みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
8.同じ日に鑑賞した「怒り」で気分的にやるせない感じになった為、急遽イーストウッドの感動実話で口直し。 もう主演がトム・ハンクスという時点でもうこの映画は成功してると言っていい。とにかく安心して観てられる。 ストーリー的には「アンビリーバボー」などの航空パニックスペシャル!なんかでやれば30分位で終わりそうな話を、よくぞここまでうまく盛り上がるドラマに仕立て上げたなと驚かずにはいられない。イーストウッド監督作品なんだから当たり前か。 ただ、あまりに淡々と進む為、少々あっさりした印象も受ける。ただクライマックスの飛行シミュレーターでの検証シーンはかなりカタルシスを感じられ、そこは熱くグッと来るものがあった。 【ヴレア】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-09-26 23:23:40) 7.《ネタバレ》 近頃の実話物で多いのは、出来事そのものよりも、そこに至るまでや、その後の関係者の動向を描く映画なんですが、この映画は、ニュースでは映されなかった部分に焦点を当てつつ、事実を紹介するという方法をとっています。実にうまいやり方だと思いました。ただ、イーストウッド作品に求めているのはそういうことではなかったので、肩すかし的で、やや物足りなさは残りました。イーストウッドの映画で一件落着になるのなんて、ほとんどありませんから。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-09-26 16:30:21) 6.《ネタバレ》 町の映画館で見た後、見逃したエンドロールを見にIMAX劇場に行って来ました。こういう話は大好きです。素手だと本当に弱い動物の人間と人間の手足や頭脳の延長としてのメカとの関係、特にメカと共に未曾有だの想定外だのに直面した際の人間の優れた判断や決して諦めずに事態を打開しようとする勇気の話というのはたまらないです。東電福島第一原発の誰かの話も作って欲しいです。同じような基準でかつて「アポロ13号(これもトム・ハンクスが主演です。まだ見ていない方は必見!)」に満点をつけたのでこの作品も、と言いたいのですがどなたかが指摘してくださっているように邦題に問題があるのでマイナス1点にします。クリント・イーストウッドさんごめんなさい。それから2度目の鑑賞では、悪役視される政府当局者から、どんな事件からも後世のパイロットが教訓にできる内容を引き出そうとするプロ意識を感じました。 エンドロールの本物のサリー機長とその夫人を含むオールスター登場ですが、撮影チームが購入した1549便と同型の廃機に映画撮影用のお化粧が施され、その前で撮影されたようです。同便に搭乗していた旅客にはニューヨークからシャーロットに行く人、帰る人、乗り継ぎの人等がいたと思いますが、その中の多くが乗客役として映画撮影に協力することとサリー機長に再会するために自腹を切って出演料なしでも駆けつけたそうで心が温まります。それから救助に一番乗りで駆けつけたNY WATERWAYの太った船長は実際に一番乗りで駆けつけた船の船長で乗客と同様の友情出演だそうです。 監督クリント・イーストウッドは浪花節調や演歌調の作品(例えば「マディソン郡の橋」や「ミリオンダラーベービー」)が得意なのかと思ったらこういうノンフィクション作品も作れるんですね。でもどんなサクセスストーリーや本作品ような「終わりよければ全て良し」の英雄譚も事実を掘り下げることによって浪花節調ではなくても真のヒューマンドラマ、例えばプロフェッショナリズムなどが浮き彫りになってくるものなのですね。今後もできる限りこういう作品を作り続けて欲しいです。 NYPD(ニューヨーク市警)、FDNY(ニューヨーク消防)、NY WATERWAY(短距離旅客運搬の商業ライン)などがこぞって不時着した旅客機を目指して救助に駆けつけるシーンは圧巻でしたがNY-NJ Commuter Ferryが現場近くで航行していたはずなのに一隻も見えず、当時ニュージャージー州に住んでいたわたしとしては不満です。でもこれは減点対象ではありません。 【かわまり】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 9点(2016-09-26 06:24:45) 5.《ネタバレ》 映画に対する感動、というよりは実話に対する感動といった方がよい。 ラストも結局は実際のモデルに頼ったようにみえる。 まずは眉をしかめたトム・ハンクスの表情のアップの多さが気になってしまう。 夜間にジョギングする彼のシルエットの背後に影が覆いかぶさるようなショットなどにらしさがあるが、 トラウマのシーン以外、人物の顔に深い陰影を落とせないのは今回も実在の人物をモデルとしているからか。 簡潔に処理した二度の回想シーンなどはともかく、ビル群に突っ込んで爆発する妄想CGまで必要か、結構無駄を感じる。 わざわざコンピュータ処理に頼らずとも、誰しもがそれを連想するのだから。 隣席に同乗した女性の代わりに乳児を抱いてショックに備える男性客のエピソードなど、細部のドラマはさりげなく感動的であり、 ラストのアーロン・エッカートのジョークも爽やかでいい。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2016-09-25 20:09:30) 4.《ネタバレ》 やったぜ!いやもう、久々のホームランです!(古) 現実に起きた、この事故の”奇跡”同様に、この作品自体のデキも、わたくしにとっては、”奇跡!”以外の何物でもない。イーストウッドもトムハンクスも、やっぱりイイねェ! なにしろ、オープニングからラストまでモウ完璧! 素晴らしい!の一言。!!”。この事故の再現映画ということになりますが、”PC旅客機操縦オタク”のわたしにとっては、これ以上考えられない理想的なデキに仕上がっていました。特に担当管制官のくだりは初耳で新鮮でした。脚本、演技、演出、CG,特撮、音楽、センス抜群!(古)言うことなしっつ!! ”超号泣!”久々のパンフ買いです。 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 10点(2016-09-24 17:19:05) 3.いい映画でした。どれだけ経験を積んだとしても思い及ばない危機的状況。それは誰にでも訪れるわけではありません。自分に起こった時に何ができるか・・。おすすめです。 【海牛大夫】さん [映画館(字幕)] 8点(2016-09-24 16:32:31) 2.20数分間の出来事、それも結末が知れ渡った実話をここまで映画として構築できるイーストウッド監督はやっぱり凄い。トム・ハンクスの演技も完璧。 【kaaaz】さん [映画館(字幕)] 10点(2016-09-24 16:17:32) 1.《ネタバレ》 アメリカの良心を演じさせたら右に出るものはいないトム・ハンクスが今回は人間の良心を演じきっている。さすがに上手い。ラストの公聴会の終盤「人的要因」の指摘から一気に流れ変わるところで思わずウルっときたが、むしろ終始沈着冷静なサリーが墜落後に奥さんを電話した後に、ハドソン川に浮かぶ機体と救助の様子を見たときの、現実を受け入れた驚きの表情がとても印象に残った。賞賛⇒バッシングというわかりやすい構成ではなく、賛否分かれる見せ方やエピソードと事故シーンの挿入がとても上手かった。「きっとラガーディアに戻れたはずだ」と、最初から機長を誤った判断と決め付けていた事故調査委員会のありがちな姿勢は、今後ますますコンピュータが高性能になると増えていくんでしょうね。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [映画館(字幕)] 8点(2016-09-24 14:59:44)
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