みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
12.作中に何度か引用された、おてんば花売り娘がレディへと華麗なる変身を遂げていく「マイ・フェア・レディ」。 本作ではグレかけていた主人公の青年が、最後は今は亡き父と師匠の遺志を受け継ぐかのように立派な英国紳士になっていました。 数々の秘密兵器も革靴に傘に、どれもこれも英国紳士然としていて、いちいち凝っている。 コリン・ファースはますますこんな英国紳士然とした渋みのある役が様になってきました。 しかし作品の世界観はなかなかブッ飛んでいます。それを体現するサミュエル・L・ジャクソンの狂気の大富豪キャラもいい。 僕が苦手とする結構グロい描写もあるのですが、それでも面白い映画でした。 終盤の手に汗を握る大作戦、そこにホッと一息つかせるようなユーモアの挿入もまた良し。 特に拉致された王女様。最後はあんな使い方をするとは思いもよらなかったです。 ここで使われる挿入曲”slave to love”の使い方、いいセンスしています。イギリス映画らしい選曲。 でもこの曲を聴くと、なぜかいつもワインかブランデーグラスを傾け、1人悦に入っているブライアン・フェリーの姿が思い浮かんでしまう。 【とらや】さん [映画館(字幕)] 7点(2015-10-01 17:57:06) 11.マシュー・ヴォーン流エンターティメントの表現、あるいは自分のモラルに対する「踏み絵」のような感覚を持ちました。 というのも、この映画の面白みのエッセンスはそのまま「キック・アス」のそれと感じたからです。(音楽も似た感じではなかったですか?) しかも悪趣味さはややエスカレートしています。 「キック・アス」のインモラルをクロエ・グレース・モレッツが可愛かった、そのただ一点で許してしまった自分としては、 この映画に低評価をしてしまっては、ただのロリコンということを認めるに等しいではないか! と、いうことで同じ点数にしておこう。 【Northwood】さん [映画館(字幕)] 7点(2015-09-30 00:55:44) 10.《ネタバレ》 終わっても、映画館の椅子からすぐには立てないほど面白かったですねえ。 ずらりと顔をそろえた渋いところの英国男優の面々。本格派の予感。ブリティッシュの伝統も薫り高き高級な調度品。仕立ての良いオーダーメイドのスーツ。その麗しい姿でまさかコリン・ファースがあんな見事な殺陣(?)を見せるとは。でもって、コレ タランティーノだっけか?と呆然とするような展開になだれ込むとは。呆然となったけど、しかしこれが確かに爽快であったのだ。人の頭が次々吹っ飛ぶ場面でカタルシスを覚えるとは私は疾患か? こと切れる前に自分の血をみて嘔吐するS・L・ジャクソンの唯我独尊なヒール感も素晴らしく、息もつかせぬ展開にここ数年007でもMIPでも感じることがなかった、はらはら・どきどき・わくわくを堪能しました。 ダイアー・ストレイツで始まり、ブライアン・フェリーで締める。平民クラスの者が、”マナー”を身につけ教養人となる、キングスマンとなるための成長の意味合いを秘めた選曲だとしたら、これまた粋じゃありませんか。 【tottoko】さん [映画館(字幕)] 10点(2015-09-30 00:45:59) 9.《ネタバレ》 やり過ぎ、悪のりのしすぎが目立って引いてしまいました。教会での皆殺しまでは若者の成長物語として楽しく見られましたが、皆殺し後は良くある展開と悪のりしすぎのお寒い展開が目立ち、げんなり。古き良きスパイ映画を目指しているといっても、ほどほどで抑えておかないと寒さばかりが目立ちます。全体的に見てみてもイマイチ低調かなと。 【kirie】さん [映画館(字幕)] 5点(2015-09-25 15:06:27) 8.《ネタバレ》 カセットテープのどアップで始まり、流れる曲はよく聴いていたダイアー・ストレイツの「Money for Nothing」。あまりに懐かしい! これだけで僕はつかみにはまりました。あとはとにかくテンポよくのせられ楽しみました(DVDじゃそうはいかないだろうけど、だからこそ劇場で観た甲斐がありました)。この映画、絶対にポスターが失敗です! この映画の面白さを微塵も匂わせていない。「コリン・ファースが銃持ってアクション…面白いの?」としか思ってませんでした。これは昔々のアメリカン・リアル・イラストレーションで動きも派手なポスター作ったら良かったんじゃないかなーって思います。STAR WARS 一作目の主役ルーク・スカイウォーカーを演じたマーク・ハミルの登場もGood! この人スターウォーズ以外でほとんど観ませんから、この人選も「メチャクチャなつかしー!」なのです。さらさらヘアーの若きジェダイ騎士は髭生やして小太りのオジサンになってるー。映画ってストーリーだけじゃない、こういう楽しませ方があるのがイイです。サミュエル・Lジャクソンて人は僕はどちらかというと苦手で「あまりにもいろいろ出まくり、そのわりにどれもイマイチ光らず、どれも似た感じ」と思っていましたが、今回のキャラはわりと印象に残りました。コリン・ファースのアクション・シーンはカメラワークが面白かったです。「カメラマンどうやってるの?!」と思いながら観ました。きっとデジタルでいろいろ加工制御できちゃうから見せられる映像なんでしょうけどね。教会での大虐殺は「やり過ぎ」感ありますが、僕は『キック・アス』よりは痛々しく気味悪くなかったと思います。カルト宗教集団をコリン・ファースが全滅させちゃうのはうまい演出だなと思いました。大っぴらには絶対良くないことは分かり切っているので「これは悪玉のマイクロチップのせいなんです」という釈明がついているわけですが、この劇中のカルトのオバさんとか『ミスト』のカルトおばさん同様に狂った善を振りかざす迷惑者なので「そういう集団なのね」と思えば、スッキリする人はスッキリすると思いますよ。近頃は躾の悪い女も増えたので、女も容赦無く殺しちゃうのはいいかも。だって男女平等でしょ。 【だみお】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-09-24 20:49:35) 7.《ネタバレ》 マシュー・ヴォーン監督最新作ということで期待して鑑賞。当たりでした。テンポのよいアクション、ストーリー素晴らしいです。人間花火と威風堂々最高です。ただ、教会での大虐殺はやりすぎな気もしましたが…間違いなく今年一番の作品です。でも見る人を選びますね。 【エイドリアン・モンク】さん [映画館(字幕)] 9点(2015-09-21 18:41:35) 6.《ネタバレ》 普段は理にかなった作品や、頭を使う考えさせられる作品が好きですが、 今回のキングスマンのようにぶっ飛んだ作品も映画のだいご味だなと感じました。 また、予告で見たコリン・ファースのアクションが楽しみで仕方ありませんでした! そして、ほぼ主人公なコリンがまさかの途中で死亡。。。 大体の映画は有名な俳優は最後までいるので、この展開は度肝を抜かれました。 理屈を追求すれば低めの点数な映画ですが、この映画はただただ見て楽しむ映画だと思います。 残念なところは、コリン・ファースのアクションが最高だったのに、そのアクションのシーンが少なめだったところです。 【映画泥棒】さん [映画館(字幕)] 7点(2015-09-18 23:29:19) 5.好みの分かれる映画でしょうね。私は好きです。でも、ダメな人はこの映画だけでなく、マシュー・ヴォーン監督作は全部ダメなんじゃないでしょうか?我々とは感性がかなり違うので、その違いが心地良ければ気に入るでしょうし、そうでないなら残念、ということになるでしょう。勧善懲悪ものではない、ダークなヒーローものを探しているなら、丁度いいかも? 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 7点(2015-09-18 22:46:37) 4.コリン・ファースとサミュエル・L・ジャクソンが対峙する会話シーンは見物!ストーリー的にも、映画ファンとしても、ゾクゾクさせられる名場面。クライマックスはアクションてんこ盛りで楽しい。けど、それ以前に主人公の葛藤や成長が済んでしまっていて(ここまでは面白い)、ストーリー展開的にドラマチックなものが無いのが物足りなかったかな。コリン・ファースの意思が継承されるが如く、スパイグッズが実戦で活躍する様は気持ち良かったけれど。「ジャンゴ」とちょっと似てるけど、「ジャンゴ」の方が自分は好きだな。 【ゆうろう】さん [映画館(字幕)] 6点(2015-09-18 18:13:43) 3.《ネタバレ》 劇場ポスター左端の女性が昔付き合っていた人に似ていたので観に行きました。人体マイクロチップ埋め込みや人口削減を題材にしたイルミナティの映画でした。コリン・ファースの武装紳士っぷりが本当に好みだったので、後半は子供が主役の違う映画になってしまい残念です。教会とポポポポ~ンは良かったです。ヴァレンタインがマックでもてなしたり、スウェーデン王女の台詞も品がなく残念でした。最後のシーンもくどいし蛇足だと思います。ロキシーのスーツ姿がキマッていて第二のハリーではなくても、ヒットガール的な役割を期待したので、終盤はエグジーと役割が逆だと良かったです。宇宙ではソルテッカマンみたいでした。栗山千明が演じるガゼルが観たいです。 【DAIMETAL】さん [映画館(字幕)] 7点(2015-09-18 01:20:58) 2.《ネタバレ》 率直に面白かったです。ただ、全体的にやり過ぎ。 英国紳士がマナーを説きつつ敵をぶち殺す。ブラックジョークなんだろうけど、本作は悪ノリしすぎに見えた。 キックアスはファンタジーとして受け入れることも出来たが、本作はさすがにファンタジーじゃない。 ホラー映画を微笑みつつ鑑賞する紳士たるホラーファンの一人として、この映画を諸手を挙げて歓迎するわけにはどうしてもいかないのです。 【ぴのづか】さん [映画館(字幕)] 6点(2015-09-12 13:39:31) 1.《ネタバレ》 タロン・エガートンが鏡に映る自分自身を見つめるシーンの反復。 当初の自虐と卑屈の入り混じった眼差しから、敵地に乗り込む直前の自信と尊厳に満ちた眼差しへ。 この視線のショットが細部ながらも彼の成長を物語って感動的だ。 クライマックスでは三段四段と状況を転がし、通路を駆け回りながらのガン・アクションでもアイデアを凝らした立ち回りと動きを披露する。 さらにはソフィア・ブテラとのアクロバティックな格闘もしっかりと見せ場にするあたり、サービス精神も抜かりない。 それらアクションシーンの露骨なコンピュータ処理もご愛嬌、ショット繋ぎのシャープなテンポによってケレン味十分に仕上がっている。 仲間は決して売らない、動物は殺さない、手癖の悪さに運動神経の良さ、そういう布石をあくまで主人公の行動レベルで 序盤から律儀に配置しておく語りも丁寧かつスマートだ。 時代はもはやグラス・タイプのウェアラブル端末。本作での携帯電話は大量破壊兵器となる。そのシニカルなアイデアも良し。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2015-09-11 21:30:43)
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