みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
51.《ネタバレ》 実話だそうですね。大物になったフランクルーカスのルーツは、腐りきった社会、悪徳警官への憎悪でしょうか。そして、仲間から疎まれながらも、その悪徳警官を否定し続ける警官、リッチーロバーツ。ラストは二人共通の敵ともいえた、トルーポ刑事を象徴とする悪徳警官を一掃します。原作は未読ですが、そうやって仕上げた監督は成功だったと思います。痛快でした。 【masacoco】さん [DVD(吹替)] 7点(2008-09-16 20:30:17) 50.《ネタバレ》 Denzel Washingtonの存在感はさすが. New Yorkの街の感じが実によく伝わっているなぁと思ったらNew Yorkでロケしたとのこと. 観ていてちょっと"Year of the Dragon"を思い出しました. Denzel演じるFrank Lucasが運転手から成り上がっていった過程をもう少し見たかった気もしますが, 映画としてはかなり楽しめたので8点. 【RTNEE USA】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-09-15 01:21:37) 49.《ネタバレ》 思うに、この物語の見所は二つある。 一つは己の信じる道を行く、ルーカスとロバーツの生き様の対比。二人は昼と夜のように正反対の世界に生きているが、常識を破り自分の力で道を切り開いていく強い信念の持ち主であるという点ではよく似ている。 二つ目は汚職警官の告発に際して、その対照的な二人の間に芽生える不思議な絆だ。ルーカスは凶悪な犯罪者ではあるが、その根底には貧困と人種差別、腐敗した警察機構といった社会の歪みへの怒りがあり、裏社会のトップに立つことでハーレムに一定の秩序を与えようとする意識があった。そのためロバーツが内部告発の手助けを持ちかけたとき、ルーカスは初めて警官に対して、共感と、敬意を覚えた。このとき、対照的な二人の生き方が初めて重なる。 しかしリドリー・スコット監督がこの感動的な物語を、100%完璧に表現できているかというと、残念ながら全然そうではないと思う。これがテレビのドキュメントドラマだったら文句はいわないが、多少のお金がかかっているというだけで、それ以上でのレベルではない。 脚本は確かに悪くはなく、テンポの良さもあって長丁場も飽きさせない。しかし、それだけだ。きれいにまとまっているだけで、目に焼きつくような場面もなく心を打つような台詞もなかった。フランクにしてもリッチーにしても、人物像は伝えているが深い内面まで踏み込んだ描写が致命的に少ない。話が平坦なのは実話だからではなく、焦点が定まっていない脚本と演出の問題だ。さまざまなエピソードをそつなくまとめるだけでは、原作のダイジェストにしかならない。展開はスピーディだが、その分観た者の胸に響くような重みは失われてしまった。 冒頭の処刑場面は、過激ではあるがありがちで、しかもほとんど内容のないエピソードだ。あのインパクトだけのつまらないプロローグが、この作品の中途半端さを表しているように思う。手堅く話をまとめただけで傑作ができるわけではない。この物語にしか込められないテーマをしっかり伝えようという意識があれば、不用意に平凡なエピソードを使ったりはしないはずだ。 【no one】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-13 14:51:47) 48.《ネタバレ》 期待していた通りの重厚な犯罪ドラマで見応えは十分だ。主演二人は渾身の演技をみせ、美術や音楽は申し分なく脇を固める俳優も渋い。ただ演出的なトコロでフランクについてはもう少し残酷な面を強調してもよかったと思う。フランクが商売を始めてからは彼のスマートさの方が強く印象に残ったように感じた。それでもフランクの言葉に滲む狂気や恐ろしさまで感じさせるデンゼル・ワシントンの演技力は凄まじい。特に終盤、リッチーとフランクが渡り合うシーンは二人の演技が素晴らしく、息詰まる緊張感を醸し出している。リッチーが他の警官のように汚職にまみれておらず正義というルールに厳しい「男」だということに気付き始めたフランクの苛立ちや焦り、コーヒーを叩き落として激情するも、自分のコーヒーを静かに差し出してきたリッチー。この瞬間にフランクは「男」としてリッチーに完敗したと悟ったのではないか。静寂の中に一触即発の危険さを持つ、「男」と「男」の闘いはあの部屋の中で決着した。ドラマティックで鮮烈すぎる「男の世界」が体感できる緊迫の一幕だ。 実話物なので出来事をただ見せ続けられる展開はやや単調ではあるが、ラッセル・クロウとデンゼル・ワシントンという二人の巨人の圧倒的な存在感とリドリー・スコット監督の演出の力業には最後まで魅せられる。必見の一作。 【サムサッカー・サム】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-09-12 23:36:54) 47.《ネタバレ》 悪なんだけど真黒じゃない役がデンゼルにピッタリでした 【osamurai】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-09-12 13:10:58) 46.《ネタバレ》 人を燃やすシーンが冒頭にありましたが、単なるツカミとしか思えませんでした。やり方がイヤらしい。 はよ勝負せんかいとか思ってたら結局仲良くなっておしまいだったし、この映画は見掛け倒しだったなぁ。 【HIRABAYASHI】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-09-08 18:59:16) 45.《ネタバレ》 「善人面したマフィア」って嫌いです。ずるいでしょ。麻薬で商売してる時点で悪人でしょうに。警察の中にも悪者がいるので、誰がマフィアなのか警察なのか、誰が善人で悪人かがごちゃごちゃしてくる。ストーリーが進むにつれて一応理解してくるけど。終盤、ゴッドファーザーを真似しているような場面が見られました(教会の前で警察が待機しているシーン)。全体的に雰囲気が良く、内容もまとまってるんだけど、話が長くて眠くなってしまった。 【VNTS】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-05 18:36:59) 44.終わり方がちょっとあっさり。それまでの緊張感が一気に解けてしまった。 【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-09-03 00:43:01) 43.実話を基にしているだけあって、地味でシリアスな物語..とても真面目に創っている、と言えるが、盛り上がりに少し欠けます..ラスト辺りの、司法取引とはいえ、馴れ合いのようなシーンは ?? ..どうかと思う.. まぁ~腐った警察のウミを出すのが、先決だったんだろうけど... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-09-02 12:42:39) 42.対決という感じはあまりないのだけど、リアリティのある作品だった。2人の性格などが良くわかる演出も良かったが、全体的に盛り上がりに欠ける。 【ラグ】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-01 20:33:53) 41.実話が原因のせいか、盛り上がりに欠けてイマイチだった。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-08-31 19:06:43) 40.七十年代の黒いNYを、存分に堪能させていただきました。雑多な雰囲気、衣装、生き様、心情。どれもカッコ良過ぎ。この骨太な男臭い映画にファッションなんて全く関係無いはずなのだが、やけにみんなきまってたな?スタイリストも相当な気合を入れて臨んだと思われる。しかし、いくら強固な結束の為とは言え、実の家族を巻き込んで麻薬商売をするかね?その点に於いて、終始、嫌悪感があった。まあ、どちらの側の家族もばらばらになるってのはこのジャンルのお話だとよくあること。やっぱり何で飯を喰うかってことは大事なんだな。出所してから今現在はどうしているのだろう。 【マリモ125cc】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-08-31 06:07:30) 39.《ネタバレ》 リドリー・スコット&ラッセル・クロウで期待通りの骨太な映画に仕上がっていたと思います。実話とあってストーリーにあんまりひねりはないですが良かったです。 【NEWかるび】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-08-31 01:39:49) 38.《ネタバレ》 雰囲気がいい!骨太の映画です。エンドロール後のオマケ映像がたまらなくカッコいい!このシーンの有無で3点は評価が違ってきますね。 【bolody】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-08-20 19:33:14) 37.《ネタバレ》 映画全体に漂う、重くドロッとした雰囲気が、60年代の空気にピッタリ合っていました。 麻薬王と麻薬捜査官の二人を軸にして話は展開しますが、この二人が顔を合わせるのは終盤になってから。それまでは坦々と二人の生活や人となりを描きます。 デンゼル・ワシントン演じるフランクは家族と名誉の為に、ラッセル・クロウ演じるリッチーは己と正義の為にそれぞれ自らの道を進む姿は素直にカッコいいです。 あの時代の警察の酷い内情には驚きました。今は大丈夫なのかな。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-07-30 14:51:01) 36.良かったです。埃っぽさやイナタさ,むわーっとした甘くネットリした空気とか,下品でゴージャスで暴力的で,それでいて都会的で,ダルいなかにもテンションのある,猥雑で活気に溢れた70年代ニューヨークの空気感がダイレクトに伝わってきました。クロい雰囲気が大好きな私としては楽しかったです。リドリー・スコットはストーリーを見せるのはあまり上手くないですが,その世界の空気感みたいなものを表現することが巧みなひとだと改めて思いました。 【veryautumn】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-07-20 10:55:17) 35.《ネタバレ》 2時間半の長さを感じさせずにテンポ良く話は進みます。ただ二人の戦いを遠距離から、心理的描写等もっとインパクトを付けて欲しかったなぁ。「おぉコイツラ手ぇ組みやがった。周りの悪党ども悲惨w」ともっとカタルシスを感じたかったデス。 【睡魔】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-21 17:09:39) 34.《ネタバレ》 長いながら退屈せず見入ってしまいましたが、でも見終わったら、もう少しどこかにフォーカスするか、掘り下げるかしてほしかった気がした。 もう一点、やっぱりデンゼル・ワシントンはちょっといい人に見えた。麻薬を直輸入するあたりでも、実は罪悪感がありながらやってるんじゃないかとかそんなことが頭をよぎり、もう少し悪そうな人がやったほうがよかったんじゃないかと思ってしまった。 実話、ということがストーリーをピリッとさせてます。 【しゃっくり】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-05-18 02:18:44) 33.最近のリドリー監督の作品の中ではものすごくいい!という噂を聞いて観てみたのだが、たしかにリドリーの昨今、いや、デビュー当時の数本を除いた作品群の中では普通に楽しめる作品であった。でもこのジャンルでこのお話ならこれくらいは見せてくれないと。お膳立ての時間がけっこう長く、そのぶん二人の熱き男の戦いに期待は膨らむばかりで、そういう意味でもこの長いお膳立ては実に効果的に観客を引っぱっていってくれてる。しかしいつまで待っても期待に応えた男の戦いは映されない。頭のどこかで『ヒート』を期待していたのだが。ラッセル・クロウは家庭そっちのけのちょっとだらしのない、でもって法令順守の根っからの警察官の雰囲気を出していたが、対するデンゼル・ワシントンは躊躇なく人を殺すのに威圧感とか怖さが無く、黒人マイノリティの成り上がりなのに哀愁とか憂いとかが無く、やたら冷静でやたらかっこいいのに隠れた大物というよりクレバーなチンピラみたいな描き方。いや、クレバーなチンピラを大物ぶった風に描いているのか。対決は無いなと頭を垂れるも、実話といえど、後半は一気に主役がデンゼルからお話そのものへ変わってゆく始末。前半で勝手に期待に胸膨らませたこっちも悪いのだが、この筋でいくなら刑事側でとことんいかないと。 【R&A】さん [映画館(字幕)] 5点(2008-05-13 15:47:15)(良:1票) 32.これまでのマフィア映画を研究したなぁという場面が見られる映画です。「ゴッドファーザー」のほうが重厚で、「グッドフェローズ」のほうがテンポ良かった。しかし、約2時間40分を飽きさせず見せる作品は久しぶりだった。やはり、ストーリーより映像で見せる監督ですね。詰まった画面。塵みたいなものがよく映っているのが印象的。 【チューン】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-07 23:37:14)
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