みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
8.《ネタバレ》 「桜花抄」 単なる文芸なのかと思って観賞しているとそれですらなく、単にシチュエーションをみせているだけ。 「コスモナウト」 自分のことなど気にしていない、と気付くなんて説明はどこにあったんだ。随分と身勝手な文芸気取り。 「秒速5センチメートル」 新海誠にはそれまでの作品を観ていたので全く期待するところはなかったのですが、音楽番組で本作の映像をつないで作った「One more time,One more chance」のPVが流れていて好印象を持ったのが観賞に至る経緯。 しかし、内容を見るとその印象止まり、というか中身のない物語気取りなものがくっついたおかげで印象ですらマイナスになる。 この人は一向に物書きとして成長しないな~。 物語として評価するなら勿論ゼロ。 ただ、「One more time,One more chance」のPVとしてなら大いに成功していると思います。 【カラバ侯爵】さん [DVD(邦画)] 0点(2007-10-25 11:54:59) 7.《ネタバレ》 連作短編という意味を理解しないで観てしまったせいで、3話の途中で意味を理解した時には、ちょっと驚いて、鳥肌..物語の内容は、それぞれ良かったのでは..待ち合わせた駅での再会シーン、感動~でした(涙).. 少しツッコましていただくと、あそこは一晩明かしちゃ~いけないでしょ~(親がどれだけ心配するか..) それから、チューブくぐっちゃって、、あんなに波がデカい?(サーフィンをナメちゃ~いけません) 作画については、電車がとても上手、背景も相変わらずリアルで綺麗..人物は×..鳥が下手、ちゃんと大空を羽ばたいていません(作画の力不足です).. 最後に、1話と2話は、むず痒くなるくらいの恋愛もの..苦手な方は、まったく受け付けないのでは..と思います... 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-10-23 16:57:47) 6.数年前、ケーブルテレビのCMか何かで、アニメのワンシーンが目に留まった。信号だったか踏切りだったか一瞬なのに、その風景が脳裏に焼きついた。調べようにも手段もなく、あきらめたのだが、今想えば新海作品だったのかも知れない。その画は、どうしようもなく切なかった。そして今、この作品を見終え、切なすぎる感動を噛み締めています。彼女の気持ちをおもいやれなかった14才の頃が頭を過ぎりました。 【カリプソ】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-10-21 03:51:24) 5.おそらくはテーマだと思われる「時間」と「距離」を、これ以上なく丁寧に描ききっているアニメ作品。近年のアニメーション作品ではトンと見られない(というのも悲しい現実だが)美術センスの素晴らしさが、鳥肌が立つほどに際立っていて、それらに絡み合うように語られる繊細のようで力強い脚本も、切ないくらいにマッチしている。第三話で畳み掛けるように流れる山崎まさよしの「one more time one more chance」も、憎いくらいのタイミング。ラストシーンの諦観さも秀逸で、無駄な力を一切使わずに打たれるピリオド。新海誠は、やっぱりスゴイ。いい加減、このカテゴライズもダサいとは思うのだが、「堂々たるジャパニメーション監督(作家)」と、認識しておく必要があると、思う。うん。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-10-08 00:15:44) 4.とりあえず背景が素晴らしい。 ただ綺麗な背景というだけなら、他にもクオリティの高い作品はあるけど、この作品は背景を含めた構図が素晴らしい。 これが単なる感性の良さなのか、レイアウトの時点で構想を練って作り上げられたものなのか、ちょっと気になる。 あと、選曲もいい。 というか、『One more time, One more chance』の為に作った長いPVといった感じ。 この曲が嫌いでなければ、1回は見ておいて損はないでしょう。 物語に関しては短編ということもあって、描かれてない部分は想像で補うしかないけど、僕の想像によると名作としか言いようがない。 飽くまでも僕視点での評価だけどね。 とりあえず1話目はピュアで心洗われるような話。 2話目は切なくて泣きそうになる話。まあ、僕は泣きましたが・・・。 3話目は現実的な女と妄想的な男の対比が残酷な話。 まあ、人生なんてそんなもんです。 高校時代に戻ってやり直したいとか思っても、もう遅いわけです。 あんまり好きじゃなくても、妥協して食べられる時に食べておかないといけないというあり難い教訓を活かして、好き嫌い言わずに生きていきたいと思いました。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-10-02 21:05:49) 3.《ネタバレ》 映像美がすばらしい。実像ばりにディティールにこっていて作り込みの丁寧さが感じられる。内容は1話目が特に秀作で際立っている。しかし主人公の優柔不断さが2話3話と顕著にあらわる形で展開していく。人生時間軸的には夢から現実ということになろう。 【K2N2M2】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-09-09 13:21:05) 2.《ネタバレ》 人を想うこと、想われること。想い続けること、忘れること。今に満足しているかどうかは別にして、生きると言うことは切ないコトですね。3話目で一気にやられました。 【ParaP】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-08-26 02:29:38) 1.こういう作品に出会えると日本人に生まれて良かったと誇りを持てる。 背景美術や光、空気感の表現は極上・絶品。 東京、栃木、種子島が情緒たっぷりに描かれており、 絵の美しいアニメは数あれど、 これほどまでに描ける人を私は知らない。 各話ごとの色彩も素晴らしい。 これを実写でやるのはかなり難しいでしょうね。 作画のクオリティは前作「雲のむこう~」から格段に 跳ね上がっており、とてもなめらかに動いております。 人物の作画に不満があった人もこれで解消でしょう。 山崎まさよし氏の主題歌も天門氏の音楽と 絶妙にマッチしており全く違和感なし。 第三話の構成は反則ですよ(褒め言葉) 声優のキャスティングも前作同様 見事なハマリ役。バランスが取れています。 ストーリーに関してはこの現実世界が舞台なので 世界観のリアリティーが格段にアップしています。 また、これまでの作品と同様に現実のシビアな一面も逃げずに描いてますが、 それでいてラストシーンは清々しいのが良いですね。 最近のアニメ映画には少なくなってきた食事シーンがあるのもこれまた良い。 「月とキャベツ」が好きな人、 切ない過去を引きずっている(引きずっていた)人、 新海作品のテーマや語り口は好みだけど、 SF要素がどうも…という人にも自身を持っておすすめできる(私はどっちも好きです) どちらかというとテーマ的にも大人向けですが、 ここはやはり国内外問わず色んな人に見てもらいたい作品です。 【.】さん [DVD(邦画)] 10点(2007-07-21 08:15:15)
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