みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
37.《ネタバレ》 よく言われる『ザ!鉄腕!DASH!!』よりも『いきなり!黄金伝説。』に近くない?とか思いましたが(ほら、あの番組は独りで生活するものが多いから)、それはともかく。 リドリー・スコット監督の抑えの利かない即物的表現はこういうポジティブな映画にこそ似合ってるんじゃない?と思いました。やっぱり死に向かう状況よりは生への執着を見せている状況の方を画として見たいですからねぇ。あくまで前向きに、ユーモアを交えて絶望的状況を乗り切ってゆくマット・デイモンの姿は大変にカッコイイのでした。 一方の地球側と彼を置いてきちゃった宇宙船側はあまり面白いところはなくて。宇宙船内の描写なんかは今から20年前くらいの映像技術程度じゃない?みたいなぎこちなさで。無重力空間での表現は『ゼログラビティ』まで行ってるのだから、ねぇ。 クライマックスの『ウォーリー』『ゼログラビティ』なんかでお馴染みのアレは(むしろ『アイアンマン』かな?)実際にはあさっての方向にすっ飛んで行っちゃうだろうなぁ、って思いましたが、そういうところも含めてあんまり細かいところは気にすんなって感じの映画で、程よい娯楽大作っぷりでございました。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-04-07 22:47:58) 36.パッと見はアポロ13だが、ノリはアルマゲドン。細かいことは気にせず世界観を楽しむべし。こういうノリが好きなんです。 【マー君】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-04-06 00:09:52) 35.《ネタバレ》 火星でディスコ・サバイバル。頼れるのは自分の知能。 いろんな所にいい具合にお助けアイテムがあるのがご都合主義のように見えるけど、それでも彼はボロボロだ。孤独と飢えに耐え、ディスコミュージックとバイコディンを頼りに、迎えを待つ彼の姿は自然と応援したくなる。なにがあっても明るく挫けない彼の姿勢も自然と応援したくなる。そして綺麗で広大で過酷な火星の景色は圧巻だ。 中盤、中国が応援してくれるのは今のハリウッド映画事情が垣間見れて面白いですね。NASAがとにかく頼りないので、この助け舟は普通にテンション上がりました。 ラストの宇宙空間での救出もどうなるかわからないドキドキが主人公が地球にいるシーンまで止まらない。にしても無重力空間の表現も凄い。 2時間半ダレさせる事なく常に目を離させない構成はさすがリドリー・スコット、素晴らしいです。 最後のスタッフロール時にグロリア・ゲイナーの「恋のサバイバル」が流れ始めた時には吹き出しそうになりました。そう、一人で生きて行ける! 【えすえふ】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-04-04 20:28:42) 34.《ネタバレ》 ジャガイモ畑、水の量産、地球との通信の回復、それらが全部うまくいったとしても、1年以上火星に独りぼっちという「孤独」との戦いには勝てないような気がする。絶対精神がおかしくなるよなあ。私なんか転勤先の方違いのために2日間一人でビジネスホテルに泊まっただけで寂しくて仕方なかったですからなあ。NASAの長官は絶対主人公を見殺しにする方向に計画を持っていくと思っていたけど意外。地上の人達が一致団結して救助しようとしていたのはこの手の映画では珍しいのではないでしょうか。7~8点つけようかと思いましたが、後半突然出てきた中国語が非常に耳障りだったので0点。 【S.H.A.D.O.】さん [映画館(字幕)] 0点(2016-03-31 23:52:12) 33.《ネタバレ》 思ったよりも展開が早く良いテンポで話が進んでよかった。 なんとか生きようと色々なアイデアを出していくのが印象的。 笑える点も多いのがグッド。 【とむ】さん [DVD(吹替)] 8点(2016-03-30 22:58:05) 32.期待以上に面白かった。 さすがは、リドリー・スコット監督。 SF映画の礎を築いてきただけあって、ディテールの細かさや見せ方に至るまで SFとしてのフォーマットが洗練されています。それらを鑑賞するだけでも楽しいのに ここに息苦しいほどのサバイバルドラマが加わっているのだから、最初から最後まで目が離せませんでした。 主役のマット・デイモンの素晴らしい演技もさることながら、親近感というか、とにかく感情移入し易い。 生きる勇気や希望、そして人生に前向きになれる作品だと思います。 【シネマブルク】さん [映画館(字幕)] 8点(2016-03-28 12:06:18) 31.《ネタバレ》 マットデイモン相変わらずかっこいい。好きです。 面白かったけど長かった。機械とかチンプンカンプンだから、切り離す、爆破する、閉める、空ける、とか、雰囲気で楽しむには、も少しシンプルだと助かる。カタカナばかりだと飽きる。終わり方が日本のホームドラマみたいに、皆さまのその後ってのも……。地面から出ている双葉を愛でるあたりでカット!したい。教授となって語る必要はあったのでしょうか。それに自分の脳みそ足りなくて、火星探知機使って16進法とかで悪戦苦闘した後、なぜパソコンみたいのでカチカチ交信できたのかが分からなかった。モニター前での歓声のシーンもやたら多かった。アメリカらしい小気味良さが欲しかったです。 デビッドボウイのスターマンには全身がザーッと鳥肌に。そして最後がまさかのオージェイズ。大好きだけどディスコサウンドをさんざん小馬鹿にした後だったので、いやぁ、ここでなんで使ったのか不思議でした。エンドロールの音楽の2曲目にしっとりともう一曲ボウイを聞きたい感じでした。 小姑的なレビューですが結局面白かったです。孤独感や絶望感の描写が少ないという意見もありますが、現実の世の中があまりにトホホなので、映画は明るくて軽くて希望に満ちている方がすきです。 【LOIS】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-03-26 23:12:41) 30.会社を休んで、期待して観に行ったが、期待を上回るおもしろさだった。 特にスターマンのかかってる間、鳥肌がたった。 マットデイモンも好きだし、設定もワクワクするし、映画館で観てよかった。 こういう時代が来ればいいのに。 【Skycrawler】さん [映画館(字幕)] 9点(2016-03-20 02:35:16) 29.マット・デイモンが宇宙の果てに一人取り残された宇宙飛行士を演じると聞けば、やはり「インターステラー」での“マン博士”が記憶に新しいところ。 さすがにあまりに似通った役を続けてやるのは如何なものかとは思った。けれど、実際に観てみたならば、設定的に類似しているからこそ、キャラクター造形の明らかな相違が際立ち、敢えて同じ俳優が続けて演じたことに意味があったとも思えた。 そして、この映画の主人公役において、マット・デイモン以上の適役も他にいなかったろうと思う。 火星に一人取り残される宇宙飛行士を演じるにあたり必要な要素は、肉体的な逞しさと類まれなインテリジェンスだろう。更に今作の役どころにおいては、直面する危機に対して常にユーモアを保ち続けられる本質的な明るさと生物的な強さをも併せ持たなければならない。 また、映画の大半を俳優の“一人語り”で構成しなければならない特性上においては、ハリウッドにおいてもトップクラスのスター性が必要不可欠だったはず。 それらすべてを踏襲した俳優は誰か。そりゃあ、マット・デイモンしかいないというもの。 宇宙でのサバイバルという題材においては、先に挙げた「インターステラー」や、「ゼロ・グラビティ」、「アポロ13」など類似する過去の傑作は多い。 リドリー・スコットとマット・デイモンというハリウッドきっての一流どころが組んだとはいえ、そこにオリジナリティを生むことは容易では無いはずだが、今作の場合は、やはり原作が優れていたのだろうと思う。 火星に取り残された宇宙飛行士が植物学者で、農耕をはじめとする“創意工夫”を駆使して生き延びていく様は新しかったと思うし、その主人公が常に軽妙で軽口を叩きながら極限状態を過ごしていくキャラクター造形が、何よりも独創的だった。 追い詰められた時に、自らの状況を俯瞰し笑い飛ばし、ギリギリの状態から生み出された「工夫」によっていかにその場をやり過ごせるか。それこそが、人間という生物の真価だろうと思う。 この映画のラストは、主人公が未来を担う若者たちに「質問は?」と問い、彼らが一斉に挙手するカットで締められる。 どんな状況であれ常に未来に対しての一歩を踏み出そうとする勇気と希望に溢れたいい映画だったと思える。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 8点(2016-03-19 20:12:15) 28.《ネタバレ》 とにもかくにも生き残る執念の映画。知的な『パピヨン』。 ここまで勇敢な主人公はかつて観た事がなく、その精神力に圧倒されているうちに映画が終わった。 とにもかくにも厳しく、甘えの許されない状況で過酷な生存を強いられる主人公ですが、 もちまえの能力を駆使して敢然と運命に立ち向かう姿が好ましい。 『人間賛歌』的な映画ではあるがその実『超人主義』の映画であって、 普通の優秀な ラストの救出劇にはちょっとご都合主義的な部分があり、 ここまでの頑張りはなんだったのかとクビをかしげたくなるが、 もうここまで頑張ったんだからまあいいかなと納得できなくもない。 とにもかくにもサバイバル映画として非常に品質が高い映画といえる。 【病気の犬】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-03-15 12:23:23) 27.《ネタバレ》 明るいノリの火星サバイバル&救出作戦。危機的状況のなかで、人類の知性の結晶としての「科学」、人間文化としての「音楽」、人間らしさが集約される「笑い」と「チームワーク」のすばらしさをこれでもかとポジティブに描いた快作。マット・デイモン扮する主人公ワトリーはたびたび窮地に立たされるけれど、そこを科学と音楽と何よりもユーモア(とくにポテト畑壊滅の絶望的状況から立ち直らせるクルーとのブラックジョークのやりとりは感動的ですらあります)によって乗り越えていく。人種・宗教・国境による分断が強調され、分断を煽る人間が「指導者」面をする今の社会に対する強烈なメッセージであったと思います。ただ、一方で、あのリドリー・スコットが、なぜ、いかにもハリウッド映画という感じのラストの群衆シーンをわざわざこの映画に挿入したのか。あれ、なくても十分に話は作れるはずなのに。わざと皮肉でやってるとしか思えない。ただ、これが「群衆の醜悪さ」を描いた皮肉であったとすれば、映画自体のメッセージとも矛盾する。それから、ワトリーの家族が一切登場しない件。彼は孤独な人間であるからこそ、火星の孤独にも耐えたことができたのかもしれないけれど、裏を返せば、本作は、ふつう人間の可能性を根源とされる「家族」や「愛情」を敢えて描かなかった「人間賛歌」であり、その意味するところは実は深くて重いようにも思える。というわけで、鑑賞中はふつうに楽しく前向きになれるのに、見終わって考えると、実はこの映画のメッセージはもっと恐ろしいものだったのではないのかと思えてくる。そういう意味でのリドリー・スコット印。健在です。 【ころりさん】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2016-03-15 10:17:52) 26.ドキュメンタリーのようなリアル感もあって感心する映画。 多少長いと思うがテンポは悪くはない。ただし、最後の救出場面を除けば、想像以上のワクワク感はあまりない。火星での孤独度合いは多少あっても良かったかもしれない。 【simple】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-03-13 10:54:49) 25.《ネタバレ》 約5ヶ月ぶり2度目観賞。火星に置いてけぼりで独りぼっち。マット・デイモン好演。残された男は植物学の知識により火星ポテトを栽培し飢えを凌ぐ。絶望的状況の下、天性のプラス志向と陽気なオンガクが明るくもり立てる。極限の厳しい環境だけに、際立つ火星地表の美しさよ。げっそり痩せて生き抜いた末に、ぐるぐる回りながら女性船長と赤い糸で繋がる救出シーン。溢れる万感の思い。感無量の後味が爽快。極限の火星サバイバルを実体験できる良作。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-03-12 23:34:07) 24.《ネタバレ》 終始淡々とした描写で物語が進行するので、これ本当にリドリー・スコット作品か? と思ってしまった程。 肩の力が抜けたかの様な飄々とした語り口が心地よく、磐石な映像の緻密さと相まって娯楽作として素晴らしい出来。 冒頭のマーズ・ローバーを使用した地球とのコミュニケーションの取り方は宇宙開発マニアならばニヤリとさせられる事必至。 マット・デイモンが途中で変な事をしだすのではないかと要らぬ心配をしてしまったのはご愛嬌。 どうせ見るなら大画面の映画館で観た方が絶対に良いと思います。 【たくわん】さん [ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 8点(2016-03-07 18:51:33) 23.普通におもしろかったですが、劇中に流れる音楽が自分の好きな70年代ディスコミュージックだらけだったので+1点です。日本版タイトルの「オデッセイ」については、考察した記事が excite ニュースにあったので探してみて下さい。 【よしふみ】さん [映画館(字幕)] 9点(2016-02-26 00:59:46) 22.《ネタバレ》 ○嫌というほど流された予告編を何とか避けつつ鑑賞。○リドリー・スコット×SFでのイメージで見ると面食らうが、SF×サバイバルとして観れば面白い。多少コメディタッチでワトニーと一喜一憂できる感じだ。○近年のSF作品でいざという時に中国登場があったが、これもかと少しげんなり。映画の終わらせ方もどこか古臭い印象だった。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-02-22 22:10:55) 21.《ネタバレ》 Gravity(敢えて原題)と同系統プロットの映画で、かなり面白いんですが、Gravityより落ちるかな。 火星上で芋を作りだしたとき、「水がないだろ」とすぐに思ったのですが、そうか、そういえば水素があれば確かに作れるな。火を焚いて水を作る。ローソクの科学だ!化学の基本中の基本であるのに、恥ずかしながら解決法を全く思いつかず、ここは唸ってしまった。 科学的な考察が十分になされた原作なんだと思うが、それにしては最後の宇宙船とのランデブーが、高度といい、速度といい、一か八かのシチュエーションになってしまうというのはどういうこと?劇中では説明があったような気がしませんが。 ラストで主人公がうんちく垂れるシーンが不要と思いました。あと、これは映画の内容とは関係ないけど、邦題のセンスはどうかと思う。 【Northwood】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-02-21 00:32:48) 20.細かいこと抜きにして面白い!テンポよく引き込まました。 こういう娯楽作大好き! 【東京ロッキー】さん [試写会(字幕)] 8点(2016-02-19 18:08:16) 19.《ネタバレ》 オープニングから火星で始まりすぐに事故が起こる。こういう作品は案外前置きが長いものが多い印象だがこの作品はそういうものとは無縁だ。その後もテンポよく話が進む。絶望的な状況だし次々に問題が起こるが主人公は淡々とその問題に向き合いひとつひとつ解決していく。彼は立ち止まらない。立ち止まったら待っているのは「死」だ。 改めてマット・デイモンが良い役者だということに気づかされる。彼に共演者がいるのは初めと終わりのみ。NASAとやり取りをしていても一人芝居だ。ワトニーは前向きでユーモアを絶やさないキャラだがこういうキャラにありそうなあざとさやうざったさを感じないのは彼の資質に思える。完璧な美男子ではないし控えめだが惹きつけるスター性を感じた。 終盤ワトニーは長らく聴いていなかった人間の声を聴く。NASAと通信していても肉声は聴いていないのだ。救いに来た船長の声を聴き思わず涙ぐむ彼の姿に彼が見せてこなかった絶望の影を見る。ユーモアもポジティブさも彼が生き残るために必要だったのだ。多くの知識も知恵も、そして船長が残したディスコナンバーも。 観終わった後自分でも驚くほどさわやかな余韻が残ったのは出てくる登場人物が皆一つの目的に動いた姿を見たからだろうか。主人公のワトニーと同じようにこの作品がポジティブな性質の作品だからだろうか。最近は宇宙を舞台にした大作が少なくないがそれらとまた違ったタイプのドラマでとても新鮮に感じられた。 これ見よがしに派手なシーンは無いがリドリー・スコットの作品だけあって映像の完成度は高い。それにしてもリドリー・スコットもすでに78歳。第一線でコンスタントに作品を作り続ける彼には頭が下がる思いだ。 【⑨】さん [映画館(字幕)] 8点(2016-02-17 01:21:16) 18.絶望的状況なのに前向きで明るい映画。家族で楽しめる良作だと思う。 リドリースコットまだまだいけるぜ! 【おとばん】さん [映画館(吹替)] 7点(2016-02-16 21:30:09)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS