みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
60.これはうまい構成だ。 【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-03-25 23:27:32) 59.《ネタバレ》 オダギリジョーと香川照之の演技がよかったせいか、やけにリアルで生々しい雰囲気の映画だった。こういうアンハッピーエンド、基本的には嫌いなんですが、独特の世界にどっぷり浸からせてくれたのがよかったです。 【クレイバード】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-03-15 18:01:20) 58.兄はこういう人物である、あるいはそうあってほしい、あるいはそうに決まってる。信頼と嫉妬によって作られる願望と偏見。思い込み、思い違い、記憶違い、主人公である弟から見たドラマが主人公自身の曖昧な記憶をもって、地味なドラマにミステリアスな装いをかぶせる。とはいってもやっぱりミステリアスな展開が全て弟の心情からくるものでしかなかったのだと解かるラストあたりでは、正直、「ずるいなあ、この展開」と思ってしまった。ま、「ずるいなあ」の中には「うまいなあ」ってのも含むんですが。ただ、いくら主人公から、つまり弟から見たドラマとはいえ、兄の心情が実に曖昧でその曖昧さが一見作品の魅力にもなってるようでもあるのですが、個人的にはどうも腑に落ちん。心の中という実に曖昧なものを説明を排除して見せてゆくんだけど、けして映像で見せるのではなく過剰な表情で見せてゆく。気持ち悪いくらい過剰なのにけっきょく何考えてんだかよくわからんってどうなのよ。どうとでもとれる表情を過剰にするって、変じゃん。 【R&A】さん [DVD(邦画)] 4点(2008-02-06 11:32:44) 57.《ネタバレ》 突然キレるヒトが多い映画だなぁ。でもそのキレっぷりがさすが名優です。実際は・・・遺伝でこんなふうになるのかな環境要因かな。刑務所の面会室のシーンが、コマ割からセリフ、息づかいまで緊張してドキドキした。逃げるしかないけど自由な人生、土地や家屋はあるけど押し付けられた人生。どっちかっつーと、狭い世界の中で生きてきた兄の方が、やっぱりしんどそうだな。 【●えすかるご●】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2008-01-22 22:07:53) 56.話の流れをわかりにくくするような編集が疲れた。なんか高尚な映画のようにみせたかったのかな。英タイトル”sway”ってなっているけどブランコとつり橋とかの「ゆれ」って”swing”でしょう。なんかちょっとむずかしめの英語使ってカッコつけようとして失敗。 【紫電】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2008-01-21 15:19:15) 55.役者、脚本、撮り方、どれも私の好みでした。いろいろと含みを持たせて解釈の幅が広いのも好きです。それだけに最後のオダジョーの独白は要らなかった。 父と叔父の間にも同じような確執が見えたり、魚の目とか、細かい演出も良かった。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-01-21 00:42:42) 54.《ネタバレ》 映画ではわかりにくかったので原作読んでみました。 登場人物の独白形式になっていて兄のパートはやはり短くて、一番知りたかった彼の本心ははっきり読み取れなかったです。 原作でもあいまいに終わってしまったラストシーンですが、「兄ちゃん、うちへ帰ろうよ!」の弟の呼びかけに彼はバスに乗ったと推測します。やっと全てから開放され自由になったのに、うちへ帰るということは冷たい視線と痴呆の親父の面倒とガソスタが待っているだけ、、あの弟は兄をうちまで送ると「後悔」にまたすぐ甘えと軽蔑が加わり「あばよ!」と東京に戻るでしょう。私は兄にバスに乗ってもらいたい。 観客が長子か次子・末っ子で感情移入度が分かれるかも。 【木村家の娘】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-01-14 11:36:11) 53.《ネタバレ》 凄まじい映画ですね。始まりの事務所のシーンで猛のたらしっぷりをあっという間に表現し、稔の世間体のよさをあっという間に見る側に示す。 香川照之とオダギリジョー・・・。 今迄で一番面白い化学反応だった気がする・・・・。 2006年の映画賞総なめも頷けます。 意見が分かれるこの事件の真相ですが、僕は突き落として居ないと思います。 彼女との一夜を通して、兄の知らなかった一面を知ってしまった猛。 そして2人の間にゆれが発生してしまい、初めて罵倒しあった。 そんな兄が家に帰ってくる。こんなに怖いことは在りません。 その恐怖、はたまた臆病ともいえる感情から偽証したのだと思います。 ただ、その後の過去の回想にて兄の本当の大切さを知り、兄を連れ戻そうとする。 最後の絶叫にはそういった意味のざんげの意味も感じ取れました。 もう1つの謎、兄の決断ですが、兄はバスに乗ったでしょうね。 多分猛の言葉は聞こえたのだと思いますが、二人の間の橋はもう架かっていないでしょう。ただ、偽証中の笑顔の真意を分かりえない僕には、まだはっきりと分かりません。 まだゆれてるみたいです 【よーじろー】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-01-14 00:36:00) 52.《ネタバレ》 最初の10分ぐらいが非常にウマイなーと感じた。各シーンであっという間に登場人物たちの関係を表現しているのには驚く。そして本題に入るわけだが、そこからは各人の内面を丹念に描いてゆく、まさにゆれながら。終盤、演出が雑になった気がするけど気のせいか?ラストはあれで良いと思う。 【カーヴ】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-12-24 13:39:37) 51.《ネタバレ》 香川照之の演技が凄い。表情や後姿で語ってる。見終わった後にあれこれ色々考えてしまいます。最後はバスに乗ってたような気がします。 【osamurai】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-12-10 01:06:21) 50.「オーットコのっ子と違う、オンナの子って、好ーきっと嫌いだけーで、普通がないの♪」by クリーミーマミ・・・私もキモイ兄です。 【マー君】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-10-20 18:48:37) 49.兄弟の上の立場の自分としては、ちょっとなぁと思った。オダギリジョーもよかったけどとにかく香川照之が凄すぎ。 【まきぐ】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-09-26 16:01:31) 48.《ネタバレ》 兄は智恵子を殺したのか、事故だったのか。 結局明確な答えは出していないと思える。 裁判が進み自分の証言が受け入れられつつあり、この裁判は自分の勝ちと信じ始めた兄は無罪放免となって家に戻った後のことをあれこれ浮かれて弟に接見中に話す。 これは自分のうそが通って無罪になりそうだと浮かれていたのかそれとも本当にやってないからほっとして浮かれたのか。 裁判の最後、弟の証言で兄の実刑が確定したのだが、あれが真実を語ったのかそれとも偽証だったのか。 兄は智恵子に好意を寄せていた。 その智恵子は弟に好意を、そして弟を通して東京にあこがれていた。 事件の前夜弟は智恵子の部屋に上がりこみ関係する。 夜遅く帰り兄に居酒屋で智恵子と食事し智恵子が以外に酒がいける口だなどとうそをつく。 兄は智恵子と弟の間で何かがあったと感じ取ったはずだ。 そして翌日事件は発生した。 後に智恵子が酒が飲めないことを父親から聞いた弟は当然それを知っていた兄があの時何も言わなかったことに恐怖を覚えたろう。 その描写がうまい。 橋のゆれ、心のゆれ、なにもかもがゆれている。 役者の演技がわざとらしくなくうまい。 素直に映画に入り込めた。 演出も良い。 【称えよ鉄兜】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-09-14 04:38:50) 47.予想以上に重い内容に面食らいました。しっかり作られている映画ですが、何の解決にもなってない内容に私は共感できなかったので、この点数です。オダギリジョーは好きな役者で、とても応援していますが、本作に限っては香川照之に食われたかな、と思います。 【ジャッカルの目】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-09-09 19:40:01) 46.《ネタバレ》 期待したよりも・・・という感じ。このような兄弟の葛藤や、田舎の人の都会への憧れみたいなものは理解できるが、共有できないためどうしても客観的視点でしか物語を見ることができなかった。ただ、香川照之はスゴイ役者さんだと再認識した。 【フッと猿死体】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-09-09 07:48:45) 45.兄としては身につまされる映画でした。兄は枠内、弟は枠外、ってなんでそうなるのか?お互いそれを良しとしているのか否か?弟とそんな話をする時は来るんだろうか・・・ 【SAS30】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-08-03 16:53:36) 44.役者の演技と人間ドラマには多少見ごたえがあったけど、 それ以外の部分にはあまり魅力を感じなかった。 真相を探る裁判ものとしても中途半端だと思うし腑に落ちない感じもした。 あと凝ったカメラアングルが多すぎたのも途中から辟易とした。 【邦画好き】さん [DVD(邦画)] 4点(2007-08-02 19:40:46) 43.《ネタバレ》 ゆれる想いというのか。家族とはこうもややこしいものなのか。自分と兄弟を比較することはたまにあるが、そんなに気にしたことはないため物語にのめり込むことはできなかった。しかし、想うという気持ちがゆがんでしまうことは分かる気がする。なんで俺ばっかりという言葉がしみる。 【ぷりんぐるしゅ】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-07-30 04:30:01) 42.《ネタバレ》 観終わってレビューを書く前に皆さんのレビューを拝見したのですが、僕の書こうと思ったことが書かれすぎてて、正直困っちゃいました。最大公約数的なレビューとなりますがご勘弁。 まず、その一。やはり、弟の偽証部分が腑に落ちない。見てたんだろ?いくらなんでもそりゃないよ。あんな証言、人として根本的な情が欠けているし、(私が言うのもおかしいですが)猛はそういう人間じゃないと思います。「ゆれる」というテーマに固執しすぎて筋の部分で無理が出ている印象です。 その二。演技派の役者が揃っていて安定感のある重厚な作品仕上がっています。キャラクターもそれぞれリアリティがあって、非常によい。やはり一番は香川照之さんでしょうか。オーバーアクトになり過ぎず、眼でいろんなことを語ってくれます。特に面会室でのやり取りは出色でした。 その三。撮り方がおしゃれ。鼻につくかつかないか人によって評価が分かれそうですが、個人的には大丈夫でした。鯛の頭のシーンとブランコのシーンが特によかった。 まとめると、映画の筋を重視する私としては5点ですが、一見の価値はあるかと。オダギリジョーってやっぱかっこいいなあと改めて納得。 【枕流】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-07-29 17:07:46) 41.《ネタバレ》 2回目見ました。 やはり不満なく、おもしろかった。 主役2人の演技は素晴らしかった。 何よりこの映画のすぐれた点は、それぞれがそれぞれに考えさせられる(考えてしまう)作品になっている点だ。 普段それほど関係を気にしない兄弟、特に大人になればただの人と人、という関係を、ゆさぶり、ゆさぶられていく。 最後の方は少し作りが雑になってしまっている気はする。 もう少し細かく丁寧に時を進めてもいい気がした。 7年ぶりに兄が出てきたときのあの笑顔の意味だけはどう解釈するか分からなかった。 弟に様々な心境の変化を感じさせることはあったが、それが何もせず、何もしゃべらず伝わるわけはない。 7年という歳月は長いし、自分をこの状況に追いやった弟を(仮にそれがどこかで兄の意図的であったとしても)顔を見た瞬間に笑顔で迎えるのは無理があるように感じた。 【コショリン】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-07-25 19:40:10)
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