みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
85.前半の原爆づくりの過程のスリリングさに比べれば、後半はだらだらと間延びしすぎのまとまりのない映画。「菅原文太、沢田研二、池上季実子にそこまでやらせるか!」というカーアクションはさすがにすごいが、それだけ。ラストの尻切れぶりは、ワンアイデアで突っ走ったものの、収拾がつかなくなったスタッフの混乱振りが露呈したものでしょう。「太陽にほえろ」を連想してしまう安っぽい音楽は演出上の狙いなのか? お金はかけているが、所詮は自己満足の自主制作映画という感じがします。アイデアの面白さは認めるので、「踊る大捜査線」のスタッフあたりがリメイクしたら、面白い映画になるかも。 【satoshi】さん [DVD(吹替)] 6点(2005-11-05 11:49:08) 84.《ネタバレ》 最高に格好いいですねえ。 「突っ込みどころあっても、それを補うパワーが勝った」といういい例です。 後日DVDを買いまして、撮影時のエピソードや監督のインタビュー等が入った、 ボーナス・ディスクの内容がまた非常に面白く、 「だからこんなに作品のパワーがあるんだな」と納得するとともに、 「モノを作るってのは、こういうことだよなあ」と思わされました。 幾つか挙げます。 許可を取らず(取れず)に、バスで皇居に突っ込んだ(いついつごろにバスが一台突っ込んできますから、どうか撃たないで下さい。と言って)~撮影がキツく、逮捕された方が楽と、多くのスタッフが志願した。 許可を取らず(取れず)に、渋谷のデパートの屋上から札をばらまいた(本物も用意した、大きめの偽物を撒いた。ちなみに偽モノでももちろん犯罪)。 何台か車を借りて運転させて道を塞ぎ、高速道路が空いたところで、カーチェイスを撮影した(しかも、頼んだ巨大トラックが来ないで、小さい車が来て、うしろから丸見えだった 爆)。 あのロープ、どっから来てるんだろうなあ フッフッフ(監督)。 あの渋谷のシーンさあ、途中から、銀座なんだよねえ ハッハッハ(監督)。 予算がなくてカーチェイスがしょぼくなったが、アメリカで、「面白いけれどカーチェイスがC級」と言われ、意地で「バカヤロウ、俺はC級のカーチェイスが好きなんだ」と言った 爆)。 等々 機会があればご覧あれ 【tj】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-11-01 03:47:15)(良:1票) 83.高校のとき化学の先生が「中学教師レベルの知識があれば原爆は作れる」って言っていたのはこの映画のことだったのね。冒頭のバスジャックからラストバトルまで、とにかく勢いで強引にねじ伏せたって感じ。最後なんてまるでトラヴィスvsターミネーター。でもこの強引さこそがこの映画の最大の魅力なんだろう。こういうエネルギッシュな邦画を是非リアルタイムで観たいもんです。ガンバレニッポン~♪ 【とかげ12号】さん [DVD(吹替)] 10点(2005-10-26 22:29:15) 82.《ネタバレ》 不死身の文太さんにに7点。この監督に鬱々とした邦画に活を入れて欲しい。 【yu-mi】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-06 13:20:14) 81.最近の邦画の持っていない熱さ、力強いバカさ加減にシビれた。 【ピボーテ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-08-30 02:52:14) 80.何も知らずにみててのめり込んでしまった。。強引なところもあるけどなんか勢いがあって許せちゃう感じでした。でも最後は・・・。うーん、どうなんだろう。ってか今じゃこんなにすごいシーンを撮れないでしょう!!すごい。 【ノス】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-08-18 11:50:28) 79.ジュリーをはじめ登場する役者さんが皆若い。特に西田敏行の若さにびっくり。 映像や音楽に古さを感じさせる点はありますが、それ以上にエネルギッシュでパワフルです。 ジュリーは危ない色気があってかっこいいし、菅原文太の迫力はターミネーター級ですごいです。 この主演の二人の魅力が見所ですね。 邦画の枠を超えた破天荒な傑作エンターティメント作品です。 【ジム】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-08-15 12:26:18) 78.《ネタバレ》 面白い映画を久しぶりに観たってカンジでした。ジュリーの魅力満載でしたね。ラストで髪の毛抜いてるジュリーも格好よかった。ただありえない展開、強引なシーンもあったので一点マイナスしました。 【ゆみっきぃ♪】さん [DVD(吹替)] 9点(2005-07-29 23:32:39) 77.デタントの時代に、よくここまで政治的主張を排した映画を作られたものだと感心しました。もし脅迫文句が「安保やめれ」とか「世界平和」とかだったら、死ぬほど萎えたと思われます。猫が放射能のために死んでも、それゆえに「原爆ダメだ」とか思わないで(というかケロッと忘れて)、黙々と日常的な望みを叶えていく姿は、雄々しい庶民を思わせました。ラストは好き嫌いの分かれるところですが…。 【malvinas】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-06-12 03:09:22) 76.終盤の文太は漫画の領域にいる。 【モチキチ】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-06-06 06:04:07) 75.良し悪しはともかく全編息もつかせぬ展開っていうのは日本映画の中じゃ本当に貴重。今なら浅野忠信とかが好んで演じそうなキャラクターですね。 【放浪紳士チャーリー】さん 7点(2005-03-21 18:12:20) 74.凄い映画でした。 【K】さん 9点(2005-03-21 16:56:22) 73.先生部屋で原爆作っちゃってるよ、鉄腕アトム口ずさみながら、ビールも飲んだりしつつ。う~ん、いいセンス。圧倒的ですよコレは。 【NIN】さん 8点(2005-02-18 12:15:41) 72.何の思想もなく、作ってみたかった、という理由だけで出来上がってしまった原子力爆弾。そりゃ、持て余すわなぁ。きっと「神様(悪魔)が何でもかなえてくれる」とか云うのも、持て余しちゃうんだろうねぇ。何もかもがクソだ!は、良いけど、殺していい人間は、自分自身だけだ!とゾンビコップ菅原が言った言葉を、刹那的に生きるこの世の爆弾魔に送りたいものだ。 そんな訳もあって、ラストが私にはイマイチ。まだまだ青いな。私。 追伸:ゲリラ撮影のエピソードは知らなかったなぁ。もう一点追加。アナーキー上等!笑。 【aksweet】さん 7点(2005-01-28 01:18:33) 71.原爆を作る過程が一番面白かった。バスジャックをした老人の要求と現代人の代表・城戸の要求の対比も面白い。だが、アクション色をどんどん色濃くしていく中盤以降は思わず「おいおい、、」と突っ込みをいれたくなる展開へとなだれこむ。ド派手なカーチェイス、あり得ない行動をするラジオDJ、ヘリから飛び降りても死なない文太、撃たれても死なない文太、撃ちまくられても死なない文太、、、。それでも初代RX-7のどう考えても法定速度をはるかに越えた爆走ぶり、そして大量のエキストラが登場するデパートの騒動など、この映画にはゾクゾクしてくるようなパワーを感じる。皇居前の撮影も国会議事堂の女装潜入も首都高カーチェイスもすべて許可無しゲリラ撮影。警察が出るたびにスタッフを一人、また一人と留置場へ行かせて撮影を強行したとか。それ相応の覚悟と意気込みがなければ出来ない。そしてその覚悟と意気込みが確かに映像ににじみでている。 【R&A】さん 6点(2005-01-20 16:51:48) 70.やけくそ的な暴走パワーに圧倒される。今の邦画界じゃこんな映画が撮れなそうなのが残念。 技術は進歩してるはずなんだけどね。それにしても「ア~アア~」のシーンは笑ってしまった。 【新井】さん 8点(2004-12-04 02:42:30) 69.これが夢だった。この沢田研二になるのが夢だった。この映画はすべてをかなえてくれた。 【ぷりんぐるしゅ】さん 9点(2004-12-02 09:49:05) 68.この映画が僕らを惹きつけて止まないのは、その能天気な破綻性のせいだろう。シリアスなストーリーの中にサブカル的な要素を唐突に盛り込むことによって、映画の文体を大胆にずらしていく。そこで明らかにされるのは、主体性の欠如という当時新たに現れた文学的ラディカリズムの変容なのだろう。この映画では、原爆というテーマの上でプロ野球中継の延長やローリングストーンズの来日について語られる。原爆製作シーンやその奪還劇は、シリアスなシチュエーションでありながら、あまりにも無邪気なコントと言ってよく<これは現代ではもう珍しくないが>、マンガ的破綻性、そういった話法展開のハシリともいえる。菅原文太演じる実直な刑事は、最後にはゾンビにさせられ、そのイメージを変成したまま回復することなく終幕する。この映画が創られた1979年というのは、こういった新しい感性によって作品が生まれつつあった年なのだ。様々なイメージは、変成したり、縮合したり、解体したりしながら、差異化され、メタファー化され、価値を創出していく。「先進的な資本主義が何か未知の段階に入りつつあるぞという、そういう感じ方の中では、それは、だから素人であろうと、玄人であろうと、みんな同じじゃないか、大して違わないじゃないか、ボタン一つ押せるか押せないかという違いで、素人がいつだって玄人に回るとか、そういうことっていうのが出来るようになったということじゃないか。」これは吉本隆明、1982年の言説である。素人の時代。そういう時代の入口だったのだ。 【onomichi】さん 9点(2004-11-20 02:11:04) 67.《ネタバレ》 このレビューでの高評価もあり観たのですが予想を裏切られました。しかも良い方に。邦画では初めてですねこんな感覚は。全編を通して乾いた感じが邦画独特の湿った感じを打ち消していて扱うテーマは重いのに非常にライトな感じがしました。おそらく沢田研二に依るところが大きいと思うのですが目的を持たない重犯罪者の得体の知れなさと、現状に満足できない不安定な教師役という難しい役所をうまく表現できていました。菅原文太の床屋の見本のような角刈りと終盤の迫真の演技は必見です。 【SWORD】さん 8点(2004-09-07 10:43:32) 66.このメチャクチャさがたまらんほど好きだ。まあ、ツッコミ所はいろいろあるけど、そんなのおかまいなしって感じ。 【夏目】さん 9点(2004-06-13 21:19:27)
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