みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
10.《ネタバレ》 漫画のやつは一度も呼んだことが無いので、なんの予備知識もなしに観たのですが、わかりやすく、すんなりと世界観に入り込める作りになっていて良かったと思います。起承転結、ちゃんと一つの話にまとまってる。特筆すべきはなんといってもアクションで、チャンバラシーンの迅速なカット割りもなかなかだが、飛ぶ、舞う、回転するといった重力に逆らうようなアクションは総じて印象深い。そんなアクションとは裏腹に、普通の会話のシーンは映像的にメリハリがなく、ほとんど顔のヨリだけだったように思う。引きの画やカメラワークの動きなどでダイナミズムを作れれば、もっと良くなったはず。佐藤健君はなかなかハマってた。 【あろえりーな】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-01-08 20:24:22) 9.一応はどんぴしゃの世代なのですが、なぜか一度も触れてこなかった作品であるため原作もアニメも未見。登場人物も設定もよく知らないという真っ白な状態でこの実写版に挑んだのですが、これが意外な程よく出来ていて驚きました。。。 まず感動したのが、マンガから抜け出てきたようなキャラクター達の完成度の高さ。佐藤健や吉川晃司の演技はそれほどうまくはないのですが、彼らが本質的に持つ個性をうまく活かすことにより、演技の巧いプロの俳優には出せないような特有の味、常人離れした存在感を出すことに成功しています。場面によっては、彼らのヘタさ加減までがキャラクター造形に反映されており(例:剣心の語尾の「~でござる」の取ってつけたような不自然さ)、このキャスティングと演出は完璧だったと思います。本作の監督を担当した大友啓史氏は、長年NHKでドラマの演出をやってきた人物。必ずしもプロの俳優が主演を務めるわけではないテレビドラマの世界で活躍してきた大友氏だったからこそ、タレントの長所を的確に捉えた演出が出来たのでしょう。。。 そして凄いのが、アクションの充実ぶり。乾いたバイオレンスではないド派手な娯楽アクションとは、邦画界が長年に渡って不得手としてきた分野。そんな鬼門に挑み、これ一本で世界レベルに追いついてしまった本作スタッフの仕事は驚異的だったと思います。マンガらしい派手さはあるが、やりすぎとなる一歩手前で踏みとどまったバランス感覚、感情が高ぶったところで見せ場を投下するという間の取り方なども見事であり、アクション大作としては期待以上の仕上がりでした。。。 問題点ですが、この内容にしては上映時間が長すぎるために中弛みが発生しています。ドラマパートを簡潔にまとめ、120分程度に収めるべきでした。また、原作にある基本設定だから仕方がないとは言え、剣心が人を斬らないという大原則は活劇の勢いを著しく奪っています。人斬りだった過去の凄惨さをより強調する等、この弱点を克服するためのうまい方便を捻り出して欲しいところでした。最後に、佐藤健が武井咲を抱きかかえるラストは、どうしても前田敦子を連想して笑ってしまいます。 【ザ・チャンバラ】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-01-08 16:59:27) 8.先ずはカットバックの酷さだろうか。 このひととこのひとが喋っているから、それをカットバックで撮る、 それで喋っている、視線が交わっている、 そしてより感情が昂る場面であればさらに寄るという、 まぁそういうことでしか会話のシーンを成立させられない 安易さというか下手糞さに満ち溢れている。 そして立ち回りもか。 手持ちでウェストサイズ以上で撮ってリズムでつないでというのもいいが、 何故に間に引き画がないのか。 そう、この映画は総じて病的に引き画が少ないのだ。 驚くばかりに速いであろう佐藤の殺陣は、寄りより引きで見たい。 そして武井が佐藤に傘を持っていくシーンの酷さ。 フルショットと寄りのカットバックに、記憶が捏造されていなければ、 ウェストサイズくらいのツーショットで片付けるようなシーンじゃない。 何かが芽生えるシーンなのに、せっかくシネスコでやってるのに、 引き画を全然撮らないのは何故だ。 それは引き画よりも寄り画の方が、感情が伝わる、迫力を見せつけられる、 という勘違いをしているからでしかない。 そういう映画は駄目だ。 ただ、雨、雪、桜、札、なんかいろんなものが降ったり俟ったりしていて、 それはそれで愉しい。 【すぺるま】さん [映画館(邦画)] 4点(2012-11-27 01:30:11) 7.漫画全巻持ってます。大好きな作品なので映画化決定の時はがっかりしたけど、今さら飛行機の中で観る機会があって、鑑賞。うーーーん。上映されてみたら意外に高評価っていうのを知っていたせいか、一度下げておいたハードルをあげてしまったので、やっぱり少しがっかり。。。香川さんが濃すぎ・・。対照的に佐之助は地味・・。でも斉藤さんはかっこよかった。それ以外の配役は可もなく不可もなく。。。 【ネフェルタリ】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2012-11-10 18:12:48) 6.原作の漫画を6巻ほど読んでから観ました。 ちょうど、この映画の分は読んでいたことになります。 お陰で、入りやすかったですが、 読んでいなくても大丈夫だったと思います。 俳優陣で、佐藤健さんと吉川晃司さんと青木崇高さんの3人が原作キャラクターに近いと感じ“上手いなぁ”と感じました。 蒼井優さんは外観は、今までの彼女にない妖な雰囲気が出て 新しい発見!!しかし台詞周りが・・少し 香川照之さんは、少し五月蝿かった。 江口洋介 【yoshi1900ololol】さん [映画館(邦画)] 4点(2012-10-22 22:22:34) 5.「期待してなければ面白い」映画だと思って観に行ったところ、驚いた。これは「期待していても面白い」レベルである。キャラクターはそこそこハマってるし、薫の部分のドラマには胸が熱くなるし、何よりアクションが素晴らしい。須藤と綾野剛あたりの絶妙な配置は、ハリウッド映画を観ているよう。能力バトルに特化した十本刀編をこのテンションでやり抜ければ、かなり凄いことになるのではなかろうか。続編に期待大です。 【j-hitch】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-10-17 14:24:07) 4.《ネタバレ》 昔、ジャンプで毎週読んでいました。昔なので、細かいところどころか大まかなところまでもよく覚えてないですが、イメージが崩れてガッカリというほどのこともなく、十分に楽しめる内容でした。ジャンプの漫画なのでどうしてもバトルがメインとなってしまうのが仕方がないところですが。興行的に成功するのかどうかは分かりませんが、成功したとしても続編は作るべきではないだろうと思います。おそらく今作との差別化がはかれず、同じような作品になってしまうでしょうから。 【いっちぃ】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-09-23 01:01:25) 3.《ネタバレ》 原作は全くの未読。予告編に惹かれて見ました。殺陣、アクションの映像がすばらしく、冒頭より「懸念」は払拭されました。難点と言っていいのか、コミックの再現で避けられない部分なのかわかりませんが、検診の言葉使い「ござる」はなんとかならないのか、と感じました。 【プライベートTT】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-09-09 19:15:42) 2.《ネタバレ》 結構良かった。マンガ(アニメ)の実写化としては上出来だと思う。アクションシーンは良く撮れているし、注文の付けようがない出来だと思う。この出来なら海外に出しても通用しそうだ。俳優陣では香川さんが断トツで素晴らしかった。まさに怪演。そして、吉川さんもあーいう役が板についていて良かった。須藤元気がいまちだった。途中はちょろちょろしてるだけで、最後のバトルも普通の殴り合いになってしまっていていまいち。どうせならもっと体格のデカい俳優にして、戦わせる方が敵としては良かったかと。それか、もっと特殊な戦い方をするとか。 【スワローマン】さん [映画館(邦画)] 6点(2012-09-08 18:45:48) 1.《ネタバレ》 原作コミックは学生時代に結構見ていた。それを今更実写映画化とは?不安要素の方が強かったが、実際にはかなり満足度の高い内容になっている。まず、主役の佐藤健クンがまさにこれ以上ないほどのハマリ役で、見事に緋村剣心になりきっている。普段ののほほんとした「るろうに」の剣心と、刀を抜いた時の「人斬り抜刀斎」の剣心の使い分けが見事。また、ドニー・イェンと組んできた谷垣健治アクション監督による、本物志向の殺陣が凄すぎて、もう一度スクリーンでこの興奮を体験したいくらいだ。続編を作るなら、役者が旬のうちに、是非「志々雄真実」篇を作って欲しい。 【フライボーイ】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-09-07 06:53:30)
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