08) 182.《ネタバレ》 アル・パチーノとロバート・デニーロ この大物俳優の競演というだけでシビレル 二人が初めて会って話す場面は 何とも言えない緊張感があってたまりませんね~ 追うものと追われるもの 立場は違えど その道のプロである二人が 交わす言葉やしぐさに「似た者同士」を感じさせる まさに二人の演技力の賜物 いやーカッコイイ &白昼の銃撃戦の大迫力さはスゴイ+ロスの夜景がきれい 全体的に ちぃと長いかなぁというのと あんまり人が撃たれるのが好きじゃないんで こんな点数ですが ものすごーく濃いぃ、充実した内容で見応え十二分でゴザイマシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-05-17 07:51:14) 181.《ネタバレ》 男の哀愁の映画だった。もう、デニーロもアルパチーノの渋くてその演技を堪能。二人がお茶してる場面なんてしびれる。どんどんテンポアップしてく演出は見事だった。逆に見せ場の銃撃戦だけじゃないよね。哀愁の感じが良いよね。みんな背負って。無関係に近い黒人のくだりも心にズンと沁みる。展開結末は容易に読めるけど、でもなんとかデニーロに計画達成させてあげたかった。好演だからこそ。 【タッチッチ】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2012-05-02 20:20:51) 180.パチーノとデニーロが同じ画面で、ってだけでテンション上がりますので、すでに観る前から自分の中で点数は高めになっちゃってるわけですが。いやさすがのお二人、どちらかが食ってしまうことなくまさに竜虎相搏つ。アル・パチーノの方が走れてたかな。あ、ハナの三度目の嫁に納得いかないぞ パチーノがダンナなのに文句言うなーずるいーっなどとぼんくらな見方ができるのもスター映画の良いトコロだと思います。 【tottoko】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-04-17 14:50:34) 179.銃撃戦のリアルさが最高です。実弾射撃の音を使っているらしく、本当に自分がその場にいるような感覚がした。映画としてはラストが盛り上がりに欠けた感じがした。しかし主演の二人とも、大好きな俳優のため、時間の長さも許容範囲だった。もっと二人が一緒に映るシーンもあってはだめなのだろうか。 【バトルコサック】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-02-22 04:21:28) 178.「パチーノが完全にデニーロ&その仲間たちに喰われてるヨ・・」パチーノファンとしては内容そのものよりそれが第一印象。なので2点くらい減点。なんとまぁ勝手なレビュー、というかレビューじゃない。デニーロチームの緊張感・隙のなさに長尺が気にならないほど惹きこまれましたが、ラストが少し肩透かし。銃撃戦は見事の一言。 【460】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-02-16 18:43:04) 177.辞書を引いてみると、映画の題名である[HEAT]には主に次のような意味があるらしい。1、熱さ 2、(感情の)激しさ、興奮 3、(警察による)捜査、追跡(俗語) 4、発情 なるほど、この映画には、犯罪者側にせよ警察側にせよ、男たちの熱い人間ドラマがある。ハナ刑事の執拗なまでの追跡も実に熱い。そして、この映画を見る人は映画界を代表する二大スター、アル・パチーノとデ・ニーロの対決に激しく興奮し、ついには、その二人のかっこよさに発情してしまうというわけか。まぁ私、男だけど。 【映画省次官】さん [DVD(字幕)] 10点(2011-09-02 23:39:31) 176.アクションシーンよりドラマ性が強い作品で、三時間近い長編だが、 犯人たちは結束力が高く、各登場人物たちのキャラ描写がしっかり描かれているのが特徴。 途中で飽きることなく、長さをまったく感じなかった。本作の一番の見せ場でもある、 デニーロとパチーノの絡むシーンに関しては、多少こじつけがましいところがあり、 序盤にもうワンクッション、二人の間の描写が欲しかった気がする。 役者としてのガチンコ対決は見応えたっぷりで、久しぶりに満足感一杯のアクション映画だった。 【MAHITO】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2011-08-21 18:28:56) 175.銃撃戦もすばらしいですが、人間ドラマも面白いです。 ただ、減点要素として上映時間が長いです。もう少し、削れたのではないでしょうか。 【doncdonk】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-06-14 12:39:58) 174.《ネタバレ》 ゴッドファーザーの二大俳優がマイケル・マン監督の下で直接対決。港のサシでの決闘はシビれました。史上最長12分間に及ぶ銃撃戦。狙撃手の視点から覗いた独特のカメラアングル、渇いた銃声などマイケル・マン監督のこだわりが凝縮されていました。評判を違えぬ熱き男の傑作。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-05-08 21:50:12) 173.《ネタバレ》 アル・パチーノとロバート・デ・ニーロが共演した映画史に名を残す作品。家族を失いかけるハナと家族を得ようとするニール。この対比のさせ方が上手い。そして見どころのアクションシーンは流石としか言いようがないが、本物の銃撃音を使ってるだけあって迫力、緊張感がある。人によっては時間が長いという人もいるだろうが、アル・パチーノ、デ・ニーロが好きな人からすれば全く気にならないし、こんなに嬉しい3時間はあまりないだろう。 【関白宣言】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-02-10 14:36:33)
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