みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
30.ストーリーはわかりづらいんですけど、そんなこと関係ないくらいアクションはキレてます。近頃のアクションに多いハイテク機器はあまり登場しませんが、一生懸命体使ってます。好き嫌いは別として、誰が見てもトム・クルーズは大スターなのに、あそこまでアクションにチャレンジしてると、周りも一生懸命やらざるを得ないでしょう。もちろんCGも使ってると思いますが、結構きわどいことも実際にやってます。すごいですよ。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-08-24 16:58:25) 29.《ネタバレ》 予告編をはじめとするプロモーション映像で散々映し出されていた“あのアクションシーン”が、冒頭でいきなり展開され、それが今作の贅沢な“つかみネタ”であったことを知った時、「やっぱこの人は馬鹿だ」と思った。「トム・クルーズは、本物の映画馬鹿だ」と。 シリーズ最高傑作だった前作「ゴースト・プロトコル」同様に、今作においても何よりも賞賛すべき対象は、“トム・クルーズ”その人をおいて他にない。 前作から4年の月日を経て、今年(2015年)53歳になるハリウッドスターが、今回も全力で走りまくり、跳びまくり、潜りまくり、闘いまくる。 映像的なマジックは多分にあるのかもしれないが、それでも、五十路を優に超えて“半裸”で全力疾走は、なかなか出来るものではない。 ただ走るだけならそりゃ出来るかもしれないが、5作にもおよぶスパイアクション映画の絶対的な主人公として、相も変わらず“格好良く”疾走する様に、もはや尊敬せずにはいられない。 ここ数年のトム・クルーズの“仕事ぶり”には、特に目を見張るものがある。 主演映画、製作映画のほぼ総てが確実に見応えのある作品に仕上がっている。 その理由は明らかで、冒頭に記した通り、この人の“映画馬鹿”ぶりに益々拍車がかかっているからに他ならない。 おそらく他の誰よりも、沢山の映画を観て、沢山の脚本を読んで、自らの目で才能に優れた監督や俳優を見出し、自分の主演作に最高の陣営を揃え続けているからだ。 そして、その最高のスタッフ、キャストに応えるために、彼は主演する自分自身の鍛錬と挑戦を惜しまない。 他の誰よりも、トム・クルーズは、トム・クルーズを格好良く見せる方法を知っていて、それを実践している。 その在り方は、映画スターとして、プロデューサーとして、本当に素晴らしいことだと思える。 さて「ミッション:インポッシブル」シリーズ5作目となる今作。前作に負けず劣らずアクション映画として傑作だと思う。 前作ほどのアクションシーンにおいてビジュアル的な派手さや新しさはない。その代わりに、お決まりの王道的展開を真正面から堂々と描き切り、最高の品質でブラッシュアップしている。 時に気品さえ感じる骨太なアクションシーンの連続は、とても見応えがあり、ただただ楽しい。 そういう意味では、冒頭の派手なアクションシーンはある種前作のテイストを引き継いだ“サービス”であり、それと同時に「こっから先は私の趣向でやらせていただく」という監督のプライドと自信の表明だったように思えた。 ヒロインに抜擢されたスウェーデンの女優レベッカ・ファーガソンも最高。謎めいた二重スパイ役を魅力的に演じきっていた。 かつての愛妻ニコール・キッドマンを見初めた頃から発揮し続けられるトム・クルーズの“審美眼”の確かさにも頭が下がる。 この誰よりも自分が大好きな努力家のハリウッドスターは、まだまだ続編を製作する意欲に溢れているに違いない。その資格は充分にあるし、期待せずにはいられない。 そんな満足感を携えつつ、仕事帰りのレイトショーを観終えた。 そして、スーツの襟を正し、スパイ気分で少し慎重に周囲に目を配りながら映画館を後にした。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 9点(2015-08-22 00:27:40)(良:2票) 28.おもしろかった! ヒロインもいい女だし、お馴染みのメンバーたちもやっぱりいいね。 はじめから終わりまでもう休む暇なし。おかげでポップコーンが湿気ちゃった。 ただひとつ、シンジケートという割には構成員が少ないのがぱっとしない。 このクオリティだったら次も絶対劇場です。 【Skycrawler】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-08-21 22:59:56) 27.《ネタバレ》 冒頭から見せてくれるイーサン・ハント走り。運動会みたいなんだけど、昔の漫画みたいなんだけどかっこいい。あのフォームが好きなんです。飛行機からガス兵器とともにパラシュートで降下しようとするときの困り笑い。かっこいいトム・クルーズを堪能するには十分な本作ですが、お話自体は何か大味。一国の首相をこういう裏稼業のお話にコマのように出演させると、むしろ安い作りになってしまいます。それができるのなら、何でもアリというわけですので。だからアクションはいいけど、全体の印象は「相棒」の劇場版みたいだと思いました。 【なたね】さん [映画館(吹替)] 7点(2015-08-18 19:51:57) 26.《ネタバレ》 アクションのアイディアが今一つかなあ。例えばインディジョーンズならゴムボートをパラシュート代わりにして落下、さらにそこからスキージャンプの着地よろしく滑降していき、そこからさらに渓流へと。007にしてももっとかっこよくて奇抜でアッといわせるアクションが冒頭に入るんだが、この映画のはなんなんだろう。飛行機に飛びつくのはいい。だがそこからの危機回避の仕方がずるい。魔法の杖のように電子機器出てきて飛行機のドアロックを操作する?どうなのかねえ?そもそもその特定の飛行機を操作する準備はどうなってるの?そっちのほうがスパイ大作戦じゃないのかよ!!難易度かなり高いぜ。無理やりすぎるんだよ。なら初めから飛び立てないようにしちゃおうよ(笑)。遠隔操縦もありだよねえ。こういうアクションものもそうだし、カンフーもの、チャンバラも、「決まり事」、「そこは突っ込んじゃダメよ」みたいな前提を客に強いるようなアクションはダメ。この映画はそういうのばかりでがっかりのし通し。水から上がった女性のスパイ役の「だるん」とした太もも、お尻!まだ30そこそこの女優なのねあれ。50を超えてなお若々しさを作っているトムクルーズにしっくりきていたのが唯一の見どころだったかなあ。 【小鮒】さん [映画館(字幕)] 6点(2015-08-17 07:37:03)(良:1票) 25.《ネタバレ》 5作続くシリーズだが毎回監督が違うせいか作品の毛色がいつも違うこの「ミッション:インポッシブル」シリーズ。だが4作目が好評だったためかどうかは知らないがキャストも方向性も前作に近い感じを受ける。トム・クルーズの体を張ったアクションはもうお約束だが3作目のようにシリアスになりすぎずユーモアもたっぷりで娯楽に徹した作りだ。 しかし、予告編やCMでも今作の売りとばかりに流れていたあの飛行機に張り付くアクションが冒頭に出たのには驚いた。もちろんこの後もアクションシーンは満載なのだが冒頭のようにド派手なものではない。今作のアクションはどちらかというとスマートな印象を受ける。スタイリッシュというよりスマートでキレがある。特にオペラでのアクションが気に入った。ドタバタになりそうなところをいい塩梅に緩急をつけ緊張感を切らせず、しかし最後に脱出するところはユーモアで締める。見事!その後に続く水中アクション、車からバイクへ続くハイスピードなカーチェイスも見応えがあり飽きさせない。そして、ラスト。このシリーズはいつもラストは黒幕と殴り合ってる印象があって今回もそうなるのかと思ったが良い意味で意表をつかれた。殴り合いで屈服させるより屈辱的な確保の方法だし、序盤に自分がやられたことのお返しにもなっていてやはり今作はスマートで粋だ。 ヒロインもミステリアスで良かったし(顔は好みじゃないかな)、サイモン・ペッグやジェレミー・レナーの続投、皆勤賞のヴィング・レイムスも嬉しいがやはりトム・クルーズが素敵だ。素でもかっこいいがアクションをこなしているトムはやはりメチャカッコいい。「3分間息を止めるのなんて余裕だよな」と言われた時の顔もお茶目で、いろんな表情のトムが観たかったら「ザ・エージェント」の次にこれを推すかも。最近は「もう映画賞なんか知らん」と言わんばかりに娯楽作を製作、出演しているが気がつけば50越え。いつまでも楽しませてくれる貴重な映画スターだ。 【⑨】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-08-16 22:21:07) 24.《ネタバレ》 ただただ、トム・クルーズという俳優に感嘆。 53歳で、あのアクション。凄い身体能力。 今回のヒロインのイルサ役の人も見事なアクションを披露してて、あちらの俳優の役作りは凄いです。 MIは1しか観てなかったです。スパイ大作戦は、チームワークやメンバーのキャラが好きだったのに、MIになったらトムの独り舞台になってたので興味が薄れました。 でも、今回とても評判がいいので観たら確かに良かったです。 アクションシーンはもちろん、ちゃんとチームワークで乗り切る話になってたし、悪役もキャラが立ってました。 顔がマジで怖い冷酷無比な感じが良く出てる人でした。 これから、前作も見てみようと思います。 【nanapino】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-08-16 22:07:13) 23.《ネタバレ》 今映画観て来たばっかりの興奮覚めやらぬ状態で書いてます!後から見たらら恥ずかしくなってしまうだろうな・・・でもいいのだ今の感想を書きたいから! ゴースト・プロトコルを観た時、トム・クルーズが年取ったなぁって感じでもうイーサン・ハント役チョット難しいのでは・・・と正直感じましたが撤回します!まだまだ行けるし充分カッコいい!むしろお願いだから続けて!と願ってしまった! 1996年の一作目は物語が作り込まれており、またイメージ的に夜や暗めのシーンが多く分かりずらかったのを覚えている。今回の作品も物語的には結構入り組んでで一作目に負けず脚本的には分かりずらくなってもいいような内容だか、観せ方が上手いのか観る側が目が肥えて来たのか軽妙にかつ深みを持たせながら引き込まれていく! 毎回最初に印象的な1シーンから導火線に火が着いてお決まりのテーマソングが流れる!今回どんなシーンで始まるのかワクワクしながら観ていたらハントがヒラリと現れあの「ヒコーキしがみ付きシーン!」イーサン・ハントが出て来た時思わず歓声を上げそうになった!いやーやられましたね!そして導火線に点火!andテーマソング!これぞ映画だから出来る魅せ方、演出の素晴らしさだろう!その後はどんどん物語に引き込まれるだけ! ルーサーがちゃんとしたセリフ忘れましたが「イーサンは友人だ裏切ったら・・・」的なこと言うシーンに泣きそうなりました!ルーサーだけでなくみんなイーサンの人柄に付いてきてる盟友達!組織を超えた素晴らしい絆で結ばれているのを実感するシーンが散りばめられ、身命を賭しても仕える価値あるリーダーを持てる素晴らしさと、身命を賭して仲間を守ろうとするリーダー、そのようなリーダーに巡り会えるなんていいなぁとまた入り込んじゃいました! 今回もそんなチーム・イーサン・ハントが最後まで本当に感動の物語を作ってくれました。 最後の駆け引きは想像を絶する頭脳戦とズバ抜けた度胸がなせる賭け!仲間が相手の手に落ちた時・・・自分はあらゆる叡智を振り絞り対応出来るのか・・・考えさせられました。出来ない理由とダメな理由ばかり言ってるどこぞの政治家や経営者やリーダー、こんな批判的なことは活字にしたくないが本気で叡智を振り絞れば活路がある・・・そんなメッセージすら感じました!そして自分もそうでありたいという思いが湧き上がり勇気を頂きました! 今回の作品も少年時代に映画を観終わった後、思わず主人公に成り切って崖から飛んだり、マントを羽織ったりしたあの少年時代の感覚を呼び覚ますのに充分な映画で、観終わった後、なんかイーサン・ハントに成り切って腕立て伏せとかしちゃいました(^^) この5作目というハードルを見事ミッションコンプリート!また私の少年時代の感覚を呼び覚ますミッションにコンプリートしました! ホントにホントに楽しめました!! 【レスポーラ】さん [映画館(字幕)] 10点(2015-08-16 11:32:29) 22.《ネタバレ》 4作目より好きです。C・マッカリーは脚本も書いているだけあって、M:Iの世界観を自分のモノにしています。派手すぎない堅実なアクション演出が、アクまで生身のアクションにこだわるトム・クルーズの意図とマッチしている感じ。スパイ映画ならではの二転三転する展開も、複雑すぎないギリギリの範囲におさえています。元ジャック・ライアンのA・ボールドウィンがおいしいところもっていくのもニヤリ。 【カワウソの聞耳】さん [映画館(字幕)] 7点(2015-08-15 21:51:20) 21.《ネタバレ》 序盤の飛行機潜入,オペラハウスでの緊張感ある暗殺攻防戦,シンジケートのボスであるソロモン・レーンの冷徹さ,モーターバイクチェイスがとりわけ印象に残る。今回も多様なミッションがあったが,メインとなるのはデータ抜き取りのために潜水したシーンだろうか。やはり1作目とどうしても比較してしまって見劣りするというかインパクトに欠ける。女性重要キャラクターであるイルサもパっとしないから記憶に残らない。他人になりすませるフェイスマスクも万能すぎて,ミッションの泥臭さがない。 【カジノ愛】さん [映画館(字幕)] 5点(2015-08-15 02:57:38) 20.これぞ娯楽映画って感じですね。 映画がスタートしたら、いきなり漢字が出てきたので、『あら、間違って香港映画のホールにでも入ったのかな?』って本当に思いました。 あらら、あのアリババがこの作品のスポンサーなんですね。 それなら、ローグネイション(ならずもの国家)って、中国を指しているわけじゃないんだなと確信。 そう考えると、トゥーラン・ドットやら、チラチラ映る東洋人美女など、スポンサーの意向がはたらいていたのかな? さてさて、映画そのものは、娯楽作品の王道を行っています。 ストーリー、小道具、カーアクションすべて満足できました。 T・クルーズはまだまだ若いですねえ。 まあ、スタントマンを使わなかったとアピールするあたりが、若さを強調しすぎて興ざめなんですが... 次作のMIが楽しみです。 【ミスプロ】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-08-14 13:48:48) 19.《ネタバレ》 今回が5作目になる結構な長寿シリーズなものの、毎回監督が違う為なのか、良くも悪くも毎度違った雰囲気の作品になるのがこのシリーズの面白いところ。今回はハッキリ言って大味なスパイアクション映画としては想像以上の作品になっていたと思います。予告編で使われていた飛行機の外に張り付いたまま離陸してしまうアクションシーンがまさかのオープニング、そこからも殆どノンストップでアクションが続きます。序盤のオペラ上演中の攻防は静と動が入り混じってスリリングでしたし、水中でのミッションも息ができない設定なのでハラハラしっぱなしでした。こういう「ある難攻不落の場所に重要機密が保管されていてそれを盗む」というのはスパイアクション映画によくありがちな設定で、個人的には人がギリギリかいくぐれるレーザーが張り巡らされていたり、ご丁寧に部屋に繋がるダクトは人がぴったり抜けられるサイズだったりする展開には飽きているのですが、本作の場合は「そもそも機密を隠すための場所ではないので当然隙もある」という設定になっていて、この辺りも状況設定が巧みだと感心しました。 ストーリー面では、終盤になるまでヒロインが結局主人公の味方なのか敵なのか分からないのでアクション映画にしては珍しく先の展開が読めないのが良かったですね。また結局は、シンジケートとIMF、MI6の三つ巴の戦いなのも単純な1対1の構図になってない分、面白かった。ただ、流石にイーサン・ハントの記憶力には無理が無いだろうか……(汗) 【民朗】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-08-13 19:14:46) 18.《ネタバレ》 アクション映画のお手本のような作品。これが基準になると今後のアクション映画作りは大変になるかもね。トム・クルーズ自身がノースタントでアクションをこなすのにも相変わらず驚きだが、50歳を超えているというのもさらに驚き。1990年代はCGそのものが映画の売りだったが、今は「CGを使わずにどこまで出来るか」が売りになっていて、時代が一周している感じがする。いろんなアクションが出てきたが、バイクチェイスがものすごく迫力があって良かった。惜しむらくはIMFのメンバーが優秀過ぎることか。建物への侵入やシステムへのハッキングはもはや出来て当たり前、さらには敵を捕らえるワナまで作っちゃう。もう「どうやって解決するか」を楽しむ映画じゃなくなっているのかも。 【MASS】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-08-13 15:22:39) 17.ちょっと辛めですがこの点で。よくできたアクション映画と思いますが、なんだか話がわかりづらかった。心に残るいい映画、ではないと思います。 【よしふみ】さん [映画館(字幕)] 6点(2015-08-13 13:30:17) 16.《ネタバレ》 気がついたら5作目となっていた本シリーズ、今やトム・クルーズのスパイアクションとして一定の地位を確立して久しいが、52歳を超えた今もその期待を裏切らずアクション映画として高水準のレベルを維持していることに正直驚く。「M:I」らしく、本作もオープニングから観客の目を捉えて離さない。CMでお馴染みの飛行機アクションから、スーツ姿のイーサン・ハントがテーマ音楽に乗って颯爽と登場。最高にクールなオープニングだ。本作もオーストリア、モロッコ、ロンドンなど世界を股にかけた贅沢なロケを敢行し、魅力的な謎の女スパイも登場。アクションも過去作品からマンネリにならないよう微妙な変化をつけつつ、オペラ劇場から水中アクション、カーチェイス・バイクチェイスと変化に富んだ展開をみせている。お決まりの変装シーンにも一ひねりあり。一方では、もう少しルーサーを含めたチーム作戦や、新しいギミックを見たかったが、これくらいがいいバランスなのだろう。 来日したトムの「小さい頃の映画を作りたい、世界中を旅したい、という夢が今こうして叶っているのだから、映画人として精一杯努力して観客に応えたい」とのコメントに、本シリーズに対するトムの誠実な姿勢が表れている。細かいことは抜きに、劇場で日常生活を忘れさせるハラハラドキドキの2時間余り……お勧めです。 【田吾作】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-08-13 12:13:20) 15.ミッション!アクション!美女!カーチェイス!…と、思えばプロットが前作と全く変わってない今作ですが、それでも面白かったですね。 ストーリーがややこしく、どちらかと言えばシリアス路線で笑いどころが少なかった分ゴーストプロトコルの方が個人的には好きです。 内容的には7点ど真ん中。職人、トムのこだわりが散りばめられていて、彼は本当に映画を愛しているんだなぁと感心させられました。 【Kの紅茶】さん [映画館(字幕)] 7点(2015-08-13 10:44:46) 14.「泣き」を求めていなければ、間違いなく満足できる仕上がりだと思います。50過ぎのおじさんをこれだけ違和感なくカッコよくみせられる技術には頭が下がります。きっちりといい仕事をしているって感じ。ただ、いくつか不満を挙げるとすると、まずヒロインの顔が好みでなかったこと。それと、アクションと心理戦のバランスが、もう少し心理戦寄りで緊張感を持たせた方が個人的には好きかな。でも冷静に考えると上手くバランスしているようにも感じます。まあ、観て損はないと思いますよ。それにしても、レディースデイとお盆が重なって、スゴイ混雑でした。 【マー君】さん [映画館(字幕)] 7点(2015-08-13 00:13:12) 13.《ネタバレ》 トムの映画ってば毎回俺様っぷりがハンパなくて、その「俺を見て見て!」っぷりは「お前はジーン・ケリーか!」みたいな状態で、『M:I-2』の頃なんかはそれが鼻に付いちゃって仕方なかった訳ですが、最近のトムはその俺様っぷりにキチンと俺様なりの筋を通してる感じがします。 冒頭の飛行機シーンだって物語にとって必然性のある映像って訳じゃない、始めに「凄いコトしちゃってる俺ちゃんを見て見て」ありき。だけど常識で考えて「離陸する飛行機にノースタントでしがみつくハリウッドのTOPスター」なんていないですよ。冒頭が凄くて霞みがちではありますがバイクチェイスのシーンにしたってめっちゃ大変。 「やっぱりカッコいい俺様をしっかと見てもらうにはそれ相応の凄いコトしてみなきゃね」っていう。凄まじき映画バカっぷり。 映画自体はキープコンセプトって感じです。『知りすぎていた男』オマージュなオペラシーンや、カースタント、バイクスタント、水中時限サスペンス(このシーンはCG臭ハンパないんですが)と見どころを散りばめつつもIMFピンチ!(組織名までいちいち覚えてないんで予告編では国際通貨基金の敵だとか解体とかって何?世界規模の金融危機サスペンス?とか思っちゃったんですけどね)の窮地からの脱出パターンは毎度おなじみ。新味には欠けますが、悪いヤツに翻弄されながらも最後には大逆転なお話、そのカタルシスを味わわせて貰えました。 個人的にはヒロインより「彼女が今回のヒロイン?・・・って殺されちゃった・・・」なお嬢さんの方に魅力を感じたりしましたが。 大予算で俺様っぷりを発揮しながらちゃんとエンターテインメント。今や誰も真似の出来ない(かつてはジャッキーがそうでしたが)映画バカゆえの意地の成せる技を堪能できる映画でした。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 7点(2015-08-12 20:00:06) 12.《ネタバレ》 若干長いですが「スプリンターセル」等の洋ゲーが好きなので楽しめました。特にオペラ座と水中シーンは良かったです。場面が次々に変わって飽きさせない作りでガジェットが豊富なのも良かったです。バイクは最後わざとコケて残念でした。「ヘラクレス(2014)」でユージニア王女(レベッカ・ファーガソン)が大好きだったので、レベッカが主人公と同じくらいの強キャラな上、たくさん映ってとても嬉しいです。これで8歳の息子がいるなんて。レーンの声が擦れているのが気になりました。サブタイトルが"Rogue Nation"なので、イスラエルやアメリカのような(もっとも奴らはイランやロシア、北朝鮮と言うだろうけど)、もっとずっと大がかりな敵が良かったです。「イントゥダークネス」くらい名前負けしているような気もします。IMFという名称は世銀と並んで構造調整プログラムで悪名高い国際通貨基金しか浮かばないので、どうも馴染めませんでした。他に名前は無かったのでしょうか。 【DAIMETAL】さん [映画館(字幕)] 7点(2015-08-11 20:55:23) 11.《ネタバレ》 映画の幕開け、予告を見た人は映画の中盤から終盤にかけて、もしくはラストのとっておき超絶アクションとして登場するものだと思っていたのではないだろうか?という巨大輸送機しがみつきのあのアクションシーンがいきなり登場する。映画館で観たこのシーン、度肝を抜かれる。近年、スパイ・アクションものは『ボーン』シリーズ、今現行シリーズの『007』と類似作は多岐多様。ボーンも現行007もかなりのシリアス路線でそれはそれで良い。が、このM:Iシリーズももう5作目。なんと言っても主役の、言わずと知れたトム・クルーズの体を張った数々のアクションシーンが見所のこのシリーズは、他には無いユーモアのバランスにも優れて、『映画』としてのエンターテイメント性が非常に高い。脚本、ストーリーが良いに越した事はないのは当然だが、類似ジャンルやもう5作目という事を考えたら、観客が見たいものを見せる(魅せる)、鳥肌が立ち、心拍数が上がる様な、興奮出来るアクションシーンに絞ってもいいと思う。冒頭の輸送機しがみつきもそうだし、バイクでの高速チェイスもかなりの迫力。何よりスタントに頼らない、俳優本人がアクションに挑んでいる、という事が素晴らしい。あの膝擦り、わざわざ見せているのはトム本人があの速度で、あのバンク角で走っている、という事を証明するに他ならないんじゃないでしょうか?CG・スローモーション多用で優雅で流麗なシーンは今の時代、いくらでも撮れるでしょうが、「本物」のリアルさには敵わない。演出面においても、音楽の都、オーストリアを舞台にしてオペラをバックに諜報活動をこなすという、いかにも映画らしいゴージャス感も出し、そこへ美しいドレスを身に纏った素性の知れない女スパイの狙撃シーンの、シルエットカットの差し込み、そしてロープ1本で高所からの脱出、そしてお決まりのユーモアを含めたオチ。分かっているんだけども、この安定感はスター俳優、トム・クルーズだから為せるんじゃないでしょうか?確かに後半へ向かうに従ってアクションのテンションは下がって行くんですが、それでも前半、中盤のテンションが下がらぬまま没頭出来たので、これはこれで良い塩梅だったんではないでしょうか。トムさん、体は心配ですが、今後も第一線で活躍して欲しいものです。素晴らしい俳優、いや「映画人」だと思います。 【miki】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-08-11 20:12:00)(良:1票)
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