みんなのシネマレビュー

ロード・オブ・ウォー

Lord of War
2005年【米・仏】 上映時間:122分
ドラマサスペンス犯罪もの
[ロードオブウォー]
新規登録(2005-11-28)【4th Officer Boxhall】さん
タイトル情報更新(2011-03-02)【S&S】さん
公開開始日(2005-12-17)
公開終了日(2006-04-28)


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監督アンドリュー・ニコル
キャストニコラス・ケイジ(男優)ユーリー・オーロフ
ブリジット・モイナハン(女優)エヴァ・フォンテーン
ジャレッド・レト(男優)ウィタリー・オーロフ
イアン・ホルム(男優)シメオン・ワイス
イーサン・ホーク(男優)ジャック・バレンタイン
ドナルド・サザーランド
脚本アンドリュー・ニコル
音楽アントニオ・ピント
撮影アミール・モクリ
製作ニコラス・ケイジ
アンドリュー・ニコル
配給ギャガ・コミュニケーションズ
衣装エリザベッタ・ベラルド
編集ザック・ステーンバーグ
録音ポール・マッシー[録音]
その他日活(ビデオ・DVD発売)
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【クチコミ・感想】

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19.《ネタバレ》 必要悪、常任理事国が最大の武器輸出国、実話に基づく。云々など最後にもっともらしいご託が並ぶ。映画として面白いならともかく、こんな中途半端な作りで一体何が言いたいのだ。大国が行う不条理に対する免罪符的な役割でも担おうとでも思っているのか。これで反戦を描いた積もりなら何たる欺瞞。個人的に切り口がとても不愉快。 monteprinceさん [DVD(字幕)] 1点(2006-08-13 02:09:30)

18.《ネタバレ》 痛烈です。 振り上げたこのコブシの下ろし場所を、誰か俺にくれぇ!! そんな映画。 実話を元にってことで相当重い内容なんですが、最後までダレることなく見せてくれる。 この脚本(奥さんのスタンスはちょっと納得いかないけど)、相当よく出来てると思う。 皆さんおっしゃるように、プロローグが秀逸。  世界平和を願いながら、ユーリーになぜか感情移入してしまう自分。 その忸怩たる想いを抱えながら、己の葛藤は本当に正義というものを捉えているか、問うてみるべし。 絶対に観て損はない。 とっすぃさん [DVD(字幕)] 8点(2006-08-02 01:31:01)

17.社会派の映画であるが、ニコラス・ケイジが主役ということもあり重くなり過ぎず、娯楽映画としても最後まで楽しめる。銃問題を鋭く突いた内容であるが、結局犠牲になるのは一番貧しい人達で、その悲壮な様がブラックな描写で描かれている。流石に個人で武器商売というのは無理があるように見えるが。売るのは仕方が無いとしても、原住民にタダで配るのはゾッとする。子供もいるのだから誤って起こる大事故ぐらいは配慮して欲しい。
まさサイトーさん [DVD(字幕)] 7点(2006-07-29 07:01:30)

16.わくわくどきどき、の類の話ではありません。(「アクション」分類とも思いません)
ただ乾いたシニカルな視点でいながら、心に残る映画でした。観ながら、ザ・インタープリターやボーリング・フォー・コロンバイン、ブロウなどを思い起こしました。
特にすべてをあらわす冒頭が見事。「銃弾の一生とその使命」の映像にがっちり心をつかまれました。 エメラルドさん [DVD(字幕)] 8点(2006-07-17 08:22:23)

15.《ネタバレ》 弟かっこよかった。死なないでほしかったなぁ(泣) ムーンナイトロンリーさん [DVD(吹替)] 8点(2006-07-10 12:44:13)

14.《ネタバレ》 捜査官が最後に「もう落ちてるか…」っていうシーンと取調べ最中のニコラス・ケイジの表情がかなり印象に残りました。そうか国家単位でつるんでるのかと、勉強になりましたし、最初のシーンで得意げに見えた銃弾の中の彼が,哀しげに見え、、、、かなりよく出来た映画だと思います。かなり考えさせられます マキーナさん [DVD(字幕)] 8点(2006-07-09 19:02:09)

13.《ネタバレ》 あの捜査官が、ひどいやつだなあ、とおもった、奥さんを、巻き込んで、
奥さんも、あれだけ贅沢を、させてもらったのに、だんなさんを、捜査官
に、うるかな、納得行かない。
砂漠で、24時間、拘束される、あのシーン、なんだかなあ、と
思いました。
素直に、面白かった、冒頭の弾の目線、よかったよ。
あの○○映画の、シーンの銃が欲しい、といわれ、1か、2か、3か、ときいて、
1なら、○○の銃だと、答えるシーンとか、かなり、笑えました。
映画って、本当にすばらしいと思います。 yasutoさん [ビデオ(字幕)] 10点(2006-07-06 07:12:48)

12.最近見た映画の中では、かなり面白い部類に入ります。最終的には視聴者に考えさせはしますが、ボウリングフォーコロンバインより切り口は好きです。 february8さん [DVD(字幕)] 8点(2006-07-01 21:57:43)

11.《ネタバレ》 重いテーマだけれども、重過ぎない感じでよかったです。
次々と場所や時代が変わっていくけれども、それをちっともせわしないと感じさせない点が秀逸だと思います。

武器商人は「必要悪」なのか。
今のシステム上、確かにそうなのかもしれない。
そんな風に感じさせられる説得力がありました。
何が善で、何が悪なのか。
戦争、戦闘の環を断ち切るためにはどうすればいいのか。
個人レベルではどうしようもない話なのかもしれないけど、考えさせられる映画でした。 さっくさん [DVD(字幕)] 7点(2006-06-25 01:12:44)

10.《ネタバレ》 シリアスになりすぎないシニカルな視線が良い NINさん [DVD(字幕)] 8点(2006-06-24 02:47:38)

9.私、少し賢くならせてもらいました。 主人公がアフリカの将軍と、
大量虐殺の兵器とタイヤモンドとを交換しているシーン、われわれ、そのダイヤモンドで、
永遠の愛を誓っているんですね。 みんな地獄にいるんだよ、ってか。  

オドリー南の島さん [DVD(字幕)] 9点(2006-06-18 13:20:23)

8.乾いたユーモアはさすがだなぁ。って感じでした。
あまりに重いテーマで観終わって、ドッと疲れた。でも、嫌いじゃない。 静葵さん [DVD(字幕)] 7点(2006-06-17 12:38:57)

7.この世から武器を無くしたとしても、人々の争いが消えるわけはなく、人々は素手や棍棒で殴り合いを始めるでしょう。需要が有る所供給があり、利権が生まれる。世界はあらゆる要素が絡みに絡んでいて、何を糾弾すれば世の中から戦争が無くなるなんてとても言えない。武器商人は死の商人といわれるが、彼らだけが諸悪の根源であるわけも無い。そう思いながら観ていたが、アンドリュー・ニコルも当然そんなことは承知の上。ちょっと突き放してシニカルにこの世界を皮肉っている。感情露わに戦争反対を叫ぶ反戦映画よりもこんな映画のほうが僕は好感が持てますね。ニコラス・ケイジはちょっと悲しげな表情と猫背の佇まいが素晴らしい。 ロイ・ニアリーさん [DVD(吹替)] 9点(2006-06-16 21:45:40)

6.実在の武器商人の半生をシニカルに描きつつ、根本として示されたテーマは、もはや「悪」ではなく、この世界の「常識」となってしまった武器流通の実情だった。
“戦争王”と呼ばれた彼の生き方は、決して肯定されるべきものではない。だが、この世界の現状を示されれば、彼の言い分に対して一方的に否定はできない。それが、世界の現実であり、絡みついた蜘蛛の糸のように決して容易に逃れることができない人間全体の問題だと思う。
絶対に否定すべきだが安易に否定できないものを、ひとりの男の人生を通して、彼自信に肯定させることで、強く否定してみせた挑戦的な映画だった。 鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 7点(2006-02-02 19:09:41)

5.《ネタバレ》 ”You can call me evil but it is necesery for you”だったかな?終盤ニコラス・ケイジがイーサン・ホークにいった言葉が心に残っています。
それにしてもなんとテーマの重い作品であることか、、、アメリカ合衆国そのものが巨大な武器商人であるという結論には思わず舌を巻きました。これならハリウッドが製作資金を出さなかったのにもうなずけます。実に勉強になる作品でした。 maemaeさん [映画館(字幕)] 9点(2006-01-01 18:20:11)

4.《ネタバレ》 思っていたより重いテーマの映画だった。ラストのひねりも良かった。最初の場面からAKの銃弾工場へ、物語が進み、そして一番最後のシーンへとつながる(戻っていく?)場面は人類と戦争のエンドレスな関係を揶揄してるみたいで滑稽で悲しい。結局、誰も戦争を止めないし、止められない。だから金が儲かる。そんなこと、とっくにみんな知ってるはずなのに、きれい事言って目をそらしてるんじゃないよ。そんなメッセージを感じた。日本だって、世界最大の武器商人から毎年せっせと買い物してるものなあ。まあ、それでも映画の中の国よりずっと平和な日本だって、年間3万人が自殺で、1万人が交通事故で死んでいく。まったくこの世界というのは残酷なんですね。そんなことを感じました。 しまうまさん [映画館(字幕)] 7点(2005-12-20 00:38:17)

3.脚本が素晴らしいです。営業マンは必見。 たまさん [映画館(字幕)] 8点(2005-12-18 15:17:08)

2.《ネタバレ》 お正月公開映画とは思えぬ激シブ問題作、でも見応え充分。秀作「ニューオーリンズ・トライアル」とはまた違った切り口でアメリカ銃社会を痛烈に批判しています。この内容ならメジャーの映画会社が躊躇して、アメリカ国内では製作出来なかったっていう経緯も解ります。ケイジは型にはまってきた感じで貫禄さえ感じさせてくれる好演技。イーサン・ホークはちょっと役不足かな。むしろケイジのヤク中の弟の役者の方がインパクト強し!自分もオープニングシーンは「チャーリー~」を連想してしまいました。 放浪紳士チャーリーさん [映画館(字幕)] 7点(2005-12-18 10:35:44)

1.実在の武器商人をモデルにしたという、シニカルな「ブロウ」風の実録ドラマ。モノローグが多すぎるのと、序盤の事業拡大がとんとん拍子に進みすぎる(一体「仕入れ」の元手はどっから来たんだ?)のが玉に瑕ですけど、各登場人物が要所要所で喋る台詞も一々考えさせるものがありますし、国際情勢と武器拡散の非情な現実を巧みに娯楽映画に仕上げてあると思います。特に、生産・流通した武器がどういう結果をもたらすのかを、一発の銃弾の視点で追った「チャーリーとチョコレート工場」も真っ青のタイトル・バックが素晴らしい。ラストで主人公は、自分の商売を「必要悪」だと言いますが、悪を必要としなければならない社会システムを憂えずにはおれません。しかし、我々は正にこういう世界に生きているのです、7点献上。 sayzinさん [試写会(字幕)] 7点(2005-12-02 00:04:39)

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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 99人
平均点数 6.96点
000.00% line
111.01% line
200.00% line
300.00% line
433.03% line
544.04% line
62424.24% line
73131.31% line
83030.30% line
955.05% line
1011.01% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.66点 Review12人
2 ストーリー評価 6.66点 Review18人
3 鑑賞後の後味 5.52点 Review17人
4 音楽評価 6.33点 Review12人
5 感泣評価 3.87点 Review8人

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