みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
37.三池崇史版「七人の侍」。菊千代もいるし。「クローズZERO」で見せてくれた集団対集団の映像の整理されてること。凄いな、と思います。敵があれだけいたら、もう生きて帰れないと覚悟したんでしょうね、みんな。それが侍ってやつですか。松方のおっちゃんがさりげなくスゴカッタ。 【トント】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-06-22 02:15:47) 36.《ネタバレ》 美しい戦争、美しい殺し合いなんて存在しないんです・・・・ 延々と続く殺戮の映像が暴力の破壊性、虚しさを激しく伝えてくれます。また、忠義という「美徳」によって思考停止を余儀なくされ、視野狭窄に陥ることの恐ろしさを教えてくれる作品でもありました。 忠義に殉ずる事と、主君に無条件に従うことは同じように見えて全く違うものであって、主君たる座についたからその者を主君として仕えるというよりは、主君という座がありその座の存在に対し忠義を尽くすのが本当の姿なのではないでしょうか。 稲垣吾郎演じる殿様のような愚かなリーダーは、決してドラマの中だけに出てくる創作物ではないのだと思います。 【TM】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-06-14 00:29:40) 35.《ネタバレ》 冒頭の切腹の鬼気迫るシーンから迫力のあるタイトル文字を見てこれはすごい映画の予感がするぞと鳥肌が立ったものの、後半のチャンバラシーンからは興醒めしてなんだかどうでもよくなりましたね。あそこまでお膳立てしてやっとこさ相手を罠にハメたのになんで正々堂々と戦いはじめるねん(笑)人も初めて殺したようなしょぼいメンバー(注:稲垣メンバーのことではない)含めた13人なんだからもっと減らしてから戦いましょうよ~。あんな狭いセットでなんかごちゃごちゃと1対10ぐらいで普通に互角に渡り合ちゃってるの見てたらリアリティーもなにもあったもんじゃなくて見るのもうんざりです。(同じようなシーンばっかりでメリハリがないし)出演してる俳優は怪演を見せた稲垣吾朗を筆頭にみんないい味だしてるのにすごくもったいない作品。 【映画大好きっ子】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-06-06 18:04:19)(良:1票) 34.《ネタバレ》 Wikiで調べてみたら、昔の時代劇のリメイクだそうで。 まあ、いわるるアクション映画だから、何か考えさせられなくても別にいいんだけど、異常に強いね、この人達。そこんところが少し不満。 せっかく待ち伏せて、事前に仕掛けを作っているんだから、そういう作戦的な部分ももっと見せて欲しい気がした。例えば、木組みの隔壁なんかは、閉じ込めて、その部分部分のカタマリを弓矢で殲滅とか、逃げられない人たちの頭上から油降らせて火の海とか。そうでもしないと、200人対13人って無理ありすぎでしょう。入り組んだ逃げ道がおびき寄せの罠である部分も、俯瞰の撮影で、「地図的」に見せて欲しかった。 最後の市村さんと役所さんの決闘は、良かったけど、ここでの卑怯な手について、戦を遊びか何かと思っているフシのある殿様に「戦に武士道も卑怯もない」という信念を明確にぶつけて欲しかった。それにしてもこの人、悪逆非道なクズに最後まで敬語なんだよな。ここもしっくり来ない。最後の最後「名もなき娘のために」の件で、もっと怒りを爆発させて、そこだけでも普通の言葉づかいで、啖呵を切ってくれるのが、時代劇のカタルシスというものではないかい? また、どうしても解らないことがある。山の男は、クビに刀を突き刺されたはずだが、何で最後ピンピンしてたんだ?いくら「熊に比べて屁みたいなもん」でも、おかしすぎだろ?ココだけどうしても、納得できなかった。 【Tolbie】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-06-04 15:47:16)(良:2票) 33.《ネタバレ》 稲垣吾郎のバカ殿ぶりが素晴しゅうございました。あまりにも開き直ったキチ●イぶりに清々しさすら感じるほどです。チャンバラシーンがやたら長いんですけど、殿が要所要所で盛り上げてくれなかったらヤバかったです。眠気的な意味で。あと個人的に大好きな岸部一徳さんが出ていて嬉しかったです。彼以外があのアーーッ!なシーンをやっていたら観客はクスリとも笑わなかったと思います。 【4吉】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-06-02 03:01:07) 32.三池監督の映画は苦手なものが多いのだけど、これはオーソドックスな作りで素直に楽しめました(それ故ファンには物足りないかも?)。出てくる役者たちも皆いい!皆魅力的だったなあ。鬼頭半兵衛が一番好きだったな。「理由などわからぬ、いいや要らぬ!」シビレるぅ~。シナリオ上というのか、設定上というのか、そういう所だけでは出せないキャラの魅力が、役者の魅力や個性で引き出されていると思う(それはただ単に役者の見た目に頼っている訳では決してない)。伊勢谷祐介さんのポジションが微妙と言えばそうなんですが、居なければそれはそれで、寂しいw。牛のCGがヘッポコだった以外は文句無しです。大満足でした。こんな娯楽映画(邦画)がもっと増えればいいなあ。 【ゆうろう】さん [映画館(邦画)] 9点(2011-06-02 02:45:56) 31.この手の映画は大好物のはずなんですけど・・何故かのめり込めませんでした。身も蓋もない言い方ですがこの時間でまとめるならもう少しチャンバラを少なくして人間関係を丁寧にした方がよいのかな?13人の描き方がさらっとしすぎているので感情移入ができないままに終わってしまうんですね。 【東京ロッキー】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-05-20 14:49:48) 30.《ネタバレ》 子供が観たいというので観賞。いきなりのグロさに唖然とし、岸部さんの絶叫に親子観賞ゆえの冷や汗たらたら(笑) しかししかし、ストーリーはわかりやすく、吾郎ちゃんに感動し、最後までチャンバラアクションを思う存分堪能しました。 【ドンマイ】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-04-28 23:36:01) 29.《ネタバレ》 クライマックスで島田が刺される場面はオリジナルの方が人を感動させるように思う。親友でありながら立場上殺し合いをしなければならないという武家社会の宮遣いの辛さ切なさをオリジナルは良く描いていたが、本編は何か味付けが違うように感じさせた点が少し残念。 【ちゃっぷまん】さん [映画館(邦画)] 5点(2011-01-25 13:28:56) 28.《ネタバレ》 正統派時代劇という感じ。三池らしさが無いと言われるが、岸辺一徳さんのシーンや不死身の伊勢谷くんのシーンは三池らしさではないのか。入れない方が作品として収まりが良いところをあえて入れてくるのが三池。 刺客に暗殺されるほどの悪者で無いと納得できない殿役を演じた稲垣吾郎は、残酷性と幼稚さを兼ね備えた殿役を怪演。 殿様という育ちの良さと幼稚さ故の残酷性は彼のキャラクターだからこそ出せたものではないか。 殺陣は松方弘樹が抜群に上手い。この殺陣を見るために劇場に足を運ぶ価値はある。他の人も上手い人ばかりだった。 個人的には、色物も出来る古田新太がもう少しオイシく使われていたらよかったのにと少し残念。 【Sugarbetter】さん [映画館(邦画)] 8点(2011-01-21 21:30:59)(良:1票) 27.《ネタバレ》 序盤から稲垣吾郎の残虐さや映像が強烈。ストーリーに意外性や新しさはないけど、討ちがいのある悪役なので最後までテンションが落ちなかった。合戦も迫力十分でお腹いっぱい。オリジナルは未見ですが、三池監督の良さは出てると思う。やはり邦画のエンターテイメントは時代劇だなぁ。 【ラグ】さん [映画館(邦画)] 8点(2010-11-10 23:10:04) 26.《ネタバレ》 意外におもしろかったです。 冒頭の切腹シーンは、切腹そのものが映らないというのにものすごい迫力。続く明石藩主の蛮行、奇行は稲垣吾郎の怪演がすばらしい。ラストへとつながる伏線のはりかたなどもなかなか心憎い演出。後半の合戦シーンも、殺陣の良し悪しを感じさせないほどのテンポと迫力で、最後まで楽しめました。 ただどうも三池監督は見せすぎ、くどすぎ、説明しすぎの感が拭えない。 【カエル本舗】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-11-10 18:56:18) 25.《ネタバレ》 本宮ひろしのマンガの主人公が、いじめっ子の理事長の息子を懲らしめる、てな具合で、プロットはオーソドックス&シンプル。電気がない時代の夜の屋内を、本当に蝋燭の灯りだけで撮影しているような写実性は重みがありましたが、私は最後の殺陣で萎えたクチです。バカ殿警護側の命がバーゲン並みに安っぽく、それが本作の全体の印象になってしまいました。昔の仮面ライダーの映画版がTVでやられた怪人たちをズラッと並べて映画としての体裁を取っていたように、数で勝負する方法論は、その数に比例して密度が薄くなるのがオチですな。実際、200人の倍くらいは斬っていたようだし。そこにはさほど娯楽性を感じません。圧倒的多数との斬り合いという意味では、ちょっと反則的な比較だけど「バガボンド」の武蔵対吉岡一門などの描写の方が格段に凄みと説得力があります。せめてバカ殿を守る側の理屈に封建制度のお題目以上のものがあれば良かったんだけどね。もう少し面白く出来そうだったという意味で残念でした。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(邦画)] 5点(2010-11-03 09:03:33) 24.《ネタバレ》 自分だったら、ずっと屋根の上から弓矢だけで攻撃するかな。 【珈琲時間】さん [映画館(邦画)] 6点(2010-10-31 12:31:32)(良:1票) 23.《ネタバレ》 「斬って斬って斬りまくれー!」を見たいがために鑑賞。いやぁ純粋に面白かったし、かっこよかった。三池監督の映画の中じゃ良い出来なんじゃないでしょうか。監督さんのやり方なのか趣味なのか分からないですが、前半の暴君ぶりを表すシーンの数々、エグいです。グロいです。弓で家族を殺す場面、腕を切り落とされた女性が出てくる場面・・・もう見るのがツラくなるほど強烈。シグルイの徳川忠長を彷彿とさせられ怖かった。後半の殺陣はやはり時代劇ということもあってか、見慣れたアクションが多いものの見応えのある殺陣でした。バッサバッサと斬り倒していく様は圧巻。そりゃタランティーノも興奮するよ(笑)北野版座頭市のように血が吹き出るというわけではなく、地面の血痕や赤く染まる水を印象付けてる所は面白いですね。それと俳優陣の演技力が凄い。役所広司は当然ながら、松方弘樹の演技力・・・最高です。時代劇慣れてるだけあって素晴らしい動きに演技でした。いやー、しかし岸部一徳がホラれるシーンははたして必要だったのだろうか・・・ 【あんどりゅ~】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-10-31 03:07:35)(良:1票) 22.山越えしたとはいえよく先回りできたな、2~3日であれだけの仕掛けは無理だろ、何で最後まで鉄砲弓矢の飛び道具で攻めなかったの、爆弾まであるのに、など突っ込み処満載。相変わらずの松方弘樹のこゆい演技、伊勢谷友介の訳分からんキャラクター、全然剣客に見えない沢村一樹など、刺客たちのキャスティングにも難あり。唯一、稲垣五郎の狂気の殿様はお見事。それにつけてもオリジナル版の里見幸太郎の名台詞「遅くても来年のお盆には帰ってくるさ」、西村晃の無様な死に様の方がずっと格好良かった。 【Q兵衛】さん [映画館(邦画)] 6点(2010-10-26 18:00:20) 21.《ネタバレ》 仕事で疲れた私の頭には、このお話しは解り易くてとっても良かったです。 おまけに面白いチャンバラが見たかったので、こりゃあいいやと大喜び。 三池監督のグロさは好きではないけれど、後半のどっかんどっかんが面白かったので満足しています。 ロードオブザリングファンの私には、チャンバラシーンはもっと長くてもOKでした。 それから松形弘樹さんが一番の若手で出ていた作品、名前を度忘れしましたが(清水の次郎長だったかなぁ?)この作品みたいな娯楽作品でした。 昔のチャンバラが観たいし面白かったな、そんな風に思っていた私にはぴったりの作品でした。 三池監督ありがとうございます。 娯楽作品面白かった~♪ 明日から仕事頑張ろうと元気が出ました。 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-10-24 21:32:58) 20.刺客が、斬って斬りまくります。リアルティーはなく、ゲームの無双シリーズを観ているようでした。 【Yoshi】さん [映画館(邦画)] 5点(2010-10-24 18:07:03) 19.オーソドックス。伏線や謎をちりばめずにストーリーは淡々と進む、あまりに素直な展開、あの三池が・・へぇ~という感じ、スキヤキの時より笑う部分も減らし、これから何が起こるか全て理解させた上で映像をつないでいる、普通この作りだと途中ダレるのだが、この映画の上手い所は予想を上回る各シーンの演出にあると思う。 話には聞いていたがそれを上回る稲垣の腐れ外道ぶり、役所と市村の前半と最後の対峙、予備の刀をドッサリ用意しての伊原の殺陣、脇をビシッと固めている松方のしゃべりと動きのキレ、山田も良い顔をしていた、伊勢谷がちょっと理解不能だがヤツは山の神か? その他の役者にも少しだが見せ場があり(そこ掘り下げたら4時間越えちゃう)一応満足できる。これらが無駄に長くなりそうなこの映画を上手くまとめて、この見応えに仕上げたのだろう。 惜しむらくはキル・ビルぐらい血しぶきが出ても良かったのでは?どこかでストップがかかったのだろうが、殺陣のハデさに比べてグロさがイマイチ足りないのが残念。 【カーヴ】さん [映画館(邦画)] 6点(2010-10-22 09:48:58) 18.《ネタバレ》 すごく面白い。 娯楽性の高い時代劇にして紛うことなき三池監督作品でした。だって十分格調高い映画にできそうなのに下品なおふざけを入れるのだから。特に中盤の伊勢谷友介と岸部一徳のアノシーン。本作はPG12指定ですが小中学生にどんな助言指導をしたらいいんだか・・・三池監督のクセを知らない人はどんびき必死。 でも自分は大好き。悪趣味な自分は稲垣吾郎の残虐っぷりをもっと観たいと思ったくらいで、監督らしさを観てニヤニヤできるのはファンとして嬉しいし、これからもこうあってほしいと思いました。 自分はこの映画を観る前に気になっていたことが二つあって、ひとつは「クライマックスの50分の戦闘シーン」が大きな宣伝文句になっていたこと。 「クライマックスどころか普通の映画の半分の時間じゃん、長げーよ、絶対飽きるって」って思ってましたが、あくまで「戦闘が始まってから映画が終わるまでが50分」であって実際乱闘が続くのは30分くらいのもの。血みどろで戦う姿に圧倒され、それほど長くは感じませんでした。むしろ映画自体2時間以上もあったの?と思うくらい時間を感じさせません。 ふたつめはタイトルにあるとおり刺客が13人もいること。 しかし実際にキャラ立てさせてあるのは13人中7人くらいで、それほど登場人物が多くて理解が大変というほどではありません。敵側も手下一人に焦点を当て、余計なドラマを極力排除したのも成功していると思います。 前半はほとんどがその登場人物たちによる会話シーンなのですが、これも役者たちの演技が素晴らしく飽きさせません。 マイナス点は最後の決着が個人的にあまり盛り上がらなかったこと、役名を画面に出すのなら顔のアップのときにして欲しかったことくらい。残虐描写が苦手な方以外に強く推薦できる作品です。 【ヒナタカ】さん [映画館(邦画)] 8点(2010-10-18 21:17:58)
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