みんなのシネマレビュー |
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
542.これまでショボいストーリーの見世物映画しか撮ってこなかったスピルバーグことスピ公が反戦ドキュメンタリー映画!この時点で私は危ないモノを感じて劇場は放置したのですが、いや~、行かなくて良かった。なんか、話によると最初の30分だけとの事だったのだが、まさにその通り!しかし、最初の30分も、どんなに重い内容を描いた所で所詮スピ公特有の軽い映像、ホントは残酷なシーンなんだけどスプラッタコメディーにしか見えなかった。お陰でテレビの前で前半は笑いっ放しでしたよ、ええ。そんで、最初の虐殺シーンが終わったと同時に一気に失速するこの映画なんですが、途中を観ているとスピ公が反戦なんぞより、前半の虐殺は掴みにして実は第二のヤコペッティだかコンバットだかを撮りたかったのだという事が良く解る。まったく、女子供も殺せんヘタレの偽善者のクセに戦争モノなんかに手を出すなよな、スピ公!そんでもって、最後の戦闘だけど、臨場感を出すとかって画質が田代愛用スタミナハンディカム並み。でも、音質がDDだかdtsなんて最新使ってるんで臨場感皆無、ほとんどタダの小汚い映像。しかも編集がチョロいので取っ組み合いのケンカシーンは見難い上に、どっちがアメリカでどっちがドイツだか良く解らない。その上、最後は何の説明も無しに空爆で終了。慣れない戦争モノなんてストーリーでオチつけるのがダルくなったんでしょうか?スピ公先生。とりあえず、前半30分があっただけマシだった度☆の映画かな。 【秘宝館長】さん 1点(2002-02-11 14:21:44)(良:1票) 541.最高、という以外の何物でもない。自分が「なんて戦争という物を知らなかったんだろう」と思わされて、世界観がグラグラと大きく変わる気がした。「アメリカ軍万歳の愛国好戦映画だ」「最後まで任務の目的がわからなかった」などという意見が多々あるようだが、私からすると、そういう人たちは「わかってないなー」という印象。なぜ、映画の中でFUBARという言葉が何度も出てくるのか考えてみてほしい。(すみません。偉そうに言うつもりではありませんが)仲間のために命を捨てるということ。ライベンの変容。最後にライベンが大尉の手紙を自分の懐にしまうところ。単に反戦と取るのも好戦と取るのも当たらない。戦争は虚しい、と言ってしまえば簡単だが、そういう理不尽な状況は人生、どんなときにもある。そういう中で、いかに自分の任務に(なんとか)納得し、そのために出来ることをするか、他者のために働くか、ということのような気がする。難を挙げるとしたら、誰も指摘しない点であるが、私はトム・ハンクスはミスキャストという気がする。(巧さでカバーしていてあまり感じないが)どうも彼は「GIの死体で出来ている」ように冷酷無比な人間には見えない。ので、彼の冷酷さを語るところが幾分説明的。 【sophie】さん 10点(2002-01-02 22:44:08)(良:1票) 540.戦闘シーンのリアルさが訴える戦争の悲惨さ。それを素直に感じてしまう心情。それはある意味で無邪気な屈託のように僕には感じられる。この映画は戦闘シーンのリアルさと戦闘従事者のある種のヒューマニティという二つの側面を持っているが、その二つの事柄がうまく整合しない、妙な座りの悪さを強く感じるのだ。作者の切実さが僕らを捉える焦点のようなものを欠いている、その硬質性、その薄っぺらさがこの時代の精神なのだろうか。そう思うと妙に納得してしまうのも事実ではあるが。<補足>映画を単なる娯楽としてのみ観る立場から言えば、どうでもいいことかもしれない。娯楽として観れば、この映画はとても面白い。しかし、それが僕らの生きる「ほんとう」を指し示していない限り、娯楽以上の価値がないということも確かなのだ。そう思ってはいけないのかな?でも、そうでなかったら、僕がここで言うことなど何もない。世の中は既に汚れちまった哀しみに満ちている。既にイノセントな立場から言えることなど何もないはずなのだ。本来的な意味でリアルとは一体何だろう?僕らはもう一度、その意味について考えるべき時期に来ているのだと思う。イラクでのアメリカ人虐殺シーンの映像がネットで公開されたそうだが、その虐殺シーンとこの映画の冒頭に描かれる兵士達の殺戮シーンとの違いは何だろうか。また、戦闘ゲームやその手のマンガに描かれる殺戮シーンとの違いは何だろうか?それは、そこに投げかけられる問題の切実さによる。そしてそれを僕らがどのように捉えられるかにもよるのだ。 【onomichi】さん 8点(2001-12-19 00:18:22)(良:1票) 539.とにかく素晴らしい。スピルバーグの最高傑作。トム・ハンクスのおさえた演技も最高。目で演技していた。この映画は確かに最初の戦争シーンも凄まじいが、その後のストーリーがとにかく良い。アカデミー賞の作品賞をぜひとってほしかった。トム・ハンクスの最後のセリフがこの映画のひとつのテーマを語り尽くしていると思う。なかにはえぐすぎると思う人もいるでしょう、しかし僕の個人的な意見としては戦争映画はこうでなくちゃいけないと思う。中途半端に描いたらかっこ良くみえてまうからね。この映画を見て考え方が変わった人も多いんじゃないだろうか。 【ちゃんこなべ】さん 10点(2001-08-31 14:32:38)(良:1票) 538.子供4人全部殺したら可愛そうだろ、という強引な話しの展開が、才能あっても中身カラッポの見世物映画しか撮らないスピルバーグらしい。大体、この映画って内臓撒き散らしてるだけじゃん。 【みかん星人】さん 1点(2001-08-27 09:17:27)(良:1票) 537.私の父は戦争体験があります。その父がリアルだと言ってました。そんな映画だということです。そもそも出兵すること自体が不条理なのです。戦争で死ぬのに理由があるのかどうか・・・。わからないという意見もあったようですが,そりゃあ,わからないものなのでしょう。 【KKKK】さん 9点(2001-05-31 16:40:35)(良:1票) 536.確かに冒頭の戦闘シーンは物凄いし以降のシーンも演出や映像作りは見事だと思う、が、目を背けたくなるような惨劇を見せておいて途中から一転して戦争賛歌とも思える不条理な救出作戦では納得いかない。映像10点、主題0点。 【BOBA】さん 5点(2000-12-17 03:16:15)(良:1票) 535.米軍のプロパガンダ以外の何物でもない!スピルバーグを見損なった 【永遠の野球少年】さん 2点(2000-06-26 17:08:08)(良:1票) 534.《ネタバレ》 冒頭のシーンは覚えてるけど後は全く覚えてなかった。 ライアンはマットデイモンかよ。 ただ途中のジャクソン二等兵のスナイパーっぷりはなんとなく既視感あったので、見た事あるのは間違いない。 とにかくあのへたれがさぁ・・・ねぇ・・・あいつほんま・・・。 【悲喜こもごも】さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-08-28 08:59:51) 533.《ネタバレ》 冒頭、マルエツとかライフあたりで購入した服を着た人達が墓参りをしているシーンから始まります。そこから一気に1944年6月6日、オマハ・ビーチに向かう米軍上陸用舟艇内に場面が移り、息をつく間もない怒濤の上陸作戦の中に投げ込まれます。海岸に設置されたトーチカから発射される銃弾のシャワーの中、後続部隊に場所を空けるためにも、累々と積み重なる屍を超えてとにかく前に進むしかないという地獄絵図を体感するだけでも相当な価値があるというものです。話の中身は、兄弟全員が戦死したと母親に報告するのは忍びないとする軍上層部の命令により、4人兄弟の中で、まだ生きている可能性のある1人を、混乱する戦線の中から探し出して、無事帰還させる任務を与えられた兵士達の物語です。この部分はフィクションだそうで、実際あまりリアリティはないのですが、現場を知らない上官による、美談づくりのための不合理な司令などは、いかにもありそうなことで、そのへん皮肉が効いています。終盤、再び現代の墓地のシーンに戻るのですが、月並みな構成ではありますが、ここで時の流れが凝縮されて、ドンとぶつかって来て、グッときます。冒頭と末尾の墓地シーンでは、風にはためく星条旗が大写しになるのですが、これは、本作が星条旗の下に死んでいった兵士達への弔いであること、そして、あくまでアメリカ合衆国からみた戦争の一端であることを潔く示しているものと私はとらえました。ことさらUSA!アゲとかUSA!流ごり押しとかではないと思います。 【camuson】さん [DVD(字幕)] 9点(2024-03-22 18:30:56) 532.iPad、つまり小さな画面で見てしまったのが致命的なミス。本作は大きい画面で映像に圧倒されながら没入して見なければならない系の作品だった、と視聴途中で気づいた。そのため入り込めず、会話の分量が少ないことも相まって正直なところ退屈だなと感じてしまい、時間が非常に長く感じられた。内容を忘れた頃にまた見る時は必ず大きい画面で見てレビューを更新したいと思います。 【53羽の孔雀】さん [インターネット(字幕)] 4点(2023-10-09 00:26:34) 531.《ネタバレ》 多くの方が仰る通りに、私も初見或いは(かなり以前に)二度三度と観ていくうちは「オマハ・ビーチは確かに凄いんだケド、その後のお話があんまし…」と思ってました。今回、かなり久し振りに再見した感想としても、ソレは(ある面では)確かにそーだとも今だに思ってるのも確かです。ただ今回観直すと「オマハ・ビーチは面白い⇒そっから先はイマイチ」というコトではなくて、単に「オマハ・ビーチの印象が(史上最強レベルに)鮮烈すぎる」というコトだった様にも思います(流石に何度目かの鑑賞でその部分の印象もだいぶ落ち着いてきた故、そーいう気持ちに為れた…とでもゆーか)。 コレも確かに、映画として或いは映画の「構成」としては(初っ端が最高!てのは)まぁ宜しくないコトかとも思います。でも、より大局的に例えば映画産業全体として或いは映画の「歴史上のイベント」として捉えるならば、どー考えても(アレをあの様に撮ったコトは)正しかったと確信していますし、重ねてそれ以降のお話だって(その部分の印象をニュートラルにした状態で好く見れば)相当に好く出来たモノだとも思えましたよ。コレまたこの部分は確かにテンポ重め・かつ人間ドラマも少し弱め(少なくとも一般映画と比較して「強く」はない)のもまたそーだと思うのですが、まずテンポは重く撮るしかない話だとも思いますし、そしてこれ見よがしな人間ドラマで飾り立てないコトこそが今作における「リアリティ」なのだ(=戦争とゆーのは、本当に普通の人々がやらされていたコトなのだから)とも思います。諸々と、当然の如くに徹底的に考え抜かれている映画だ、とゆーのも今回観て大いに感じ取れたと思うのですね。 10数年ぶりに5,6回目の視聴でしたが、今回が一番面白かったですね。やはり、このジャンルでは金字塔と言って好いかと。 【Yuki2Invy】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2022-05-07 00:23:45) 530.《ネタバレ》 確かに冒頭の描写は戦争を知らない我々にもリアルを感じさせるが、その後はなんだか尻すぼみ感が否めない。そしてリアルを追求するのも映画には大切かもしれないけども、それが逆に創作であることを際立たせる。視覚や聴覚ではなく、心に響くストーリーによって戦争のリアルを表現することも大切である。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-01-19 14:38:02) 529.面白くないわけではないのだが・・・これが世間から高い評価を受けているのは不思議。 なんというか、大した話ではないよね? 最初の30分、ノルマンディ上陸シーンは凄まじい迫力で圧巻であったが、それ以降は割と普通。 話のキモは主人公に助けられたライアンがそれをずっと感謝するってところなわけなんだけど、しかし、ここがどうもひっかかる。 実際主人公たちが来てくれたおかげでライアンは死なずに済んだのかもしれない。 でも、最後のドイツ軍との戦闘で、ライアンが主人公によって命を救われたってシーンが大してない。だから、「あなたのおかげで命が助かった」みたいに言われても、いまいち感動って方向に心が動かない。 ライアンがすでに一緒に行動していた人達も、主人公と一緒にやってきた他の7人も、ライアンと一緒に戦い、何人かは死んでしまった戦友であるだけで、主人公だけがライアンに特別に何かをしてくれたという風にはあまり思えないのだが。 いいのかそれで? 【椎名みかん】さん [インターネット(吹替)] 7点(2021-12-21 20:58:21) 528.ブラッディオマハの冒頭30分、人間目線カメラの衝撃。演出のこだわりが生み出す臨場感〜映像の迫力とリアリティが観る人を世界に惹き込む力は流石の一言です。戦争当時のプロバガンダでもある救出作戦と戦争そのものの不条理さと無常観を多方面から表しています(とはいえ、ドイツ国軍は一貫してワルモノの印象ですが…)。私も死ぬときには家族に自分に誇れる男で在りたい。観てよかった。 【460】さん [インターネット(字幕)] 9点(2021-10-10 03:09:17) 527.私は戦争映画はあまり好きではないので、今まで本作も観ることがなかったのですが、上陸時の戦闘シーンは鬼気迫るものを感じました。しかしライアンが見つかってからはそれまでの仲間同士の掛け合いが鳴りを潜めてしまい、目標が薄れてしまってしりつぼみに感じました。それまでは良かったので残念。トムハンクスはリーダーシップが似合うと思うが少し優しすぎるかな。 【SUPISUTA】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-02-23 10:33:40) 526.《ネタバレ》 トムハンクスが何となく苦手です。戦争体験がないのでリアルかどうかはわからないが、評価されているのでそうなんだと思う。馬鹿げた作戦の中での馬鹿げた命令に違和感を覚えますね。わからないけどこんな場に置かれたら逃げることばかりを考えそうです。俯瞰するとおかしな事だらけですが、現場でのやり取りは感動します。 【ないとれいん】さん [DVD(字幕)] 8点(2021-02-17 12:11:43) 525.がっつりと戦争映画。冒頭の30分の緊張感たら尋常じゃなかった。戦争をいうものをひしひしと感じさせる。火垂るの墓よりこっちの方が戦争教育としては役に立ちそう。少々長尺だったけど、そこはトムハンクスがもたした。名作と言ってよかろう。 【タッチッチ】さん [インターネット(字幕)] 9点(2019-03-02 16:13:32) 524.《ネタバレ》 最初のおじいさんの回想シーンで、この人はトム・ハンクスなんだな、と思ってしまった。 最後、ライアンの回想だったことに少しびっくり。 自分はよい人間であっただろうか、と妻に問いかけるシーンが感動的。 もし自身が戦争から生還し、誰かが自分を助けてくれていたとすれば、同じように毎日くどいほど自問自答ができるだろうか、と考えてしまった。 自分には、ちょっと全体的に長すぎた。 【チェブ大王】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-12-10 23:09:20) 523.《ネタバレ》 上陸作戦の戦闘シーンは悪くないが、お金をかけて擦過音やグロ映像でリアリティを追求しましたって、ビックリさせるだけの作品な印象。ストーリーは戦場を舞台にしたお涙頂戴ファンタジーで、いかにも大衆向けな感じ。 【クリプトポネ】さん [映画館(字幕)] 3点(2018-08-04 10:19:08)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS