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手紙(2006)

The Letters
2006年【日】 上映時間:121分
ドラマ刑務所もの小説の映画化
[テガミ]
新規登録(2006-09-30)【ぐるぐる】さん
タイトル情報更新(2023-11-11)【イニシャルK】さん
公開開始日(2006-11-03)


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監督生野慈朗
演出水野宗徳(漫才監修)
キャスト山田孝之(男優)武島直貴
玉山鉄二(男優)武島剛志
沢尻エリカ(女優)白石由美子
吹石一恵(女優)中条朝美
尾上寛之(男優)寺尾祐輔
吹越満(男優)緒方忠夫
風間杜夫(男優)中条
田中要次(男優)倉田
杉浦直樹(男優)平野
石井苗子(女優)
松澤一之(男優)
螢雪次朗(男優)
小林すすむ(男優)
鷲尾真知子(女優)
高田敏江(女優)
原作東野圭吾「手紙」(毎日新聞社)
脚本安倍照雄
音楽佐藤直紀
志田博英(音楽プロデューサー)
作詞小田和正「言葉にできない」
作曲小田和正「言葉にできない」
挿入曲小田和正「言葉にできない」
撮影藤石修
製作細野義朗
日活(2006 『手紙』 製作委員会)
ギャガ・コミュニケーションズ(2006 『手紙』 製作委員会)
毎日新聞社(2006 『手紙』 製作委員会)
S・D・P(スターダストピクチャーズ)(2006 『手紙』 製作委員会)
プロデューサー橋口一成
大村正一郎(エグゼクティブプロデューサー)
河井信哉(エグゼクティブプロデューサー)
配給ギャガ・コミュニケーションズ
編集川島章正
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【クチコミ・感想】

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64.日本の治安の良さの理由の一つを暗に物語る映画ですね。 誰かが罪を犯せば一族ごと差別される。だから必死に自分を律すると。 それを頭に置きながら見たので、主人公の苦悩は見ていて沁みました。 むしろ受刑者の方が社会から隔絶されている分、 ある意味気楽でいられるのか・・と見えましたし。 主人公がカキ氷の話に怒ったり、夢も恋もつぶされて部屋で暴れるシーンは すごいプレッシャーを感じましたあ(汗) エリカ嬢はどんどん垢抜けていくのが眼福でした。 やってることは立派なストーカーですけど・・「私は逃げない!」のセリフが 良かったです。 漫才はラストの兄のネタが一番良かったです。 アスベスト=犯罪者というたとえもキツイけど冴えてる感じ。 普段ネットなどで他人の誹謗中傷に精を出す人たちはこれをどう思うかなあ。 (何も思わない?) ひろほりともさん [地上波(邦画)] 6点(2007-12-24 15:02:18)(良:1票)

63.学校の道徳の時間に見せるような内容。 どうにも短絡的で真に迫るものがない。 沢尻エリカ演じる女の子が同情だけであんなに世話を焼くのも説得力を欠く。 彼女には何か仕掛けを施されているものと期待したんですが・・・。 カラバ侯爵さん [地上波(邦画)] 4点(2007-12-24 10:51:41)

62.《ネタバレ》 玉山鉄二の手紙の読みと演技がよかったです。これを見た人が犯罪を犯してしまった人、それで肉親を失った人、犯罪をした人の家族、それぞれの立場というのを考えるいい契機になればいい、それで十分な映画だと思います。でもナオキの心理描写(見せ方)は上手かったと思う。結局弟はたった一人の肉親だが人を殺してしまった兄を最初から許せなかったのだろう。だからこそ苦しんでいた、それに気付いて兄を許せた終わり方はとてもよかった。いろんな事件が毎日のように起こるが「許す」って難しいけど、真理だから。まあきっと原作がいいんだろうなあと思いながら見てました。 Mariさん [地上波(邦画)] 6点(2007-12-24 10:14:50)

61.《ネタバレ》 真面目で弟思いの優しい兄が、弟のためにサラ金地獄・・・くらいまでなら分かるのですが、強盗殺人までしちゃうっていうのが、なんだかなぁ。。って感じ。 「縁を切る、兄貴を捨てる」っていうことが手紙書かないことみたいだけど、それで、今まで差別してた近所の人たちが「じゃ、これから仲良くしましょ」となるとも思えないし、ナオの子どもが「人殺しの子ども」って言われることもおかしい。 エリカ様の関西弁もなんか違和感がある。 で、いろいろ不満を持ちながら見てましたが、 言葉にできない+玉山くんの泣き顔=泣かせます。 的な構図には、まんまとはまって泣きました。。。 カルーアさん [地上波(字幕)] 5点(2007-12-24 09:07:48)

60.《ネタバレ》 うぅ、全然泣けなかったなぁ……。山田孝之のあの漫才もどうかと思うが、沢尻エリカの行動や口調も鼻につくなぁ。ラストの漫才から観た俺のオカンが、「あらあら、新人芸人さん?ネタ飛んじゃったのかしら?」とか、言ってました。 真尋さん [地上波(邦画)] 5点(2007-12-24 06:06:51)

59.《ネタバレ》 直情的な弟だ。ずっとそう思いながらみました。 でも、そこがいいんでしょうね。きれいな奥さんもらって。 この映画観ながら、カッコいいことも可愛いことも、境遇も差別も当然で、その中で当たり前のように生きていかなきゃなんないよねってことを思いました。 ベタな展開、美男美女。しょーじき脚本など、つっこみどこもたくさんあるよーに思いました。でも、テーマがあって、それを伝えるためにベタな展開はいいだろうし、目的を果たしているように思います。 とにかく、最後の漫才のシーンでは涙を流しました。コナン君の言葉、大切なのは事実ではない真実なんだ、と脈絡ないですが・・・ おでんの卵さん [地上波(邦画)] 9点(2007-12-23 22:56:02)

58.全般的に出演者の演技には問題があると思います。いちばん演技に努力を感じたのは、漫才のシーンでいかにも面白そうに笑っているエキストラのみなさんです。 あすぺんさん [CS・衛星(字幕なし「原語」)] 5点(2007-12-17 03:14:15)

57.《ネタバレ》 沢尻エリカ目当てに見たのだが、主役が最悪であった。プライベートのスキャンダルとは分けて見る方であるが、コイツと歌舞伎役者だけは駄目だ。そして実に憎たらしく演じている。はっきり言うが、共感出来る部分が兄が犯罪を犯したという”置かれた立場”しか無い。今の時代とはいえ「お笑い」というのは違和感があり過ぎるだろ。あの世界は所詮チャラチャラして見える、遺族が見たらどう思うだろうかとか考えないのだろうか。そして売れたのであれば、先ず遺族に賠償するのが先だろう。沢尻エリカと吹石一恵の対応もどう考えても逆。全体に言える点は、他人の心が分からず先が全く読めないという点。沢尻エリカの行動も結構おかしい、「パッチギ」に続いてまた関西弁という所が一番の驚きだったが。それでも後半は結構感動出来た、子供が差別されるのだけは心が痛む。私は、ガキの頃に犯罪者の家族がどういう目にあうか聞いたのを今でも覚えている、もし犯罪を考えたならば先ず身内の事が頭に浮かびそれが最大の抑止力になるだろう。今の犯罪の多い時代だからこそ、またこういう作品を創って欲しいと思う。 まさサイトーさん [DVD(字幕)] 5点(2007-12-15 20:25:31)

56.《ネタバレ》 やはり小説くらいわかりやすい弟の傍白(心の中の説明セリフ)が欲しかった。ただし、ラストは泣けました。なぜならば、小田和正の「言葉にできない」がかかるから。あの歌は反則というか、大量破壊兵器でしょ。 弟はかつての漫才師仲間と一緒に刑務所の慰問に訪れた。整然と並ぶ服役囚がじっと舞台上の二人を見つめる。なんとも重苦しい空気で二人は漫才を始める。だんだん場があったまってきて、笑いが起こってきたが、弟はどうしても客席を捜してしまう。どこかに兄がいる、どこかに兄が。ただし積極的に捜していたようには見えないし、弟としては絶縁を告げる手紙を送りつけた以上、見つけたくない気持ちはあったのだろう。でも捜してしまう。 漫才のネタなのか、家族ネタに噺が転がると、途端に涙目になり黙り込みながらネタを続ける弟。そのとき弟は見つけてしまった。整然と並ぶ作業服坊主頭の中に、昔よりだいぶ小さくなった兄の姿を。合掌している兄の姿を! そのときに小田の声で「♪ラーラーラ」と入ってくるわけだから、そりゃ泣くだろってなもんよ。 ポスターについて。沢尻が無表情で棒立ちのあれの横でテンション低い兄の姿。兄の前に手紙の「罫線」がかかっていて、弟と沢尻とを遮断している。あれがなんだか手紙の中の存在としての兄というニュアンスとともに、刑務所にある「鉄格子」を喩えているように思うのだが、なんだかそれって「うまいっ!」とは思うが、とても安っぽい「うまいっ!」でない?そう思って見てしまうと、か細い檻に見えてきて、まるで鳥かごの中に兄が入っているようだ。ピヨピヨ。 no_the_warさん [DVD(邦画)] 7点(2007-11-30 00:20:57)

55.《ネタバレ》 原作を読んでから鑑賞しました。あの話を2時間にまとめるんだからそれなりにカットされているんだろうとは思ってましたが、「え?あそこカットしちゃったの!?」的なとこがあってショック!直貴(弟)が犯罪者の兄に絶縁の手紙を渡すことになったいきさつなんかは、原作の方が分かり易く納得出来るし、電機店の社長の言葉も、原作の方が重みがある(ような気がする)。それにしても、某映画の製作発表のようにトラブルとかなくてよかったねぇ(笑)。この頃はまだエリカ様もまともだったんだなぁ…。 seleneさん [DVD(邦画)] 5点(2007-11-24 22:05:47)

54.《ネタバレ》 なんで主人公がお笑い芸人という設定なのか。 沢尻エリカはいったいどういう人間の役なのか。 という二つの疑問があってイマイチ入れませんでした。 こういう映画はこうあるべき、とは言わないけど、 こういう映画はこうあるべきではないんでは?と思う部分はありました。 話の本筋はとても感動的で、思わずジーンとしてしまいましたが。 ご乱心 jet cityさん [DVD(邦画)] 6点(2007-11-02 01:20:15)

53.角度や目張りメイクによっては山田孝之が「博多華丸」に見えてしまうのは私の視力に問題有りなんでしょうか・・・?それはともかく、沢尻エリカ扮するヒロインが私にはよくわからない。原作ではもちろんきちんと描かれてるんであろうと思われるが、映画を観る限りではさっぱりわからない。関西出身の工場に勤務していたはずの純朴そうな彼女が突然ドレスアップして小洒落たバーに現れたり、恋人(吹石一恵)の存在を何故か最初っから知っているような素振りを見せたり、見ず知らずの刑務所に入ってる男に手紙を代筆したり・・・。よくわからない上に正体不明。全てはイケメン山田君に恋焦がれるが故の、恋は盲目状態の行動かと思われるが、その辺の経緯もなんだかよくわからない。もしかしてこういう性格不明の役どころばかりをやらされた結果、今世間をお騒がせしているような態度に出たとしたら、彼女にとっても日本映画界にとっても大変不幸な事だと思います。 放浪紳士チャーリーさん [DVD(邦画)] 5点(2007-10-27 14:30:35)(良:1票)

52.反省(後悔、罪悪感、謝罪)が人間を人間たらしめるのだなと強く感じた。それがなければ動物と同じ。すごくつらい内容なのに、なぜか救いを感じてしまうのはそういことだと思う。昨今の事件や不祥事で真の意味の反省がなされていないモヤモヤ感が少し晴れるような作品だった。 MIUMAXさん [DVD(邦画)] 9点(2007-10-19 08:22:14)

51.方向によっていろいろな見え方をするよい映画だった。 兄弟、家族や恋人の愛、逃避、罪、差別とそれぞれ考えるところがあり、感じ方も変わってくると思える。総じていい映画だった。 自分としてはラストの「生まれたときから当たり前のようにそこにいる。」この一言がすべてだったように思えた。 Jane.Yさん [DVD(邦画)] 8点(2007-09-24 07:53:36)

50.《ネタバレ》 殺人犯の家族の挫折と苦悩を描いた社会派ドラマです。世の中の差別というものは本当恐ろしいと改めて思いました。ただ、山田孝之演じる主人公は、沢尻エリカが好意を寄せてくれてるのにずっと相手にせず、吹石一恵を好きになるというのは自分的には理解できません。どう見たって沢尻の方が可愛いのに。最後はハッピーエンドでよかったです。 ジムさん [DVD(邦画)] 8点(2007-09-21 20:24:36)

49.人を殺めるという罪を犯した男の家族(弟)の人生について描かれていますが、被害者の憤りや、犯罪者の家族の背負う痛み、周りの人からの対処・対応など、特に意外性のある展開はあまり無いように思いました。 しかしながら、一生償っても消せる事のできない罪が自分の周りで、被害者側であれ加害者側であれ、発生してしまった時のイメージを、改めて感じさせてもらえる内容だと思います。 芝居では、誰かの支えを必死で求めながら服役している玉山鉄二の演技が印象に残りました。 Prayerさん [DVD(邦画)] 5点(2007-09-15 18:18:21)

48.《ネタバレ》 私としては兄が強盗をしないといけないほど切羽詰った状況ってのが、そんなに描かれなくて物足りなかった。みんなと一緒にいるときも(雑居房の自由時間?)正座してる程キチンとした兄が、殺人に至った過程もどうかなって・・・。なんかその場面はテレビのサスペンスものみたいに軽かった。でも結局最後は泣いてしまった・・。くそーっ さらさん [DVD(字幕)] 7点(2007-09-03 11:36:41)

47.ぜひ見ていただきたいが、ツライ、かなり見ていて心がツライ映画です。その分、最後のシーンで久々に映画で泣かさせていただきました。漫才はちょっと微妙だったんですが、最後のシーンのためには仕方ない。と思えばなんともない、ハズ。一つあるとすれば、沢尻が結構苦労している設定なのだが、まったく感じられない。演技が下手とかじゃなく、主役の弟が持っているような、苦労オーラ?がなく、そこだけ微妙。わざと明るく振舞っていると考えても、やっぱり微妙。それさえなければもー10点です マキーナさん [DVD(邦画)] 9点(2007-09-01 20:02:01)

46.《ネタバレ》 主人公は最初は誠実に受刑者の兄に接し、途中からは疎遠になるが、それでも兄の存在が自分に負の影響を与え続けることを知り、ある日縁切りの通知を行う。兄はそれによって弟の本心を知り、突然考えを改め、それと同時に対被害者との関係も一応の解決を見る。要するに、「逆ギレ一発」によって全部が都合良く解決しているのである(他方、主人公家族に偏見・圧迫を加えていた周囲との関係はどうなったのか、といったあたりは何も描写されていない)。物語の解決として、何とも安直だと思う。それまでの受刑者との意思疎通の部分をほとんど全否定し、自分の本音だけを押しつければ事足りると言わんばかりの持って行き方は、あまりに一面的に過ぎるし、かつ雑である。 Oliasさん [DVD(邦画)] 2点(2007-08-26 13:28:45)

45.《ネタバレ》 ラスト、刑務所での漫才シーンにおける主人公、相棒、主人公の兄の表情演出は心に染み入るほど良く出来ていた。これは泣ける。泣けるんだ。「言葉にできない」が上手く生かされていたことに感謝。全体的には、金持ち家族や仕事場が、あからさまに差別をすることが、よくある表現だ。しかし、恵まれた層ほど自分のプロテクトは厳しくなると思うので避けれない演出とも感じる。そして、無残にも(弾みとはいえ)刺し殺された人がいるということは、忘れてはいけないと思う。でも泣ける。一番不幸なのは刺し殺された人だ。でも泣ける。 その迷いで-1点。 チューンさん [DVD(邦画)] 7点(2007-08-25 20:39:51)

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【点数情報】

Review人数 144人
平均点数 6.68点
000.00% line
121.39% line
221.39% line
374.86% line
4106.94% line
51812.50% line
62718.75% line
72315.97% line
82416.67% line
92013.89% line
10117.64% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.43点 Review16人
2 ストーリー評価 7.08点 Review24人
3 鑑賞後の後味 7.96点 Review25人
4 音楽評価 7.22点 Review22人
5 感泣評価 8.00点 Review27人

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