みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
247.《ネタバレ》 アメリカン・ヒーローの映画の一つですが、これは少し別物な感じです。 ヒーロー映画にはあまりないと思っていた重厚感と冷静さがあります。 それに他のヒーロー映画よりも社会性があるように思います。 昔のバットマンのゴッサムシティーのゴスな雰囲気は消えて ビジネスマンチックな世界観になってしまってますが、そこがまたカッコいいです。 大人にも見下されないところにヒーローを存在させているので良いです。 毒々しいダークさは消えましたが、シックでアダルティーな雰囲気が魅力です。 そしてアクションも良質であり、CGの派手さだけで誤魔化すようなことはしません。 物語のレベルも非常に高いです。 社会的な視点で真面目にヒーローとは何かという問題をとりあげます。 ヒーロー物=子供っぽいという印象を見事に避けました。 しかしジョーカーのルール破りな狂気の存在感が素晴らしいとしかいえません。 札束が凄すぎ。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(吹替)] 8点(2012-03-02 21:03:55) 246.《ネタバレ》 色んな意味で暗いです、好みからは少し外れますが面白かったです。 【ないとれいん】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-02-21 18:59:17) 245.《ネタバレ》 ひたすら暗い、暗すぎる…。 でもヒューマンドラマな出来はとってもイイと思うわ。 アタシはとにかくジョーカーが心配だったんだけど、ヒース・レジャー版も素晴らしいじゃないのー。 ジャック・ニコルソンのイメージがあまりに強すぎるジョーカー役は、ヒースみたいな若手俳優には荷が重いんじゃ…なーんて心配は無用だったわね。 イカレっぷりがゾッとするほどリアルで、ジャック・ニコルソンとはまた違ったジョーカー像を見事に作り上げてくれた感じ。 ホント惜しい人を亡くしたわ…。 あとは、本来ならジョーカー演ってもいいくらいイカレ役が大得意なゲイリー・オールドマンが珍しく真面目に演じるゴードンはじめ、バットマン・アルフレッド・フォックスあたりは前作に引き続きそれなりに良かったし、トゥーフェイスもソツなくこなしてたんだけど…レイチェルはどうしちゃったの?? しばらく見ないうちにえらくブサイクになっちゃって…。 映画一本につき一人くらいは美女が見たいアタシとしては、この前のケイティ・ホームズでも若干不満だったのに、マギー・ギレンホールはないわー(ファンの皆様ゴメンナサイ)。 タイトルから「バットマン」の表記が消えたのもアタシ的にはちょっとガッカリだし、前作同様もう少しエンタテインメント性があってもいいとも思うので…まあ7点かな。 【梅桃】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-02 16:49:34) 244.一度見たけど正直つまらなかった。しかし、あまりに高い評価を耳にし、読んだので、今回もう一度見てみた・・・でも、やっぱり自分にはイマイチでした。みんなと感性がズレてるのかな? 【フラミンゴ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-12-26 06:02:05) 243.《ネタバレ》 正直この作品を観るまでは、昔のバットマンシリーズの方が好きで、あまりノーラン版バットマンはしっくりこなく、敬遠気味だった。しかし、この悪と正義が対立するゴッサムシティを描いた、トリロジーの二作目で一気に評価が変わった。ノーランならではの暗い感じ、映像でも音楽でも魅せる演出、ベイルの肉体改造など、あらゆる点で前作を上回る、新バットマンの凄まじい印象を残している。バットモービル(タンブラー)をはじめ、バットポッドが登場し、これが最高にかっこいい。スーツも一新しよりスタイリッシュになり、アメコミからヒーロー、ヒューマンドラマまで作風を高めた。紛れもない傑作。少々ながい感じはあるが、ヒースの演技をみたらそんなの感じなくなると思う。ただひとつ、問題点がケイティーホームズからマギーギレンホールにヒロインが変わったことだと、、、 あれはいただけません。。。 【バトルコサック】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-12-20 12:50:37) 242.綿密に練られた脚本と演出、世界観、素晴らしい作品でした。 「ダークナイト」としての続編が作られるのであれば是非鑑賞したい一本になりました。 それにしても報われないのはクリスチャン・ベイルですね。 個人的には好きな俳優さんで演技もうまいと思うんだけどなぁ。。 「ターミネーター4」でも主人公なのに、サム・ワーシントンに喰われるし、 今作では言うまでもなく、スポットが当たったのは。ジョーカー役のヒース・レジャー。 一本ネジがはずれたようなぶっ飛び方が最高、ハマリ役ではないでしょうか。 【シネマブルク】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-12-03 22:29:51) 241.2時間半も要らんだろう、と思いつつ、また実際要らんのだけど、とは言え飽きさせないようにアクションシーンを適宜入れ込んで、実際飽きさせない作品になっているのだけど。ただ、作品の意図がピンと来なかったのが、ジョーカーもトゥーフェイスも、怪人ではなく普通の人間として描いていること、いや普通の人間であることをわざわざ強調していること。ジョーカーのピエロ顔は地のものではありませんよ、単に普通のオジサンがペインティングしてるだけですよ、と言わんばかりに、白塗りが部分的にハゲたりするし。トゥーフェイスにいたっては、大怪我をした気の毒な人、にしか見えない(こういう描写をそのまま「顔の片面は悪の象徴」みたいに持っていくのは、ちょっと悪趣味が過ぎないか?)。一線を越えてしまった「怪人」として、異形の哀しみを込めて描いたティム・バートンの方が、真っ当だと思うけどなあ。どうしてこんなアプローチで、バットマン映画をまた作ろうと思ったんだろうか。そりゃまあ、悪が普通の人間に宿る、というのがテーマなのかも知らんが、それを映像にどう翻訳するか? 犯罪者とは言え生身の相手を、金に糸目をつけずハイテク三昧で追いつめようとするバットマン、普通に「卑怯」なだけだと思うぞ “富豪刑事”の爪の垢でも煎じて飲むとよい。って同類か。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-11-06 16:44:54)(良:2票) 240.《ネタバレ》 2時間半も起伏のない追いかけっこの『トムとジェリー』+「正義とは?悪とは何だ!」の禅問答では辛すぎる。画一的で冷たい映像と短いカット割りはテンポの良さには貢献しているけれど、物語に入り込むのを拒否しているようで、セリフの言葉選びと相まって登場人物の感情が訴えてこない。言葉遊びしてないでさっさとトゥーフェイスを出せばいいのに。ラスト、ジョーカーがバットマンを欲したその合わせ鏡としてのバットマンの決断も納得がいかなかった。 【リン】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2011-10-03 17:42:07) 239.《ネタバレ》 全身に傷を負わされ、大切な女性を失い、デントの復讐と死を止めることのできなかったバットマンは、彼の犯した罪を被って去っていく。ジョーカーの謀略に翻弄されっぱなしだったバットマンは、何も守ることができずに負けたのだろうか。 確かにバットマンが最後にとった行動は何の解決にもなっていないし、奇麗事かもしれない。でも正しい行いが自己犠牲を伴うものである以上、正義は奇麗事の支えなくしては存在し得ない。デントの罪を隠蔽し、自分が身代わりとなることで、バットマンは「正義は存在する」と信じる市民の希望を守った。そういった彼の頑張りがあったからこその「時間だ!…なぜ爆発しない!?」だろう。ジョーカーの語る理屈や行った悪事は正義の味方を完膚なきまでにブチのめしたが、ゴッサムシティの市民をブチのめし切ることはできなかった。彼の敗北は、物語の冒頭でバットマンに扮した自警団が犯罪者たちに戦いを挑んだ時点で決定していたのではないだろうか。 アメコミ原作ってことでヒャッハー水だー!見たいな分かりやすい悪党を完全無欠のヒーローがズタボロにするお話だと思って観始めたけど、想像以上に深い話で驚きました。アメリカの語る正義は独善の代名詞として揶揄されがちだけど、少なくともこの映画の製作スタッフや動員記録を更新させたアメリカの観客の皆様は、正義について真剣に考え、思い悩んでいるのではないかなぁと思いました。 【あなたのはレビオSir.】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-09-18 10:09:03) 238.バットマンの新シリーズ第二弾。 「ダークナイト」のタイトル通り、映像が黒くて劇画調の作り。 ストーリーは粗だらけなんだけど、スピード感溢れる展開で突っ込む余裕を与えない。 ヒース・レジャー演じるジョーカーの演技が絶賛されているが、 厚化粧とコスプレが邪魔をしているせいか、とりたてて何も感じなかった。 アメコミ娯楽映画としてはいいほうの出来だとは思うけど、 バットマンのコスプレデザインは、もう少しスマートにならないかなぁ。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-08-24 10:04:19) 237.《ネタバレ》 (改行表示希望) ヒーローものとは思えない、勧善懲悪という言葉だけでは済まされない いろいろ考えさせられる、人間の裏と表を辛辣に表現した秀作。 人を殺さず悪と立ち向かうヒーローの戦いと苦悩、一方虫けらの様に人を殺して人を弱みに付け込みもて遊ぶジョーカー とりあえずコインの裏表(運)で物事を判断する検事(トゥーフェイス) など、人間の弱さ(脆さ)と強さ(尊さ)を上手く「裏と表」で上手く表現していると思いました。 ・この作品のための前作(ビギンズ)なのだと思った。 コミック特有の世界観を無くし、限りなくリアルな世界観も作品を見て納得 × ・軽くアクションが長い ・ヒロインの変更 ・ティム・バートン版のバットマンが好きな人にはちょっといただけないかも。 ・過去の作品で何かと問題な刑事役が多いゲイリー・オールドマンこのバットマンでもしでかすのかと思いきや ビギンズと合わせて一本! 【はぶじ】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2011-07-19 09:31:40) 236.前のシリーズはどれもまた観たいと思わせるものがなかったけど、 このこのダークナイトは納得の高評価。 ヒースレジャーも亡くなったから過大評価されてるのかと思ってたのに、 病院からふらふら出てくるシーン、鳥肌が立った。 ただ、ヒロインがブサイク過ぎで説得力がない。 次はペンギンなのかな? 【Skycrawler】さん [地上波(字幕)] 8点(2011-07-03 00:21:15) 235.《ネタバレ》 <本日BSで二回目鑑賞>。前回見た時はデントの顔が綺麗に半分だけ焼けるのになんでやねんってツッコミを入れたんですけど、今回良く見たらデントが椅子から倒れた時に顔が半分油で浸かってる場面があったんですね。だから引火して半分だけ焼けたと・・・。そこは納得行きましたが、やっぱり二回目見ても面白くなかったです。みんな高評価なのになんで自分だけこんなに面白くないかと疑問に思ってたのですが、今回わかったのはバットマンというキャラに思い入れがある自分にとってはやっぱりバットマンがピンチにならないってのが一番の理由かと思いました。今回はバットマン以外の人達がターゲットにされるのでほとんどバットマンがピンチになる場面がないのでドキドキ感がないんですよね。それに加えジョーカーに終始振り回されて後手後手の行動なのでバットマンの魅力があまり感じられないのも自分的には良くなかったです。(だからタイトルがバットマンじゃないのかな?)多分ヒロインが前回と同じ女優さんだったらもう少し感情移入しやすくて評価もあがったと思います。 <前回感想。> なんかやたら評価が高いので期待して見たものの、自分的にはあんまり・・・って感じでした。デントとレイチェルの二人とも誘拐されてしまうってさすがにブルース・ウェインが無能にしか見えない。ブルース・ウェインが絶対の信頼をおいてゴッサムシティの未来を託そうとまで考えている人物なんだから、有り余る金やハイテク機器を使ってもっとちゃんと警護するべきでしょ~。ってか普通するでしょ~(警察内部に裏切り者がいるってのも序盤で判ってるわけだし) まあ、これはアメコミだから許せるとしても一番許せないのがジョーカーを殺さないと ころ。ジョーカーがしてきたことを考えるとさすがにこれは偽善としかいいようがないしダークヒーローらしくない。やっぱりジョーカーはティム・バートン版と同じように落ちて死なないといかんとです。 【映画大好きっ子】さん [映画館(邦画)] 4点(2011-06-29 10:50:24) 234.《ネタバレ》 前作が好きなら見ても損したとは思わないはず。やはり、過去作のジョーカーに負けない別の狂気を演じきったヒース・レジャーが作品の評価点を上げたといっても過言ではない。脇役やBGMも前作と同様に存在感抜群で、これで盛り上がらないわけがない。これで終焉かと思わせるシーンが何度かあるが、そこから二転三転するシナリオも意外性があり良かったと思う。今作のレイチェルはケイティ・ホームズから入れ替わりとなったが、ハムナプトラの3作目での「こんなのエヴリンじゃねぇ」という違和感はあまりない。 スパイダーマンにしろこれにしろ、どうして最近のハリウッド映画ヒロイン像の特徴は、二股思想を持ったりするビッチなのかが理解に苦しむ。その尻軽具合はもはや、戦国時代に活躍した足軽鉄砲隊も真っ青である。 【シバラク・オバマ】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-05-14 19:50:55) 233.《ネタバレ》 人間に潜む「悪」というものをここまで見せつけてくる作品は久しぶりに見た。アメコミを超えた、というキャッチコピーの意味は中盤まではわからなかったが、ラストでそういうことかと思わされた。 ■ジョーカーは完璧なまでの悪。それはただ単に残忍な悪事を彼が良心の呵責もなく犯すというそれだけではなく、彼は人々が信じていたい自分の心の中の善と希望をも破壊しつくそうとする。それがすなわちあそこまで高潔だったデントの転落である。正しく生きている「がゆえに」どんどんと不幸になっていくという究極の不条理の中において、彼はついに悪へとなびく。各レビュワーさんはこの辺についてさまざまな映画を思い起こしているようだが、自分の場合は「セブン」のラストを思い起こした。 ■だが、ある意味で彼以上の正義感を持つバットマンは、さらに辛い選択を取る。彼はまったく報われることもなく、誰からも評価されない、しかし人々のためにはなっている道を選び、自ら汚名を被る。「報われない、認められない正義」ほど、これまでの作品において描かれてこなかったものはないだろう。悲劇的な最期を遂げたとしても、「評価される」ことがほとんどだったからだ。わずかに「隣人は静かに笑う」のような例外はあるにしても、こういう展開は、しかも巻き込まれたのではなく自ら選びとるというのは、極めて重い。 ■ラスト前後のストーリーの重さは非常によかったのだが、前半がよくわからない展開(これはバットマンシリーズを見ていないからかもだが)なのと、全体に暗くてアクションシーンが特に何をしているのかよく見えないのとが大きくマイナス。夜しか出れないヒーローとはいえ残念。 【θ】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-03-22 00:13:56) 232.《ネタバレ》 気になってはいたもののバットマンシリーズ見たことないし時間も長いから、ずっとスルーしてたけど凄く面白かった。2時間半とはいえ無駄が無くテンポもいいから一瞬も目が離せない。 何より敵役が良い! ジョーカーはもちろんなんだけど、運こそ最も公平であると何でもかんでもコインで決めるトゥーフェイスも相当魅力的だった。闇堕ちしていく過程が描かれているから思い入れも強く、実は一番感情移入できたキャラクターだったりする。 【Trunk】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-03-08 20:44:08) 231.《ネタバレ》 ヒーローの内面(苦悩や葛藤)など違った観点か見せるのは面白いと思いますが、 最後まで重い空気で尺も長く感じ疲れました。 やっぱりヒーローものは、勧善懲悪で爽快感がある方が好きです。 というか、他のバットマン・シリーズは未見なので比較出来ませんが、そもそもバットマンに爽快感を求めてはダメなのかな? 今作はバットマンというより、ジョーカーの映画と思えました。 それ位、ジョーカー役が良かったです。 【ぐうたらパパ】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-02-10 14:40:32) 230.観る前はバットマンということで、お約束の勧善懲悪かと思ってました。しかし、いきなりジョーカーの鮮やかで残忍な仕事を見せ付けられ、かっこよかった。エージェントオブカオスの異常っぷりは総ての市民を震え上がらせ、徒党を組まず、正義の鉄拳をも粉砕し、 俳優のヒース・レジャーは撮影終了後死亡。ジョーカーというキャラクターは究極だと感じた。この映画で初めて悪が完璧な仕事をしている姿を見た気がする。音響も効果的でトータルに完成された作品だと思います。 99.99% 【warrabit】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-01-08 04:55:19)(良:1票) 229.《ネタバレ》 アメコミ物はそれなりきのイメージしかありませんでしたが、もはやお子様に見せられる次元ではなく、ここまでやるか!と驚きの連続。 特に検事の火傷顔にはインパクトがあり驚かされましたが、これがこの作品の象徴であったことが最後のほうの場面でわかり、妙に納得してしまいました。 例え下手ですが、勧善懲悪のロボットアニメ作品時代にガンダムが登場したときのような衝撃を受けました。 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-01-03 22:07:25)(良:2票) 228.この映画で示されている「悪」は、ぶれることのない徹頭徹尾の「悪」であり、悪はやっぱりこうじゃないと映画は迫力が無いし面白くない。 この悪の象徴であるジョーカーを演じるヒース・レジャーもやばい。知能犯かつサイコ野郎で得体の知れない悪人を完全に演じきっている。彼が善良な人間の醜い部分を巧みに利用して洗脳していくさまは本当にどきどきする。撮影後になくなったのが本当に残念。 善が悪に堕ちるさまを説得力を持って見事に描ききった痛快な傑作。 【ぷろぐれめたる】さん [映画館(字幕)] 9点(2010-12-26 17:12:20)(良:1票)
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