みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
131.子供の悪ふざけとは本当に恐ろしい。僕も小さい頃たくさんの悪ふざけをしてきました。 少し間違えれば人殺しにつながっていたと思う。本当に人事ではないと感じさせられる映画でした。 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-05-25 20:38:53) 130.《ネタバレ》 アメリカ・モロッコ・日本・メキシコそれぞれの4家族にとって共通することは、一丁の銃に関して直接的又は間接的に関わってしまったこと。事件の被害者と加害者、銃の所有者、被害者家族の乳母、一つの事件が世界各地のさまざまな人達に影響を与えているということを言いたかったのか。そして、それぞれの家族にとっての問題は気持ちが伝わらないということ。夫婦、兄弟、親子、国境の間で苦しみを抱えているということを言いたかったのだと思う。 バベルとは旧約聖書創世記よれば、「世界の言語がひとつであった昔、人々は集まって天まで届く塔を造り始めた。神はこれを見て、人間の尊大をこらしめるため、言葉を乱して、お互いに意志が通じ合わないようにした。そのため、塔の建設は中止され、人間は以後各地に分散し、それぞれの地方の言葉を話すようになった。」とされている。 世界中のすべての人達の気持ちが伝わる世の中になった時、世界が平和になるのでしょうね。 それにしても、菊池凛子はあの場面で脱ぐ必要があったのか?というか、そもそも女子高生には見えないだろう? 【nishiken】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-05-23 06:33:07) 129.《ネタバレ》 モロッコの親子、狙撃されたアメリカ人、そのアメリカ人の子を預かる乳母、そして日本の4つのストーリーが一つの銃撃事件に濃密に絡まり、徐々に複雑なストーリーが明らかになっていくサスペンス…と思いきや、そこはイニャリトゥ、ごくシンプルな話をほとんど話を絡めずに場面ばかり変えて淡々と垂れ流すだけ。日本のシーンは全く不要じゃないですか。菊池凛子が無駄に脱ぎまくったただのエロパート扱いで役所さんは端役…。何か薄っぺらい。 乳母の話もとってつけたよう。長時間の暗い小さい話を無理やり大袈裟に広げて、散漫すぎる話にうんざり。伝えたいメッセージがあるなら、ダラダラとしたエピソード集にしないで、もっとコンパクトに丁寧に描いたらいいじゃないか。ストーリーとしても登場人物が皆間抜けすぎて現実感ないし。もうイニャさんにはこりごりです。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 3点(2009-04-09 11:25:25)(良:2票) 128.《ネタバレ》 頭を絞って、一生懸命この映画が言いたい事を考えました。バベルの塔だから 神に近づくような高層ビルに住む狩猟が趣味のおじさんがあげた銃が原因で 田舎で平和に暮らす村民の生活が壊れ別の家族が迷惑を受け別の女性の安定した暮らしが パーになる・・・・・・?? ここで他の方達のレビューを読んで、ずばり「コミュニケーション」! そうだったのかあ、あのおじさんの娘はコミュニケーションの言葉さえもがれ それでもコミュニケーションしていく・・・・・それで・・・・・と掘り下げようにも やっぱり力尽きました。 大体、ここでパッとみただけでも5人に1人も良く解ってないですよね?? そんな難解な映画を創っても、人に伝わらなければ無意味ではないですか。 IQ高い人だけ解ればいいんですか?映画だってコミュニケーションの手段でしょう。 映像ある分有利だし。言いたい事もろくに伝えられない映画は意味はあるのか? コミュニケーションについて言いたい映画がコミュニケーション力不足って皮肉ですね。 【梅干御飯】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 2点(2009-04-05 00:33:31)(良:4票) 127.これは誰に見せたかったのか・・・・ 話の内容が現実離れしすぎていて 完全に視聴者を置き去りにしている。 意図が全くわからないし、 伝わってくるものが何もない。。。 【ナラタージュ】さん [DVD(邦画)] 2点(2009-03-16 14:39:33)(良:1票) 126.《ネタバレ》 ある日録画した。 「録画したから見なければ」と出だしの2~3分でげんなりしてやめる。 「見なければ」とさらに次の5分も行かないうちに力尽きる。 「あああいつをナントカしなければ」と悶々としつつ数日が過ぎる。 新しい録画はどんどん消化して消去していくのに、これだけがいつまでも残っている。 さあどうしよう。…というほど、私にとっては重いイニャリトウが。 これほど先に進めない映画とは。重い。重すぎる。 最近の私はハーベイ・カイテル「ブルー・イン・ザ・フェイス」のような映画こそ優れていると思うようになったため、シリアス度が高いからいいなどとはこれぽっちも思わなくなったのだった。 なぜなら、人は誰も死ぬ順番を待っているのだし、この世は不公平だし、そのためある程度生きると人は笑いが必要になるものだと気がついたので。なのでドシリアスなものにはリアリティを感じなくなる。 で、イニャリトウですが、彼の世界はシリアスだけで回っています。うっとうしいです。「そんなわけないだろ」と突っ込みたいです。 ひとつの銃で物語を回そうとしすぎて設定に無理が出すぎてしまい、とんでもないことになっています。日本の都会に住むリーマンのおじさんは、猟銃を買って自宅に保管したりしません絶対に。なので、その銃で妻が自殺することは有りえません。なおかつ、日本のお父さんは、モロッコまで行って鹿を撃ったりすることも一生ありません。ないといったらない。だいたい、猟銃を持って飛行機に乗れないし、モロッコの税関も通れるわけはない。もっというなら、娘のバレーボールを見にも行かないし、車で連れて帰ったりもしないし、ベランダで素っ裸になっている娘を発見してそっと手をつないだりもしない。 いいですか、これは、アメリカのお父さんを役所がやっているだけなんです。ワールドワイドな話にしたいばっかりに、間違って日本を巻き込んでしまった作り手こそ「愚か」です。 また、鍋での放尿シーンだとかノーパンで歯科医を誘惑する女子高生だとか、ショッキングなシーンで印象を強めようなどとは志が低いの一言。 ということで、ラストのベランダシーンにもなんの感動も感心もなく、げんなりしっぱなしでした。チエコ役は、「フルに脱げるか否か」という基準で採用されたのだと確信しました。 ちなみに、どうやって我慢して最後まで見たかというと、誕生日だからというドサクサでした。 【パブロン中毒】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-02-25 14:59:59)(良:2票) 125.《ネタバレ》 ■バベルの塔の逸話を念頭にメッセージを探ると、どうもピタッとハマらない。あの程度のコミュニケーションの不通と快復などありふれた物語だし、バベルの塔なんてわざわざいわなくても、本作以上にそれを描き出すことに成功した映画作品なんて山ほどある。だから、『バベル』というタイトルそのものがミスリーディング、あるいは後付けだと仮定して観ると、そっちの方が僕には理解がいく。じゃあどういう作品なのかというと、平たい表現で恐縮だけれど、「悲しみの連鎖」とか、そいうことについての作品だと思う。■我々は間違いなく連鎖している。ことに悲しみは、連鎖のネットワークの中でいろいろに形や姿を変え、いともたやすく伝播する。本作の場合、一丁のライフルがその媒介を果たした。日本の狩猟趣味の男の妻を自ら殺めさせ、モロッコの幼い兄弟の悪戯を誘発し、米国人夫妻を命のトラブルに巻き込み、彼らの子らを世話する家政婦の生活を奪った。と、そういう話である。■この仮定と、「コミュニケーションの不通」を本作のテーマとして位置付ける試みを較べて、どちらが作品の理解を努める上で徒労感が少ないかといえば、前者だった、というのが僕なりの感想だ。どうしても比較してしまう作品に『マグノリア』があるが、『マグノリア』はカエルのカタルシスでもって、一気に塞がれていたコミュニケーションが流通しだす。その意味で、「コミュニケーションの不通と快復」をより意識して描いているのは『マグノリア』の方であって、本作はタイトルに似つかわしくないほどそれを描いていない。『マグノリア』のカエルに措定するものがあるとすれば、それはあのライフルなんだろうけど、結果的にあのライフルによって「救い」が起こったのはブラピ&ブランシェット夫妻のみで、その夫妻にしたって別にライフルで撃たれなくたって、例えば心臓発作とかでも良かったようなもんだ。■どなたかが書いてたが、連鎖の媒介役が武器であることは象徴的だと思う。武器が招いた悲劇の連鎖、とか、そういうシンプルなことを言いたいんじゃないか、この映画は。僕はそうだとして観たから、バベルの塔が林立する東京で、とある父娘が快復するエンディングは美しいと思った。 【麦酒男爵】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-02-19 00:48:29) 124.《ネタバレ》 消化不良な一本である。この映画は混乱を描いているが、その混乱は、「そこに存在すべきでないものが、存在してしまった」という過剰感によって引き起こされている。モロッコ人の家庭には猟銃があり、アメリカ人夫妻は異境モロッコに滞在しており、その夫妻の子供たちはベビーシッターのメキシコ人の車に乗っている。その視点から考えると、日本はこの映画のなかで特殊な位置を占める。まず、日本では混乱とよべる状況がおきていない。また、妻を自殺で亡くした役所広司とその娘で聾ある菊池凛子の親子が、苦しみつつも、苦しみをどう受け入れるかを模索するという、モロッコパートやアメリカパートでは見られない葛藤が描かれている。その意味で、日本バートの苦しみは「そこに存在すべきものが存在していない」という欠如感に裏打ちされているといってもいいだろう。過剰なものは削ればよいが、欠如をどう埋めるかは難しい。埋められない欠如に対する日本パートの答えは、「欠如を常態としてみなす」という痛々しいものだが、抱き合った役所、菊池親子の美しい姿をしても猶、救いあるいは希望は訪れていないように思える。みていて辛い作品である。 【wunderlich】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-01-14 12:29:21) 123.クラッシュと比較されると思うけど、クラッシュの足下にも及ばない。日本パートの浮きっぷりもひどい、っていうかむしろ必要ないってくらい絡め方が下手。そして凛子・・・笑 【HAMEO】さん [映画館(字幕)] 4点(2008-12-30 18:29:51) 122.悪くはないんですが、アモーレス・ペロスを見ているだけに7点から1点減点。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-12-22 15:33:37) 121.菊池凛子のこの映画での役回りがストーリーと逸脱しているように思えてなりませんでした。聾唖の方たちに失礼な映画ではないだろうか。肝心のストーリーもただ単調に進んで行くだけで面白みを感じませんでした。 【アルフォート】さん [映画館(字幕)] 2点(2008-12-09 22:32:41)(良:1票) 120.《ネタバレ》 途中まで、これ日本いる!?って思って観てたけど、最後まで観てやっと日本の意味することがわかった感じがした。日本の高層マンションがバベルの塔でチエコが聾唖ってそういうことですよね?でもたとえバベルの象徴パートだとしても、やっぱ日本パートは微妙。チエコのあまりに行き過ぎた行動にはついていけない。その点日本パート唯一のお気に入りは、二階堂智の真宮刑事!特に華があるってわけじゃないけど気品があって、地味めだけどなぜか目立つ。菊池凛子よりよかったと思うのは私だけでしょうか?全体の話しは、裕福なアメリカ日本は家族との関係に苦しみ、モロッコとメキシコは貧しいが家族愛に満ちてるのに、結末が日本とアメリカが希望が見えてきたのに対し、モロッコの子供は死んでしまい、残された家族も心に大きな傷を負うことになるし、メキシコの家政婦は善人ながらも誤解を受け強制送還では、救いがない。こんなに平和な日本ですみません。。。って気になる。これはユニセフに募金でもしろということか? 【にう】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-11-17 20:40:12)(良:1票) 119.《ネタバレ》 旅行中のアメリカの夫婦を撃ったのはモロッコの子供、その銃は日本人の聾唖少女の父親のものだった。旅行中のアメリカ夫婦の子供の面倒を見ているメキシコ人のベビーシッターのドラマもあり。家族愛と、それがなんだかうまくいかない話。 みんな家族を愛したい、愛しているのに、それがうまく伝わらなかったり、食い違いが生じる。そして家族がみな幸せに暮らせるのかというと、そこには不平等があり、悲しい過去があったりして、小さな家族の幸せというものさえ、自分では決められないものだったりする。 見終わって悲しくなりました。 しかし、日本の描かれ方がやっぱりおかしい。 【しゃっくり】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-11-03 01:43:29)(良:1票) 118.いやはや、これは並の作品じゃあない。 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥという監督のセンスの良さ、映画創りの才能を五感全体で感じとることのできる素晴らしい作品だ。 音楽は、特筆に値すべき素晴らしさ。 メキシコと日本の話とが平行して描かれ、時間軸も交錯しているため、脚本で見せる映画かと思いきや、この作品はそんな浅薄な映画ではなかった。 みずみずしい映像と、それに見事にマッチした音楽。 音楽が叙情性を更に高めていく。 この音楽の使い方一つをとっても、この監督の演出力の高さを感じることができる。 しかしながら、日本を描いた部分は、物語にそれほどリンクしていないし、特別見所があるわけではないので、はっきり言って不要。 ただ、「バベルの塔」というテーマを掲げるためには必要だったのかもしれない。 テーマもなく、センスの良い映像と音楽だけで魅せる映画は個人的には好きだが、それだと興行的に製作困難なのだろう。 そう考えると、この監督の才能は、まだまだその底を見せていない気がする。 芸術性重視で、とことん映像と音楽と役者の演技と雰囲気の演出を突き詰めていくことが可能なら、この監督はとんでもない傑作を創り出すことができる、そんな可能性を感じるのだ。 本作は、娯楽作品しか楽しめない人や、脚本の出来にしか興味を持てない方には合わない作品であるに違いない。 それだけに、観る側を選び、又、観る側のセンスが試される作品なのではなかろうか。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-10-13 20:27:40) 117.《ネタバレ》 長い映画ですが退屈せずに見れました。少々前に見たクラッシュと似ていますね。人と人との繋がり、そして分かち合いがテーマなのでしょうが後味の悪さがどうも否めません。ドラッグやセックスが氾濫した若者社会が出てきたからでしょうか、何だか嫌な気分です。しかも日本の舞台はこの物語との繋がりがほとんどなかったので、正直要らなかったような気がするんですが・・・子供が撃った銃だけですもんね。いやしかし菊地凛子にはびっくりしました、淫乱すぎて。 【ライトニングボルト】さん [地上波(字幕)] 5点(2008-10-01 00:11:58) 116.やっぱりこの映画は菊地凛子ですね。あとは特に感じたことは無。飽きずには見れましたが。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-08-03 15:35:13) 115.いくつかのストーリーを完全な独立した話ではなく、少しづつ関連付けているオムニパスですが、その関連付けはあってもなくても作品としてたいして変わりの無い程度の無理やりの関連付けなので、むしろ「言葉」をキーワードにした独立したオムニパスに近い。では、それぞれの話はというと、どれもたいしたことの無い内容。菊池凛子の裸とノーパンチラだけの映画。 【ダルコダヒルコ】さん [DVD(字幕)] 3点(2008-07-22 00:51:18) 114.《ネタバレ》 話題作だし、TSUTAYAでレンタル100円だし♪って軽い気持ちで借りたんだけど、あら菊池凛子さんの裸!!子供たちはどこに行ったの!?とか考えてる間にエンディング・・・。何を伝えたいのかさっぱり馬鹿な私には理解できない!!もっと理解する努力をすべきなんだけどさっ。 【愛しのエリザ】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-07-21 18:48:53) 113.日本人俳優が出演、日本が舞台ということで鑑賞。しかし感動できる箇所が皆無に等しかったです。予想外の不愉快なシーンが多くて困りました。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 1点(2008-07-14 21:18:28)(良:1票) 112.イニャリトゥ作品の中では、ちょっとおとなしい?と、感じた。 が、他者とのコミュニケイトすることの難しさ、大切さ、は十分に伝わった。 他者と100%分かり合えるのは不可能だ。不可能だが、諦めたり知ったかぶりするより、私は分かり合うためには色々と苦労したいと思う。そういうコミュニケイトを、面倒がるなっちゅう事ですかね。 しかし、相変わらず配役センスがイイ監督ですね。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-07-14 00:13:16)
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