みんなのシネマレビュー |
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
90.見世物としては非常に出来がいい。だだ現実的に見ればリアリティは無い。 漫画というか小説みたいな映画。他の方の花村萬月の世界の感想に同意です。 私の場合笑う山崎を思いだした。 【ミッド】さん [地上波(邦画)] 8点(2012-09-07 03:07:11) 89.もはやストーリーにケチをつけるのは野暮というか、斬った張ったが世界のヤクザモノとしてすごく真面目なのか。あくまで古典を踏まえたうえで、北野映画オリジナルの間と暴力がある。 かつて伊丹十三が若い編集者に「映画はストーリーではなく、シーンやカットをよくみてくれよ」と語ったそうだ。その意味では実力のある役者陣を集めて成功している。嬉々としたやくざの見得の切れっぷりはこの映画の見せ所だろう。 【michell】さん [地上波(邦画)] 6点(2012-09-06 23:52:22) 88.《ネタバレ》 北野武の映画って、個人的に苦手だったのだけど、これはけっこう観ていられた(それでもその〝イタイ〟暴力描写は、やっぱり自分には合わなかったけれど)。どうしようもないヤクザ者たちの暴力の応酬が、次第にエスカレートしていって、最後はほとんどの登場人物たちが自滅していく姿を、独特のドライな映像で描く。なんだか花村萬月のある種の小説の世界を思い出してしまった。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-09-06 18:58:52) 87.《ネタバレ》 「全員悪人」のコピー通り、出る人全てが極悪非道でこの世界には関わりたくないなあと思いました。下っ端ヤクザのちょっとした小競り合いが、『落とし前』『頭のメンツ』の為にどんどん激しくなっていき、最後は組を潰す潰さないの権力争いにまで発展していきます。小指を詰める、耳に菜箸を突き刺すといったバイオレンス描写は見ているコッチまで痛くなってきます…。有名俳優達の極道ぶりは見事で、特に北村総一郎、小日向文世といった普段温厚そうなイメージの人が「バカヤロウ!」とすごい剣幕でキレる様は痛快でした。 【nyaramero】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-05-08 10:46:47) 86.《ネタバレ》 一番地味な死に方のタケシがカッコよかった。 【たこちゅう】さん [DVD(邦画)] 6点(2012-05-07 00:04:35) 85.《ネタバレ》 痛い。痛いんだって。 もう血の気が引くって。歯医者のところとかラーメン屋なんか見てらんない。 有名実力俳優達がヤクザ。これが救いだった。この記号性がフィクションですよーって現実を確認させてくれるのが助かる。 で、結局ヤクザ映画の全員結局悪人なんだよね的な当たり前をこうやって表現されると、良いもの見させていただきました的な妙な満足感。 ぼったくりバーとか、居酒屋とか、道すがらボコボコとか。色々ほんと怖い。 【黒猫クック】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-05-01 03:24:53) 84.タランティーノばりに馬鹿馬鹿しい映画だなと思った。勿論褒めている。 ヤクザが雁首付き合って罵り合い、殺し合い、血みどろになる。ただそれだけの映画だと言って良い。 それだけで面白いのだから良いのだと、映画作品そのものが堂々と居直っているように見えた。 “タランティーノばり”と言ったが、この映画が彼の映画を模倣しているという意味ではもちろんない。 それはむしろ逆で、映画オタクであるクエンティン・タランティーノが愛し憧れた日本映画の姿が、この映画に久方ぶりに現れたと言った方が正しい。 つまりは、世界中の映画ファンが“観たい日本映画”とは、体裁ばかりに無駄に大金を投じて中身がスカスカの恋愛映画やSF映画などではなく、“切った張った”の血みどろ映画であるということに他ならない。 この映画は、「ヤクザ映画」というかつて日本の娯楽映画のメインストリームに確かに存在し、日本が世界に対して、アニメ映画と怪獣映画以外で勝負し得た確固たるエンターテイメントの“再構築”だと思う。 「全員悪人」というか、「全員愚か者」と断言できるキャラクターを、そうそうたる俳優陣がそれぞれ抜群の存在感をもって演じている。 彼らのパフォーマンスは皆過剰なまでに仰々しく、決して今の時代において「リアル」なんてことは言えない。 ただその演出は間違いなく正しく、非現実感も含めこれこそが「ヤクザ映画」におけるエンターテイメントだということを高らかに宣言しているようだった。 そういう明確な意志を持って、総愚か者を演じたキャスト全員が素晴らしかったと思う。 また鈴木慶一によるスタイリッシュだがどこか冷酷なまでの軽薄さを感じる音楽も良かった。 それらすべてを導き出した北野武という映画監督は、やはり映画に愛されているのだなと感じた。昨今、ありとあらゆるお笑い芸人がこぞって映画監督に“腰掛けている”が、彼らとは映画に対するスタンスから何から総てにおいて明らかに次元が違うということを改めて思い知った。 “こういう映画”として殆ど文句のつけようは無い。が、敢えて言わせてもらうならば、 椎名桔平の最期酷過ぎるよ、バカヤロー!コノヤロー!続編も期待大だよ、コノヤロー! 【鉄腕麗人】さん [DVD(邦画)] 9点(2012-05-01 00:02:13)(良:5票) 83.ようは色んな死に様を描きたかっただけなのかな 死に様といっても、結局はロクデナシのヤクザの死に様だから 何一つ同情すべきところはないんだけど。 【がらんどう】さん [DVD(邦画)] 4点(2012-04-30 16:50:00) 82.まずタイトルロールにシビれた。カッコよ過ぎ。 暴力と笑いは紙一重という、これまでの北野武監督のバイオレンス作品全てに共通しているテーマのひとつでもある。演出するにあたり、アドリブを尊重しているのは、根本からl暴力的支配よりもエンタテイメントを常に意識した北野監督の観客への配慮でもあると思う。 敵対ヤクザへの仕打ちの方法やその見せ方、怒号や罵声飛び交う言葉の応酬 頭のキレる者だけが伸し上り、正直者は馬鹿を見る 一歩間違えれば立派なコメディだ。 ただ、「ソナチネ」で完成形を作ってしまっているが故に、超えられない壁があるのも然り。それは非凡な才能の持ち主として贅沢な悩みでもあるが、望まれている以上ハードルは常に高い。期待値を込めての点数評価となる。 【シネマブルク】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-03-09 01:55:25) 81.《ネタバレ》 2度目観賞。兄弟・親子分の間で血で血を拭うヤクザの抗争劇。組織間の上下関係が明解で、下克上を目指して野心に溺れていく裏社会のドロドロ感がよく再現されていたと思います。「~、コノヤロー」「~、バカヤロー」のセリフがB級漫才みたいでオモシロすぎ。今年度を代表する傑作です。 【獅子-平常心】さん [映画館(邦画)] 8点(2012-02-11 22:55:59)(良:2票) 80.《ネタバレ》 監督の処女作『その男、凶暴につき』への原点回帰とも言える超バイオレンス映画を想像していたのですが、予想は大きく外れました。ブラックユーモアなんて生易しいものではなく、完全なるコメディでした。THE・ヤクザコント。口を開けば「バカヤローこのヤロー」って、お前ら荒井注か!って、何度ツッコんだことやら。今どき居るはずもないステレオタイプな旧式ヤクザを、オールスターキャストがノリノリで演じています。よくもこれだけ味わい深い顔の役者を揃えたものだと感心します。(何故寺島進ちゃんがいない?きっと出たかったでしょうに。)殺したり殺されたり(椎名の殺され方のみちょっとエグいので×ですが)みんな本当に楽しそう。大いに笑わせてもらいました。『みんな~やってるか!』より遥かに完成度の高い“笑い”があったと考えます。キャッチコピー『全員悪人』は勿論ブラフ。本当は『全員馬鹿』が正しい(あるいは『全員荒井注』)。これほどまでに、ヤクザを格好悪く描いた映画を自分は知りません。何なら、教育映画として不良高校生たちに見せたらいいと思います。自分達がいかに滑稽か気付く事でしょう。こんな変化球を投げてくるとは、さすが北野監督。素晴らし過ぎます。続編を作る気になったのも頷ける快作でありました。この出来なら大御所から人気俳優まで続編のキャスティングに困る事は無さそうですが、個人的には死んだはずのキャストを再度起用して欲しいです。それがコントの流儀。石橋蓮司のヘンテコマスクと國村隼のベロチョンパは天丼でお願いしたい。以上、皮肉でも冗談でもない、マジ感想でした。 【目隠シスト】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-02-09 19:36:05)(良:5票) 79.作品の出来自体はいいんでしょうが、よく見る顔が凄みを利かして怖い人を演じているので、いかにも作り物という感じがして見ていてオカシカッタです。 【白い男】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-02-02 15:54:59) 78.《ネタバレ》 裏切り、裏切られ、自分がいつ殺されてもおかしくない・・・フィクションではあるけど、ヤクザって何が楽しくてヤクザやってるんだ?って思った映画でした。映画自体は面白く、飽きることなく最後まで見れましたが、見終わった後なんとなく後味の悪い感覚が残りました・・・ 【かすお】さん [DVD(邦画)] 6点(2012-01-18 19:09:04) 77.《ネタバレ》 拷問シーンとか殺すシーンが「演出」されているので、今までの北野映画より痛くないです。R-15指定だからか割り切ってやりたい放題なんだけど、そのぶんリアルじゃないというか「あ、これは架空の世界の話なんだな」とか思えちゃったのでメンバーの豪華さに反してチープさを感じたりしました。指を切り落とすことが怖いんじゃなく、指を切り落とすんじゃないかとキリキリ追い詰められていくような恐怖をもっと感じたかったです。第二弾あるみたいですが、ここまで裏切りに次ぐ裏切りだと三浦友和さんの役もいつ殺されてもおかしくないですね。そういう特殊な世界の話なのかもしれませんが・・・。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-01-14 21:45:06) 76.つまんないの一言。暴力シーンも大したことないしいわゆるヤクザ映画の凄味、カッコよさもない。ストーリーにも何のひねりもない。ま、たけしは映画のセンスはあんまりないみたいだね。お笑いに専念した方がいいんじゃないのかな。 【イサオマン】さん [DVD(邦画)] 3点(2012-01-06 23:53:26) 75.なんでも殺せばいいってもんでもないだろう。終盤、大友組の組員が次々と殺されていく場面は何の感情もなく、ただただ単調だなと感じた。中盤までは良く出来ていただけに残念・・・。 【はりねずみ】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-10-22 13:14:54) 74.面白い。あっさりとした殺し方、凄惨なバイオレンスも程よく、組織の抗争が繰り広げられる。テンポがよく、飽きさせない。椎名と加瀬がかなりハマっていていい。 【Balrog】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-09-11 15:01:38) 73.ヤクザの世界もサラリーマンの世界も組織という点では全く同じですね。上司がおり部下がいて、指示命令系統に従って淡々と職務をこなす。上司の顔色を伺うところまでは同じですが、時には力ずくで抵抗するのが違うところですね。鑑賞していて爽快感を覚えるのもそこらへんで、「なんだこのヤロー!」「バカヤロー!」の応酬には思わず身を乗り出してしまいます。椎名桔平が車を降り、ラーメン屋に入るまでを店内からワンショットで捉えたカメラワークなど、北野映画らしい演出も所々にみられ、エンターテイメントとしても上質な出来栄えです。 【さめがい】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-08-20 00:02:47) 72.まあ、ふつうにオモシロかったです。がしかし、この作品には僕のすきな北野作品にある”独自性”(しかも、すばらしい)が皆無でした。こうも言える。たけしも”馬脚をあらわしたか?”あるいは、”才能の枯渇か?”ってね。なにしろイヤだったのは、”俳優のカオ”そして”芝居”ね。そろいもそろって、わたしにとっては”ダメな”俳優ばかりなり。魅力ゼロ!!たけしホンと、やる気あったのかね?(有名人使うなら、私だったらね、これのキャストはね、ショーケン、ジュリーね、シミケン、力也、木村和也、桑名まさひろでしょ、内田裕也どうした?!安藤昇?!大地康雄、橋爪コウ、紅一点ノリピー!!?友情出演で押尾学?矢田亜希子?まあこのあたりでしょう!撮影で一人くらいホントに殺しそう。。。。。もう顔つきからして違うよ!ヘッ!)というか、なんというか、今現在、ある程度”カオの知られた俳優”を集めるんだったら、あの芝居じゃ全然ダメ!ところどころ、学芸会かと思った。ヘタなんだよ!クサイんだよ!そろいもそろっって!マーーーッタク恐くないし、ワルくもない。こっちからカメラで撮ってますよーー!っていう感じが、どういうわけか、頭から離れず、まったく、感情移入できなかった。というべきか。ロケーションは単に”切り取られているだけ”浮きまくっている。なんか、すべてが紋切り型みたいな感じで、イヤなんだろうな。”おじさんハーズカシーー!”ってな感じ。あるいは、たけし以外の俳優が全て”無名俳優”だとよかったかなあ。 または、こんなのじゃ、”高倉健”はとてもじゃないが出演できません。 追加!こんなの”全員、悪人”じゃないね!、、、、、”全員タレント!”だね!俺にいわせれば。 【男ザンパノ】さん [映画館(邦画)] 5点(2011-08-19 00:56:47) 71.《ネタバレ》 みんな悪役。腹黒い感がナイスです。キャストも最高です。水野、池本、大友、加藤・・・痺れるねぇ。しかしなぁ。体裁とは言え仲間を殺しすぎ。こんなんじゃ、組織は縮小するばかりじゃないっすか。破門されて殺されてってなんじゃそりゃ?でしたねぇ。もっと、かぁーっと熱くなるような因縁じみた血みどろの争いが欲しい。 【トメ吉】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-08-02 13:43:10)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS