みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
142.この映画、なんで劇場に観に行かなかったかというと予告編でほとんど全てが見えてしまったからだった、ということを今回借りて見てようやく思い出しました。だいたいこうなって、ああなって、こういう展開をして最後はこういうふうに落ち着くんだろうなあ、とわたしごときに見抜かれてしまうようではダメダメだと思います。どこが悪いというのでもなく、きわめて普通に面白いんですけど、こうもきっちり意外性もへったくれもない映画ってわたしはわざわざ観ることないと思うんですよね。これなら期待に反してむっちゃつまんないぐらいの方が何かが学べるというか。あまりにも思った通りの展開に、もしかして前に観たことを忘れているのかと真剣に自分の記憶力を疑いました。(元々あまり自信がないもんで。)加えてデンゼル・ワシントンのあまりの優等生ぶりにも、わたしはちょっと飽きている。娯楽映画として総合点の高い映画だと思いますが、これなら夢でも見てた方がタダだし時間もかからないのでいいんではないでしょうか。どうでもいいけど人質監禁モノで野次馬が勝手に盛り上がっちゃって犯人をヒーローに仕立て上げちゃう展開、「狼たちの午後」からなーんも変わってないですね。水戸黄門とか好きな方にはお勧めできるような気がします。あらゆる意味で安全牌ですが、こういう映画、今さら作る意味あるのかなーと真剣に考えてしまいました。お約束のジェイ・レノ、ラリー・キング、飽き飽き。 【anemone】さん 3点(2005-03-09 02:14:16) 141.ストーリーとしては、ありえない設定とご都合主義の展開で陳腐なんだけど、そこはデンゼルの素晴らしい演技で救われている。ただ、この映画の意図しているところ、つまりアメリカ医療保険制度の矛盾と欺瞞については、非常に的を得ていて、シニカルに描かれていると思う。アメリカ社会の中で生きていくのには「カネ」と「世間のイメージ」が重要だが、この主人公の場合、カネはなかったけど、最後、英雄となった「世間のイメージ」を武器に、HMOからの医療費と裁判の勝利(陪審員制だからね)も勝ち取ってしまった(それでいいのか?)。なんかそのあたりもシニカルだな。 【あまね】さん 6点(2005-02-26 14:40:01) 140.本来なら銃で脅して監禁しているジョンQが「悪」のはずなのに、ラストに至っては「ヒーロー」扱いされるという逆転が新鮮だった。 それでは真の悪とは何だったのか? 映画では一応、「病院」「警察」「マスコミ」等がジョンQとの対立軸にはなっている。 金儲けのためにしか動かない病院、市民を守るとの主張から犯人を撃ち殺してもかまわない、それが選挙のためにもなると考える警察、視聴率のことしか考えずにスクープを狙うマスコミ。 これらもいわば「悪」とも考えられるが、真の悪は役に立たない保険制度であり、金がなければなんともならない世の中に対する怒りが込められている。 この映画には「悪」が実物として存在しない点で実に面白い設定だと思う。 ただし、社会・保険制度への怒りという狙いは感じられても、息子を助けたい一心から来る父親の無鉄砲な行動に対する「答え」にはハリウッド的な甘さを感じずにはいられない。 「大丈夫、血液型が同じで心臓が肥大しているから大人の心臓でもちゃんと適合する」「よし分かった、手術しよう」というのはいくらなんでもムチャクチャだろう。このあたりは上手く処理しようと思えば出来たはずだ。 ジョンQの自殺前に、また息子の死の直前にドナーが現われるという偶然性。 自分の替え玉を利用し手術を見守る二人…確かに感動的だが果たしてそれで良いのか。 彼の行動には非難される点はなかったのだろうか。 自分も結構感動したクチなのだがどうにも脚本の甘さには参る。 自分には真のヒーローは手術を成功させた外科医だと感じる。 自分のキャリアを犠牲しても息子を助けるためジョンQから心臓を摘出しようとしていたし、監禁され疲労があるにもかかわらず最後まできちんと息子の手術を成功させた彼こそが真のヒーローだろう。 ジョンQの息子のことを一言「好きさ」と語ったのも見逃せない。 残酷なストーリーだが、ジョンQには死んでもらって、適合せずに一回目の手術は失敗。 すぐにドナーが見つかり最後にあの外科医が救うというストーリーでも良かったかなと思う。 あの外科医にはもっと光があたっても良かったのではないかという気がする。 【六本木ソルジャー】さん 7点(2005-02-13 23:58:35)(良:1票) 139.感動した。泣けた。こういうのを映画に出きるのってアメリカならでは。日本映画だとこうはならないんだろうなぁ…と思う。親子の一言一言の会話が「胸に染みる」…気がした。 【epitaph】さん 8点(2004-11-22 20:14:43) 138.《ネタバレ》 みなさん書かれているように確かに日本じゃあり得ない設定。 なのに素直に父の息子への愛情に感動してしまうのは デンゼルがすばらしい表現者だからでしょうね。 今日ワウワウでやっていたので再度みましたがやはり泣けちゃうんですよね~。 序盤で息子の手術にかかる費用の話などを聞き、取り乱す妻を 諌めながら自然と流す涙や、救命室で息子に色々語りかけるシーンなど、 大げさすぎないところがいいです。 ああいった犯人が英雄扱いってのはアメリカじゃ実際ありそうですね。 しかしデンゼルには貧乏な民間人の役はちょっと似合わなかった。 【MK】さん 6点(2004-11-22 00:14:28) 137.《ネタバレ》 ストーリー展開に無理があったのは認めるけど、単純に感動したな。ジョンQの言葉の節々に愛情を感じたんだよね。今思えば安直な描き方だったかもしれないけど、観てる時は涙してしまったんで、高得点になってます。保険制度がどうとか、現実回避の手段として重大犯罪を犯すとか、結末がどうとかではなくて、単純に親が子を思う気持ちを高く汲んであげたいかな、俺はね。そこに涙したわけだし。 【銀次郎】さん 9点(2004-11-07 02:19:17) 136.許されないけど、父親が息子へ対する愛情がすばらしい。 【ベルガー】さん 7点(2004-10-07 18:49:37) 135.エンタテイメントにこだわりすぎだね! 【k】さん 6点(2004-10-07 11:58:13) 134.画面に釘付けにされたが感動はなかった。しかし考えさせられる作品である事は間違いない。 【ゆきむら】さん 7点(2004-09-07 06:15:57) 133.良くも悪くもアメリカ的だな~と。日本じゃ絶対無理。親の愛・・うーん実際問題現実に起こり得るなら犯罪さえも省みずに行動を起こすかもしれませんが・・自殺すると決断した時も残される奥さんや子供のことは・・?そもそもこのような事態を起こしてその後の生活とか周囲を気にしなければならないのを無視してますよね。考えてたら行動なんて起こせないのもありますが身勝手さが残るかも。押し付けすぎみたいな。 【HIGEニズム】さん 5点(2004-09-04 16:03:29) 132.《ネタバレ》 息子を思う気持ちがよく伝わってきました。心臓移植が成功し助かって本当によかった! 【ギニュー】さん 8点(2004-09-01 22:32:04) 131.《ネタバレ》 医療制度の矛盾を訴えかける意図があったんだろうけど、下手な棒読みの 台詞の向こうに台本が見えてしまって萎えました。それと病院占拠するって アイデアは良いのかもしれませんが、民衆が取り囲んでドンチャン騒ぎで 拍手しまくりっていうのが雰囲気ぶち壊しでしたね。それとそんなタイミング 良くドナーが事故るかって おもいっきりツッコミ入れたくなりましたw 【アキト】さん 6点(2004-09-01 12:50:46) 130.交渉する側を描くのは簡単かもしれない。しかし、交渉される方を描くのは僕は難しいと思っている。そして、この映画は交渉される側を展開はもとより、一人一人のキャラクターを重視して構成されストーリーが展開されている。タイムリミットが迫る中、人間の心の中の心情の移り変わりをとても上手に描いている。 【000】さん 9点(2004-08-21 21:41:00) 129.要は「経営方針なんか知らねー保険払えー移植リストの上位にしろーさもなきゃ立てこもるどー」なんですね。あの、アメリカ国内だけで閉じてしまっているテーマのものを買い付けて来られても・・・。世界そして日本もいずれこうなってゆくのなら別なんですが。ですがこればっかりは「閉じて」しまってるテーマだと思います。冒頭の事故シーンも、かなり終盤まで何のことだか良く分からなかった。もちろんある意味アメリカは映画産業国だし、見る映画はアメリカ製が多いと思いますが、買いつけられない映画も沢山あるはず。逆に笑えてしまうUSAばんじゃい系映画ならまあ別ですよ。デープインパクトとかザコアとかハゲマルドンとか(略)もちろん「国」やその地方独特のものが出るのが映画だし、それにへぇ~となるものですが、その「へぇ~」と、「閉じて」しまってるものとは、深い違いがあると思いたい。言いたい。深く考えて買い付けて来たのならちょっといやんなっちゃいますが。 【へろりうしオブトイジョイ】さん 2点(2004-08-15 00:23:40) 128.《ネタバレ》 病院ジャックなんてありえない話しだなぁと思いつつ見てたけど さすがに息子との電話シーンでは泣かされましたねぇ。 そしてひたすら息子が助かることを祈ってました。 自分なら子供のためにあそこまで出来るだろうか。 純粋に息子を愛するジョンQがヒーローに見えました。 最近子供の虐待問題が多い中、 この映画で「親とは何か」というのを見つめ直して見るのもいいんじゃないかな。 【虎鉄】さん 7点(2004-07-17 07:04:08) 127.独身なので想像するしかないのですが,主人公の気持ちはなんとなく解ります.彼の起こした行動の是非というよりも,親にとって「我が子」は特別であると言いたかったんじゃないのかな・・・良い意味でも,悪い意味でも. 【マー君】さん 6点(2004-07-11 16:32:36) 126.親が子を思う気持ちは何よりも強いものでなければならない。その気持ちを強く感じられる映画であった。が、この父親の取った行動は正しいとは思えない。美談としてほしくはない。私は、自分が父親になったら、この父親のような状況に陥ることのないように、安定した堅気な仕事に就いて、保険の制度などについてよく勉強しておくことが必要であると痛感した。よーく考えよー お金は大事だよー。本当にそうだ。 【ishikawa】さん 5点(2004-07-04 12:59:59) 125.つまらなくはないですが、色々な点で消化不良です。最後もなんか盛り上がらないので、特に心に残らないし。デンゼル・ワシントンも万能ではないといったところでしょうか。着想がいいだけに、もったいないです。 【金子淳】さん 6点(2004-06-29 16:03:44) 124.《ネタバレ》 病気の子供を救うために命をかける父親。その姿は美しい。しかし銃をもって病院に立てこもり、手術リストにのせろとの要求は、いくら善人で子供思いのワシントン・パパでも許されません。パパが最初から人を殺せないことはみえみえで、自殺するのかと思ったらそうでもないし、気になる評決は無罪?手術は成功、これなら犯罪、やるだけ得じゃないですか。アメリカ保険制度への警鐘?いやいや恵まれた国アメリカの傲慢そのままで、世界中で心臓移植ができる国はそうありません。その一方で抗生物質すら満足に手に入らない貧しい国がたくさんあることも事実です。 【杜子春】さん 6点(2004-06-28 21:59:06) 123.《ネタバレ》 途中までサスペンスとしてのストーリーも父親の思いの強さも良かったかなって思うんだけど、最後の方であまりにことがうまく運びすぎて興ざめです。そんなうまくドナーが見つかるのかよって。それでがっかり。 【enantiomer】さん 4点(2004-06-27 23:38:32)
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