みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
9.ここでの評判が良かったので見に行ってみたのですが…なるほど、いい映画ですね。 この日本映画特有の青臭さ、ゆるさ加減がたまらなくイイ。無意味に恋愛を取り入れなかったのも大正解。でもこののんびりした雰囲気を楽しめない人にはキツイ内容かも…。それにしてもここ最近の日本映画は本当に豊作ですねぇ。 【ふくちゃん】さん 8点(2004-06-20 02:10:55) 8.キビ刈りの大変さがわかる123分。沖縄を宣伝するためだけに映画作ってお金をとらないで欲しい。 【paraben】さん 3点(2004-06-16 19:06:32) 7.今日この映画を観ました。。 映像もいいし、音楽も癒される系だった…けれど やっぱりラストに欠けるのは確かです 一人一人のエピソードも薄いのも気になったし どういういきさつでこのバイトをしようかなどそこらへんをもっと追求したいです 主人公の香里奈ちゃんの経緯が全くないのも気になりました 小学校の水泳が何故今ここでつながっているのかも私にはいまいち理解できませんでした でも、長澤まさみへのおじいとおばあの優しさにはホロッと来そうになりました それぞれの性格はわかったけれども、過去が感じられないのが気になりました 【れみ】さん 8点(2004-06-12 23:59:10) 6.《ネタバレ》 ここでの評価が高かったのでかなり期待して見たのですが…。確かに、青い海、はるかなさとうきび畑、浜辺の夕日、花火など映画全体は心地よいBGMを聞いているようで、 癒されるのですけど。ストーリー性やラストにかけての盛りあがりを期待すると裏切られます。下の方でも書かれているように、2時間の映画枠の中ではそれぞれの人物像や心の葛藤などを見ている側が感情移入できるまで丁寧に描くのは無理だったのでしょう。ラストを良くありがちなそれぞれが心機一転して島を去って行く、というような場面で終わらせなかったのは、考えた上でのことでしょうけど、やや工夫倒れに終わってしまったような。 ところで島にやってくる5人組は美男美女ぞろいで、ちょっとリアリティが無さすぎでは。特に女の子3人はしばらくどれがどれだか区別がつかなかった(私だけかもしれませんが)。 【キムリン】さん 6点(2004-06-12 17:02:53) 5.皆さんのお勧めで急遽見たのですが確かに優しく癒されるような映画ですね~ 平良さんのおじいとあばあの我が子を見るような優しさがなんとも素晴らしいです。 あんまり自然なんで本当の農家の人かと思ったくらいですが、実際島の(田舎も)人ってあんなおおらかで優しい感じがします。 昔、北海道の畑の草取り体験で「いつでも休んでいいよ」と優しく言われるとかえって一生懸命やろうと思いましたから、後半彼らが自主的に頑張るのもこの二人の優しさゆえだと思います。 きび刈りのバイトの話は昔沖縄に行ってた頃も聞きましたが、これは男性向きの仕事だと思ってました。(男の子だってきついでしょうから、ここのモデル体型の華奢な女の子達はさらに大変だったことでしょう) でも生きる原点とでもいうべき、一日中肉体労働をして食べて寝て、それが自他共に喜びになって充実感を得るというのはなかなか得がたい経験です。 だからリーダー格の子が自分を当てにして待っていてくれる人のために、と喜びつつ全国をヘルパーバイトで回ってる気持ちもよく分かります。 出演者達の表情からもこうした気持ちの変化は伝わってきます。 人の心を慰め癒してくれるのは自然や包み込むような人の優しさなんだと改めて思いまます。多くを語らないラストですが、彼らもここで癒されまた元の場所に戻っていったという余韻がじわじわきてポロポロ泣けてしまいます。このときの歌もいいです。 さりげなくて地味ですが大切なことを思い出させて、疲れてる人をそっと慰めてくれるような映画でした。 【キリコ】さん 8点(2004-06-08 18:30:50) 4.癒されます、良かったです。前述のレビュワー皆様の評価の高さに賛同します。私好みのハリウッドアクションや、サスペンスホラーみたいにメリハリのある展開ではないですが、退屈せず楽しめました。そしておじぃ、おばぁの暖かさにじぃん。劇中に幾度か出てくるおじぃの言葉「なんくるないさ(でしたっけ?)」が、すごく良かった。この言葉が私に「いやいや、まだまだイケルよ、大丈夫だよ」と聞こえるようで、普段の生活の中、些細なコトでハラを立てて、自らマイナスな要素を作ってしまうジブンをハズカシクカンヂました。観賞後もすっきりほのぼのした気分で帰りました。※コレを観る元々のキッカケは友人が「観たいなぁ・・」と、奥に秘めたる、先日観た「世界の中心で愛をさけぶ」以来、長澤まさみに「ウフフ」「エヘヘ」の不埒なイキヲイだったのですが、 私がバカでした。 【Urabe】さん 9点(2004-06-04 10:29:05) 3.最高です。私が今まで見た邦画の中でトップです。台詞は必要以上になく、特に感動的にしようという場面はない。でも最後には鳥肌がとまらなくて。みんな訳ありだが詳しくはいわれなく、人間同士のやりとりもほとんどなく、沖縄の景色に頼ることもなく、ただひたすらさとうきびをかるだけ。なんとも言えない感動。いつまでも心に残る。そして歌が最高 【ロベカル】さん 10点(2004-06-01 22:58:40)(良:1票) 2.沖縄に行ったことがある人なら見るべし。オレ的金熊賞受賞。今までで唯一、納得のいった沖縄ムービーだった。どんな映画かというと、東京から来たバイトたちが平良さん家のサトウキビ畑を刈りつくす「汗、日光、弁当、汗、日光、睡眠」という内容(なぜか女の子の作業者の方が多かったり)。ま、和製ほのぼの『フィッツカラルド』だと思えばいい…って、ピンと来る人は少ないか。今日、湘南の映画館で観たんだけど、エンドロールが流れ終わって場内に照明がつくまで誰一人席を立たなかったという余韻の深さがある。人物設定がわざとらしいのと無理してドラマしてるっぽい点(つうかシナリオがTVドラマ風で臆病すぎる…)で-2点なんだけど、キャラの立たせ方がきわめて自然だったし、しかも全員立ってるし、元が10点満点中12点だったという事で。沖縄ならではのおじい、おばあの優しさに感涙だ。いやホント、久々に映画で泣いたよ。11月の、穂が出て銀色になったサトウキビをカメラに収めなかったのは少々残念かな。収穫時期のサトウキビはちょっと見栄えがしないんで。 【エスねこ】さん 10点(2004-05-31 00:44:24)(良:1票) 1.《ネタバレ》 篠原さんの作品はとても落ち着いて見ることができるカメラワークが好みです。この作品でも固定の長回しロングショット、その時の人物の構図、躍動感と微妙な心理を表現するクロースアップ、などなど実に丁寧にきれいに撮られています。離島でさとうきびを刈る若者が、刈るというただひたすら体を動かすという行為を通じての成長物語です。なるべく登場人物の背景をぼやかそう、劇的な心的変化は避けようという篠原さんの苦心はよく出ています。が、それでも、わかりやすー、というっこみを入れたくなる人物がいて、そこは思い切って全員わかりにくい者にしてほしかったなー、という感じです。それと・・・オープニングの水泳のシーン、このシーンをラスト付近の“きびフラッグ”で生かすには、途中、香里奈が語ったお父さんから教えてもらったうんぬんの説明台詞は省いてほしかった・・・、これがなんとも残念。まー、しかし男女7人の余計な距離感などをべたべた描かず、ただそれぞれがまた元に戻っていくというストーリィには好感がもてました。深呼吸して、さー、次の映画見ようっと。 【彦馬】さん 8点(2004-05-29 20:55:17)(良:1票)
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