みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
15.キャラクターに色がないんですよね、濃さっていうか。立ってないし、さっぱりしていて脇役だらけな印象。19世紀のイギリスがどんなんだったか知りませんが、原色がほとんど無いこともあり、抑えた色調で全体的にも淡々とした感じです。映像は書き込みが凄く見るべきものがあるが、ストーリーが練られておらず平凡な作品。導入部からして下手。バルブや配管、歯車ばかりで見ていて飽きが来るのも原因かな。 【ロカホリ】さん 6点(2004-07-26 23:47:47) 14.映画は、人に見てもらうことが前提なので、面白くなければ点が低くても当然だと思います。その点で-5点。映像についてのこだわりは判るのですが、大友さんらしくなく綺麗過ぎて、面白みに欠けるので-1点。また、科学が錬金術ぐらいにしか見えないデザインだったため、科学の脅威が伝わってこなかった為、-1点。でも、やっぱり一番の駄目押しはトニーたけざきさんの漫画の方が面白かった事です!(アムロ・「レイ」!が絡むんじゃあるまい!?とか、ドキドキしちゃったよ!)あぁ、馬鹿ですみません!計3点です。(減算方式) 【魚弱】さん 3点(2004-07-26 02:32:24) 13.スケールのでかい親子ゲンカを2時間見せられた。期待がかなり大きかっただけにものすごくガッカリした。悲しい。声担当の役者さんたちや迫力のある映像、科学と人間の幸せの関係等良いところもあったけど、あまりにもストーリーが無さ過ぎる。宮崎作品のできそこないとすら呼べない。 【ラーション】さん 3点(2004-07-25 04:03:59) 12.《ネタバレ》 ぜんぜん感動しないですね。蒸気機関をパラダイムとする世界の「画期的な技術」(おそらく原子力級の?)の使い道が、城を飛ばすことって、陳腐すぎるじゃないですか。いや、マジで千年女王とか思い出しちゃいましたが・・・見ている間中、「ああ、あんな事しちゃ国際問題になるなぁ。補償額は何兆円になっちゃうんだろう?いや、戦争になっちゃうかも・・」なんて事ばっかり、考えちゃいました。 【Tolbie】さん 4点(2004-07-24 08:27:45) 11.AKIRAと言いたいところは同じなよーな気がする。欲望ってのは抑えられないものですかね。抑えるのはモラル?寺島さんの声が素敵でしたー。 【かずのすけ】さん 6点(2004-07-22 23:01:42) 10.これぞ映画の醍醐味。 映画館でなくては味わえない迫力ある映像と怒涛の重低音。 大友作品特有のビジュアルショック然とした映像が 乱気流の如くスクリーン全体に席捲している。 確かにストーリーはグダグダで単なる親子喧嘩が 稀有壮大なオモチャを使ってドタバタしているだけと 軽くまとめちゃえばこんな感じなんだけど、 このドタバタを表現する力が有るのが 大友克洋の最大の魅力なのではないだろうか。 声優陣はジブリ同様「大友よ、おまえもか!?」と言いたくなる程、 有名人を多用し、ある意味作品の質を落としてはいたが 今の時勢では止むを得んといったところか? 04年秋の某アニメ映画にキムタクが声優やるよりは耐えられるレベル。 特にロイドの声を演っていた中村嘉葎雄や エディの声を演じていた津嘉山正種などは実写同様の 重厚且つアクの強い演技で作品に深みを与えていて好感が持てる。 中村に至ってはあの特徴ある声に最後まで魅せられて 『誰だろう?』と判らずクレジットを見て納得。 流石は名優の演技と感服させられた。 穿った見方をせず素直に見れば大変いい作品だと思う。 【sting★IGGY】さん [映画館(字幕)] 7点(2004-07-22 21:35:04) 9.面白くはない。舞台が狭いからかな。まぁ、僕はキャラクターに感情をあまり持たせずにぼんやりと書いていく作品は好きですけど、この作品は中途半端な気がしたかな・・・。 【スー・ミー,スー・ユー・ブルース】さん [映画館(字幕)] 3点(2004-07-22 16:21:48) 8.多くのファンはおそらく「AKIRA」的なものを求めて観に行くんじゃないでしょうか。でもそもそも「AKIRA」とは違うものを作ろうってやったわけで、(確かにマシンやアクションは盛りだくさんだけど)そういうのを求めて観に行った人はたぶん落胆すると思う。だから比較じゃなくてこれはこれで別物として見てほしい。話がつまらないという意見がありますが、そもそも大友さんのシナリオに話の面白さなんて求めてはいけません。いや、とは言うものの、やっぱり各キャラクターの心情に対しては、終始違和感がありました。いや、そんなものを求めてはいけません!彼らは単なる駒の一つ一つなのです!(と、自分に言い聞かせてみる)。僕も一人の大友ファンとして、主人公同様なかなか葛藤しながら見たんですから(笑)。視覚的イメージ、このイメージっていうものは、宙に浮き空を飛ぶものです。だけどストーリーっていうものは、地に足をつけてじっと考えるものです。よく、映像だけの映画は話がつまらない、と言われるのは、このイメージとストーリーの相反する要素のせいです。だからなかなかこの両者はうまいこと結婚しないものです。この二つが共にせめぎあって出来るのが映画作品。大友さんの映画は他の多くのアニメの監督同様、イメージ先行型でしょう。だから大衆的観点からすると先走った観客おいてけぼりの作品になりがちです。だけどそこから生じるズレ、微妙な違和感に魅力を感じたらその作品の、作者のファンになるんですよね。ここら辺うまいこと言葉にしにくいんですが、、、、。あ、あとカメラの動きがなかなかエレガントでしたね。ああいうダイナミズムさも大友さんの魅力の一つかな。 【あろえりーな】さん 6点(2004-07-21 02:08:01) 7.周囲での評判があまりよくなかったので、たいして期待しないで見に行ったのだが、意外とたのしめた。主人公のレイは、とくに自分では何かを作り出すわけでもなく、結局祖父と父との葛藤に振り回されるいわば狂言回しにしかすぎないが、それはそれで映画を親しいものにしていてよかったと思う。テーマは「AKIRA」で語られていたもの(=人間の欲望、とういか「意志」の先にあるもの)とほぼ同じだったが、見せ方はもちろんまったく違っていて、痛快冒険活劇として仕上げようという心意気は見えた。それがすべて成功していたとは思えないが・・・。ただ、時代背景を意識した茶色を基調にした画はとても美しく、ストーリーと展開の凡庸さを補って余りあるものだった。もういちど映画館で見ようとは思わないけれど、テレビで放送されたらあと2、3回は見たいな~と思う。 【ぽん太】さん 6点(2004-07-20 23:46:15) 6.まず最初に言いたいのが…声優がひどい。 レイの鈴木杏がまずダメ。下手な上、鈴木杏そのまんまとしか言いようがない。 ロイドの中村嘉葎雄は舌回ってないし…小西真奈美は別格。抜群に上手かった。 脚本的にも映像的にも、特にすごいっ!と思うところは無かったなぁ。 これだけ待たせてこの出来では納得いかない。 【ふくちゃん】さん 3点(2004-07-20 19:43:41) 5.このアニメ映画が他のアニメ映画と決定的に違う点・・・それは、「観客を楽しませようとしているか否か」ということだと思います。この点でスチームボーイは全く観客が考慮の外におかれています。ストーリーも単純で普通だし、キャラクターも全く立っていない。脚本も意味不明。メッセージ性もカンペキに後付けです。作者はただただ純粋に、こういう「蒸気とパイプとメカ」の世界を描きたくってたまらなかったのでしょう。蒸気と歯車、そして無数の破片を画面の中で踊らせるのが楽しくて仕方がない・・・それだけはビシビシ伝わってきます。最初は見ていて頭に来ていましたが、ここまでのレベルで最後までずっと貫き通されると、感銘すら覚えます。観客に媚びず、ひたすら己の表現を極める。アニメーションだから出来ることにこだわる。作品としてはお世辞にも面白いとは言えないけれど、あえて言うとすれば「参った!」という感じでした。メリーゴーランドとか出してくるセンスにはもう苦笑いするしかないです。。 【おしりはばとび】さん 5点(2004-07-19 23:58:41) 4.《ネタバレ》 この映画のテーマは「科学の使い方」について。人類の幸せのために使うのか、それとも金儲けや人殺しのために使うのか。ありがちなテーマだけど好きなテーマです。それをどのように描いて、どのように視聴者に伝えるのか。感想は、素直に面白かったよ。19世紀のロンドンの風景は素晴らしかったし、スチーム城も圧巻だった。いい意味で宮崎映画に似ているので女性うけは良くなったと思う。個人的にはアキラの方が好きだが。 【ぺん】さん 8点(2004-07-19 03:25:05) 3.もちろん期待はしていたが、小西真奈美が驚くほど上手い。誇張なしで、言われなければプロだと思ってしまうほど。雑誌のインタビューでは「アニメを見て研究した」と言っていたが、真面目な方だろうから、きっと相当練習したんだろうなぁ。自由奔放なスカーレットが完全にハマっていて、とても魅力的なキャラクターになっている。声だけでなく命を吹き込んだというか。 最近はアニメや吹き替えで本業以外のタレントを声優に使う事が批判を浴びているが、本作の小西真奈美、そして真っ直ぐで伸び伸びした声が心地いい鈴木杏、彼女たちがその可能性を見事に証明してくれた。 【紅蓮天国】さん 6点(2004-07-17 19:06:52) 2.何故か見る前から期待よりも不安が大きかったのですが、予感的中…。なんてことのない作品のように感じました。主人公の心情の変化がいまいち分かりにくく、スカーレットもたいして活躍していないし、父親も完璧な悪者じゃない気がするし。一体誰が正しいの?って感じです。そしてジイさんの声が聞き取りにくいっ!微妙にどもってます(笑)9年もかかって、24億円の制作費。女性も安心して見れます☆なんて小西嬢が言っていましたけど、「おおっ」と思ったのはラストシーンだけでしょうか?あれがなければこの作品、印象に残らないような…。 【西川家】さん 4点(2004-07-10 09:53:58) 1.《ネタバレ》 科学は使い方によっては、人々に幸福を与える善にもなるし、全てを破壊する悪にもなる。 全ては使う人の心の持ち方にかかっている。 それでも人間の文化の進歩は科学によるものであるし、未来に光を与えるのは科学のチカラだと、まあ言いたいことは分かるけど。 ストーリーは全く面白くありません。 スカーレットも主人公レイになんら影響を与えるキャラクターになっていない、ただのうるさいだけの存在のキャラだし、親子の葛藤もほとんど描かれてないのが致命的、この設定ならダークサイドに陥った親父をレイが改心させるのが定石だろうし、ダークサイドに陥りそうなレイがスカーレットによって踏みとどまるとかの展開のほうがまだ良かったと思われる。 普通、最後は親父はかばって死ぬというのが盛りあがる展開だがオチもなし、どこをどう楽しめばいいんだろうか。 「画」もイノセンスとかに較べれば驚くべきものではないし。 遊園地とか出てきている時点でこれはもう子ども向きなんでしょうね、でも「AKIRA」は好きです、本作ではあの世界観は陰を潜めています。 【六本木ソルジャー】さん 3点(2004-06-22 21:34:22)
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