みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
10.《ネタバレ》 きっちり楽しめました。脚本と出演陣の大勝利です。西田さんも深津っちゃんもみ~んな素敵でした。ラストは静かな法廷で余韻にひたるだけかと思いきや、やたらと騒がしくなりましたがこれもオッケーかなと思います。”12人の~”や”幕を下ろすな”が大好きなんで舞台で生で見てみたい作品です。 【光路郎】さん [映画館(邦画)] 8点(2011-11-28 22:17:05) 9.《ネタバレ》 笑いのツボという点では、今回の作品はあまりハマらなかった。 なんというか、ギャグが大雑把で大振りすぎて、空回りも多かったように思う。(映画の中でも「笑えない」ってセリフがあったけど、こっちがそれを言いたい気分だったよ) タクシー運転手の生瀬勝久や裁判長の小林隆のキャラは少しツボだったけどね。あれは笑えた。 この作品を観ている最中にイライラしたのは、有り得ない設定を納得させてしまうような展開の面白さが全くなかったということ。幽霊を法廷の証言台に立たせて、裁判を行うという設定を強引に進めていくのだけど、展開にリアリティがない、、、のは当然として、妙味がなくひねりも効いていない。最後に死んだ被害者を法廷に呼ぶという展開は唐突すぎるし、そこにストーリーテリングとしての驚きがない。そもそも、三谷幸喜にストーリーテリングの面白みは期待できないのだろうか。それは前作『マジック・アワー』でも同じだった。ディテールは面白くて結構笑えたのだけど。 コメディ映画としてみれば、彼の作品の中では、やはり『ラヂオの時間』が秀逸だったなぁ。この作品にはかなり笑わせてもらった。細やかな笑いの連続。意外性。ちょっとしたハラハラドキドキ。畳み掛けるような展開。それをコメディ映画と言うならば、完璧な内容だ。 笑えるコメディ映画としては確かに作りが大雑把でくだらなさが目に余る、、が、本作はこれまでの三谷作品の中で最も感動的だったとも言える。実のところ、ラストシーンで僕は泣きっぱなしだった。(40歳を過ぎて涙腺がかなりゆるくなったのも事実だけど) これまでの彼の映画でこんなに泣ける作品はなかった。もしかしたら、この路線が彼の目指すところなのかな。そういう映画としてみれば、僕はこの作品にそれほど文句もないのである。その路線に見事にハマってしまったのだから。。。うるうる 【onomichi】さん [映画館(邦画)] 8点(2011-11-27 22:19:49) 8.《ネタバレ》 三谷幸喜といえば、やはり脚本。ストーリーの面白さを期待したワケですが、少々あてが外れました。幽霊のハーモニカ答弁、シナモンの使い方、心温まるラスト。良いシーンは随所にあります。でも一本の物語としてみると、間延びしているような。お話の密度が薄いのです。ただし、つまらなかったワケではありません。豪華俳優陣の見事な演技は堪能できました。喜劇俳優、西田の面白さは鉄板。深津のハツラツさは高感度抜群。中井は文句なく上手かった。端役に至るまで有名俳優をそろえ、お得感は満点です。劇場スクリーンを前にした2時間半、楽しい時間を過ごせました。どんな手法、かたちであれ、楽しめればそれでOK。自分的にはアリです。ただし、新作映画とはいえ本作を「三谷幸喜最高傑作」と呼ぶのはちょっと寂しい気がします。次回作は本物の傑作を、脚本家三谷幸喜の本領発揮を期待します。 【目隠シスト】さん [映画館(邦画)] 6点(2011-11-24 21:51:49) 7.《ネタバレ》 TVでステキな隠し撮りを観た後に、ステキな金縛りを観てきました。 隠し撮りで監督本人が言ってたみたいに、ちょっと長い部分はあったけど、笑って泣けました。 監督の演出だと、もともと面白い役者さんが更に面白くなりますよねー! ラブラドールのラブちゃんのシーンでは泣けたけど、そこは流石監督。すぐに笑わせてくれました。 映画館で他の観客もいたので控えめに笑ってたけど、家で観てたら絶対声出して笑ってたと思う。 前作のザ・マジックアワーや有頂天ホテルのキャラクターも出てて思わずニンマリでした。 ちなみに古畑任三郎に、三谷ドラマで一番好きな「振り返れば奴がいる」で、鹿賀丈史演じる鹿賀丈史が犯人として出てたので、あの頃からこんな演出してたんだなと感心しました。 じわじわ面白いシーンが増えてきて、旅館から出てタクシー乗ってからが面白いですね。 皆さんも笑って泣いてください。 深津絵里可愛いです。西田敏行、生瀬勝久面白い。大泉洋ちゃん、気づかなかった。 【まさかど】さん [映画館(邦画)] 8点(2011-11-21 02:12:13) 6.《ネタバレ》 三谷監督の映画は「ラヂオの時間」が一番面白く、それ以降はだんだん先細りしていたのが心配だった。「みんなのいえ」も「THE有頂天ホテル」も「ザ・マジックアワー」も面白くない訳じゃないんだけど、ドタバタさせただけみたいに感じられ、「笑い」という点において突き抜け感が低下していた気がする。その点この「ステキな金縛り」は久々に笑えた。自分の中では「ラヂオの時間」に匹敵する面白さだった。主題歌「ONCE IN A BLUE MOON」もすばらしい。あと、「ステキな金縛り」というタイトルの意味はラストに亡き父の幽霊と抱擁する事を表しているんですかね。 【MASS】さん [映画館(邦画)] 8点(2011-11-07 11:33:33) 5.《ネタバレ》 個人的には犬と再会するシーンに心を打たれ最高潮に達しました。犬の体全体で表現する喜びに幸せだったんだなって思えます。 【いっちぃ】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-11-06 11:07:09) 4.《ネタバレ》 大笑いする映画を期待していったのだが残念ながらそうではなかった。独特の世界観ではあったのだが、それだけだった。前作・前前作と比べても客席の笑い声は少なく感じた(映画館はほぼ満員だったが)。 【HK】さん [映画館(邦画)] 5点(2011-11-03 18:49:41) 3.面白かったです。 かなり期待をして見に行ったのですが、肩透かしを食らった感は無く最後まで楽しめました。 でも、12人の優しい日本人など、他の傑作と比べると負けるかなぁ。 【ぬーとん】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-11-02 01:32:14) 2.《ネタバレ》 三谷監督は、この映画を思いついたときについて、「金縛りにあった弁護士が幽霊に、『証人になってください!』って言っている絵が理由もなく浮かんだ」って言ってましたが、これが天才ということだと思います。ただ、その思いつきをこの映画ですごくよく昇華したかというと、そうでもないと思います。まず、長すぎる。監督のサービス精神が過多すぎます。テレビ出身の人らしいやり方ですが、大物役者を出して間を持たせる、という手法に頼りすぎるあまり、彼らを出すためだけのシーンってのが多すぎます。それがストーリーの本質とずれて上映時間を引き延ばす結果となっている。さらに、この映画の笑いのパターンって実はそんなになくて、「幽霊が見える人と見えない人の差による面白さ」という手法を手を変え品を変えで繰り返していることがほとんどです。だから、今一つ飽きてしまう。あと、歌で場面が切り替わるシーン。監督がやってみたかったのはわかるんですが、すごくこちらが当惑するだけのものになっていた。…悪い部分ばかり書いてしまいましたが、僕は三谷監督が大好きなのです。たとえばタップダンスや、犬のシーン、僕は心から笑っていました。そして深津&西田両名の演技は日本最高峰だったと思います。だからこそ、すごくもったいなく感じるのです。エンターテインメントとして楽しめるテレビドラマみたいな映画をつくるだけじゃなくて、せっかくこんなに才能があるんだから、三谷監督にはさらに上に行って頂きたい。監督の大好きなアメリカの映画監督たちのように。今回は、正直ハッピーフライトみたいな娯楽映画だなーという印象でした。そんなレベルで留まる才能じゃないので、三谷監督には、観客や興行主やテレビ局の評価を得ることを一旦忘れて、自分のためだけに映画を作って頂きたい。これが一映画好きとしての切なる願いです。 【コダマ】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-10-31 01:51:42) 1.《ネタバレ》 尺は長いんですけど、存分に笑わせていただきました!少々無理のある展開も、うまーい具合にサクサク進んじゃうんですよね。(そこで置いてけぼり感が生じる時もたまにあるが…)なんだかんだでオチに持っていってしまうところは、三谷監督ならではでしょうか。阿部寛さん、あんな単純にコトが運ばれて良かったの?ってぐらい(笑)しかし豪華キャスト陣は濃いですね、相変わらず。三谷ファミリー大集結しています。私、怖いのは苦手なんですけど、落ち武者の西田さんが初登場するシーンは、貞子並にホラー顔じゃないかと、「絶対アップで迫るじゃーん」とドキドキしていましたが…ソコは安心しました。いや~ホラーの要素がまったく無くてよかった◎と思っていたら、小日向さん、色んな意味で怖かったです。好きな俳優さんなのにw 【西川家】さん [試写会(邦画)] 7点(2011-10-15 14:44:45)
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