みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
69.硫黄島の方が日本人が出ているのを差し引いても作品として上ですね。映画というよりも事実に基づいたドキュメンタリー要素の強い作品だとおもいます。イーストウッドの作品の中でもこれは失敗の部類に入る物ではないかとおもいます。 【たかちゃん】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-07-17 12:53:20) 68.《ネタバレ》 私の判断基準の一つは『また観る気になるか?』だが、その基準に基づけば本作はダメですね。まぁ、スプラッタな表現が苦手なだけなんですが・・・ 着弾して首が飛んでくるシーンでげんなりした。 英雄を演じるのは疲れるだろうね。ましてやハリボテなら尚更だね。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-06-16 11:34:32) 67.《ネタバレ》 戦争を知らない私たちが伝え聞いて知っている、終戦間近の当時のわが国の窮状に比較して、なんと豊かな敵国アメリカでしょうか。日本人が1億総特攻などと言ってるときに、アメリカのお偉いさんたちの中ではあくまで戦争ビジネス。 ベトナム戦争しかり、湾岸戦争しかり、イラク戦争しかり。「戦争ってむなしいなぁ。」 【pani】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-06-11 14:15:13) 66.《ネタバレ》 日本側から見ても、アメリカ側から見ても、言える事はただ一つ。所詮戦争というものは、国のお偉いさんたちの都合で作られ、現場の人間のことなんてほとんど考えていないという現実。英雄なんて正当化するためだけに作り出された虚構なんだということ。必要な時は持ち上げ、利用し、不要になれば切り捨てる。しかし、前線で戦っていた者達は国のためではなく、仲間のために戦っていたとある。ココに関しては、国のため、天皇のため…と(大多数が)戦っていたであろう日本とは異なるのだと感じた。そんなアメリカ兵から見たら、「天皇万歳」と自害する日本兵は正にクレイジーに見えたに違いない。映画の内容に関しては「硫黄島~」が硫黄島での戦闘までを、「父親たち~」は戦争後に焦点を置いている。どちらが優れている、面白いかというのは個人によって異なると思うが、今作はあまりにもわかりにくい人物設定である。ストーリーも時間軸をズラしフラッシュバックすることにより、より複雑になっている。感情移入もしにくい。その点に関しては「硫黄島~」の方が好ましい作りになっていると感じた。 【グングニル】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-06-10 18:39:08) 65.知らずに見たのだが、暴露的実話話がどうしたのって感じだった。 迫力ある戦闘シーン、英雄としての疑惑やその後など、もの悲しい気分は伝わってくるがそれ以上でも以下でもない。 いろいろな映画をダイジェストで見た気分だった。なぜだかどこのシーンもいつか見たそれぞれの映画にダブって見えたのは気のせいかなぁ。 【Jane.Y】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-06-09 08:28:20) 64.原作が非常に良かったこととイーストウッド監督の「ミリオンダラー・ベービー」が好きになれなかったことから見るのを躊躇していました作品ですが、素晴らしかったです。R指定の根拠となった血なまぐさいシーンもありましたが、それぞれがほんの一瞬でそれがかえって凄惨さを強調していました。何人かのレビューワーの方が述べていらっしゃるように、硫黄島と帰還後の祝賀のフラッシュバックを交互に繰り返す手法が最初のうちは不自然に感じられましたが、戦費調達を意図する祝賀会の花火の音と硫黄島の銃弾の音が重なって華やかな中にあってつらい記憶を払拭しきれない兵士たちの葛藤が絶妙に描かれていたと思います。このような表現は映像と音響があるからこそ可能なのであって文章だけでは決してできません。「西部戦線異常なし」「トラトラトラ」「戦場にかける橋」などと並ぶ戦争映画の傑作がまた誕生しました。 【かわまり】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-06-04 07:44:27) 63.時間軸の飛びのせいで集中力が結構とぎれやすいけど、あの演出はなかなか良かったと思う。登場人物が誰が誰だか分からなくなるのは、この映画では大した問題じゃないと思う。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-06-02 15:52:43) 62.「硫黄島~」より物語に起伏があり、テーマも明確で一本の映画を観た実感があります。それにしても物量で圧倒的に勝る米軍に、30数日間も持ちこたえた日本軍、まともじゃないですね・・・。 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 7点(2007-05-27 14:59:42) 61.「硫黄島~」とセットで観る場合は、こちらから観た方がよかったかもしれません。。。 【GUSUTAV03】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-05-18 02:25:21) 60.登場人物の区別がつかなくて、誰が誰なのかわからない。そんなの関係なしに「伝わってくるもの」があるかといえば、そうでもなかった。語られているメッセージが何本かの映画の中に既に存在しているから、響くものがなかった。この内容とは全然関係ないのに観ている最中、「やっぱりチャップリンは凄いな」と思った。 【Syuhei】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-05-17 11:56:39) 59.暴露話系だと知ってて観たので、それほど期待してなかったのですが、..まずまずでした..良く出来ています..「硫黄島からの手紙」よりは微妙に良かったかな..知らなかった事実や、当時のアメリカの実情を知ることが出来たので... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-05-08 14:44:15) 58.むっかしからよくある、面白くない良くない映画の典型として、時系列があっち行ったりこっち行ったりするのがあります。これは製作者が何かをよほど言いたくて「説明」をしちゃい過ぎるんでしょうね。残念ながらこの映画もそうです。「映画=説明するもの」だったらそれでもいいんだろうけどね。 【メロメロ】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-05-07 23:49:03) 57.「硫黄島からの手紙」よりも個人的にはこちらの作品の方が好き。イーストウッド色が溢れ出てます!! 【ゆきむら】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-05-05 17:20:38) 56.事実に対して非常に誠実な映画。作り手の感情を極力廃し、あくまで客観的に俯瞰の視点で物語を捉える。いつものドライで突き放したイーストウッドの手法がこの映画にはよく合っていると感じた。 【NIN】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-05-05 09:44:41) 55.硫黄島からの手紙と比べると退屈でした。私が日本人だからでしょうね。いまひとつピンとこない映画でした。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-05-04 00:05:22) 54.時間軸の飛びが最初はわかりにくかったが、慣れてくるとシーンのつながりがよくわかるようになってくる。それにしても、アメリカは英雄が大好きですね。 【アルテマ温泉】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-05-03 16:31:52) 53.英雄扱いされた主役3人のそれぞれの感情が見ていて伝わってきてかなり感情移入しながら見てしまいました。戦争に勝っても、万歳ではなくて。ただの戦争映画で終わらなかったのが良かったです。硫黄島より、何故か感情移入してしまった。。。 【こゆ】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-05-01 23:50:49) 52.『ハンバーガーヒル』+『ランボー』の品格高い版。 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』以上だと噂に聞いていた時間ジャンピングは、ジョイス文学やヴォネガット文学みたいなモンだと思って観てれば違和感はない。というか論理がよくわかる。個人的には『ラグタイム』の原作のような視点ジャンピングを使った方が効果的だったんじゃないかと思う(まあ読まないとわかんないでしょうが…『Xメン』のプロフェッサーⅩが書いた歴史小説みたいな感じで凄いんですよ)。 指摘しておきたい点として、砲撃のさなかの空撮シーンは、記録フィルムよりは圧倒的に宮崎駿アニメの方に近いね。画面に出るたび『未来少年コナン』を思い浮かべちゃって困りましたよ。おそらく硫黄島の地形が、ギガントを思い起こさせる形状になってるからなんだろうな。 観終わって、まず「マンハッタン計画がもう少し早く始まって、ここに原爆が落ちてりゃなあ…」と嘆息しました。エンリコ・フェルミが日本の都市で爆発実験したがってたのは事実だけど。平時には何の価値もないこの島に落ちてたら、戦後がどれだけ変わっていたことか…。 プログラム的に『蟹工船』と続けて観てしまうという結果となったので、残念ながらインパクトの弱さが致命的になっちゃいました(船から人が落ちるシーン、向こうはカメラマンが命張って撮ってるからなァ)。が、後日DVDで見直す事があればもっと正当な評価を下します。あー来月は『硫黄島からの手紙』対『麦の穂を揺らす風』なんだよなあ…これもクリント・イーストウッドが割りを食いそうなカードだぜ…。 【エスねこ】さん [映画館(字幕)] 3点(2007-04-18 20:14:07) 51.なんていうか、観ててむなしくなる・・・。 戦争って何なんだろう。 【たいがー】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-04-04 14:40:56) 50.本作とそれに続く『硫黄島からの手紙』を観てまず新鮮だったことは、戦争に対する一般市民の「距離感」。僕がこれまで観てきた戦争映画の多くは主に「戦場で戦う兵士/それを指揮する権力者/その犠牲となる罪無き民間人」という役回りによって構成されていたが、この硫黄島二部作はその基本構造を根底から覆している(特にそれが顕著なのが本作)。武器を持たない一般市民もまた、国債を買うことで戦争資金を生み出しているわけだし、自分たちの家族を最前線で戦う兵士として送り出している。つまり彼らもまた彼らなりに戦争に「参加」しているのであり、彼らが立つ場所は非戦闘地域ではなくあくまで戦線の最後方でしかない。ついつい忘れがちになるがそれが現実なのである。気がつけば「被害者/加害者」の二元論に陥りやすいこの問題について本作はまた新たな可能性を切り開いた。『硫黄島からの手紙』とともに長い付き合いになりそうです。 【とかげ12号】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-02-28 22:40:13)
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