みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
22.色使いが気に食わない。原色だらけで、まるで小学生が絵の具をそのまま使ったかのような印象を受けてしまう。口の悪い三男が、実は一番まともだったというのは結構好きな点だが、あっさり殺されて終わりってのもどうも・・・。 【のほほん息子】さん 6点(2003-10-31 03:33:24) 21.《ネタバレ》 中学生の頃、黒澤明の先入観なしに初めてテレビ放送で観た感想は「難しそうな映画かと思ったが意外とわかりやすくて面白かった」。 これが黒澤初体験であった自分は、それ以前の黒澤名作群の面白さをビデオや名画座で知ることになるのだが、 全盛期とは作風が違うといった評価は自分にはない。「乱」は比類なき「乱」であると、最近の4Kブルーレイを観て改めて思った。 今、映像の仕事をしていると見るたびにカメラワーク、絵作り、編集のバイブルのように思う。 稽古を重ねて凝縮された名優たちの演技も素晴らしいし、だからこそ誤魔化しの無駄なカット割りも無い。 自分にとって編集は見るたびに参考になり、今見ると無駄なカメラワークを感じさせないために、実はリハーサルを重ねて大変難しいカメラの動きを大勢のスタッフでやっているのが理解できる。 極力カメラや編集の技巧を感じさせないために実は大変な労力を費やしている仕事は美しいと思う。 今の映画の作り方はいかにカメラワークや編集で驚かせるかという真逆の方向が主流と思うが、それを自分は否定しないし、その面白さもあるのだが、この作品のスタッフワークの素晴らしさは公開後30年経った今もいささかも自分の中で風化しない。 「歴史に残る」とはこういう作品なのだと改めて思う。 若いころはセリフが説教臭いと思った部分もあるのだが、「人間は愚かなことを繰り返している」というこの作品が訴えるものは、今の世の中を見ても明白である。 ぜひ、若い人に観てほしいと思う。実際に燃える城、大人数の合戦など、今後日本映画では決して実現できない映像を見ておくだけでもいいと思う。今のテレビドラマではとうていお目にかかれない凝縮された役者たちの演技を見るのもいい。 映像と音楽が一体となった効果(特に落城シーン)も観てほしい。 世間の評価がどうであれ、自分にとっては教科書であり続ける作品です。 【どっぐす】さん [ブルーレイ(邦画)] 9点(2003-10-02 03:12:05) 20.色彩の美しさ、構図の素晴らしさ、原田美枝子の超迫力。古い映画だけど退屈しませんでした。 【ticketyboo】さん 8点(2003-07-26 17:19:34) 19.7点でも良いのだが、他人に薦められるか、という基準をみると、6点なのだ。かなりの黒澤映画の信奉者であるが、この作品はいただけない。確かにビジュアルは凄い!が、登場人物に感情移入が出来なかった。救いはピーターと植木と井川であろう、脇役ながら実に魅力的な役を演じてくれた。(エイエイオ~!もう一丁!は最高!)昔の黒澤映画には、こういう役者達がギッチギチにつまっていたものだが……。何回も観たくなるのが黒澤作品だが、本作品を観る時間があったら、「影武者」を観るね。 【すぎさ】さん 6点(2003-07-07 18:03:23) 18.仲代達也ってあんまりいい評価されないみたいですが、この当時、私は好きな俳優を聞かれると迷わず仲代達也と答えてました。今、考えるとなんでだろ?って感じですが。 時が経っても印象に残っているのは、戦場で繰り広げられた壮大なマスゲームです。 【じゃん++】さん 6点(2003-06-04 03:38:15) 17.黒澤明は、「影武者」から様式美にこだわりすぎているようだ。まっ、それはそれでよいのだが。シェークスピアを下敷きにしての脚本、少しく無理がある。それに、暗い。まあ、ピーターと原田美枝子がよかったので。盲目の少年をしていたのが、野村万斎だそうだが何度ビデオで見ても確信に至らない。 【ジブラルタの星】さん 5点(2003-05-27 00:09:36) 16.小さいときに一度見た映画なのですが城攻めのリアルさに怖かったのを覚えています、そして今見直すと各俳優の演技の凄さ、映像の良さに、感服しました。日本映画のすばらしさを感じた。欲を言えば一の城の落城、攻城戦を見たかったなー、 【日本刀】さん 7点(2003-05-11 18:33:46) 15.色彩が美しいし、(赤と黒ってはえますね)スケールも大きいのですが、だからといって話は面白かったかといわれると、うーんどうでしょう? 【あろえりーな】さん 6点(2003-03-28 00:10:52) 14.全体的に黒澤イズム満載の映画。ただ、仲代達也が弱い…。勝新太郎だったなぁ。やっぱり…。 【As】さん 7点(2003-02-05 22:44:32) 13.この映画は評価がわかれて当然でしょう。私はこの上なく好きです。やはり太郎と次郎に裏切られ地獄絵巻となる城の炎上が、、、、まさにこの場面のために前後があると思います。映像と音楽の(全く雑音がなく、静かに地獄が展開される)すばらしさ。そのシーンがある以上、やはり傑作であると思います。 【ヨーロピアン】さん 9点(2003-02-01 21:07:20) 12. ウィリアム・シェークスピアの「リア王」をベースに毛利家の三兄弟をアレンジしたかのような脚本は、舞台を戦国の日本とした以上やむを得ないのかもしれないが…個人的には原作通り娘三姉妹にして欲しかった。84年当時にはもう全盛期の馬力を望むべくもない黒澤演出はひたすらスタイリッシュに走っており、それはそれで良いかもしれないが、矢張り一抹の寂しさを禁じえない。あと、「影武者」の際にも感じたのだが、仲代達矢は確かにウマイのだけど162分もの長丁場を支え切るだけの力量、貫禄といったものが絶望的に欠けている。助演ならグッと光る存在感なんだけどネェ。じゃあ他に誰が、と言われると弱いんだが…うーーーん、「赤ひげ」で訣別した三船敏郎くらいかなぁ?エ、ありきたり?そりゃごもっとも。 【へちょちょ】さん 6点(2003-01-30 12:38:35) 11.非常に好みの別れる作品だとは思う。池畑慎之介演じる小姓の「もう勘弁してくれ・・・」って感じがとてもいい!「石垣がある・・。ここは・・・どこじゃ?」「ここは・・・地獄さ!!」 【show】さん 9点(2002-11-12 23:27:42) 10.初めてみた黒澤作品。色彩感覚が素晴らしい。城攻めシーンも大迫力!なんだけど、騎馬戦はちょっとなあ・・・稚拙。それでも、ストーリーは言われてるほどつまらなくはなかったし、駄作と斬って捨てるのもどうかと思う。 【C-14219】さん 7点(2002-08-08 09:57:19) 9.カラー以降の作品をリアルタイムで観て来た世代の私にとっては、さほど悪い作品ではないと思います。冷静に鑑賞していると、もうこんな日本映画は今後作られないだろうな・・・と思えるくらい、かなりの大作になっているんじゃないかと思います。合戦シーンは相当な出来ではなかったでしょうか?(特に城攻めの辺り)個人的には、私の映画史の中では、自分の映画観に相当な影響をもたらしてくれました。後半の騎馬戦のあたりの稚拙さがなければ、もっとよかったと思います。 【はむじん】さん 7点(2002-07-25 03:04:06) 8.私は割と面白かったですよ。だんだんと化け物と化していく原田美枝子さんがとてもよかったし、池畑慎之介さんも飄々としていい味出していました。隆大介さんが好きなんで、ああいう役も面白かったですよ。それと、どなたかも書いていらっしゃいますが、植木等さん、存在感がありましたねえ。わたし的には「影武者」よりもこちらの方が好きです。 【オオカミ】さん 8点(2002-04-28 20:29:09) 7.戦国絵巻というが・・・少し小さすぎたのでは?日本映画全てに言えるのだが。。。3万人の合戦を数百人程度のエキストラでやるのは無理があるのでは? 【放浪者】さん 8点(2002-04-17 08:50:53) 6.中盤はたるい。後半の合戦シーンは美しい。個人的には、植木等がすきだな。黒沢監督は、もしかしてカラー映画になると面白くないのかな。「影武者」は、「天と地と」といい勝負のおもしろくなさだった。 【syubo】さん 6点(2002-03-06 01:52:57) 5.ふつう。でも、黒沢は評価が高すぎると思います。 【redsox★☆】さん 5点(2002-01-29 22:13:32) 4.「天と地と」の何の工夫もない脚本よりずっといい。大金をかけた作品にすれば成功だったと思う。 【ます】さん 9点(2001-08-03 17:53:51) 3.仲代達也は国際的な良い役者さんだと思うが、老人の役は似合ってなかったのでは?もっと適役がいなかったのだろうか? それと“楓の方”と“末の方”を対比させる割には、原田美枝子と宮崎美子の扱いがあまりに格差をつけ過ぎている。だって宮崎美子なんてアップが全然ないじゃんか?原田美枝子が楓の方と末の方のどちらが良いかと聞かれて、楓の方を選んだそうだが、もし原田が末の方を選んでいたら同じよいうな扱いをしたであろうか? 【☆】さん 5点(2001-05-02 00:40:51)
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