みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
293.《ネタバレ》 シンドラーが金儲けから本気でユダヤ人を救おうと思うに至るまでの経緯が足りないという批評もありますが、僕はシンドラーが最初にユダヤ人大虐殺現場を目撃するシーン、あの迫力、まさに虫けらのように処分されてくユダヤ人、そして赤いコートの女の子、あの一連のシーンの演出が神がかっているのでシンドラーが決意する展開も無理なくできていると思います。その女の子が後に無惨な姿で発見されるシーンで一番泣きました。アーモンゲートがギャラリーゼロで粗末な絞首刑台に登らされてるシーンも印象的。傑作です。 【セラーズ】さん [インターネット(字幕)] 10点(2013-12-16 12:12:42) 292.《ネタバレ》 最初はシンドラー個人の欲である金儲けが動機なのに、自分の利益の為に一生懸命働いてくれる工場労働者たちの感謝の言葉を聞いてくうちに、彼らに対してまるで自分の家族と同じように親しみを感じる。 元々、彼の素質にあったのかどうか生い立ちは不明ですが「慈悲のこころ」について、ゲート少尉に「許すこと」を説く。 ゲート少尉は召使いのヘレンだけには異性としての特別な感情を寄せ始めるが、その気持ちを万人に向ける事ができるようになるまでの人間的成長への時間が全く足りていなかった。 自分も他の生きているものすべて一つであり、そこには自分と他の生命を隔てる壁、境界はないんだということを まず知識としてインプットして、少しずつ実感できるように意識しなければ、そのような気持ちはなかなか育てる事が出来ないのかもしれない。 武力、戦争は死に直結するものであり、日本を含め、世界では一度の戦争で何千万人と死者を出している歴史がありその事を意識して各国が自分の利益だけを考えるのではなくて、世界が一つとなり、慈悲のこころで 考える姿勢が大切だと考えさせられる質の良い映画だと感じました。 【さくら】さん [DVD(字幕)] 10点(2013-09-07 10:32:03) 291.《ネタバレ》 やっぱりスピルバーグって良くも悪くも映像作家だってことがよく分かる作品。3時間以上もある長大な作品を全編モノクロ(一部例外があるけど、そこも印象的!)で最後まで見せきる手腕はもう神がかり的。観客を、実際にそこに居るかのような気持ちにさせるこの臨場感は凄いです。でも、人間の暗部ってこんなもんでしょうか?この時計を売れば、この宝石を売れば、もっと多くのユダヤ人を救うことが出来たのに。そしてそうやって救われたユダヤ人が今度はイスラエルでパレスチナ人を殺し始める……。そんな人間に対する深い洞察力みたいなものが、やっぱりスピルバーグには欠けているように思います。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-04-12 13:14:44) 290.最初観たのは、封切りすぐでした。戦争物といえば、大仰な迫力で戦争の悲惨さを伝えるものが多かったのですが、実話をドキュメンタリータッチで描いて、ここまで胸に迫る、素場らしい、観終わった後もしばらく感慨に浸っていたことを覚えています。 【min】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-04-01 22:19:07) 289.もう少しユダヤ人を救うことへの葛藤やドイツ人同士の衝突などがあればと感じる。ただ、映像も内容も迫力あり衝撃も受ける。 【noji】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-03-16 10:08:35) 288.《ネタバレ》 戦争の話って残酷さをテーマの1つにしちゃうと一気に興味が失せる。 普通の戦争映画との違いを見いだせなかった 【amier】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-02-11 20:00:25) 287.《ネタバレ》 途中で見るのを止めようと思った戦争映画はディアハンターとこの作品くらいです。終始続く圧倒的なリアリティと緊張感に圧されながらもなんとか視聴。見終わった頃にはしばらく放心状態になっていました。特に女性達の髪を切り全裸にした状態でシャワー室に送り込む場面はその後を想像して目を背けてしまいましたよ。個人的な考えですが世の中で名作とされている作品のレベルの2つ上くらいをいってる作品ではないでしょうか。 【キリン】さん [DVD(字幕)] 10点(2012-12-31 16:01:44) 286.《ネタバレ》 シンドラーの心変わりがなぜなのかよくわからなかった。 結果的にあのような状況の中で自分のことをなげうってでも 良いことをした偉大な人なのはわかるのですが。 あとは、ナチスの偉い人。ユダヤ人をゲームのように殺しまくってたあいつがもっと痛い目にあってくれたりするとさらに良かったのに。 あと長いです。長すぎ。 【虎王】さん [DVD(吹替)] 6点(2012-12-17 01:08:49) 285.オススメ映画は?と聞かれたら、まずこれと答えるほど、印象深い作品です。戦争下における人々の苦しさ、死と隣り合わせの恐怖が淡々とひしひしと伝わり、1回目は途中で断念。2回目にして最後まで鑑賞できました。シンドラー役のリーアムニーソンはこの役の後しばらくほかの役ができなくなった?と雑誌か何かで読みましたが、鑑賞し終えた私ですらしばらく考えさせられ、その日一日ぼーっと過ごしてしまいました。長編ですし内容がかなり深いので見るには覚悟が必要かな。天気の良い日曜の午前中からみたりしたらその日一日、もやもやしちゃうかも。でも、必ず見てほしい作品。 【はちまろ】さん [DVD(字幕)] 10点(2012-10-14 18:00:12) 284.《ネタバレ》 このオスカー・シンドラーと日本の杉原千畝は、ともに多くのユダヤ人を虐殺から救った偉人として忘れることはできない。だがシンドラーは最初から救世主ではなかった。 むしろナチスの党員であり、党の上層部と通じて戦争に協力し己の利益を得ることに専念していた人物であろう。巨大な利益を得、放蕩三昧をしていたらしい。 ユダヤ人会計士イツァーク・シュテルンを雇い経営を任せたのも、ユダヤ商人の才覚を利用したに過ぎず、多くのユダヤ人労働者を雇用したのも、ポーランド人より安上がりだったためだ。そしてユダヤ人たちが他の収容所へ送られそうになったときも、自分の工場の生産を落とさないため阻止したのであろう。 しかし、ナチスの非道な迫害を目の当たりにしたシンドラーは、少しずつ変化していく。生産を守ることはユダヤ人の命を守ることであり、後々には生産をストップしてでも命を守ろうとした。 映画は収容所でのユダヤ人迫害(虐殺)がいかに酷かったかをつぶさに見せてくれる。髪を切られ、所持品を取り上げられ、裸にされて水を浴びせさせられる。そして家畜のように働かされる。働けない者は選別され、ガス室に送られる。 こうした非道な事実は私たち多くの人間が知らなければならないことである。シンドラーもまたこういう事実を目の前に、ユダヤ人を助けなければならないと心が動いていったのだと思う。 そしてついに彼は、1100人以上の命を救いながら、なぜもっと早く助けなかったのか自分を責め、車を売ればもっとたくさんの命を救えたのにとまで思うようになる。 映画の終盤は多少誇張されているようには思うが、生き残った多くのユダヤ人が彼に感謝し、後々イスラエルに客人として招いたのは事実である。 シンドラーの「一人の人間を救うものは世界を救う」ということばが、ずっしりと心に響く映画であった。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 10点(2012-07-08 07:03:43) 283.評価を下すのはなかなか難しい映画ですが、オスカー・シンドラーが1000人以上のユダヤ人を救った事実とユダヤ人迫害の真実をここまで克明に描いたってことだけでもこの映画は観る価値があると思います。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-05-15 06:38:12) 282.《ネタバレ》 ○話で聞いていても、やはり映像化されたものを観ると凄まじい。また観たいとまでは思わないが、経験として観て良かったと思う。○一つ難点としては、シンドラーの心境変化があまり描かれていないこと。最後の最後までユダヤ人を助けようとしていたと感じられなかった。そこまで描くとなると、もっと長い尺にはなっただろうが。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-03-18 20:14:17) 281.今までたくさん映画は見てきた。その中でも一番泣いたと言っても過言ではないだろう。 ファンタジー色の強いスピルバーグだがやっぱり天才は違いますね。 【エーテル】さん [DVD(字幕)] 10点(2012-01-19 15:50:09) 280.《ネタバレ》 シンドラーの意図が前半見えなかった。最初から助けるのか、それとも徐々に助けたいと思うようになったのか、ただの金儲けなのか、SSと楽しそうにしてるシーンを見るとこの人善人なのかという印象を受けた。 ただ最後は助けたいという一心が詰まってた。1200人救ったシンドラーは素晴らしいと思うし、自分自身さえ危機に晒してまで助けたいと思う一心に感動した 前評判で残酷なシーンが多いとは知ってたけど、やっぱりだけどかなり過激で残酷な描写が多い。遊び半分でユダヤ人が虐殺されていくのは観てて辛かった。 スピルバーグ渾身の作品だけあって出来はすごく良かった。ユダヤ系に関する知識が疎かったので、また1つ(黒い歴史だけど)歴史の1ページを知ることが出来た。 【ラスウェル】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-09-04 23:30:54) 279.内容はホロコーストの悲劇と、シンドラーの行為の史実に絞り込んでいて、 彼の人物像までは詳しく描かれていない。ドキュメンタリータッチということで、 ドラマとしては少々物足りない部分もあるけど、それでも見せ場はしっかりと押さえていた。 終盤からラストにかけては、ちょっとベタっぽかったけどね。 シンドラーは子供の頃、遊び相手が近所に住むユダヤ人だったらしいが、 そういうことも含めて、彼の"人となり"ももっと知りたくなった。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-08-11 14:43:45) 278.《ネタバレ》 スピルバーグは混乱のシーンを手持ちカメラで揺らすクセがある。この作品ではナチの侵略シーン、『プライベートライアン』では冒頭シーン、『ET』でも。観客を馬鹿にするなと言いたい。混乱のシーンこそ固定カメラで見据えるべきではないか。 とにかく、『ショアー』のランズマン監督による批判ももっともである。 【ひと3】さん [映画館(字幕)] 3点(2011-03-24 12:04:20) 277.ナチがゲットーを一斉検挙するシーンには震えた。あの犬たちの白い息が恐怖感を増し加えていた。 ユダヤ人との別れのシーンは、ちょっと善人過ぎるかなーと思ったけれど、あの場面だから、テンションが上がったと見れば納得。 評判の悪い、ラストシーン。僕は、ありだと思います。この映画が、真実だったんだと否が応でも訴えてくる…いい意味でも悪い意味でもスピルバーグらしい演出でした。 いつまでも記憶に残る映画です。 【love】さん [DVD(吹替)] 8点(2010-12-12 09:44:06) 276.《ネタバレ》 マンハントシーンにおける容赦のない暴力、収容所所長アーモン・ゲートによる無秩序な殺戮。そんな極限状態における人の死の描写は異様にリアルで、頭に銃弾を撃ち込まれた瞬間、魂が抜けたように体が崩れ落ち、死体からはどす黒い血がドバドバ流れ出すというかつて見たことないほどの衝撃的な描写となっています。これら一連の描写はいかなるホラー映画でも勝てないほどで、不謹慎な言い方ですが、完成され尽くした恐怖映像の連続には目を見張りました。また、そんな恐怖演出の中に赤いコートの少女のような情緒的なアイコンをも忍ばせるのですから、スピルバーグの監督としての技術とカンはズバ抜けています。赤いコートの少女の扱いは残酷大将スピルバーグらしいもので、普通の監督であればユダヤ人の未来の象徴としてあの少女を描き、恐らくは少女を生かしておいて、クライマックスに再登場させるという演出をするはずです。しかしスピルバーグは少女を殺してしまい、観客が忘れたタイミングでその遺体を再登場させるという、実にショッキングな演出を加えます。ショックのツボをここまで心得ているものかと感心したし、人類史上稀にみる悪事を描くにあたっては、このくらいの力量を持つスピルバーグこそが適任だったと思います。。。ただし、問題もあります。スピルバーグはシンドラーという人物を理解できなかったのか、それとも彼を描写する自信がなかったのか、主人公であるはずのシンドラーの描写がかなり雑です。安価な労働力としてユダヤ人を利用することを考え、コネと賄賂で成功を掴む事業家としての前半と、私財を投げ打ってでもユダヤ人を救おうとする後半がまるで別人。特に、ヒューマニズムに目覚める後半になるとキャラクターとしての魅力がすっかりなくなり、空気のような存在となってしまいます。この不自然さこそが、本作が「偽善的」と揶揄される原因となっています。さらに本作が不自然なのは、迫害の対象となるユダヤ人が主要キャラクターに一人もいないということ。基本的にドイツ人キャラによって物語は展開し、ユダヤ人として唯一重要なポジションを担うイザック・シュターンにしても収容所所長から目をかけられており、迫害の渦中にいる者とは言えません。この辺りの構成のアンバランスさも、本作の評価を難しくしています。前半最高、後半まぁまぁ、ラストの演説が最悪というのが私の印象です。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 7点(2010-10-28 20:05:06) 275.《ネタバレ》 シンドラーという人の真実の姿は誰にも分からないが、単なる享楽主義の商売人だった主人公が、我が身の富と自由を謳歌する以上の生き甲斐を、無為に死んでいく人々を救うことに見いだしていくという、その経過がいかにもスピルバーグ的な演出でうまく描かれていたように思う。ホラきたうまいなぁと若干目が覚めるような気がするシーンもチラホラあるが、監督自身の出自を踏まえればいつかは撮ったであろうこのテーマを、世界中の映画ファンの期待を裏切ることのない完成度にきっちり仕上げたのはさすが。 【lady wolf】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-09-13 14:11:40) 274.《ネタバレ》 終始、ユダヤ人がまるでゴミのように扱われる映像の数々には、とても胸が痛くなった。 シンドラーというたった一人の男によって、多くの人々が救われましたが、それでも最後の最後まで一人でも多くのユダヤ人を救いたいと嘆いたシンドラーの姿には感動しました。 誰もが一度は観ておくべき作品だと思います。 【抹茶御膳】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-08-22 12:26:08)
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