みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
41.そうだった ジョーは 冒頭でちゃっかり死んでいたんだったよね。すっかり忘れていたよ、最後まで。そしてラストはさ、もうさアレだね。ド迫力だね。黙って見てるしかなかったですもん。ノーマ・デスモンド。 個人的には階段を降りて来てるところで終わるのがベストだと思って見てたのですけども、ところがどっこい、最後の最後のカットで凄いインパクトを残しましたね。後味凄いと思いましたズラ。 【3737】さん 8点(2004-03-04 21:38:05) 40.ただただ哀れ。狂った女優が唯一救われたように見えるところがまた黒い。ジョーは自業自得かなという気もするけど、一番救われないのはアーティー。その後の結婚生活がうまくいくとも思えず、何気にひどい扱いだ。 【ラーション】さん 8点(2004-03-03 18:13:30) 39.『何がジェーンに起ったか?』を最近観たこともあって、往年の大女優の晩年の悲劇がずしりと身に染みる。久々に映画を観て嫌な汗をかいた、グロリアさんのラストの狂気。サスペンスというよりホラー。きっとアカデミーの会員は恐ろしすぎて賞をあげるのをためらってしまったのだろう。執事は気味悪く、偏屈し、不気味であるが究極の愛。主人公のジョーはどう見ても売れない脚本家というより映画スターだが、死体の回想という物語の構成は見事。つまるところ、『何がジョーに起ったか?』。 【紅蓮天国】さん 6点(2004-03-03 01:35:27) 38.《ネタバレ》 いや~、ノーマ役の女優の迫真の演技には参りました。さすが元大女優(笑)。さすがにあそこまで狂ってる人はいないと思う。夢遊病者には関わっちゃいけないですね。最後は自殺するのかと思ったけど、結局男を殺すなんて自分勝手だと思った。でもあんなに嫌な性格だったらそもそもスターになるのも難しいのでは。よっぽど綺麗で魅力的だったんですかね。 【凛々】さん 8点(2004-02-22 18:52:55) 37.ワイルダーらしいシャレたコメディタッチではあるけど、黒い。グロリア・スワンソンがとにかく怖かった。あの怪演はお見事でした。ウィリアムホールデンがスワンソンといるときと若い恋人といるときでの態度が対象的で笑えたけど、ワイルダーにしては黒すぎる笑い。シャレた感じがむなしさを一層引き立てた感じ。 【YU】さん 7点(2004-01-11 06:19:02) 36.ビリー・ワイルダーにしては異色の作品。映画としての完成度は極めて高いと思うが、個人的にこういう作風は好きではない。よってこの点数で。 【K】さん 6点(2004-01-08 20:03:01) 35.古典ですけど、迫力ありますよ。途中少し間延びがあったかもしれません。 【MASH】さん 6点(2004-01-03 16:21:29) 34.《ネタバレ》 取り憑かれたように過去の栄光にすがるノーマ。 俳優業には歳相応の役柄というものが有り、柔軟にそれに対応する俳優もいるが、その一方で歳をとってしまった姿を観客に見せたくない心境から、若いうちに引退し、その後姿を二度と見せない女優もいる。役者には「旬」というものが有り、主役クラスでないとプライドが許さない、ノーマはそんな人物だったのだろう。 16歳の頃から映画の主役を張っていた、それだけに彼女は仕事一筋の人間で、それを失うと「人生の目的」というものを失ってしまった。 「仕事も私生活も常に脚光を浴びていたい」。そういう暮らしを一度手に入れてしまった者が陥りやすい事なのでしょう。 ノーマは錯乱状態でラストを迎えるが、有る意味、最後まで女優で一生を終えることが出来たことは幸せだったのかも知れない。 【おはようジングル】さん 6点(2003-12-31 15:33:33) 33.死者のモノローグという、今となっては珍しくないプロローグも非常に衝撃的だったのでしょうし、ハリウッドのスキャンダラスな内幕モノということで、当時としては相当ショッキングな作品だったのでは。何と言っても自分の実像に近い人物を熱演したスワンソンの怪演には鬼気迫るものがあります。 ウィリアム・ホールデンの前にオファーされた役者は、主役の脚本家と、自分の実生活が似すぎていたため、出演を断ったそうな。。。 【poppo】さん 7点(2003-12-24 10:49:13) 32.ワイルダーのドイツタッチが、満開の傑作。「ザ・プレイヤー」などのハリウッド内幕物の先駆だと思うのだが、プールに浮いてる死んだホールデンのモノローグで始まる冒頭は、チャップリンの「殺人狂時代」とも重なる凄みがある。物語も、素晴らしいが、サイレント映画の女王グロリアスワンソンには表情と身振り手振りを駆使したサイレントの演技、ウィリアムホールデンには、日常そのままみたいな自然なトーキーの演技をさせて、その二種類の演技のぶつかりあい、演技合戦を見るのも一興だ。ワイルダー、粋な遊びをするではないか。執事に扮するエリッヒフォンシュトロハイムの存在感も圧巻。 【ひろみつ】さん 10点(2003-12-21 00:36:50) 31.《ネタバレ》 あまりにも有名な死体の独白から始まり、奇妙な生活の果てにある狂気の爆発。スワンソンの演技には演技とは思えぬ説得力があり、ラストは呼吸困難になりそうなほどである。これほどの作品にケチをつけるなどおこがましいが、中盤少々ダレていたように感じたのが惜しい。それにしても、これを撮れるワイルダーって人は本当にすごいな。 【恭人】さん 9点(2003-11-28 11:15:03) 30.こーゆー映画何気に好きなんですよねぇ。ブラックな感じ。主人公は、もうちょっと反抗しても良かったんじゃないかなぁ。そんなだからよけいあのおばはんが調子乗るのでは…?そこが納得いかない。まあ個人的な考えなので。でもやっぱりこんな映画好きなんだなあ。 ラスト、ノリノリでカメラに近づく姿を見て、「あー幸せそう…。」と物悲しさと共に彼女を祝福している自分がいました。 【ショップガールinNY】さん 8点(2003-11-25 19:19:40) 29.ワイルダー作、ホラー映画。 【STYX21】さん 9点(2003-11-11 22:20:02) 28.この映画がオリジナルなのかもしれませんが、以前に何度もこの映画のプロットは本や、テレビで見たような気がします。まあ50年以上前の映画ですからねぇ。真似されるのは仕方がない?とても面白かったんですけれど、、、、。 【チビすけ】さん 7点(2003-11-10 22:33:38) 27.《ネタバレ》 すでに過去のものとなってしまったスター女優の憂愁。スターであった輝かしい過去と、世間からひとり取り残されてしまった現実の明暗がどことなく寂しさを感じさせる。しかし現実逃避なんだろう、未だにスターであると信じ続けている。あるいはスターであり続けなければいけないのかもしれない。そんなノーマ・デズモンド役のグロリア・スワンソンの鬼気迫る演技が素晴らしい。と言うかむしろ怖い。過去の栄光にしがみ付く役者、廃れた役者は捨ててしまう現場。どちらの心理も当然かもしれないが、現実として怖いものがあるね。現場としては新しい役者を連れてくればいいけど、行き場のなくなったプライドの高い女優は・・・狂うしかないのかな。 【智】さん 9点(2003-10-31 01:20:11) 26.怖い。そして、とても悲しい。「黙ってないで、私をぶって!どなって!でも、嫌いにはならないで・・・」この台詞にはぞくりときました。 【のほほん息子】さん 8点(2003-10-30 20:30:36) 25.ノーマ・デスモンドが怖い 昔の栄光にすがって過去のなかで生きている女の悲しさが狂気に満ちていて恐ろしいです。 この女に現在というものは存在しないですね。それが時の厳しさを教えてくれたと感じました。 【たましろ】さん 9点(2003-10-15 00:46:54) 24.スワンソンが真に迫ってて、マジ恐かった。すごい名作って聞いたんで楽しみにしてたけど、少し期待外れだった。 【TZ】さん 7点(2003-06-28 18:35:57) 23.メルローズ通り沿いにあるパラマウントピクチャーズの小さい方の入口を「スワンソン・ゲート」といいますが、これは映画中のノーマ・デズモンドがデミルに会いにくぐった門なのですね。いま出てくる大きな門は、旧RKOスタジオ側になるため、この門がオリジナルといえます。シュトロハイムとスワンソン、デミルにキートンとすごい顔ぶれで、ワイルダーもかなり気を使ったのではないでしょうか。ホールデンなぞまだお子ちゃま扱いです。エリッヒ・フォン・シュトロハイムの凄さ、これこそこの映画の醍醐味でしょう。それにしてもよくこんな作品が撮れたもんですね。ハリウッドはこの作品を境に、顔ぶれも「戦後」になっていきました。文句なしの大傑作です。 【FOX】さん 10点(2003-06-22 20:10:01) 22.【sayzin】さんと全く同じ意見です。言いたい事全部、書いてくれちゃってます。ここから先、引用→ 今となっては特に目新しい題材ではなく目新しい作りでもありませんが(古~い映画に詳しい人は色々と楽しめるらしい)、ラストの三段落ちには正直唸った。ウイリアム・ホールデンが死ぬのは最初に分かっていること。そしてグロリア・スワンソンの狂気も最初から分かっていたこと。しかし、執事が監督になることによって狂気と哀愁が増幅されるラストになっていたとは! いみじくもカメラの前に立つスワンソンに、実はスワンソン以上に過去にしがみついていた執事が「アクション!」をかける。狂人が演出する狂人の演技、こりゃいくら何でもブラック過ぎる…(その他諸々、ビリー・ワイルダーって人は相当性格悪いのか?)。この映画、ただ事じゃ済まされません、まさに、その通りだと思います。まさに完璧な評価です。 【マリサ】さん 9点(2003-06-10 17:25:47)
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