みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
361.《ネタバレ》 売春宿の連中と撃ち合いになり、あれだけケガしながら、しまいにはあきらめたのか自分に引き金をひき、そしてケガがケロッとなおって元の職業に戻る…ちょっと出来過ぎです。内容にしては長すぎるようにも感じました。 【チェブ大王】さん [地上波(字幕)] 4点(2017-10-29 12:25:44) 360.時代を象徴する映画。 静けさと狂気とを、音楽が上手く表現している。観る価値がある。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-10-26 23:43:26) 359.《ネタバレ》 OPだけは滅茶苦茶かっこいい!静と動があり、映画そのものの内容が集約されている。 しかし社会の愚痴を吐くばかりで、彼女とのデートでポルノ映画を見にいくトラビスの頭の悪さに共感できない。 しかもなぜか議員の殺害計画を立てておきながら警備員が近づいてきただけでビビって断念して 今度はなぜか売春を取り仕切るマフィアを襲撃するという。 全然意味が分からない。 トラビスを尊敬できないし、応援したいとも思わないし、悩みも共感できないし、大きいミステリーがあるわけでもない。 【Donatello】さん [インターネット(字幕)] 3点(2017-07-27 01:43:26) 358.《ネタバレ》 わけわからん男のわけわからんストーリー。 この時代の映画は、観客にすり寄ってこないのがいいですね。 トラビスの何しでかすかわからない感で最後まで走りきったのはお見事でした。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-05-13 21:28:13) 357.《ネタバレ》 流れるような夜景と大都会の息遣い、喧騒の中の孤独と狂気が映し出される。この雰囲気に合った、けだるさを漂わせる音楽がいい。 “洗い流す”がキーワード。社会に不満や怒りを持ち、まっさらな理想を求める狂気は長じて大統領候補暗殺に走る。されどそこに至らぬ小市民的狂気。 ベトナム帰りで不眠症が続いた上、女に振られ心が荒ぶる主人公は汚れた街を洗い流すため銃を入手し、着々と準備を進める。若者の“もっとできる”自己顕示やゆがんだ正義感を描きながら、アメリカ社会の病根を衝く。 少女アイリスに出会い分別を見せるところは、彼なりの“浄化”に向けた使命感だろう。だがその後のアイリスと客のシーンは冗長。 モヒカン刈りで勇者を気取り、殺人マシーンと化した辺りから物語・音楽ともムードが変わる。客引き銃殺後、髪を元に戻したその後の展開が拍子抜け。世間の英雄視は皮肉としても、ベッツィーが「新聞に載ったから」と言ってトラヴィスのタクシーにのこのこ乗るくだりはいただけない。ストーカー的な行動をとった男になびくか?「女はそんなもんだ」とは思わない。 全般的にみると、ベトナム戦争帰り⇒都会⇒孤独⇒狂気という図式は明快だが主人公の行動の動機付けが弱い。ちょっとスタイリッシュな映像とB・ハーマンの音楽に救われている。 【風小僧】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-02-05 16:19:58) 356.BSで久々視聴。当時レーザーディスクで購入し繰り返し観た大好きな映画。トラビスはある意味、圧倒的に正しいが、目に宿る狂気が心底怖い。そこが現代の不条理であることをスコセッシが見事に描いている。トム・スコットのサックスは映像とは切っても切り離せないほど印象的。 【kaaaz】さん [地上波(字幕)] 10点(2017-01-14 02:21:41) 355.この映画は20代30代40代とそれぞれのタイミングで数回観ているのですが、初見はテレビで吹替えだったように記憶しています。 言わずと知れた有名映画なのですが、昔から「便所の100W」と言われていた超ポジティブ思考の僕(しかも日本人ですし)には、主人公の行動原理も思考も理解の埒外にあり、全く合わない映画です。 合わないにも関わらず何回か観てるのはこれだけ名画と言われている映画ですから、自分が年齢を重ねたら理解できることもあるのかな?という意味もあってなのですが、何回観ても理解不能でつまんない映画なのは変わりません。 つか、名画名画と言われてますが、ただの痛い厨二病患者を扱ってるだけの映画ですよね?どこが名画なのかまるでわかりません。 この映画は典型的な「合う合わない」「好き嫌い」で語って問題ない映画だと思うので今回は「合わない」「好きじゃない」と素直に言わせていただきます。 あ、この頃のジュディフォスターはなかなか魅力的なのでそれでプラス1点ですかね。 【あばれて万歳】さん [地上波(吹替)] 3点(2016-11-12 00:12:54) 354.《ネタバレ》 評価が高めの作品ということで、予備知識無しで視聴。 結局デニーロさんは何がしたかったのか、全然理解できませんでした。 徴兵制とか根強く残る人種差別問題とか、アメリカだからこそ理解できるあるある映画なのかなと、、、 そう思う一方で、実はいろんなテーマがありそうに見えて、単にストーカー気味の中二病が大事件やらかしたのに英雄扱いになる壮絶なブラックコメディのようでもあり、、、 結局、どう理解したら良いのか、どう消化すべきか、良くわからない映画でした。 【Luckyo】さん [インターネット(字幕)] 5点(2016-09-13 02:06:57) 353.《ネタバレ》 小さい頃観たときは、モテない男が女にフラれてヤケになるって風にしか思えなかった。 まさか戦争による後遺症で不眠症とか、つまらない仕事に対する描写とか、若すぎる売春とか、孤独とか、社会への怒りとか…、そんなの詰まってるなんて。 サックスがこんなにいいなんて。 大人になってから観れば、一人の人間の苦悩を乾いたタッチと濃厚な音楽でソリッドに描いた作品だと理解できた。 ジョディフォスターの目の前で行われたクライマックスは印象深い。自分の頭を撃ち抜く仕草のトラヴィスはロックだ。 【JF】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-12-25 11:46:00) 352.歪んだ承認欲求を満たすために最悪な行動を起こした男の物語。貧困と無縁社会が顕著になった現在となっては、努力しても報われないことが多く、孤独からネットでも満たすことすら難しい時代だからこそ、その危うさが切実に伝わってくる。社会から認められないと嘆く主人公は他者からの見返りばかり求めていて、優越感に浸りたいだけで人に愛情を与えたり感謝しようとはしない。言わば自己愛の塊だ。劣等感と自己否定の裏返しである。彼は鏡に映る自分の醜悪さを受け入れたくないまま、自己崩壊していくのだろう。時代が追い付いたからこそ、「承認欲求を捨てなさい」と勧めるアドラー心理学が流行るのは分かる気がする。他人からの承認ではなく、惨めでも自分自身を認めてあげられない自己愛性人格障害の悲劇。レビューで【良】投票を貰いたい下心は誰にでもあるんじゃないかな。 【Cinecdocke】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-09-17 21:25:49) 351.《ネタバレ》 この映画は自分にとっては観たときの精神状態を測定するリトマス試験紙の様なものです。もちろん引き込まれるのは鬱々としているときで、そういう状態ではほんとは観ない方が賢明かもしれません。もういろんなシチュエーションで10回は観てるけど、毎回初めて観たような感覚になるし、感情移入する登場人物も観るたびに違うんです。ちなみに今回は心優しい(?)ポン引きのハーヴェイ・カイテルで、せっかくジョディ・フォスターと仲良くしてたのに可哀想じゃないですか。 トラヴィスという男はけっきょくなんだったんだろうか、これは永久に解けない疑問かもしれません。この映画でのデ・ニーロは前半・中盤・クライマックスと別人のように形相が変わってしまうのがまた凄い。始めはちょっとコミュニケーション障害気味な表情に幼さの残る青年という感じが、目つきがテンパった凄味のある殺し屋風キャラに変貌してしまいます。それは、身なりは良いが不気味さを漂わせたマーティン・スコセッシを客として乗せてからなんです。スコセッシは悪魔だったのでしょうか、そう言えば『エンゼル・ハート』のルシファーの化身であるデ・ニーロは、本作のスコセッシの風貌と瓜二つでしたね。 【S&S】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2015-07-03 00:37:24) 350.《ネタバレ》 私はこれまでずっとラストは妄想だと提唱し続けてきたんですけど、見返してみるとそうでも無いかもしれないと思うようになりました。物語はトラヴィスの日記を映像化したもので、その日記は当然ながらトラヴィスの主観で書かれているわけです。だから、売春窟を襲撃してヒーロー扱いされるのも、首を打たれても平然としているのも納得できる。病院に入院しているというのは、精神病院だと。ベッツィもまずは声から、続いてバックミラーに顔が映るので、幻想かもしれない。 でも、トラヴィスほど女に餓えているなら、ベッツィやアイリスを抱え込む終わり方になるのではないか?と思い、これやっぱり現実のシーンかもしれないと考えを改めました。もし現実なら、トラヴィスはまたやるでしょうね。無教養で身勝手で自意識過剰で、女から嫌われる要素が揃っている。孤独な男はいつまでも孤独なのかもしれないです。 【カニばさみ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2015-06-07 03:44:55) 349.《ネタバレ》 夜の街並みとバックに流れる音楽は最高だった。ただストーリーはよくわからない。ゴロツキやら娼婦やらを嫌うのは理解できるが、大統領候補を狙ったり娼婦宿を襲ってヒーローになる理由がわからなかった。それでも最後まで楽しめたしまぁいいかな。それよりデ・ニーロの若い頃が意外と可愛かったことに驚き。 【ぷるとっぷ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-05-27 00:21:11) 348.評判とか全然知らないで素直に観ました。 若き日のデ・ニーロさんが可愛い! 笑顔でエクボがキュートでとても素敵でした。 多くの方のお話のように、私も当時のアメリカの事情や空気が分かっていないので、さらっと楽しむぐらいでした。 【たんぽぽ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-02-15 21:10:36) 347.全体的に陰鬱でよく分からない映画。分からなさの極め付けは、売春婦の客を銃殺したことで新聞でヒーロー扱いされるところ。 おかしいのはこの男ではなく、そんなストーリーを作らせてしまう現実のアメリカ社会だと思った。 それとも実は社会の方が狂っている、ということを言いたいのだろうか? 思い返せばそうともとれるが、真相は曖昧で、結局ヨクワラカナイ・・・。 【ポン酢太郎】さん [DVD(字幕)] 2点(2014-12-02 13:11:13) 346.誰にでも潜んでいる人間の本性が刺激されるので多くの共感が得られるのでしょうね。この映画では結果オーライでしたが、欲求と現実のギャップが孤独感や疎外感により増長されてその人の受け入れ能力を超えてしまうと、同じような事件はどこでも起こり得ると思います。ストーリーはそれなりに面白いですが、主人公の価値観や行動がもっと心に響いてくると強く感情移入してしまいそうな映画です。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-31 12:46:17) 345.よくわからない映画。 アメリカ人にしかわからない微妙なニュアンスを感じとれないと、内容が伝わらない映画のように感じた。 【aimihcimuim】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-08-30 09:00:50) 344.《ネタバレ》 なんでまだ見てなかったんやろってくらい好みの映画。 ニューシネマのくくりで紹介されてるから自暴自棄のデニーロが滅びのロマンに殉じると勝手に想像していたらさにあらず。 デニーロが英雄になることで社会道徳を揺るがせてしまったわけやね。 売春ブローカー殺して英雄になったデニーロが妙に達観しているのに対し選挙運動委員のねぇちゃんのなんとも卑屈に見えること。 なんてモヤモヤする映画なんや。 アメリカではモロに影響されてしまったやつがレーガン大統領を狙撃してしまったわけやけど、日本でもフォロワーがいないのが不思議なくらいその手の人に響く映画やと思う。 私は今は割と幸せやけど3,4年前に観てたらと思うと少しヒヤッとしたりなんかして。 【CBパークビュー】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2014-07-15 00:21:00) 343.《ネタバレ》 初めて観たのは約10年前で、たまたま映画館で特別上映をやると言うので観に行った。あれだけの惨殺劇を演じて英雄になるのがちょっと受け入れられず、首を傾げてしまったが、あの行動に至るまでのトラビスの心情は凄く理解できたし、素直にカッコイイと思った。世界観にぴったりの哀愁漂うBGM、唐突なモヒカン頭、緑色の眼鏡、テレビから流れるレイト・フォー・ザ・スカイ、砕け散る手、全てが衝撃だった。 【ヴレア】さん [映画館(字幕)] 9点(2014-06-10 19:21:34) 342.《ネタバレ》 冒頭から素晴らしく不安になる強烈なBGMが流れ、暗くジメジメとした街中を一台のタクシーが駆け抜ける。 主人公にも暗い影が差し込んでいる。 元陸軍出身だというトラヴィス。 この映画はヴェトナム戦争の直後だが、彼もヴェトナムから帰還した兵士の一人なのかも知れない。 戦争の時は散々祭り上げておいて、いざ帰ってくるなり辛い仕打ち。 何のために戦ったんだと打ちのめされる日々。 トラヴィスのように若く多感な人間ほど、そんな社会に心を蝕まれる。 オマケにタクシーに乗ってくる人間は平気でゲロを吐く、暴力を振るう酔いつぶればかり。 運び屋を掃き溜めにしているわけだ。 受け止める側に溜まった鬱憤は、やがて犯罪という“はけ口”にブチまけられる。 ナンパした彼女をいきなりポルノ映画館に連れ込もうとするトラヴィス。 価値観の違い以前にもう馬鹿だろコイツ・・・。 そんなんで軽蔑しない女の方が不思議である。 戦場で生きてきた男は、常に平和な時代には無力なもんだし、不器用にしか生きられない。 戦場の常識がここでは非常識へと変わる。(だけどトラヴィスは単にポルノ脳のアホ) デ・ニーロは“カッコイイ”、トラヴィスは“イカれポンチのクソ野郎”だ。 そんな社会の“歪み”が再びトラヴィスに銃を握らせる。 「世の中間違ってる、俺が正しい!」と強く思い込み狂気の世界へと走り続ける主人公。 「俺に言ってんのか?」 イメージトレーニングという名の“見えない誰かと”戦い続ける。 銃社会のアメリカじゃあ、一度銃を持てば子供だって大人を殺せてしまう。 トラヴィスの正義は危ない正義。 「勝った者が正義なんだろ?」と言いたげだ。 そんな危い正義感がいきつく果て・・・つうか何であれだけ撃たれて生きてんのコイツ? モヒカンヘアーにすると戦闘力が上がんのか? 「マッドマックス2」とか「北斗の拳」とかもあの髪型だからタフなんだろうか? 理由わからん。 個人的にはトラヴィスもくたばった方がスッキリしたんだが・・・「時計じかけのオレンジ」以来のモヤモヤが残る映画だった。 モヤモヤは残ったが、再見して前とは違う印象を持った。 出兵してた戦争でも死に損ね、殴り込んだ先でも死に損ね。でも他の奴はみーんな死んじまう。トラヴィスが彼女の乗車を拒んだのも、そんな“生き地獄”に彼女を巻き込んでしまうのではと不安に思っての事かも知れない。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-06-04 18:36:59)
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