みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
209.《ネタバレ》 パニック映画の先駆けだったと思う。これ以降何本ものパニック映画を見ることになった。 映画には、二人の牧師が登場する。一方は、神を信ぜよ、信ずる者は救われるという普通の牧師ジョン。それに対し、自分自身が道を切り引かねば神も助けてはくれないという異端の牧師スコット。この二人の信念の違いがこの映画の最大のテーマとなる。 船が転覆したとき、クリスマスツリーを伝って上に登るか、そのまま動かず救助を待つかなどの判断がまさにそうだ。 スコット牧師のジーン・ハックマンはとても牧師には見えない、あたかも十戒のモーゼのようなカリスマ的な存在、それがまた良い。 結局は9人の男女が彼について行くのだが困難の連続、途中で3人が死に、最後にはスコット神父も・・・。 それまで私が見た映画(悲劇以外)で、主人公が死んでしまうというのはほとんどなかった。もう少しでたどり着くという所まで行っているのに・・・。最後はやはり牧師に戻ったのか。 映画ではアーネスト・ボーグナインのロゴ刑事がとても好きだ。売春婦だつた妻をこよなく愛し励まし、スコット神父とはことごとく対立しながらも惜しみなく協力をする・・・。そのほか、元水泳選手だったベル、これまた彼女がいなかったらスコット神父は助からず、生き残った者も船尾までたどり着けなかったのだ・・・。 このポセイドン・アドベンチャーは特に思い出に残る映画で、続編もリメイクも見ることになってしまった。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-03-12 07:15:24) 208.鑑賞はずいぶんと昔のことですが、鮮明に覚えています。私は泣きに泣きました。鼻水がずるずると落ちてきて止まりませんでした。なんと、この日は「街の灯」との2本立てだったのです。涙がちょちょ切れすぎて、誇張でなく脱水状態になりました。登場人物達の運命も、私の映画鑑賞も、過酷でした。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 10点(2011-02-09 23:38:21) 207.素晴らしい!最初から最後まで。 【のははすひ】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-01-09 22:23:05) 206.これと「タワーリング・インフェルノ」は私にとってパニック映画の原点です。 初見は中学生、荻さんの「月曜ロードショー」です。 とにかく主人公なしでラストを迎える映画なんてこれが初めてでしたから、もうほんとに衝撃でした。 タワーリング~もこれも登場人物の悲喜こもごものエピソードがちゃんとあって、パニック映画だけどしっかり人間ドラマとしても観られるというのがポイント高いです。 そうですねーやっぱりいちばん印象強いのがアーネスト・ボーグナインですね、でも初見から30年以上たっているのに「あの人はこうだったなあ」と思い出せる。それほどそれぞれのキャラがしっかり描き込まれていたんだなあと。 当時はジーン・ハックマンのことはほとんど知らなかったけど、神父?牧師?どっち??とにかくなんからしくないっていうのは感じました(笑) 続編は救出されるところから始まったと記憶してます、いきなりコジャック刑事がでてきたのよ!!なんかつまらなくて途中で観るのやめたとかどうでもよくなったと記憶してます、はい。 【envy】さん [地上波(吹替)] 8点(2010-08-18 20:44:24) 205.《ネタバレ》 小学生のころ見た映画のなかで、一番面白かった作品かも。転覆して、全てが逆さまになった光景が面白い。上=底に向かって行ってどうやって助かるの?出口ないのに・・・と思ったものです。なにかと足を引っ張っていた太めの婦人が水中では別人になるところが印象的。 【きーとん】さん [地上波(吹替)] 8点(2010-08-06 23:25:16) 204.《ネタバレ》 この時代に水没する豪華客船の世界観をあそこまで構築できたのは見事。出演者の迫真の演技や、印象深い台詞などを噛み締めればさらに引き込まれます。最後にフランク牧師の身を捨てるシーンの台詞や、救助される際のロゴの描写なども心打たれます。また生き残ろうと自分達で試行錯誤する者と、救助を待つため動こうとせずに悲惨な末路を辿る者、このへんの描写もジョージ・A・ロメロ監督ばりの社会風刺が利いていると思いました。 【シバラク・オバマ】さん [地上波(吹替)] 10点(2010-07-21 18:56:56) 203.《ネタバレ》 タイトルだけ見て「怪物もの」かと思っていたが、全然違った。 72年ということを考えると、この内容はすごいとしか言いようがない。ほとんどの乗客をさっさと殺し、主要メンバーのみに話を絞っているので、テンポ良く見ていける。でもハックマンはちょっと強引かな。最後死んじゃうのは「何でだよ」って感じだし。 【θ】さん [地上波(吹替)] 8点(2010-07-11 14:25:50) 202.《ネタバレ》 海洋パニック脱出モノの元祖といわれる本作品 ご縁あってやっと観れました(ウレシイナ) 感想 素晴らしい!重厚な人間ドラマに一切無駄がなく、上下逆さになる豪華客船から脱出という斬新設定 CGのない時代に、きっとものすごく大変だったであろうセット制作・撮影など みどころが多く見ごたえ充分 その後の映画界に多大な影響を及ぼしたというのも納得の歴史に残る名画であります 前知識ゼロ鑑賞だったので最後のシーン 牧師役のジーンハックマンの壮絶な最期 は衝撃的でした 重大な事項(転覆・爆発・浸水)のタイミングよすぎなのがチト引っかかる&水中にもぐるシーン ああいうときって一緒に息止めるけど絶対あんなに息止めれない…俺は助からんな(苦笑) どうも続編があるようなのですが観たいような観たくない様な? 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2010-05-12 08:50:16) 201.子供の頃この映画を観て、数日間沈没船で溺死する夢にうなされました。 【TAKI】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-04-29 17:37:23) 200.高層ビル火災の物語と並ぶ35年以上前に作られたパニック映画の傑作です。この船に乗り合わせた人間味あふれる牧師、アクの強い刑事と元娼婦のその妻。そして子供たちや老夫婦や名も無き人々の見事な人間ドラマです。ビルからあっという間に転落していくのと違って死に行く人たちの最後の表情と言葉、行動が胸を打ちます。そして迫り来る水から必死に逃れようと脱出を試みる人々を過剰な演出や音楽や特撮だけでなく、生命の危機に立たされた極限状態の「人間」というものを登場人物を絞って見事に描ききった脚本が素晴らしい。特に終盤、牧師が神に向かって思いをぶつける台詞と彼のとった行動には感動しました。主役のジーン・ハックマン演じる神父やアーネスト・ボーグナイン演じる刑事は勿論の事、この二人と比較すると大人しく地味ながらもレッド・バトンズ演じる男の終始冷静な精神的な強さも印象に残りました。互いを思いやり助け合う精神や、生き残る人も死に行く人も人間の強さや勇敢さを一貫して描いた素晴らしい人間ドラマです。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-04-19 21:15:41) 199.《ネタバレ》 さすがにひっくり返っていく船の外観を表現することはしっかりできなかったみたいで、それほど感銘は受けませんでした(CG映像を見慣れているせいだと思います)。この映画の秀逸なところはそういうところではなく、やはり人間ドラマでした。生き残った者それぞれ個性があり全員印象に残っています。脱出過程はラストに近づくほどショボくなってきたので心配しましたが、あのような結末になるとは正直よい意味で裏切られました。また、そのアッサリ感にむしろ感動しました。最近のパニック物は映像を壮大している反面、登場人物の個性やドラマ性が薄れているものが見受けられますが、この作品を観て、これがなぜパニック物としての評価が高いのかわかった気がします。 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-04-16 20:58:37) 198.《ネタバレ》 意外と評価が高いようですが、私としてはそれほどでも。けっこうご都合主義的展開が目立ちました。主人公たちが調理場に登ったあと水が押し寄せるとか。クライマックスでのリンダの唐突な死とそれに続く蒸気なんか、見ていて白けました。それで「お前のせいでリンダは死んだんだ!」と言われ、牧師はなんと神様に責任転嫁。そりゃあ神様の御意志なら、どんなご都合主義でもありでしょうょ。話を盛り上げるためにあっさり殺されたリンダは実に不憫。サバイバルドラマとしてはまあよくできていますが、どうも力でねじ伏せようとするところがあって好きではありません。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-01 19:41:12) 197.《ネタバレ》 これが30年以上前に作られた映画だとは!天地逆になった豪華客船から脱出を図るという驚くべきアイデア、そして生き残るために懸命な人々のリアリティある言動の描写、まさにパニック映画の最高傑作です。協力的かと思うと、時には非協力的な仲間を率いてきたジーン・ハックマンが出口目前で落命してしまうところに涙・涙でした。 話は変わりますが、あの逆さまの船内は全てセットを作ったんだとか。職人魂に頭が下がります。 (追記)再見しました。ラストシーンでまた泣けた。 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 10点(2010-02-18 14:49:55) 196.《ネタバレ》 う~ん、懐かしい。逆さになった船内を脱出する中、特に印象深いのが逆さの男子トイレで男の子が佇む場面です。 【HAMEO】さん [地上波(吹替)] 6点(2010-02-09 15:32:32) 195.《ネタバレ》 生まれて初めて、映画を見て涙した一本。(小学校1年の時だった) 『タイタニック』と違い、さっさと転覆する豪華客船ポセイドン号。命懸けの脱出に挑戦する人々を描くパニック映画。 牧師らしからぬ牧師に名優ジーン・ハックマン、娼婦と結婚した刑事に名優アーネスト・ボーグナイン。 クライマックス…ジーン・ハックマン演ずる牧師が、完全にブチきれて、神相手に上等を切るシーンは号泣ものです。 しかし、最近、なんでポセイドン号が転覆したのか、ようやくわかった。 だって、船長がレスリー・ニールセンなんだもん。そりゃ、しょうがないっしょ(w 【伊達邦彦】さん [映画館(字幕)] 9点(2010-01-10 18:49:00)(笑:1票) 194.《ネタバレ》 豪華船の転覆でなぜアドベンチャーなの? ・・逆さになった船内のアドベンチャー! 太めの奥さんが牧師を水中で助けるとこから、ラストの牧師が栓を締めるとこまでが圧巻。行動力と生きることへの執着、人間の強さに衝撃を受けました。 パニック映画の元祖ということより、上記の理由で評価される映画でしょう。 【わさび】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2009-10-05 00:48:06) 193.ジーン・ハックマンは自分には何といってもレックス・ルーサーだけれども、2番目はこのスコット牧師。信仰のない人間は聖職者には距離を感じるものだが、この牧師には独特の味付けがされているためにそれを感じることがない。神に隷属することなく理不尽な仕打ちに怒りをあらわにする彼は、捨て身で運命に逆らってみせるのだ。「すべて神の御心」でなく。アーネスト・ボーグナインが彼を引き立てる格好で、シェリー・ウィンタースの水の中と外の演技も「人の役に立ちたい」という気持ちの重みを教えてくれる。「モーニング・アフター」を歌うバンド歌手キャロル・リンレイの吹替えをしているモーリーン・マクガヴァンは、これと次作でテーマ曲を歌ったためにディザスター・クイーンのあまりありがたくない呼称を賜ったが、2曲は彼女のベストアルバム(米国盤)を飾っている。監督ロナルド・ニームよりも実質的にプロデューサーのアーウィン・アレンの作品であり、彼は次作でこの路線を拡張することになる。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-09-27 01:03:06)(良:1票) 192.人間は、災害に遭遇してから一致団結するものです、こういった映画を見るたび阪神淡路大震災の時を思い出します。シェリー・ウィンタースさんは役でよく死にますが「陽のあたる場所」では泳げなかったのにここでは元潜水の選手とは。 【白い男】さん [地上波(吹替)] 8点(2009-08-13 14:45:03) 191.《ネタバレ》 昔、日曜洋画劇場で淀川長治さんが、この映画を絶賛していた。そして、それ以来、何度か見てはいるけど、昔、初めて見た時はただ単にパニック映画として、面白い。怖い。というだけの感想しか持たなかったけど、久しぶりに見て感じたことはこの映画は単なるパニック映画なんかではない。これを見ると凄い特撮で撮られる昨今のハリウッド大作がいかに駄目であるか、そして、この映画がどれだけ凄い作品であるかということがよく解ります。人間がどうしよもなく弱い生き物であるということ。そして、極限状態に陥った時、人はどうするべきか?何をすれば良いのか?ということを教えてくれている。自らの力で誰にも頼らずに頑張ろうとする人もいれば、誰かに頼り、人の支持に従い、強力しあって行きようとする人もいる。ジーン・シックマン演じるスコット牧師の上に行けば何かがある。きっと道は開けるという強い信念、レッド・バトンズのマーチンの様に「冷静な判断」とあの少年の持っている大胆な知性、その全てがあればこそ人間は絶望的な状況に追い込まれても何とかなるというそういうものがこの映画の中にはある。希望を持つことの素晴らしさ、諦めてはならないという気持ち、それはあのスコット牧師が自らの命を絶ってまで生き残った人達を死なせてはならない。あのラストの牧師ならきっと同じ事をするはずだと残った6人が救助隊の人達に自分達の居場所を知らせる為にガンガンと戸を叩く姿は人としての正しい有り方、コミュニケーションとてしての最も解り易い姿勢である。今の世の中のように携帯なんてない時代だからこそこの人達のように本当の意味での助け合う気持ちの大切さ、人間としての有り方を全て教えて見せてくれているという意味でもこの映画は素晴らしい。 【青観】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-06-28 11:29:53) 190.神を嫌い「救いなんて無いんだ」と嘲笑っていた元牧師でしたが、無意識のまま牧師としての部分は生き続けていて最後には迷える者たちを救う牧師の究極とも言える姿に感動しました。彼自身も救われたんじゃないでしょうか。映像は古臭いがこだわりが感じられ味があって良かった。 【spputn】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-05-23 14:31:55)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS