みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
424.名作ですね~ ほとんど一つの部屋だけで展開されているにもかかわらず、この面白さ..すばらしい~ 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2010-06-04 13:02:18) 423.《ネタバレ》 みなさんの評価が非常に高い作品でしたので、かなり評価のハードルを上げて鑑賞しました。・・・が、期待に違わず充分に楽しめました。最初から最後まで飽きることなく、あっという間に終わったという感じです。 最後まで粘っていた陪審員が折れたシーンでは、序盤に自分の息子の写真を見ながら恨み節を言っていた場面が伏線になっていて、無理なく終わったという印象を受けました。 また、主人公に老人が最後に歩み寄り名乗って握手するのですが、そのままサラッと別れていく。それだけでなく、あれだけ熱く喧嘩腰に言い合った連中が、何事もなかったかのように日常に戻っていくというのが印象的でした。こういった匿名性や中立性が陪審員制度では重要なんだと改めて感じました。 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 10点(2010-05-09 05:39:18)(良:1票) 422.さすが、名作、飽きさせません。が、何度も繰り返して観たいとも思いませんでした。 【ダルコダヒルコ】さん [ビデオ(吹替)] 5点(2010-04-30 00:07:04) 421.密室の中だけで事件を推理し解決する、その設定が面白い。出てくる陪審員はどれも個性豊かな面々。彼らが意見をぶつけ合い、ときにはとっくみあいになって事件を推理し、またその過程で意見がどんどんと変わっていくのが面白い。ということでそれなりに楽しめる作品ではある。 しかし、どうしても邦画の「12人の優しい日本人」と比べてしまう。「日本人」の方が本作のオマージュというかパロディというかパクリではあるのだが、どっちの方が出来がいいかと言えば断然「日本人」の方に軍配が上がる。陪審員のキャラの個性の豊かさや、その作り込みも「日本人」の方を見た後だと物足りなく感じる(ずっと怒ってる男が3人くらいいてキャラがかぶりすぎだったり)。議論が進む中で陪審員の意見があっちへ行ったりとくるくる変わったり、最初は黙っていてほとんど議論に参加できなかった人物が後半重要な意見を発するようになったり、結論を導く中心人物になったりと展開のドラマチックさも「日本人」の方が上を行く。 「怒れる~」の方は事件の推理においても、特にうまいと思えるギミックもない。「日本人」の方には例えば「ジンジャーエール」のくだりのように「なるほど」と思えるギミックをいくつか用意されていた。また「怒れる~」には謎解きに伏線が全くない。例えば最後に向かいのアパートの目撃者が○○○をかけていたということがわかり、重要な鍵になるのだが、伏線がないものだから、意外性や面白さが全くない。 まあやはり古い映画なのでまだまだシナリオが未熟と言える。とはいえ後から作られたパクリ作品で本作の評価が下がるというのもおかしな話かもしれない。でもまあどっちを見るのを勧めるかと言えば「日本人」の方になろう。ついでに言えば同様の密室劇推理もので邦画の「キサラギ!」もオススメ。 【椎名みかん】さん [DVD(吹替)] 6点(2010-03-22 10:46:52) 420.見ていくうちにグイグイ引き込まれて行きました。12人の人間が話しているだけで観客を引き込んでいくストーリーには脱帽。しかし、12人の中に女性や黒人がいなかったり、推理も曖昧なものだったり(素人だから仕方がないけれども)完璧とはほど遠い作品ではあります。 【べいんびーる】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-03-11 02:21:07) 419.終始惹き込まれました。とても良かったです。 【ピンフ】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-03-08 13:08:20) 418.こんなに昔の作品が今見てもおもしろいのは,それだけですごいことだと思う。 50年前なら文句なく10点でしょう。 【Yu】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-02-05 14:02:39)(良:1票) 417.会話のやり取りでストーリが進むのだが、それだけでグイグイ引き込まれていく作りに脱帽。ヘンリー・フォンダ扮する陪審員以外の変心が速過ぎると思う場面もあるが、それは映画という時間枠内での調整と言うことで目を瞑れる。ほぼ1室だけのシーンでありながら映画が成り立ってしまう作りは凄い。 【円軌道の幅】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-01-11 22:53:08) 416.あの狭い舞台であれだけ引き込める脚本はさすがだと思う。本当によくできていた。 ちょっと迫力に欠けた部分もあるが、十分に傑作。 【SAKURA】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-01-11 11:58:05) 415.もう皆さん仰る通り名画中の名画です! 【おーる】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-12-26 21:38:22) 414.《ネタバレ》 レビューの高さに釣られて見ましたが・・・地味な感じがして私には合いませんでした。 【zack】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-12-07 10:57:21) 413.《ネタバレ》 導入部分がやや退屈だったが、二本目のナイフが出てきてからは引き込まれっぱなしだった。本当に良く出来ている。しかしこんな昔から「最近の若者は…」って言っているんですね(笑) 【ふじりんご】さん [DVD(吹替)] 7点(2009-11-06 17:47:11) 412.いらないシーンが無く非常にシンプルにまとめられていてとても観やすかったです。 【アフロ】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-10-03 19:07:05) 411.12人それぞれが個性的であり、密室の中で怒りや迷いなど様々な感情を生み出す役者たちの演技も素晴らしく、感情移入せずには見ていられない。また、人を裁くということは云々といった説教臭いテーマにはあまり触れることはなくあくまで有罪か無罪かの議論に焦点をおいている点が、一般市民が集まって何となく審理を行うというリアリティと、見る側に考える暇を与えない緊迫した展開を生み出すことに成功している。多少強引な展開もあるが、それさえ大目に見てしまえるほどのおもしろさを覚えてしまうのは、判決を下さなければならないという現実から逃れられない密室の中にも、憎むことのできない温かい人間味が溢れているからだ。 【プライドだらけ】さん [DVD(字幕)] 10点(2009-09-29 00:35:31) 410.舞台となってる場所の大半が会議室で、その場面の少なさが逆にウリになっている作品。「映画の出来は脚本で決まる」みたいなことが言いたい時に、この映画を引き合いに出せばきっと大きな力になってくれるはず。 【日下部みさおは俺の嫁】さん [DVD(吹替)] 8点(2009-09-19 03:42:37) 409.「俺はアクションシーンのない映画は見ないぜっ」とか「私はラブシーンこそ全てよ」 という人以外の老若男女全ての方にお勧めします。 【代書屋】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-09-01 22:18:28) 408.地味だが目が離せない。視野狭窄で偏見に満ちた人をロジカルに説得していく。詰将棋やクロスワードパズルが好きな人にはたまらないかも。 【わさび】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-08-28 20:07:57) 407.《ネタバレ》 大変面白かった。 裁判の本当に重要な部分を可能な限り映画に取り込んだという感じが凄く良かった。やはり映画は映画なので、フィクションだし嘘くさい表現もふんだんに盛り込まれるわけだけど、最終的に面白かっただけでなく感じる物があったと言うのが実に秀逸だったと思う。 現代のアメリカの殺人事件であれば、科学捜査で即日釈放の可能性がある。でもこの映画では、そんな物ではなく市民の話し合いで量刑が決まってしまう。つまり、有罪か無罪かを決める作業を誰かが手抜きしないでやらなければいけない。それは関わった全員だ。というサインだった。また、実際の所この少年が犯人かそうでないか全く解らないしどうでも良い部分だ。 で、この映画の上手いところは、疑問を放り出して裁判という公務をいい加減に済ますべきでなく、結果だけがあっていてもそれは正義ではない。と言うテーマに気づかない人が観てもだんだん無罪に向かうサスペンスにも見えると言うところ。半世紀以上前の映画なのに、こういうあざといところが盛り込んである。 無罪かどうか解らない少年が、あたかも無罪のように感じられ、それを助ける映画のようにもみることが出来てしまう。実にずるがしこい。良くできている。感動した。 と言うわけで、裁判で一番重要である「有罪か無罪はどっちでも良いから、手を抜かない」と言う部分をちゃんと表現している希有な作品だ。登場人物達が話し合ってるのは、本質的に「少年を助けるためでは全然無い」と言うところは裁判の機能そのものであり、この映画以外でそこがきちんとしている法廷物にお目に掛かったことがない。 すでに完成している。科学捜査と絡んでくるので現代では本作リメイクや殺人事件を陪審や弁護士が無罪にする話は不可能だろう。 【黒猫クック】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2009-07-26 18:20:17)(良:1票) 406.《ネタバレ》 数年前、間違ってリメイク(97年版)の方を先に観てしまってたので忘れた頃にやっとオリジナルを鑑賞。しかし、受ける印象はそれほど感ぜず。確かに場面展開もなしだけで会話だけなのに退屈はしないが、特別素晴らしかったかというと微妙。 劇中では弁護士が無能でやる気がなかったという事ですまされてましたが、それにしても裁判がいい加減すぎてスリリングさがない。こんないい加減な裁判だったんなら皆結局、無罪にするしかないでしょ、といったムードで観れてしまいました。 見ているほうとしては裁判の中の微妙な穴をつくような華麗な理論で唸らされたかったところ。有罪派には感情的でブチキレてる人が多くて、もう面倒くさいから無罪でいいや、っていうオッチャンの気分がよくわかります(8番さんは初っ端に有罪の確信がないから無罪を主張したのが許されてたのに、このオッチャンの場合は無罪の確信もないのに意見を変えるなって責められてたシーンは首を傾げてしまいました)。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-07-23 15:53:13) 405.《ネタバレ》 名画中の名画過ぎて今まで何となく敬遠していたのだが、最近シドニー・ルメットの映画を観直す機会があったので、ついに鑑賞。先に三谷幸喜のリメイク(?)を観ていたので大体の内容は分かっていたのだが、やはり面白い。ヘンリー・フォンダってもっとダンディなジェントルマンだと勝手に想像していたのだが、実際観たら額の後退した普通のおじさんだった。そんなおじさんが「人の生死をたった5分で決めてしまっていいものか」と陪審評決に一石を投じたことからストーリーは動き出す。最後まで粘っていた強面のおっさんが「無罪だ…」と泣き崩れるラストは鳥肌が立った。疑わしきは罰せず。殺人犯を野放しにするのも怖いが、無実の人間が死刑になるのはもっと怖い。日本でも裁判員制度が始まり、この映画が他人事ではなくなった。 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-07-20 08:00:24)
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