みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
56.《ネタバレ》 新「エヴァ」は、一見さんお断りの映画になっています。ATフィールドやダミープログラム、進化して神に近づくエヴァなど、初めて鑑賞する人にはよくわからないでしょう。でも、それでよいと思う。TV版と映画旧版とあったが共に説明不足感が否めなかった。新「エヴァ」は不要な部分は除き、テンポがよく、適度に新しい要素を取り入れ、新鮮味が増し、リメイクとして成功していると思う。というかリメイクのお手本といってもいいくらいです。最大の違いは戦闘シーンが増えたことと、美的センスが数段に向上したこと。戦闘場面では、うーんと唸りたくなるような素晴らしいカットが数多く見られた。使途の強さも際立っていて飽きさせません。個性的で斬新なデザイン、躍動・失踪するスムーズな動き、音楽とも見事にシンクロし、まるで芸術を見る思いでしたよ。そのクオリティの高さは、過去のどんなアニメにも負けないでしょう。製作者の「エヴァ」に対する半端じゃない思い入れがひしひしと伝わってきました。宮崎監督や押尾監督もがんばっているが、新「エヴァ」が一頭地をぬいてると思う。物語はご存知の通り、「壮大」の一言。キリスト教の要素を取り入れ、人類の発生、進化、滅亡などに関わる地球規模のもの。並みの作品ではありません。これに親子の情愛、学園もの、恋愛の要素が濃密に加わります。そして謎だらけ、伏線だらけの脚本。世界中が熱狂したあの「スターウォーズ」に決して引けを取りません。それだからこそ心が躍るわけです。これまではサード・インパクトでラストを迎えてきたが、本作でもうそれが始まってしまった!ワクワクしますね。きっと人類補完計画も新しいものになっていることでしょう。今後どのような大風呂敷を広げてくれることか、大変楽しみです。完結のあかつきには、アニメ史上最高傑作と称されると予想しますよ。テレビ版以上にサービスカット(Hシーン)を多用していますが、もうそのようなものは不要では?と思わせるほど作品の質は高いです。大画面で見て決して損はありません。残念な点は、背景画がすこし荒いのと、昭和歌謡を用いたことです。 【よしのぶ】さん [映画館(邦画)] 9点(2009-09-01 00:24:43)(良:2票) 55.かなり巷で評判になっているらしいので観に行ってみました。私はエヴァの熱狂的なファンでは無いので断言はできませんが、本作はファンとしては非常に納得のいく出来だったのでは無いでしょうか。おいしいシーンを「これでもか!」と云うほど詰め込んでいるので満足度は高いでしょう。しかも詰め込んだシーンもスピーディーに展開するので全然かったるくないのは良かったです。戦闘シーンもサービスに溢れていて、相変わらずエヴァの陸上競技のような全力疾走は観ていて面白いし爽快です。その他には中盤のお弁当のくだりが良かったかな。やっぱりああいう日常シーンは主人公達が14歳なだけに安心するというか観ていて心地よいです。 只、やっぱり映画としてどうと言われると、前述した詰め込みが兎に角多いので話の一つ一つがブツ切りになっていて纏まりに欠けていると思うとか、一々日常のシーンでお気楽な音楽を挿入しなくてもいい気がするとか、登場人物が一々独り言(つぶやきかな?)を話すなど、突っ込みたい点はありました。 しかし総括してもテレビアニメの劇場版にしては非常にいい出来だったと思います。それにしてもあの引きのエンディングは続きが気になる……笑 【民朗】さん [映画館(邦画)] 6点(2009-08-23 17:58:35)(良:1票) 54.見終わった後友達と「すげえ・・・すげえ・・・」とそれ以外の言葉が見つからなかった。 とにかく展開がアツい!よく一つの映画にあそこまで詰め込んだものだと感心してしまった。 【SAKURA】さん [映画館(邦画)] 9点(2009-08-23 12:01:27) 53.《ネタバレ》 まず自分はテレビでのアニメも全話、序も序以前の映画もすべて見た人間です。 とりあえずは、とても面白かったです。 最初エヴァの新劇場版が出ると聞いた時のエヴァ世代の反応としては「エヴァ商法」とか「また自己満足的な最終話になるだろうか」みたいな批判的な声ばかりで自分もそう思っていて、まだこの第二弾でそれらの不安要素からくる霧が完全に晴れたわけではないけどそれでもとりあえずは、この破で最終段階への希望はつながれたと思えた。 それだけ今回、そして以前からの映像を一新しさらに今までのエヴァの様式美のような使徒の攻撃や行動、その他表現はとても濃く強く美しくなっていた。 序でのラミエルの完全な直線や立体としての美しさに続き今回も使徒の形態や造形なんかは本当に美しく敵として正しくカッコ良かった。 内容もアニメに比べキャラクターの内面や意志が向かう方向性はとても有機的で有意義で暖かみのあるものだった。 それだけに展開にはとても悲しみがあった、アニメを見ていれば分かっていたはずなのにそれでもさみしかった。 あと、アニメ版での全体的な残念感はエヴァはロボットもの(と言ったらファンに怒られるのか…)だと自分は思ってたんだけど キャラクターの精神性なんかに比重が偏っていて純粋に戦闘やエヴァを楽しみたい人は物足りなかったのもあったと思う。 (もちろんこのアニメは戦闘よりも人間の内面やシナリオがメインだとは思うけど…。) 今回はそんな物足りなさを少しも感じないほどにエヴァが活動する。 走る走る!びっくりした、あんなに走るのね、あいつら。 三体で田を、町を陸上競技をモチーフにしたような動きをさせているのには興奮したし仮設やビーストの動きは本当にロボットものとしてドキドキした。 そして見終わった後にはテレビを見ていた時の懐かしさがこみあげました。 次が楽しみ。 【05】さん [映画館(邦画)] 10点(2009-08-18 23:29:56) 52.テレビ版を観た・観ていない次第で点が割れそう。戦闘シーンの完成度高し。 【わさび】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-08-16 03:27:43) 51.エバンゲリオン、私には難しい映画だなあと想いました、絵コンテ、戦闘シーン以外の絵がかわいかったり、背景の街や乗り物の絵が、良くかけているなーとか、そんなかんじですかね。翼を下さいとか、赤い風船辺りの曲が、映画の中で良く流れていたが、今の若者には、目新しく聞こえるのかな。あの歌自体は嫌いじゃないけど、映画見ながら、なんだかなあ、と想ってしまいました。エバンゲリオンの戦闘シーンとか、使徒とか、そういう正解が中々、わからないので、これだけしか見ていないので、私ら50歳台には、厳しい映画なのかな、、、とおもってしまいました、映画って素晴らしい。って、締めくくるんだけど、ちょっと微妙な雰囲気でした。女の子とかの絵コンテ、顔とかは好きですね。可愛く書けていました。 【yasuto】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-08-10 15:12:32) 50.~旧エヴァ補完計画~ オリジナルのエッセンスを残しつつの斬新なリメイク(ストーリー・キャラ共に)が、飛躍的な作画技術の進化を得て、『エヴァオタ』の心を大きく揺さぶります。ファンの予想・期待を良い意味で大きく裏切ったこの作品に、金儲け主義の単なる旧作の焼直しではない、製作者側の良心と「エヴァは生き続ける!」という強い意志を感じました。 近年のキャラ販売等のエヴァ商法には辟易する感が強かったが、この作品は納得です。 そう言いつつ、綾波会いたさに「パチンコエヴァ」を打ち続ける私は、完全に嵌められている? 【つむじ風】さん [映画館(邦画)] 9点(2009-08-10 01:54:36) 49.14歳の息子と観に言った。ちなみに私も碇ゲンドウとまあ同世代。不思議な縁だ。第一作をビデオで観てから映画館に直行。息子は初見。私は一挙再放送ではまった口だ。初見の人には厳しいというコメントもあったけど、息子にとっては「マトリックスより深い世界観に衝撃を受けた」との評価。翻訳すれば、これは最高傑作という意味だ。「シンジ達と同世代のモノとして共感できたか?」との訊ねると、「自分のことのように共感できた。どこが共感できたなんて訊かれると、まるで心の中の宝物を汚された気分になる。」との答え。息子もシンジと同じような心の闇や葛藤を持っているのだろうか?とにかく、いつの間に成長したな~。こいつ。息子は原則日本映画は観ない主義だ。ハリウッド映画のクオリティを信じている、というよりは、日本映画に本来の映画とは別の要素を感じているらしい。私もやや同感。時にはホームランを打つときもあるので、観に行くけど、平均点としては草野球とプロ野球ほどの違いがある。しかし、アニメーションというフィールドは別らしい。ここには常時ホームランを打てるプロ集団が確かに存在する。構築した世界観に一切迷いがない(ように見える)ところが素晴らしいではないか。久々に親子の会話が成立したことを祝して、この点数。 【正義と微笑】さん [映画館(邦画)] 10点(2009-08-07 00:28:45)(良:1票) 48.前作は総集編という感がいなめなかったが、今回は楽しめた! 【miso】さん [インターネット(字幕)] 7点(2009-08-04 23:04:49) 47.《ネタバレ》 TV版も観てないですし予備知識的にも乏しい自分ですが、前作より良かったと思いました。観終わった後に次作も観てみたいと思いましたね。しかし、予備知識なしにみてくのはかなりついてけないです。最終作まで観て果たして納得できるんだろうかとかなり不安。前作のごにょごにょした理解しづらいキャラクターの人物背景などから離れて、随分とすっきりした結果と思うので、またごにょごにょとした話になってくと嫌ですね。 【森のpoohさん】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-08-02 03:41:45) 46.《ネタバレ》 エヴァらしいオリジナルな設定(捕食されるエヴァ、サードインパクト、人ならざる物へ進化するエヴァ)、 精密な描き込みのジブリ、過剰なまでのハイライトや色彩の新海誠とは別アプローチのボカし表現による綺麗な背景美術、使徒の幾何学的なデザイン、エフェクトのデザイン など随所に見られるオリジナルな映像表現、起承転結から離脱したストーリー展開が、括弧たる世界観となり 独特の空気感が生まれていた。最近ではダークナイトでも同様のオリジナルが作る空気感を感じたが、 こういう映画は是非劇場で見たい。 話の内容自体は、あいかわらずエヴァでついていけない部分が多いが、今までのエヴァと違った点として、 シンジがレイを助けたいという、普遍的で誰でも分かる感情が強くなっている為、わからない要素はあるものの シンジの成長や頑張りに強く引き込まれた。 アニメ版では、レイがどんどん人間っぽくなくなっていってしまっていたが、破まででは レイはどんどん人間っぽくなっていっている、当時、設定等は分かりにくくても良いが、感情表現部分を、もっと素直にやってくれれば傑作になったんじゃ!?と歯がゆい思いをしていたので、そういう願望に答えてくれたように感じた。 次回作にも期待。 【六爺】さん [映画館(邦画)] 9点(2009-08-01 23:19:52)(良:1票) 45.《ネタバレ》 新劇場版の2本目ですが、かなりストーリーを変えてきましたね。ビジュアルやストーリーは濃厚だし、感情表現が豊かになりつつあるレイや協調性のあるアスカとか上手く絡めてて、TVや旧映画版よりエンターテインメントに振ってきてるので楽しめました。 新映画はレイ好きは大喜びでアスカ好きはガックリくるかもなぁ(次回の予告で再起不能かと思ったアスカはハーロック状態で出てたけど)。新キャラのマリ登場時の性格がわかるような「365歩のマーチ」、アスカの場面の「今日の日はさようなら」は選曲が抜群で効果的だったけど、初号機覚醒の「翼をください」は同じ系統だったのでくどさを感じた。ゼルエルが零号機を「バクッ」「ペッ」からレイ救出までの展開はシビレましたよ(旧作を観てるからだろうなぁ)。諦めないシンジは男らしくなってて台詞も行動もカッコ良かった。 このまま「万人が望んだエヴァ」でラストまで行って欲しいわ。ラストのカヲルの「今度こそ君だけは幸せにしてみせるよ」は監督からファンへのメッセージと取りました。IFの世界なのか2週目なのか気になるところですがどうでもイイです。きっちり〆てくれ庵野。大ドンデンは勘弁してね。 【ロカホリ】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-07-25 11:46:55)(良:1票) 44.《ネタバレ》 この物語をそもそも受け付けない人には向かないが、ファンであれば超大満足の傑作になった。いろいろ粗を探せば文句をつけたくなる箇所はいくつかあるが、夢中で鑑賞したので、そういう減点をしようという気にはなれない。というわけで冷静に評価すれば8点から9点の間というところが妥当でしょうけど、四の五の言わせないだけの凄みがあるので、あえて満点とした。 新キャラのマリがエヴァンゲリオン仮設5号機で使徒と戦うところから始まる今作品はほぼ新作。TV版のエピソードや使徒の基本デザインを借りてきている部分もあるが、展開は完全に新しいものに。特にアスカの扱いが(おっとこれ以上はネタバレ)ストーリーはずいぶんとすっきりしてエンターテイメントの要素が高い。使徒との戦争は高揚感も迫力もこれまでの作品とは桁違い。映像のセンスが凄くて目は釘付け。 登場人物の心の葛藤も良く描けていてクライマックスに修練していくドラマの組み方も見事。そのまま「完」でもいいくらい満足した。 ただ、それくらい今回の第二部の完成度があまりに高いしストーリー的にも行くところまでいっちゃっているので、第三部以降はどうなるのかちょっと不安。 【TATSU0691】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 10点(2009-07-24 03:43:53)(良:2票) 43.《ネタバレ》 どうせDVD買うのだからと劇場には行かないつもりでしたがパンフ欲しさに劇場へ。パンフは長期売り切れでしたが、行ってよかったです!あの戦闘シーンの迫力とスピード感は映画館の大画面・大音量でなければ味わえません。鳥肌がたちました。それだけでも今回の映画化は成功です。新ストーリーやキャラクター修正も好感が持ててよかったのですが、あえて個人的に気になった点をいくつか...①唱歌や「翼をください」さらにウルトラマンのSE(携帯着信音も)は違和感があった②ゲンドウが参号機の受領(シンクロ実験)よりも食事会を優先するのは無理がある。司令という立場上、現場には行かなくても本部には居るのでは?③最後、シンジはあの修羅場の中でどうやって短時間で初号機まで辿り着いたのか? 【あおみじゅん】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-07-23 15:53:03) 42.《ネタバレ》 鶴巻・摩砂雪監督のヱヴァンゲリヲンであり、庵野監督のエヴァンゲリオンとは別物でした。文字通り旧作を破壊し、新しい物語にしてしまっています。 ですが、面白さも破格です。 シンジの内面の病的な不安定さが一歩ひっこんで、シンジが真っ当な成長をするヱヴァ。 最後に自分を信じ、綾並を救い、「これでよかったんだ・・・」と断言するラスト。 ここ胸を撃たれました。感動しましたよ。 旧作の難しいつくりをちゃんと理解した上で、綿密につくり直さないと、成功できない映画ですね。 また絵をほとんど作り直し、最新の技術をフルに使った贅沢な映画ですが、それだけではなく、映画として大事な部分がしっかりしていて、観ていて本当にうれしくなりました。 【ながもん】さん [映画館(邦画)] 9点(2009-07-21 15:19:46) 41.いやーなんていうかね。予告編で仮面ライダーでしょ。売店のカップじゃなくてペットボトル装着率異常に高いし。あーいう層の人たちとシンクロ率40%超に見られたくないね。ていうかなんでアスカの苗字変わってんだよ。UCCじゃなくてICCだろよ。ミサトさんは缶ビール一気飲みしてプハーってやってこそだろふざけんなよサハクィエルはもっとぺちょーんとしててこそサハクィエルなんだよ。ったく。 【ジェフゆないてっど】さん [映画館(邦画)] 5点(2009-07-20 23:39:59) 40.《ネタバレ》 面白かった。 次作にも期待しているが、最後まで油断しない様に気を付けようと思っている。 なぜなら、TV版で中盤から盛り上がってきた所を、後半で見事なまでに裏切られた苦い経験があるからだ。 (未だに賛否両論有るが、私個人はTV版の後半は物語を収束出来なかった製作者側の視聴者に対する裏切り行為だと考えている) あの様な思いはもうしたくない。 本当の意味での「完結」に期待。 【たくわん】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-07-20 13:47:10) 39.《ネタバレ》 うん、10っ点。これは面白いもん。 テレビ版から観ていて、アホかと思うくらい中身がないけど器は大きく大変しっかりしているこの話にいつか中身を入れてやればいいのに。と思っていたら軽やかにやってくれました。 これまではどうもえげつないやり口で物語を支離滅裂にパラレルで展開していったあげくちゃんと完結してない(というかどうも収束へのプロットそのものを考えていない)という状態には閉口した。 今回ちゃんとした客が求めてるものを理解したのか新版では急に作りがプロっぽい。 これまでの、異常者のような大人が異常な大人になり始めた子供と傷をなめあう様は、グロテスクな戦闘描写と相まってサブカルチャー的なおもしろさを爆発させていた。とはいえひたすら見た人の未成熟さにつけ込む。観てる子供をキャラの台詞や攻撃性に共感させるだけでなく、空設定を理解している気にさせて引き込む技を繰り返して、中毒症状を起こさせる技術でしかない作りにはかなりイライラさせられた。 今作ではちゃんとした「話」としてちゃんと「造り」にきてる。嘘くさい狂ったような気持ちの悪さはちゃんと考え直されている。人の気持ち悪さは理由付けがあるPTSDのようなものに置き換えられて、世界観の嘘くさい気持ち悪さは妙なリアリティを造って抜けられなさという絶望感をきちんと造ってきている。これにより嘘くさい人間描写に煩わされずストーリーに集中できる。 相当練り込んであり、同じロボットアニメでも戦争中の口げんかでそうかもと思わせる技法に頼り切りのガンダムとは明らかにジャンルが違う。比べたら失礼か。出発点はほとんど同じだったはずだけど、「作品」であることを捨てて関係者を食わせ続ける道から外れないという責任を選んでいるガンダム業に対し、エヴァンゲリオンは映画という媒体で作品という形で自己完結することができそうだ。 でも一つ気になるのは性描写というかサービスカット。ものすごい勢いでパンツや胸がバンバン出てくるんだけど、子供が観るのは良くないような気がする。大人が観る分には全然かまわないしもっとやっていただいてもかまわない様な気もする。でも子供の裸は微妙に罪悪感のようなものもあったりする。 【黒猫クック】さん [映画館(邦画)] 10点(2009-07-20 04:07:04)(良:1票) 38.《ネタバレ》 過去の劇場版エンディングに文字通り横槍を入れて終わる本作。次回作で最後のサービスがどういったカタチに収まるのか、楽しみです。 【njld】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-07-20 01:11:07) 37.《ネタバレ》 このアニメが始まった当初、シンジやレイやアスカと同じ14歳だった。そして、それ以来その倍近くの時間をこの作品と共に過ごしてきたわけだけど、今劇場版の破の上映時間中ずっと、過ぎ去った過去の膨大な記憶が怒涛のように押し寄せてきた。ああ、俺も大人になったんだなあと思った。そして、もうあの頃には戻れないんだということをはっきりと感じた。なぜか目頭が熱くなった。ダウナーな世界に入り浸り、その世界にカタルシスを感じていたあの当時、誰もが見たかったエヴァ、心の深い奥底で無意識に望んでいたエヴァはこれだったのかもしれない。仕掛けられた謎や難解さで注意を引き膨大な奥行きを感じさせるあの魅力とは違う、心の鬱屈した部分をナイフで抉り出すあの魅力とは違う、心の奥底でこうなって欲しいと漠然と思っていた形が眼前に広がっていた。いや、こうなって欲しいという想像を軽く超えていくほどに素晴らしい出来栄えに仕上がっていた。心のツボを同時に四方八方から強烈に刺激されている感じさえした。動機付けや設定にメスを入れ、娯楽追求を徹底していた。特にシンジ、レイ、アスカの変貌ぶりには泣かされてしまった。各キャラに、人間らしいあたたかな感情が流れている。REBIRTHで激しく心を揺さぶられ、その後の夏エヴァでどん底に叩き落され、激しいトラウマを与えられ現在に至るのだが、これからまた前回のように叩き落とされるのかもしれないという一抹の不安はある。頼むからこのベクトルを保って欲しい。暗闇の中に燻る希望の光も描いて欲しい。次作以降でまたトラウマ方向に持っていかれたら、自分の中で、この『破』をヱヴァンゲリヲンの結末にしようと思う。 未完なままでもいい。それでいい。 【Nujabest】さん [映画館(邦画)] 10点(2009-07-16 03:42:13)(良:2票)
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