みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
201.《ネタバレ》 数少ない場面設定とはめ絵のような航空シーン、僅かな屋外の戦闘シーンで構成されていてどこか舞台演劇を見ているような印象をもってしまう。それだけにこの場面設定で世界の運命が決まってしまう怖さを感じました。しかし皆さんご指摘のように映画の原題にもなっているストレンジラブ博士の出番が少ない。それでも彼のラストの喜びようを考えると酒池肉林ということの他に「第三帝国を滅ぼした米ソ自ら、そして少し英国がからんで(派遣将校)とうとう総統閣下の野望を達成しましたぞ」という意味があるかも。そう考えるとあと一役ピーターセラーズが演ずるとしたらソ連の大使かソ連首相だったかも知れませんね。 【rakitarou】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-02-13 13:37:57) 200.ブラックジョークが炸裂。一人三役であることは言われないと気づかない。核兵器を所有すること自体が核戦争を誘引しうる危険性を指摘している。核の抑止力の面のみを強調する政治家はこの映画を見るべきだろう。 【こまごま】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-12-31 10:41:37)(良:1票) 199.《ネタバレ》 核の抑止力を痛烈に皮肉っています。計り知れない自国民の被害を容認できない出来ない事で成り立つ均衡。その均衡が崩れる事は起こり得ないのか? 本作では一狂人が破滅の引き金を引き、一握りの政府高官が回避にあたります。大小取り混ぜたギャグで笑い飛ばしながらも、容赦の無い視線で登場人物を描き、一度もブレーキを踏まず、アクセルを目一杯踏み込んだラストシーンに至る展開。1964年に世に送り出した監督の凄みと心意気に脱帽です。昨今の核にまつわるニュースに鬼才の名作の不滅さを感じてしまいます。ところで、事情を知らずに一人三役と分かる者はいないのではと思うピーター・セラーズのプロフェッショナルな仕事振りにも脱帽ですが、監督が三役(当初は四役を打診したそうです)をさせた理由が分かりません。引き続き考えます。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-10-20 02:16:54) 198.正直笑える部分で笑えなかったりした。 ブラックジョークをよく理解していなかった・・・。 もう少し大人になったらこの作品を楽しめるのかな。 とはいえ米ソの関係、加えて水爆について深く考えさせられた。 観終わってからセラーズが博士を含む3人を全て一人で演じていたことに驚いた。 【HIGEニズム】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-10-11 16:51:40) 197.《ネタバレ》 白黒映画なんて観たのは何年ぶりなんでしょうか?冷戦を皮肉ったブラックユーモアがバシバシ炸裂するこの作品。好き嫌いは分かれるかもしれませんが、私は結構楽しめました。オチのキノコ雲連発に「また会いましょう」とかいうエンディングテーマ(?)のセンスにも脱帽。ちなみにピーター・セラーズの一人三役は観終わった後に知ってビックリ。言われなければ分からなかった・・・というレベルの高い演じ分けでした。 【ライヒマン】さん [地上波(字幕)] 7点(2006-10-02 21:13:57) 196.あいやぁ。。。 ここまでやっちゃいますかぁ。。。 すごいですなぁ。。。 前半は「これ、ほんとにコメディなのか???」と疑うほど真にせまった映像で、一気に引き込まれる。 こういうネタを真剣に作っておきながら、でもコメディですって落としてしまえる凄み。 しかもあの時代にですよ? てか、俺もあそこにいたら「ビバ水爆!」って思うだろうなぁ(爆) しかし、キューブリックって、やっぱりアレですね。 「天才となんとかは紙一重」ってやつ(笑) めちゃめちゃ怖いコメディだ。。。(^^; 【とっすぃ】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-08-25 10:44:41) 195.圧倒的な力同士が対峙した冷戦構造でさえ、ただ一人の正気を失った人間の暴走で無残に崩れ去るという結末を痛烈な皮肉をこめて描いた。命令する側、される側の誰もが不審に思いながら止める事ができない権力の誤作用。あまりに正直なオチが付いていることはともかくとしてこの手の警鐘映画は事件が去ってしまうと虚無なプロパガンダ映画となりがちだがこの作品は警鐘映画には留まっていない独特のオカシサがある。一番の皮肉はB52が今もなお現役で飛んでることか… 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-08-19 18:20:56) 194.《ネタバレ》 強烈なブラックユーモアですね。 「弾倉が開かない」「Hi there!(よう大将!)」で、機長コング少佐の運命が分かった気がしましたがロデオ気分で投下されるとは・・・ 少佐、完全にいちゃってましたね。 また、ラストでタイトルの意味が判りました。選ばれる男どもは心配しないでしょうね・・・ 博士の「総統、歩けました!」と言うセリフは、米ソ両国の覇権主義に対して所詮はお前らもヒトラーと同じだぞと言う強烈なメッセージを感じました。 冷戦下でこの映画を制作し、公開したS.キューブリックに対して敬意を表します。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-08-06 23:01:12)(良:1票) 193.まぁまぁ 【ホットチョコレート】さん [地上波(字幕)] 5点(2006-05-21 08:01:19) 192.《ネタバレ》 冷戦状況下の世界、「自由を求める為の戦い」とか「社会主義は理想的な世界」という名の下で進められていた軍備拡張の風潮の理由として「ただヤリたいから」と男の性欲と同レベルで説明されちゃぁ、カックンてなものでしょう。選民思想(もろナチスドイツ)下、地下で繰り広げられる世界は男のパラダイスでストレンジラブ博士もおっ立っちまうだろうし、溜めていたものを吐き出したコング少佐、「イヤッホー!」と言っちゃいますよね。この映画を見て笑った、というのはまったく無く「あ~あ、 やっちゃった」という感想のみでした。100年後に「冷戦とはこんな状態だったのよ」という資料として名が残るかもしれません。 【Nbu2】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-05-06 23:36:46)(良:2票) 191.キューブリック、いいですね。 【午後のコーヒー】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-05-01 04:37:48) 190.ブラックユーモアを理解できるかどうかが鍵のようですが、僕は理解できなかったのになぜかまあまあ面白いと感じました。 【スー・ミー,スー・ユー・ブルース】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-03-11 10:29:51) 189.おもしろさがわからない 【のりまき】さん [DVD(字幕)] 2点(2006-03-08 16:21:01) 188.《ネタバレ》 邦題タイトルからオチまで、こういう映画がオサレでスタイリッシュな映画だと思いますね。ラストでロシア大使は懐中時計(型カメラ)で司令室の写真を取っているんだと私は思いました。100年後にでも役立てるんでしょ、きっと。 【製作:ジャッキー・トリホーン】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-02-08 00:18:54) 187.あ~ひとりでニヤニヤしてしまった。レディの皆さんはどうぞお気を付け下さい。恋する男性には、無防備にニヤついた顔を見られてはなりません!人間のお馬鹿っぷりを皮肉たっぷりお腹いっぱい見せてくれます。しかしここで描かれてる本質的なトコは、今現在も当時となーんら変わってないのでしょうね・・・こわっ。 【タマクロ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-07 18:03:47) 186.見直してみて色々と勘違いしてストーリーを憶えていたことに気がつき愕然としました印象がすべてラストに集約されてしまっていました。 【omut】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-01-06 05:07:22) 185.ここまで真っ黒なコメディに抵抗なく笑ってしまった自分の人格を疑った(自分の右手と戦う博士に爆笑)。それはさておき、キューバ危機当時の国防長官のインタビューから構成されたドキュメンタリー映画『フォッグ・オブ・ウォー』をこれと併せて観ると、また興味深い。『13デイズ』ではかっこよく描かれていたケネディらだけど、マクナマラ元国防長官は「核戦争を避けられたのは単に運が良かっただけ」と断言していた。「ケネディもフルシチョフもゲバラもみんな、理性的な人間だった。それなのに、もう少しで核戦争というところまで行ったのだ。理性は、あてにならない」。そう、この映画、実はまったく洒落になってない。このどうしもうもなく狂っていて滑稽な連中は、現実の人間とそう遠くないところにいる。米軍幹部には当然のようにソ連との全面戦争を主張した人物もいたことも思い出す。ここまで強烈かつ秀逸な風刺は、映画であれ小説であれ見たことがない。ラストシーンの核の輝きは、一度観たら絶対に忘れることのできない、人間性に対する最大限の皮肉だ。 【no one】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2006-01-03 02:42:40)(良:2票) 184.《ネタバレ》 ずっと見たいと思っていてやっと見れたこの1本!期待以上のおもしろさでした。キューブリックがまともじゃない人間描いたら誰も太刀打ちできませんね。ピーター・セラーズ最高ですね。一気にファンになっちゃいました。 描かれている内容っていうのは、実際こんなことになってたらホントしゃれになんないって話なんだけど、ブラックユーモアで見る人の注意をうまく散らしてるっていうか、核の恐怖っていう観点だけに捉われさせないっていうか。そのあたりがやっぱりうまいところなんだと思います。オチがわかればタイトル最高!ってなりますね。戦闘機が飛んでるシーンは少々しょぼかったですが・・・w ところどころ笑わせてもらって、ラスト、博士が立ち上がったシーンは、同時に脳内で「クララが立った!!」って映像が流れたんですけど、僕だけですかね?笑。みなさん仰るように「また会いましょう」もいいですね。核爆弾に文字書いてあるのを見て、広島に落とされた核爆弾にも「little boy」って名前がついてたって聞いたことがあるのを思い出しました。キューブリックはそのへん意識したのかどうなのか。元ネタが定かじゃないんでなんとも言えませんが。 【アンダルシア】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-12-28 23:27:36)(良:1票) (笑:1票) 183.キューブリック作品は2001年宇宙の旅、フルメタルジャケット、時計じかけのオレンジと好きな作品が多いのだがこれは面白くなかった。 こういうブラックコメディみたいなのは真面目に考えちゃって笑えないタイプなので楽しめないのも当然かもしれない。 こういう映画を64年にとるキューブリックの勇気は凄い。 【トクタ】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-11-26 20:08:22) 182.博士のキャラが最高。いかにもマッドサイエンティストってかんじで。声の出し方とかキャラ作り完璧すぎ。ファー!!って叫んで右手をかざすところとかたまらん。そのあとバシバシ自分の手叩いたり 笑 でもあれ日常生活で真似したら危険人物ですよね。。手放しでは笑えないブラックユーモアですが、うまく茶化していると思います。 【スペクター】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-23 02:06:19)
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