みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
136.エンディングには少し物足りなさを感じたが、逆に過剰な演出をしないことで、現実感が高まっていたように感じた。 シガーはおそらく、「死」の象徴なのだろう。 死は人種などに関係無く、人間以外の動物にも(シガーがカラスを撃ったように)、全ての生きるものに平等に訪れる。 シガー自身、「俺はコインの裏表のように生きてきた」と言っているように、彼自身も全てを受け入れ生きるうえで、無感情に、別に殺しを楽しむわけでもなく、殺戮を繰り返す。 家畜を殺す空気銃や、全身黒ずくめの服からも、逃れられない絶対的な「死」を感じ取れた。 ハビエル・バルデムの演技はハマりすぎ。 殺しの演出もリアル。BGMが少なく、静かで暗い世界観も良かった。 とにかくシガーに尽きる。この恐怖感は妙に中毒性があり、何度も観賞してしまった。 【おーる】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-12-03 07:43:53) 135.すっきりしない・ストレス感じる・何かイライラする そんな映画 【狼さん。】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-10-12 04:09:31) 134.シガーってやつは何考えてるのかさっぱりわからん… それだけにスリリング。板尾が殺し屋になったらシガーみたいになっちゃうんだぜ。 【ライトニングボルト】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-10-02 04:49:28)(笑:1票) 133.うーん。確かにただの暴力映画と違う何かがありそうではあるんだけど、どうもそれが何か解らなくて消化不良。年寄りがのんびりと老後も楽しめない血生臭い国になっちゃたぜって原題に込められた思いということ?何というか、このストーリーなら、そういう重めのテーマ性を持たせないで、追うもの・追われるもののハラハラ感で楽しませ、あまり叩かれない程度の適度な暴力表現を持った王道娯楽でもいいじゃん。って思ったら、アカデミー作品賞受賞作ですか。まあ、王道娯楽では受賞できんわな・・・(でも、これを王道娯楽にしても助演男優賞だけは取れるんじゃないかな?あのインパクトは確かに凄いから)。そういや、アメリカン・ビューティも何かありげな(私にはちっとも解らん)テーマ性で受賞してたっけ・・・「アカデミー作品賞なら最低でもそこそこは観れる」と思ってたけど、なんか崩れちゃった。BGMとかで盛り立てない作りには好感も持てるけど、あまりに唐突に終わっちゃうのもうーん、って感じだし、私としてはかなりの残尿感ムービーです。。。 【あっかっか】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2009-08-31 02:08:10) 132.アメリカ映画だというだけで暇つぶしの為の2時間と 決め付けてしまう私だが久しぶりの傑作。 120分続く強烈な緊張感と、音楽も説明もなく淡々と壮絶な暴力が続く。 「この次はどうなるんだろう?」と思っているとこちらの期待を裏切るぐらい 呆気なく登場人物は死に、物語は続く。 エンドロールも唐突に流れ、見ている観客は物語に置き去りにされたままの状態である。 以外や?ここでの評価が「中」ぐらいの低評価だが、近年あまりない快感を得られる映画です。 アカデミー賞なんてちっとも気にしてなかったけど、こんな作品に作品賞を 与えるなんて逆に見直しました。 【仏向】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2009-08-27 22:55:01)(良:1票) 131.《ネタバレ》 追って追われてのシーンは緊張感があってとても見所があった。 それを推理しながら追っていく三者三様の三つ巴は1番の見所。 しかしそのわりに最後があっけなくて盛り下がったのは微妙だった・・・ 本当に盛り下がる最後!!!んー残念。。 そういうメッセージ性のある映画なんだろうけどさ~。。 【Sway N Lin】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-08-02 18:08:43) 130.みなさんご指摘の通り、シガー役を演じるハビエル・バルデムがスゴい! 殺し屋が登場する作品は数あれど、ここまでインパクトの強いキャラクターは記憶にないです。 つっこみどころ満載なんだけど、妙に納得できてしまう“揺るぎなさ”があるんです。 ストーリーはコーエン兄弟おなじみの、ひょんな偶然から階段を転がり落ちて行く、 悲しくも滑稽な人間ドラマ。近作には感じられなかったコーエン節が久々に効いていて楽しめました。 ファーゴやブラッド・シンプルが面白いと感じる人にはオススメできる気がします。 ケチをつけるとしたら、トミー・リー・ジョーンズの配役がもったいない気がしました。 彼は“傍観者”として使うにはちょっとクセが強すぎる気がするので… 【ぴっちー】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-07-22 15:26:25) 129.《ネタバレ》 最期まで頑張って観ましたが、全く意味が分かりませんでした。 ただ、シガーが物凄く強いのだけは分かりました。 【かずまる】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2009-07-22 12:06:13) 128.気持ち悪い。他に何も印象に残らない。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-07-21 15:46:36) 127.《ネタバレ》 スリリングな設定に反してやたら単調でダラダラした作りなのですが、後から考えるとそこが独自の世界として印象に残ってしまう困った作品。音楽と台詞を極力削った静寂あふれる雰囲気に5点、アントン・シガーの強烈なキャラに+1点。 【Olias】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-07-20 23:58:33) 126.なんかセンスいい映画なんだけど、コーエンぽい淡々とした雰囲気のため心揺さぶられることもなく。これっくらい軽い映画の方がデートとかにはいいのかも。 【HAMEO】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-07-13 20:27:06) 125.《ネタバレ》 絶対的な暴力(死)と、それを見続けてきた老練の保安官。 殺し屋の事故は、コインの裏表にまつわるものなのか、単に悪者を懲らしめる演出だったのか、死は死なないということか。 ラストは、老人に平穏は訪れないということだろうけど、相変わらずスッキリしませんね。 まあ終わりが無いものを主題に扱ってるから、スッキリを期待しても無駄と言えるんでしょうけど。 アメリカはこんなかんじなんだなあと、感じられれば良いと思います。 映画としてはとても良く出来ています。 裏をあまり考えないようにした方が良いと思います。 裏には死しかありません。(劇中のコインゲーム的な意味で) 【タックスマン4】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-07-05 13:35:12) 124.2007年のアカデミー賞を席巻したコーエン兄弟監督作品。 2001年の「バーバー」を観て以来、この兄弟の映画は、とりあえず観ておかないと損をするという感覚がこびりついている。 世界観が独特なだけに、好き嫌いの触れ幅が激しく、主観的な感想として当たり外れも多いのだが、今作はアカデミー賞の主要部門を確実に抑えた作品だけあって、またエライ映画世界を生み出したものだと思う。 正直なところ、一度観ただけでは、この映画の本質と染み込んだ味わいの深さを堪能しきれていないと思う。 3人のまったく異なる登場人物たちが暗示するアメリカという国の凶暴性と、不条理さ、虚無的な絶望感。 それらが、絶妙な台詞回しや、奇妙な緊迫感を終始携えた演出の中に垣間見えはしたが、鑑賞者としてそのすべてを確実に捉えきれたかというと、自信はない。 ただそれでも、この映画が持つ深みと、説明がつかない濃密さは感じ取ることができたし、初見としてはそれでいいと思う。 トミー・リー・ジョーンズの哀愁を携えた演技は渋かった。 しかしこの作品の中で圧倒的だったのは、やはり助演男優賞を獲得したハビエル・バルデムの超絶な怪演だろう。 “ぬぼ~”とした風貌から滲み出る奇怪さと、圧倒的な恐ろしさは、悪役史上に残る存在感だった。 自分自身の読解力の低さで、問答無用に「大傑作」と断言できないことは情けない限りだが、それは再び観る時の楽しみとしてとっておこうと思う。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-06-18 15:35:44) 123.《ネタバレ》 そこそこ面白かったけど、なんだか最後までよくわからなかった。 恐ろしさ、という味わいはものすごかったんだけど、それがおもしろさではないような気がして結局この映画のツボがどこなのかわからないまま終わってしまった。 見終わった後も、結局何が主題なのか全くわからず調べまくってしまった。こういうことは滅多にしないんだけど、アメリカでの評価の異常な高さを考えると単純に私がわかっていないだけなのではないかという風に感じたからだ。 よく見かけるのは現代の象徴であるとか、アメリカの風刺であるとか言う文章だが、当のアメリカ人がそういう風に全く感じていないようでやっぱりなぁ・・・という感じ。多くの人に行き過ぎたフィクションであることには変わりないようだ。 どうも日本人はヒット映画が極端な話だと現代アメリカの象徴にしたがるような気がする。 それからNo country for old menというのは、イェイツの「ビザンチウムへの船出」という詩の冒頭からの引用だそう。もしかしてアメリカ人は義務教育で深いところまで解っているのかも。 私は知ってなおさっぱりわからない。けっしてたどり着くことができない理想郷やあの世というのは、若さと永遠にあふれ老人の居場所ではなく、生きておいていく人間はそれに近づきながら遠ざかることへの永遠のジレンマ、という詩なのか、よくわからない。 そうであるとすれば、この詩の国と作中の「常識的な片田舎であるはずが突発的に暴力にあふれた辺境」となった自分の郷、きちんと生きてこなかった人間にはどちらにもいられないのではないか、と言う主題だったのか。 ちょっとまともに見えない登場人物たちすべてが見事に皆(生死は別としていろんな意味で)いなくなるのは、いかにも学術的に作り込んでます感がビンビン伝わってきてものすごい置いてけぼり感だった。 でもよくよく考えればアカデミー賞の本旨からすると、これ以上ないくらいアカデミックだし受賞もごく自然なことだったのかなとも思う。 映画本編ではよくわからなかったことも、いろいろと調べると次々といろいろ解って、それでも解らないことだらけで調べたことを元にいつまでもアメリカ人のレビューを読みふけるとまだまだ発見がありそうな予感がする。 なるほど、大変に良い映画だ。 【黒猫クック】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2009-06-01 23:12:38) 122.異様にエッジが立っているシガーのキャラクターに釘付け。モスとの対峙シーンより、一般人とのやりとりが異常性が際だってて怖かった。ヒリヒリするような緊張感の漂うシーンの連続の果てに訪れる、全然解決になってない結末。すごく乱暴なようで妙に納得感があり、その理由を自分ではうまく説明できなかったが、ザ・チャンバラさんのレビューを読んで膝を打つ思いがした。 【lady wolf】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2009-05-31 22:12:13) 121.《ネタバレ》 シガーは詰まり、文字通り「死神」を体現しているのだろう。一度「死」の決定が下されると、もう逃れるすべは無い。でもなぁ、なんだかルウェリンには勝って欲しかったなぁ、コーエン兄弟は「オー ブラザー」みたいな映画もあるし、ハッピーエンドを少し期待してしまった。 【leo】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-05-31 01:20:29) 120.《ネタバレ》 コーエン兄弟の作品は、いつも「面白そうなんだけど、見るとつまらない。」「一風変わった感じだけど、面白い方向に働いてない」というのが自分の感想です。 本作は序盤・中盤はかなり緊張感を保っていたけれども、やはり残念な結果であった。タイトルに見られるテーマ性も読み取れない作りで、観客不在の姿勢を感じた。 あと気になったのは、発信機を外した後も、居所を問題なく突き止めている点。映画のルールとして説明は必要。 【塚原新】さん [DVD(吹替)] 3点(2009-05-27 21:26:15) 119.《ネタバレ》 モスとシガーの逃走劇は緊張感があり良かったが、残念だったのは、保安官はシガーに追いつけづ、みすみす逃げられてしまったこと。それは保安官が老人(Old Man)だったからということか?なんとなくスッキリしない終わり方でした。 【nishiken】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-05-27 03:49:32) 118.タイトルの「No Country For Old Men」そのままの内容のストーリーで、ひたすら殺戮の嵐。 こんな国、老人だけではなく若者も安心して暮らせる国ではない。 2度観ようとは思わないが、ハビエルの存在感は凄かった。 コーエン兄弟の言いたいことはわかるけど、やはり彼らの作品は苦手なんだと痛感。 正直、面白くない。 ストーリーに1点、ハビエルに3点献上が精一杯かな。 唯一、斬新だったのは酸素ボンペの使い方。 我が家の父も肺気腫でボンベ使ってるから、 「これもちょっと改造したらああいう風になるのかな.....」と ボンベを掴んでみつめてしまった。危ない、危ない。 【gyu_yan】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-05-26 17:45:12) 117.《ネタバレ》 途中まで保安官がどこかで絡んでくるのだろうと思って観ていました、何もないままエンド。何の必要があって保安官が出てくるのだ? 【東京ロッキー】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-05-23 18:27:22)
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