みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
235.評判どおりラストには驚いた。ラストが良いので見終わった後スッキリする。ただそれまでの過程が退屈だ。どーしても会話だけで進むのでやむを得ないが、見た目に派手なものばかり観ているのでこういった作品の味が感じられなかったのが残念だった。 【たこちゅう】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-12-18 23:38:34) 234.結末はそうだったのかと少し驚かせられた。でも今見るとたいした映画でもないかな。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 4点(2010-12-13 01:38:06) 233.《ネタバレ》 タイトルがタイトルなんで、『蝶の舌』とか『ヤッターマン』みたいなことにならないように、一応子供がいないときに見ました。けど、コレだったら子供と見ても全く問題なしですね。タイトルは勿体ない気が・・・。ラストへの急展開はさすがですが、それよりもなによりもウィルフリッド弁護士の描写がたまらなく好きになりました! 裁判の場で錠剤を並べる様子も、人柄がうかがえて印象深かったです。その錠剤が減ることで時間経過を表してもいて、こういう細かい演出は誰のアイディアなんだろうと感心しました。ミステリーの骨格は僕にとってはそれほど面白みは感じなかったのですが、ウィルフリッド弁護士のユーモラスな描き方のおかげでハマって見続けられたような気がします。最後の最後を締める看護婦さんの台詞もすごく感じよくて、見終わった直後の気持ちよさは抜群でした! 「えっ、こいつそんな奴だったの?!」な出来事がありながらも、「いいな、いいなー、人間ていいな~」と思わせてくれる鑑賞後感を与えてくれる映画って最近少なくなった気がします。この映画を見習ってほしいです。 【だみお】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-11-13 17:07:35) 232.「情婦」という言葉の意味を、辞書で調べてみた。 辞書によると、“男の情人である女”、“色女”とあり、あまり良い意味合いではない。 アガサ・クリスティの原作の原題が「Witness for the Prosecution(検察側の証人)」であることに対して、この邦題が作品にふさわしいかどうかには、いささか疑問が残る。 ただ、この映画で描かれる“女”の愚かしさ、そして儚さを何とか表現しようとした時、「情婦」という言葉は、決して意味合いが一致するとは言えないが、ある視点から捉えればあながち外れてはいないのかもしれないと思った。 ビリー・ワイルダー監督が、エンドクレジットでわざわざ結末の「他言無用」を掲げていることが、この上なく理解出来るほど、ラストの顛末が総てだと言える映画だった。 古い映画らしく、全編通してカメラワークの動きが少ない淡々とした法廷サスペンスが展開される。 この淡々とした法廷サスペンスに、どれほどの“驚き”が含まれるものだろうか。 疑心暗鬼な思いが大いに膨らんできた頃、ビリー・ワイルダーが他言を禁じた「結末」が訪れた。 いや参った。素晴らしい。“驚き”に対して充分に構えた上で、それでも驚かされた。 素晴らしいのは、その衝撃の展開においても、映画のテンションが劇的に転じるというわけではなく、一貫して淡々としたままであるということだ。 場面も変えず、登場人物の台詞のみでこの作品の核心である衝撃を表現し切っている。 「結末」を得ると、それまでの淡々とした展開も、敢えて観客に感情の焦点を絞らせない深い計算によるものだったのだと思い知る。 アガサ・クリスティの原作の高尚さもさることながら、ビリー・ワイルダーの卓越した映画術が如実に表われた結果だと思う。 「真実」の表と裏、男と女の愚かさと切なさ、そして、それらを総て含めた人間の感情の妙に溢れた結末に身震いした。 中盤、深夜の鑑賞には堪え難い眠気に包み込まれそうになったが、用意されていた顛末によってそれは一気に消し飛んだ。 更には、観終わった直後に再びクライマックスを観直してしまった。 ようやく涼しくなってきた秋の夜長、襲ってきた睡魔を見事に返り討ち、「映画鑑賞」の本質的な充足感と幸福感を与えてくれたこの映画は、「名作」の名に相応しい。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 10点(2010-09-12 10:25:22) 231.《ネタバレ》 いわゆる謎解きと思っていたら、そうではなく法廷もの・・・途中から自分が陪審員の立場になった気分でした。暗く地味になりそうなストーリーですが、老弁護士の個性が明るさを与えて全体にバランスよい雰囲気になっていたと思います。 ただ、終盤になり、ちょっと強引な新証拠の出現・・・この不自然さで何となくですがオチのイメージがわいてしまいました。もちろん、その予想すら裏切られるラストなのですが、衝撃的というよりは後味の悪さが残ったため採点は少々抑え気味です。 惜しむらくは、この邦題でなければ、もっと多くの方に鑑賞してもらえるのではないかと思います。 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-09-11 08:37:41) 230.ラストが凄いという前情報があったにもかかわらず、本作のラストにはまんまと驚かされた。自分なりにかなり捻った読みをしたつもりだったが、全く及ばず。 中盤までは意外と普通の展開なので名作を疑ってしまったが 終盤に全てがある。 これほどネタバレ絶対厳禁な映画も無い。とにかく凄まじい完成度の脚本。 締めの台詞もバッチリ決まっており、文句のつけようが無い映画・・・・と言いたいところだが、この誤解を生みそうな邦題は何とかならないものか・・・。 【おーる】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-09-10 23:52:57) 229.《ネタバレ》 むか~しからタイトルを知っている映画で、なんかすごいどんでんがあるらしいことも知っていました。古い映画なのに途切れることなく度々レビュー投稿を目にするし、クリスティの生誕記念ナントカっていうのをあちこちでやっているのでこの度初めて観賞しました。 まずこの邦題、インパクトはあるけど映画の内容とはあってないですね。原作がクリスティとは知らなかったし、クールで渋いギャングが出てきて、彼を逮捕しようとするこれまた渋い刑事とクールに捨て身でギャングを守るクラブ歌手かなんかの情婦、なんとなくこんなイメージだった。 ウィルフリッド卿のキャラがかなりいいです、高血圧が似合いすぎのあの二重アゴもいい、ただおしゃべりな看護師さんが目立ちすぎかな、オープニングとラストで充分だと思った。 無罪を訴えるああいうタイプはたいてい有罪なんだけど、本作がその先駆けなんですねぇ。登場した時から既に演技しているクリスチーネ、まったく何も知らずに観たら、ここにいちばん感心したかもしれないわ、判決後すぐにその場で真実を告白するシーンはちょっとあっけないというか、サバサバしすぎちゃってる感じがあんまり好みじゃなかったです。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-09-07 18:04:11) 228.《ネタバレ》 この邦題を考えたやつはこの映画を観てないのか?なぜに情婦。 今観ると目新しさは無いが当時これはすごかったんでしょうね。 【虎王】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-31 23:40:17) 227.《ネタバレ》 DVDをレンタルしたのに続いて、2回目の鑑賞。さすがに最初の時のような驚きはありませんが、随所に見られる小道具の使い方のうまさを堪能できます。ミス・プリムソールの存在も大きい。まあ、これを最後までミステリものだと思って見たら、それほど評価は高くないかもしれません。しかし本作の真価は、法廷ものだと思っていたら、最後に男と女の激しい憎悪の物語に転換するところでしょう。さらにヒューマンな締めくくりでダメ押しです。それでこそ素晴らしいどんでん返しと言えましょう。ディートリッヒはもちろんですが、嫌味な男を演じたタイロン・パワーも好演でした。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2010-08-16 19:28:37) 226.先に原作を読んでるので(それでももう20年ほど昔だけど)、 最後の驚きはなかった。 でも、最後の看護婦のセリフはかっこいいと思った。 最後の最後に出てくる旅行代理店に一緒に行った女、 頭悪すぎではありませんか? 結末はだれにもいいません。 【Skycrawler】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-16 00:15:35) 225.《ネタバレ》 この作品を最初に見終えたときの衝撃は忘れることができません。予備知識なし、それほど期待しないで見たせいかもしれませんが、終盤のどんでん返しの応酬の見事さにあっけにとられました。 今でもどんでん返しものの最高峰だと思っています。ディートリッヒがとった行動に、ロートンが「これは殺人ではない、処刑したんだ」と言ってディートリッヒの弁護を決意するラストの後味がいい。 【きーとん】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2010-07-24 00:11:53) 224.《ネタバレ》 ほとんど、なんの予備知識も無しに(あらすじも読まずに)、ここでの高評価をもとにレンタル。いやあ、参った!!タイトルから、勝手にしっとりした恋愛映画を想像していたので、もう、全てが新鮮で新鮮で。序盤の気の利いたセリフの応酬から、あっという間に映画の世界にひきこまれてしまった。最後の最後まで誰がホントのこと言ってるのかわからなくて、まんまと騙された!!生きてるうちにこの映画に出会えて良かった。 【おおるいこるい】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-06-06 15:04:44) 223.どんでん返しは練られてて良かったけど、そのアイデアだけ頂いて、感動的な話に作り変える事もできそうだ。要するに多少不満はあるってことです。よって7点。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-04-23 18:51:35) 222.《ネタバレ》 チャールズ・ロートンの素晴らしい名演技を堪能しました。前半は予想外にロートン演じる卿と看護婦のおばさんとのやりとりをたっぷりと見せる。これが非常に味わいのある可笑しさがあるとともにこの前半に描かれる卿の人間性と退院したての体調という要素が後半以降も重要な役割を果たしており、非常によく練られた脚本の素晴らしさが感じられます。 舞台が法廷に移った後半もロートン演じる卿の老獪にして人間味あふれる弁護士ぶりが素晴らしい。結末に大どんでん返しの仕掛けが施されている事で有名な作品。何かある、と身構えて観ていましたが、それでも騙された!と思ったのもつかの間、もう一度騙された!の二重のどんでん返しが仕掛けられていたラストには参りました。 このどんでん返しに続く卿の「殺したのではない。処刑したのだ。」という台詞と旅行に出る予定を延期する決断をする締めくくり方も見事でした。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-03-24 00:50:06) 221.マレーネの演技が印象的。どんでん返しの起源?邦題はどうか。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-10-22 12:47:53) 220.《ネタバレ》 ここでの高評価に期待しましたが、さほどでも無かったです。ラストのどんでん返しはそれなりだったけど、ミラーで反射させた光を人の顔に当て、眩しそうにするかどうかで発言の真偽を判定するなんて有り得んでしょう。正直、あのシーンで萎えましたね。ただ、この時のマレーネ・ディートリッヒが50歳台の後半というのは驚異です。 【アンドレ・タカシ】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2009-09-20 05:38:35) 219.《ネタバレ》 ある程度予備知識を得た上で鑑賞していたはずなのに、目撃者が誰なのか全然わからなかった。ディートリヒ改めてすごい。登場人物がどれも魅力的で今観ても全然色褪せてなかった。そりゃ画期的などんでん返しは50年間散々パクられ続けて陳腐になりさがってしまったけど・・・。50年前に映画館で観て衝撃を受けた人が心底羨ましい。 【りんす】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-09-19 23:46:46) 218.製作年を無視して言わせてもらえれば、茶番。下手に懐疑心が育つと時に損をしてしまう。最後まで予測の範疇を出ることはなかった。寧ろ思った通りの筋書き。できることなら中学生の時にでも観ておきたかったと思う。 【xxx】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-08-23 11:28:11) 217.《ネタバレ》 邦題で損しているという意見に一票。私なら、せめて「情夫」。巧すぎるタイロン・パワーのおかげで、オチに向けた「アヤ」が見えないんですもの。三谷幸喜氏が絶対好きな作品ですね。 【なたね】さん [DVD(吹替)] 8点(2009-06-22 20:16:33) 216.当時の映画としてはすごい映画だったんでしょうね。どんでん返しはまんまと騙されはしたけどそれほど驚きはしなかった。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-04-26 10:58:49)
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