みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
192.この映画に心を奪われました。皆大好きなキャラクターですが、特にクローディアと警官のジム。この二人はもう自分の中で他人に思えない、とても愛しい存在になりました。どうか幸せになって欲しい、劇中の人物なのに切にそう願ってしまいました。彼女の最後の微笑みが忘れられません。 【ロイ・ニアリー】さん 10点(2004-11-19 13:14:35) 191.《ネタバレ》 例えば自分の周りの誰かと腹わって話をしてみると、みんな普通にしてるように見えて結構深刻な悩みを抱えてたり、重い過去を背負ったりしてる。でも、それが繋がって一つのカタルシスを得られるなんて事は現実にはまず起こらない。みんな、それぞれの悩みや過去を時には立ち向かい、時には逃げたりして、各々自分で処理することになる。そーいう意味じゃ、この映画は意外とリアルやと思う。ここに描かれてるキャラはどれも深刻で重い過去があるが、現実にも重い話はゴロゴロしてるし、どんなにしょーもなくても、本人にとっては深刻な事って沢山ある。だから、俺はこのドラマ部分、結構、のめりこんだ。まるで友達の話を聞く感じで。んで、ニッチモサッチモいかなくなった時に、絶妙のタイミングで音楽とともにふりだすカエル。観てる俺らも登場人物達と同じ感覚で味わう神秘的な驚き(予想できんからね)、ここの演出にはゾクゾクきて一瞬泣きそうになった。感動とはちょっと違う、例えていうなら、知らない人達と一体になって合唱するライブの時の高揚感に似てるとゆーか、知らない人達と同時に大きな事件に遭遇して、奇妙な連帯感を味あう感覚に似てるとゆーか。実際、自分が何かに悩んでて、そこに大地震が起きて、悩みは一瞬、どっかに消えて、自分の心にリセットがかかる体験したことがあるけど、それに似た感じの感情が芽生えた。映画館で観たからってのもあるかもしれんけど(音とか、すごい迫力あって、ほんとカエルの雨を体感したって感じやった)。まー、カエルの雨やから、ちょっとわかりにくいんやけど、例えば、これが隕石なら、「ディープ・インパクト」に構成が似てたりもするんじゃないやろか。向こうはその後の生活が大変やけどねって、俺、映画の見方間違ってる?とにかく、この映画の本当の意味とか俺は理解できてないかもしれんけど、この映画は、観てる俺らにリアルな過去の重さをつきつけ、そして登場人物と同じ驚きの癒し(さらに観客には連帯感)を与えるという、あまり他に観たことない、よく出来た映画やと思う。 この先、あなたの人生に何が待ち受けてるのか、それはこの映画と同じように予想不可能。 【なにわ君】さん 10点(2004-10-11 07:44:33)(良:5票) (笑:1票) 190.PTアンダーソンの映画好きなんです。 なんか、暗いものでも明るく描いているので。 長いのでマイナス1点としても、個人的に好きです。 【やぶ】さん 9点(2004-10-10 22:49:26) 189.蛙の問題以前に、映画としてのストーリーがつまらなさすぎた。最後まで我慢して見た自分をほめてあげたい。 【プミポン】さん 1点(2004-09-19 23:06:56) 188.こういう何度か見なければ理解できない作品って結構好きなんですよね。 【ゆきむら】さん 6点(2004-09-07 06:14:24) 187.《ネタバレ》 群像劇のラストは人物同士に接点を持たせるのがセオリー。ショートカットでも地震で無理矢理に接点を生み出しました。この作品も降り注ぐカエルによって人物達に接点が生まれます。そしてカエルには「過去を洗い流す」と言う意味があるそうです。この意味を友人から聞いた時、鳥肌が立ちました。 【AMX004】さん 9点(2004-08-31 00:54:24)(笑:1票) 186.まさか、こんなに愚痴を聞かされる映画だとは。かなり疲れましたよ。もうちょっとげんなり。たくさんの主人公がいてマッキー以外結構見てる方をへこませるキャラクターだからしんどかった。でもマッキーはいいキャラだ。台詞聞いてるだけで面白い。汚い言葉を聴くならへこむ話ではなくて、あれぐらい笑える話にして欲しい。シンプルにして、すごい説得力。周りの男たちのノリもよい。トムクルーズの腰の動きが滑らかで面白かった。 【りょう】さん 6点(2004-08-03 07:41:39)(笑:1票) 185.多くの登場人物といくつものストーリーが同時進行し、見ごたえは十分あった。解決するエピソードもあれば解決しないものもある。それがリアル。ひとつの奇跡的?な出来事で少し救われた気がする。なんでもないストーリーと言えばそれまでだが、みじかな人間が死を迎えるということは誰にでもあって、人生最大の衝撃であるはず。細かな演出も監督の人間観察力のたまものでしょうか。 【wish】さん 9点(2004-08-01 23:35:28) 184.少しずつそれぞれの人生が重なっている、非常に主人公の多い映画で一番難しいのは、なによりその終わらせかただろう。あそこでカエルが降ってきたのは、ある意味過剰な裏切りでは…。こういうタイプの映画は結構あるが、この作品は特に個々の人物のストーリーが重くて、感情移入しながら見ることが出来た。 【揺香】さん 5点(2004-08-01 16:17:51) 183.やっぱカエルにつきるでしょー。後にも先にもこんな力技見たことない。しかもこれが見当違いのものでなく、映画の中で成功している。なぜだか感動して安心しちゃうんです。話のほうは、群像劇はきらいじゃないけど・・うーん、話そのものより演出?とか演技とかが、少し過剰気味だったような印象です。トム・クルーズのカリスマ役はヤケにハマってました。 【queequeg】さん 6点(2004-07-26 22:56:46) 182.伏線張りすぎでキャラ紹介が終わった時点ですでに疲れた。 例のオチも「才能無い監督が無理にヒネった」感があってどーも好きになれない。 【キュウリと蜂蜜】さん 5点(2004-07-20 17:09:54) 181.すいません.何が言いたいのか解りませんでした.あのカエルは何だったんですか? 【マー君】さん 2点(2004-07-17 15:48:11) 180.こういう群像劇はとても好きです。オープニングの薀蓄も、ものすごくポイント高いです。しかも、ちゃんとした伏線なんですよね。様々な問題を抱えた人達が、蛙という共通のファクターで、変わったり、変わらなかったり、救われたり、救われなかったり。子供部屋の影の表現は、本当にゾクゾク来ます。 【金子淳】さん 8点(2004-07-17 15:12:44) 179.《ネタバレ》 はじめのテンポのよさに期待が膨らみ、黒人のおばさんと子供のエピソードに収束していくのかと思いきや、ラストの豪雨ならぬ豪蛙。リンクが緩々のまま終わってしまいました。終わった直後は時間の長さに憤懣やるかたなかったのですが一夜明けてみるとなんか良かった映画です。もう一回見ようと思うのだけれどやっぱり見ないでしょう。時間無いし。 【かじちゃんパパ】さん 6点(2004-07-08 09:22:36) 178.人物の設定が複雑だったし、172日向夏さんと同じでメッセージ性を感じつつよくわかんなかったから、2回見てどうにか落ち着いた。 で...群像劇って面白いなと初めて思った。天候が自分の力で避けようがないどうしようもないことなのと同じで、過去も自分の力ではどうにもならない。でもそれから逃げたり、ただ悔やんだりしてるだけじゃなくて、素直に今の気持ちを口に出してみたら?何が起こるかなんてわからない、悪いことのあとには結構いいことも起きたりするかもよ?そんなメッセージをもらったように思う。天才クイズ少年が歌の最後に"give up"と空ろな瞳でつぶやくところや、警官が最後に「許しが必要な者、ムショ行きが必要な者、その判断が難しい」というあたり、人間味溢れてて切なくgood。 【●えすかるご●】さん 8点(2004-07-05 21:10:41) 177.《ネタバレ》 僕が群像劇というものを見たことがないからなのかもしれないが、これは稀に見る傑作だと思う。登場人物が多いのではじめは少し困惑するものの、少しずつ絡み合ったストーリーはそれぞれがとても魅力のあるものだし、はじめからどんどん見入ってしまい3時間という時間の長さをまったく感じさせない。そして、全員が繋がったことによって起こるある種の“奇跡”…あれが意味不明だという人も居ると思いますけど、意味なんてないですよ、あれには。ただ、劇中の主人公たちはそれぞれ苦悩を抱えている、しかし、あの摩訶不思議な出来事を体験する事によって、自分たちが今悩んでいる事はこの不思議の世界ではまったく小さな事だと認識させるある種の“浄化の雨”のようなものなんですよ。それに(どなたかも仰っていましたが)ああいった事例は実際にも報告されているため、まったく在り得ない事ではないんですよ。僕はこれまでに数多くの映画を見てきましたが、これほどまでに人生に希望を与えてくれた映画は【グランド・ホテル】【素晴らしき哉、人生!】そして本作【マグノリア】この3本だけです。 【クリムゾン・キング】さん 10点(2004-07-02 19:37:16) 176.モダンなSFだと思った。「よくこんな映画作った!」って拍手。いろんなことを考えさせてくれる、面白い映画でした。 【ETNA】さん 8点(2004-06-29 21:28:14) 175.大作です。まったく長さを感じず、一気に観れました。トムは苦手ですが、この役の彼にはなぜか感情移入できました。誰もが傷ついていて、愛されたがっている。そして、奇跡が起こる…観終わったあとに、やさしい気持ちになれます。 【カフカ】さん 7点(2004-06-19 00:52:31)(笑:1票) 174.「千と千尋の神隠し」がベルリンで金熊賞を取った前々年、同じ賞を受賞した作品がこれ。ベルリン国際映画祭の基準て…。聖書からの引用であるというラストのアレ。それを知らずに観たので、この映画のラストの意図が当初は全く分からなかった。私はラストに何が起こるかをある程度知ってしまってから観たのでさほどの衝撃は受けなかったけれど、何の予備知識もなくこの作品を観た方はぶったまげると思う。こういう作品は何とも評価が難しい…。凄まじく荒技なあのラストシーン。解釈がそれこそ千差万別だろうと思う。むしろ、“解釈ののりしろ”だけで完結したような印象すら受ける。本体がなく、のりしろだけで(笑)。映画を観て色々と解釈を考えるのが好きな方にはお勧め。そういうのが嫌いな方には向かない作品でしょうね。長尺だしね。 【ひのと】さん 6点(2004-06-07 20:13:50) 173.《ネタバレ》 なにかとても大きな真実がひとつあって、それはもちろん僕らの周りにも在って、ぼくらの運命を掌握しています。この映画はその真実の、いわば氷山の一角ですね。3時間はしかたない。退屈なのはわざとでしょうか。おかげで蛙シャワーはパニック映画です。 【no_the_war】さん 9点(2004-05-29 14:24:16)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS