みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
9.《ネタバレ》 主人公がアホで周りの信頼がゼロ、というのがいいですね。 ニートの上に貯金が65ドルしかなく、ドジで、その上悪びれる様子もない(でも彼女からはなぜかモテモテ)。 何の共感も持てないほどのすさまじいボンクラ具合なのですが、そんな彼が成長していく姿はなんともほほえましいのです。 冒頭20分はそんな能無し主人公の描写ばかりが続くので、なんの映画を見に来たのかわからなくなりますが、これはこれで面白いのでよし。 戦闘のバリエーションの多さも魅力の一つです。 艦隊の人間描写だけでなく、外界の人間たちの奮闘を描いているのがとてもいい。 画や展開が一本調子でないので、飽きにくいつくりになっています。 しかし宇宙人が無害なものを襲わないのはなんでだろう? バイザー(?)で緑色に光るものは「無害」と判断しスルーする宇宙人たち。 銃器そのものや、それを持った人間は赤く光り、攻撃の対象になります。 火の玉みたいなのがローリングしているときも、野球をしていた少年は襲わない不思議。 研究者・キャルがカバンを持っている時でも襲わない不思議。 そもそも見分ける必要があるかも疑問なんですが、ひょっとしたらエイリアンたちは「不殺」をモットーにした良識ある連中だったかもしれないですね。 でもそれにしては序盤では砲撃して人を殺しまくっているわけだし、中盤で明らかに無抵抗の車に乗った人襲っていたし、香港の街や高速道路を派手にぶっ壊しているよね。お前らの目的は何だよ。 【ヒナタカ】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-05-01 22:36:43) 8.《ネタバレ》 この類の映画に本気で名作を期待する人は居ないでしょうし、この位のシナリオで良かったのだと思います。突然に空から飛来する宇宙からの侵略者、各国の軍人が協力して宇宙人と戦う、圧倒的な物量の火器で攻めてくる宇宙人、意外な宇宙人の弱点、何故か分からんが宇宙人は二度と地球を侵略しに来ない、等々正にテンプレ通りの展開。だからこそ面白い。普段はぶっ飛んだ作品が多いピーター・バーグがこんなに王道の映画を撮るとは驚きです。何より兄貴が死ぬシーンの扱いが実にスマート。私にとってパニック物の映画で一番イライラするのが、周りでは物凄くドンパチしてるのに主人公とその肉親・友人の愁嘆場なのですが、本作では主人公の兄が木端微塵になって死んでしまう場面でそういった女々しいシーンが一切無かったのが好印象でした。実際、嘆き悲しんでる暇なんてその場では無いと思いますしね。最後に兄の代わりに主人公が勲章を受け取るだけでドラマは成立するんですよね。ただミズーリ号から無言で現れるおじい様方には思わずズッコケました。いくらなんでもご都合主義過ぎるだろ!お前ら今までミズーリ号で一体何してたんだ!? お茶でも啜りながら観戦してたのか? 【民朗】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-04-28 20:43:41) 7.《ネタバレ》 なぜ、「ご都合主義」のかたまりのこの映画の評価が高いのか、まったくわからない。こんだけ都合よくストリーが展開するなら、設定とか伏線とか、まったく不要じゃないか。退役軍人がそんなに都合よくミズーリで待ってたりしねーだろ!!ほかにも、都合の良いタイミングで助けに来るお友達とか、都合の良いタイミングで飛来する戦闘機とか、都合の良いものが山ほど出てくる。最低脚本の例として、後進育成のための教材に採用すべきだ。 【センブリーヌ】さん [映画館(字幕)] 4点(2012-04-25 02:52:23) 6.とにかく陳腐。普段は気にしないのですがツッコミたい所が満載過ぎ。強引過ぎるひと昔前の漫画の様なストーリー展開には参りました。しかし戦闘シーンは凄いので4点献上! 【じょーー】さん [映画館(字幕)] 4点(2012-04-22 01:29:59) 5.《ネタバレ》 なんか見たことあるなと思ったらジョンカーターやん!まさか映画館で観る作品で主演2連発で同一人物になるとは思ってませんでした。予告を観ても全く興味がわかなかった作品ですけども「燃える」これに尽きますね!(細かいことは気にせずフォースを感じるのだ)そうは言っても勲章授与とかしてる場合か?次回作は占領されてる所から始りそうな予感です^^; 【追記】再鑑賞する事は無いと思っていた作品ですが、中国嫁が何となく面白そうって事で一緒に観ました、内容はほぼ忘れちゃってるので問題無しです。ツッコミどころ満載かもしれないけ燃えますね。戦艦の艦橋シーンでで提督か艦長付の士官?だけどラミ・マレックだと思うんだけど違いますかね?2~3カットのちょい役、エンドロールまで確認してないので、見間違いかもしれないけど。。。 【ないとれいん】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-04-22 00:28:57) 4.《ネタバレ》 意外と宇宙人が「専守防衛」でしたよね?。それって、どうなの?。 ハッキリ「無慈悲な侵略者」として描かないと都合が悪いのでは?。 ああ見えて「これからは、一緒に暮らして行こう。ウチにもおいでよ」な連中だったら、 どうするんだ?。警笛ならした後、大音量返されちゃったからパニくってたけど、 あの時点では、誰かが殺傷されたわけじゃなかったよね?。 そりゃ、コンニチワも無く「アンテナ借りまっせ」な人たちだったけど…。 地上基地の並んだ軍用ヘリを串刺し的に破壊するけど、民間人を故意に撃たない。 一応「そっち(地球側)が撃って来ないなら撃たないよ」という姿勢だった様な。 やっぱり地球外生物とのファースト・コンタクトを、軍人に任せちゃダメだな。 「うわー、得体が知れない!撃っちまえ!」になりがち。 いや、ちゃんと「悪者」だったと思うけどサ。 それならそれで、バリア内の駆逐艦に向けて「イキナリ撃って来る敵」って事で 良かったのでは?。なんで専守防衛っぽく描いたんだろう。 しかし、真珠湾周辺で日米が力を合わせて戦う…、もはや戦後じゃないね。 ラスト、あっけない様な。「XメンFジェネ」のキューバ危機のアレみたいに、 バリヤ外に居た他艦隊が皆来て「一斉砲撃!」でミサイル飛びまくりな「締め」だと思ってた。 提督だって撃ちたかっただろうに…。 【じょるる】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-04-20 22:31:21) 3.《ネタバレ》 舞台設定を、地球規模ではなくある一エリアの局地戦にしたことにより、スケール感よりも濃密感が増し、それによって敵との駆け引きが濃いものになった。 また、SF映画の歴史を紐解いてみてもおそらく、エイリアンとの海上戦、その一点だけに焦点を当てた作品なんてないのではないだろうか。 この投稿ページでどなたかがおっしゃていましたが、たしかに「バトルシップヤマト」のスタッフに、この映画から多くを学んでもらいたいものです。(;´∀`) こういったハリウッド映画を観るたびに思うのは、ハリウッドはつねに作品を通して観客に疑似体験させようとしているのに、日本映画は、舞台劇の手法でいつまでSFやアクション映画を作り続けていく気なんだろうな~・・・・ということです。 良い悪いではなく、吸収そして進化してほしいのです。 【Dream kerokero】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-04-20 09:24:21) 2.《ネタバレ》 日本版『バトルシップ(ヤマト)』のビジュアルエフェクト担当は、この映画を見習うとよろしい。 メカニックのスケール感・ケレン味の演出とはCG予算の多寡ではなく、キャメラポジションであり、アングルであり、艦体を引き立てる対照物(波、飛沫、敵艦、アンカー)の活用であり、テンポ(ツメとタメ)であると判るだろう。 階級・国籍を超えて砲弾を抱え上げ、運ぶ男達の協働の姿。若手に装填を指南するベテラン。艦首で大きく砕ける波濤を艦橋に登ったテイラー・キッチュが望む俯瞰ショット。 そういう具体的アクションの積み重ねが、深いパースペクティブを活かした構図やハードロックの劇伴と共にミズーリ出撃やT字戦法の圧倒的エモーションを形づくっている。 山崎版『ヤマト』に必要だったのは、そうした人間が操る艦としての描写の豊かさだ。 『機動警察パトレイバー2』や『ガメラ3』など日本製戦争映画(共に伊藤和典脚本)の「ディスプレイ上の戦争」の形式を必然性のある形でボードゲームに見事にアレンジしているこうしたアメリカ映画こそ、したたかである。(球体の殺戮兵器は『機動戦士ガンダムF91』のそれを思わせる。) なによりも、巷のありきたりな粗探しを愚かしく思わせてしまう潔さがいい。 荒唐無稽だからこそ、いかにも大作絡みの政治的ゴマスリに乗せられる心配もない。 (云うまでもないが、作り手の「ご都合」で企画され、書かれ、演じられ、撮られ、編集され、一定時間内に再現された虚構であるあらゆる物語映画は「ご都合主義」である。ご都合主義こそ映画だ。ゆえに『バトルシップ』はより映画的である。) 【ユーカラ】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-04-19 23:42:13) 1.《ネタバレ》 期待値ゼロだったが、ここでの評価が高かったので鑑賞。盤上の「戦艦ゲーム」を実写で大真面目に見せちゃってくれるのが面白い。〈男の子〉の萌えポイントをいちいち突いてくるんだよね。ヒロインは可愛いし、エイリアンのバトルスーツも何気に格好良い。クライマックスの戦艦ミズーリ&ジジイ頑張る!の展開は涙もの。浅野サンは、「ただ出ているだけ」だった『マイティ・ソー』から大出世し、準主役級の扱いで儲け役。 【フライボーイ】さん [映画館(字幕)] 6点(2012-04-16 19:46:01)
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